富山10 - 胃袋は大富豪!?『松月』で富山湾の宝石を300匹平らげる!最後の鎌倉!『鴇』の昼酒から七里ヶ浜を散歩して、名居酒屋『企久太』で痛飲!

2015年12月04日

成田から直行!湯島『シンスケ』→『エスト』は私的「黄金のハシゴ酒」!

備忘録的に、9月に上海から一時帰国したときのあれこれを。
今回は神奈川の家を引き払うという大仕事があったので、いつもよりおとなしめです。たぶん。

<1日目>
土曜日。午後五時に成田空港へ降り立ち、スーツケースを家に送ったあとは、そのままスカイライナーで上野へ。不忍池を眺めながら向かったのは、もちろん湯島の『シンスケ』だ。前回の広州駐在時代から、日本へ一時帰国するとなれば、この店を訪れずにはいられない。旨い酒と肴もさることながら、凛とした居酒屋としての空気を味わいたくて、足が向く。

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この二ヶ月間、上海では和食も日本酒も断っていたので、旬のものが並んだ品書きがいつも以上に眩しく見える。酒は、気張って大吟醸。珍しくこの日は機内でも酒を絶ってきたこともあり、久々の日本酒がことのほか旨い。僕は日本酒が一番好きなんだなあと、改めて実感した。

刺身は、まぐろ、鯛、蛸の三種盛りだ。どれも間違いなく旨い。こういうのを食べると、上海で無理して刺身を食わなくてもいいや、と実感する。餅は餅屋。刺身は日本で。

定番のねぎぬたの旨さに目を細め、名前からして旨そうな若鶏と秋茄子の揚げ煮に舌鼓を打つ。久々の和食なのだ、今日は贅沢するぞ!と意気込んだこのときには既に、純米のひや(常温)、ぬる燗と二本の徳利が目の前に並んでいる。

お次は、とこぶし蒸し。しっとり柔らかなとこぶしが旨いのは当たり前として、一緒に煮込まれたとろとろの葱がまた旨い。そして、いちじく揚げびたし。数年前に初めて食べて、目を見開いた一品。果物が酒の肴になりうることを教えられた。これには上燗だ。くいー。

腹は膨れた。あとはちびちびやろう。酒はひやに戻して、このわたを追加だ。のわっとした香りと濃厚な旨味。やっぱ最強の肴だよな、これ。

落ち着いたところで、四代目と少し話した。外国人客にも流暢な英語で対応していたことに触れると、東京五輪に向けて外国人客が増えることを想定し、英語メニューはもちろん、ベジタリアン用に鰹節を使わないトマト出汁まで用意していると仰って、驚いた。老舗居酒屋の守るべきは守りつつ、世界へ目を向けて試行錯誤しているのだなあ。

すっかり満ち足りた気持ちで店を後にし、次に向かうはもちろんバー『エスト』だ。湯島に来たら、『シンスケ』→『エスト』は規定の流れ。僕にとって、最も幸せなハシゴ酒である。

相変わらずお元気なマスターと息子さん(元・新橋『Atrium』のマスター)にご挨拶。僕にとっては息子さんも「マスター」なので、二人ご一緒にいらっしゃると、呼び方がややこしい(笑)。

ルナロッサ、クォーターデッキと定番を二杯干した後は、50年もののアクアビット。この日は記念すべき事情があったので、ちょいと奮発したのだ。その熟れた濃密な味わいは、今も喉が覚えている。

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本当はここから『Atrium』へハシゴする予定だったのだが、楽しい時間は早く過ぎるもので、気付けば終電の時間。さすがに二ヶ月ぶりの帰国で初日から家に帰らなかったら怒られるだろうなあ、くらいの想像力はあるので、色々なものを乗り継いで何とか帰宅。

二ヶ月間で高まりに高まっていた居酒屋やバーへの思いは、見事、幸福感へ昇華された。


<2015年9月>

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