2019年05月21日

北京出張35 - 満身創痍の日帰り出張!『一碗居』で疙瘩湯をすする。

12月後半。連日の暴飲暴食がたたったのか、クリスマスイブになって高熱と下痢を発症し、何も食べず、ベッドとトイレを往復するだけの24日を過ごした。

翌25日は、満身創痍のまま、日帰り北京出張。2018年最後の出張だというのに、冴えないことだ。

とはいえ、食への興味が失せたわけではない。この日は上海から同行した日本人が二人いたが、あの手この手でなんとか北京系のレストランで昼食を採る方向に誘導することに成功した。

店は、お馴染みの『一碗居』。同行者たちが名物の炸醤麺を威勢良く頬張る傍らで、大人しく疙瘩湯をすすった。

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おできスープという意味になる疙瘩湯は、小指の先ほどの小麦粉の玉がたっぷり入ったスープだ。元気な時は敢えて頼もうとは思わない料理なので、こういうときに食べておこう。

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トマト玉子のあっさりスープと疙瘩のもちっとした食感が、なんだか優しい。体調を崩してから丸一日何も食べていなかったこともあって、気付けばペロリだった。

↓因みにこれは麺湯(麺のゆで汁)。無料サービスなので、最後にこれで腹をおちつかせる。
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「体調悪いのに北京日帰りなんて大変ですね」と同行者は哀れんでくれたが、それは違う。まともに食事もできないのに北京に長居しても悔しくなるだけなので、敢えて日帰りにしたのである。

まあ、こんなこともあるさ。来年早々にリベンジするぞ!


<2018年12月> 


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2019年05月16日

食遊上海540『麦迪娜』『啤加』 - 懐かしの若者と新疆料理→クラフトビール。

この日のランチのお相手は、大学生。彼が以前上海に留学してた時に何度か杯を酌み交わした仲で、それから一年半、日本に戻った彼は春からの仕事も決め、就職前の長期一人旅の最後に上海に立ち寄ったそうだ。そういう時に声をかけてくれるのは、おじさんにとって単純に嬉しいことですな。

羊が食べたいというご要望を受け、ちょくちょく利用している浙江中路の新彊料理店『麦迪娜餐廳』へ。ここは店員のサービスは最悪の部類だが、店員全員がウイグル族で、出している羊肉の質はきちんとしている。

「何が食べたい?」と尋ねたら、「手抓飯(ポロ)が食べたいです!」と元気な答え。更に羊肉串を山盛り頼んで、霍爾頓(羊肉のトマト煮込み)も。大量の肉を前にして、ただただビールが進む。

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昼からすっかりいい気持になって、食後はぷらぷら散歩しながら、浙江中路を南下。ローカルな小吃店がひしめく雲南南路まで散歩した。このあたりは一回目の駐在時代に住んでいたところなので、僕には懐かしい場所だ。

ところが、その中に異質な店を見つけた。なんとクラフトビールバーだ。クラフトビールがブームの今の上海では特に珍しい存在ではないが、遂に雲南南路にまでそのブームが及んだのか、というところに驚きがある。

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店の名は、『Beer Plus/啤加』。確か長寿路や古北にも支店があった気がする。昔の雲南南路を知る身からすると、えらく場違いな印象を受けるおしゃれな空間だ。

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しかし、やはり雲南南路はやってくれた。この支店は他の支店とは異なり、なんと蛇料理を売りにしていたのだ。うっかり写真を撮り忘れてしまったが、「深夜蛇堂」なるキャッチコピーまで作ってアピールしていた(因みに、蛇はShe、食はShiで発音が似ている)。今度、みんなで来てみるかな。

話がそれたが、大学生の彼の前途を祝して、乾杯!ぜひとも寸暇を惜しんで飲むような社会人に成長してほしい。


<2018年12月> 『麦迪娜餐廳』『Beer Plus/啤加』


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2019年05月14日

食遊上海539『紅辣椒』 - ウサギの頭から始まる激辛四川料理の宴!

舟山から上海に戻り、さあ夕食だ。その前に、出張者と二人で漢中路の『啤酒阿姨』でゼロ次会。実は会社から徒歩圏内なので、こういうときは便利だ。

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その後は、地下鉄で徐家匯の『紅辣椒』へ移動。「日本では食べられない四川料理を食べたい」という出張者のリクエストを受け、初手は麻辣兎頭。字の如く、ウサギの頭を麻辣味で煮込んだものだ。「た、確かに日本では無理ですね。でも、美味しいです」とご満足頂けたようで何より。

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下の写真で、上下の歯をご確認頂けるかと。顔に張り付いた肉はしっとりしつつも張りがあり、舌や脳みそもそれぞれに美味しい。本場成都だと丸ごと出てくるけど、縦半分に割ってあったので、初心者にも食べやすかった模様。

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因みに、四川省では毎年三億羽のウサギが消費される。首から下の食べ方は、丸ごと炭火焼きにする烤兔が有名だ。

水煮魚、辣子鶏、椒麻鴨腸あたりは、麻辣を強く!という要望が効き、出張者がむせ返るくらいの仕上がりになった。そこに白酒をあおると舌が焼けて更にひどいことに(笑)。

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魚香肉絲、酸辣白菜、麻醤油麦菜あたりは癒し要員。辛さの緩急つけたラインナップが大事だ。

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うむうむ、いい感じ。ところが、途中で追加した麻辣豆腐には麻辣強化の要望が行き届かず、何とも中途半端な皿が届いた。

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これはこれですよという声もあったが、ダメダメ。別の店員を呼んでもう一皿作り直してもらったところ、グッと改善。

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よしよし、これならしっかり麻辣だ。日本からの出張者に「中国の麻婆豆腐は辛くなかった」などと誤解されては困るからな。

てなわけで、四人で白酒をウェーイウェーイとあおり、泥酔して解散!


<2018年12月> ■店舗情報■


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