今年の初めくらいから、これまで本ブログに書いていた中華料理レシピをnoteで書くようにしていたのですが、そのレシピが溜まってきたので、マガジン化してみました。 春と夏が旬の食材を使った中華料理のレシピが20個入っています。 マガジン内の記事にも書いたのですが
更新情報
最近の「おうちで中華」レシピです。
実は、少し前から、おうちで中華のレシピをnoteで公開するようにしてます。 溜まってきたので、リンクを貼っておきます(おうちで中華の一覧にも反映してます)。 熱拌蕎麺(麻辣まぜそば) 雪菜筍絲炒肉絲(高菜漬けと筍と豚肉の細切り炒め) 蒜蓉粉絲蒸蛤蜊(アサリと春雨
おうちで中華・備忘録 - 2020年1月
2020年1月の「おうちで中華」備忘録。 あそうだ、最近はnoteの方でレシピを公開しているのをお知らせしてなかったですね。 よろしければ、↓ごらんください! <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin漬物の出来上がりの見極めは待ちきれなくなったとき、ということで酸菜(白
【お知らせ】遂に最終回!連載「中国全省味巡り」、貴州省貴陽篇が堂々公開です!
80Cでの連載「中国全省食巡り」、最終回は我が愛しの貴州料理をご紹介します。 日本での知名度はゼロですが、独特の発酵文化が生み出した唯一無二の美味は、僕の人生を変えました。 本連載で書きたかったテーマを全て注ぎ込んだので、終了にも一片の悔いなしです。 奇抜な料
酒徒茶館・備忘録 - 2019年11〜12月
2019年11月〜12月の酒徒茶館。 和菓子で頂く中国茶もいいもんですな。 とらやの生菓子、毎度高いとは思いつつも「中国にいる間は食べられなかったし」と言い訳して買ってる(笑) <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin久々にガッツリ朝寝。十二時まで寝てたのにまだ酔ってる。
おうちで中華・備忘録 - 2019年12月
2019年12月の「おうちで中華」備忘録。 小ぶりながら我が家に紹興酒の甕が復活し、酸菜や咸肉といった保存食作りも再開しました。 珍しく台湾料理にも取り組みましたよ。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin上海時代の「自宅に甕のある生活」が忘れがたく、買ってしまいまし
蘇州12 - 最後は人気ローカル店の蘇州料理!良い意味でのベタな味に舌鼓!
「蘇州11 - 朝は再び蘇州麺!具を肴に朝ビールを決め、白湯麺と紅湯麺をすする!」の続きです。 麺を食べてホテルへ戻ったら、少し空気の状態が良くなっていたので、隣の盤門景区(蘇州古城の水門。世界遺産)を散歩した。宿泊客は入場料無料で入ることができるのだ。 お
蘇州11 - 朝は再び蘇州麺!具を肴に朝ビールを決め、白湯麺と紅湯麺をすする!
「蘇州10 - 蘇州の冬は藏書羊肉(実は山羊肉)!羊羹、鍋、麺と山羊を味わい尽くす!」の続きです。 翌朝。幸いにして快晴で、朝靄に煙る盤門景区(蘇州古城の水門)が最高だった!…とか書きたいんだけど、この週末はホント空気が最悪で、朝からPM2.5で霞む窓の外を見て、
蘇州10 - 蘇州の冬は藏書羊肉(実は山羊肉)!羊羹、鍋、麺と山羊を味わい尽くす!
「蘇州9 - ローカル蘇州料理店で過不足なく求めたとおりの蘇州料理ランチ!」の続きです。 冬の蘇州と言えば羊肉である。街中には藏書羊肉(藏書は地名)の看板を掲げた専門店があちこちに。 羊肉と言いつつ、実は山羊肉であることもミソ。蘇州を含む江南地方では、羊と言
蘇州9 - ローカル蘇州料理店で過不足なく求めたとおりの蘇州料理ランチ!
「蘇州8 - 蘇州の朝はもちろん蘇州麺!蘇州名物・麻餅の意外な美味!」の続きです。 麻餅を食べた後は、ホテルへチェックイン。一年半前の蘇州でも泊まった『蘇州呉宮泛太平洋酒店(パン パシフィック 蘇州)』だ。 ↓中華様式の造りと部屋から世界遺産が眺められるロケ
蘇州8 - 蘇州の朝はもちろん蘇州麺!蘇州名物・麻餅の意外な美味!
今日から新たに江蘇省蘇州篇を始めます。80Cに書いた↓の記事と併せて読んでいただけると、一層楽しめるかと。 去年の二月のこと。上海から30分で行けるんだから軽く麺を喰いに行く程度のノリでいいんじゃね、前回は離乳食だった子供も今なら色々喰えるだろうし、と一年半
おうちで中華144 - 発酵熟成肉の旨味をカボチャと共に味わう腊肉焼南瓜!
久々の「おうちで中華」。ここ一年は新生活の立ち上げに忙しく、調理過程を写真に撮ることやイチからレシピを書き起こすことが面倒くさくて宴会記事ばかりを載せていたが、今年は少しずつでもまたレシピ記事を書いていこうかと思う。 今日の料理は、腊肉焼南瓜。腊肉(中華
おうちで中華・備忘録 - 2019年11月
2019年11月のおうちで中華。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin最強の里芋料理・葱油芋奶。里芋は蒸して皮を剥く。小口切りの葱を多めの油でジュクジュク炒めて香りを出したら、里芋を炒め合わせて湯少々と強めの塩。湯と油が乳化してトロリとした葱ソースになれば出来上が
杭州5 - 西湖遊覧からローカル杭州料理!杭州巻鶏、桂魚臭豆腐、拌川!
ランチの後はベタに西湖遊覧。手漕ぎ舟を貸し切って、瓜子(向日葵の種)をかじりつつビールをあおった。 空は晴れ、空気も上々。思えば二十年前、学生時代の一人旅で西湖に来たときも、舟を貸し切って酒を飲んだっけ。昔から変わらない…どころか、あの時は紹興酒と鶏の冷
杭州4 - 杭州で農家楽!自家製腊肉、野ウサギ、川魚でご飯をがっつり!
二日目の昼食は、杭州郊外の農家楽・『青桃』へ出かけた。門をくぐったとこに腊肉とか腊腸がぶら下がってて、いきなりテンションが上がった。 黒板の品書きを見ながら注文を決める過程が楽しい。さっき見た腊肉はもちろん組み込み、野ウサギや川魚も試すことにした。 ↓品
杭州3 - 朝から杭州小吃巡り!片児川、猫耳朵、杭式小籠包、金団、桂花年糕!
ホテルの朝食では満足できない大人は、杭州の小吃を求めて朝から街へ繰り出した。 まずは、創業1867年の老舗『奎元館』。お目当ては、この店が始めたとされる杭州名物・片児川だ。不思議な名前だが、杭州では麺のことを川と呼ぶことがあるそうだ。 これが、その片児川。ラ
杭州2 - ロケーション抜群の西子賓館で杭州料理!うまいぜ、西湖醋魚!
多くの人は今日から仕事初めですね。さっさと帰って飲みましょう。杭州篇の続きです。 今回宿泊したのは、西子賓館。西湖の南端・雷峰塔の隣に広大な敷地を構え、部屋から徒歩数分で西湖が望めるロケーションが良い。敷地内には宿泊客しかいないので、喧騒とは無縁なのも◎
杭州1 - 西湖湖畔の『楼外楼』でベタな杭州料理を平らげる!
新年あけましておめでとうございます。昨年で中国在住時の日常記事はほとんど更新が完了しましたが、実はまだ記事にできていない旅行編が杭州、広州、蘇州、北京とたくさん残っています。今年はこれらをのんびりアップしていきますので、引き続きお付き合いください。あ、そ
【お知らせ】連載「中国全省味巡り」、第14回北京篇が公開です!
早いもので、2018年もそろそろ終わり。上海を離れてからもう8ヶ月が過ぎようとしているなんて、信じられません。これが今年最後の更新になります。皆さま、良い年をお迎えください! さて、80Cでの連載「中国全省食巡り」も、残すところあと2回となりました。最終回ひとつ
おうちで中華・備忘録 - 2019年10月
2019年10月のおうちで中華。 幻の枝豆・小糸在来を得て、枝豆料理をあれこれ。 我が家の定番中の定番である梅干菜炒肉や酸豆角炒肉末も登場! <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin休肝日の無聊を慰めるべく熱拌蕎麺!自家製辣椒油と醤油・黒酢・砂糖・花椒粉・胡麻油を合わせ
酒徒茶館・備忘録 - 2019年10月
秋も深まる2019年10月の酒徒茶館。 日本の菓子で味わう中国茶も、なかなかいいものですな。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin栗蒸し羊羹…ではなく、栗ういろう。ムニッとした中に混じる栗の食感が楽しい。香りもいいなあ。お茶は四川峨嵋山のジャスミン茶・碧潭飄雪。こ
食遊上海575『汕苑』 - 公式送別会は、潮州料理で後輩の成長に泣く!
会社の公式送別会は、最終出社日のランチだった。「どうせ上海人スタッフは酒を飲まないので、貴重な夜は酒を飲める相手と使いたい」と、僕が幹事の後輩に言って調整してもらった結果である。我ながら、酒を飲まない相手には情が薄すぎる(笑)。 会場は、潮州料理レストラ
海南出張19 - 最後の出張!当然の如く出てくる沙虫と白酒で乾杯!
本帰国数日前に、最後の海南島出張。この島にもずいぶん何度も訪れたものだなあ。 旧知の取引先は、会うなり「酒徒さん、よく来たね!帰国は残念だよ」という言葉に続けて、 「沙虫(スジホシムシ)と白酒はたっぷり用意したから安心してくれ」 それを聞いて明らかに困惑
食遊上海574 『Bistro 321 Le Bec』 - お気に入りのフレンチビストロで最後に全力ランチ!
帰国も押し迫った週末の土曜日。連れと二人で向かったのは『Bistro 321 Le Bec』。僕らがお気に入りのフレンチビストロで、この4年間、僕らが中国生活でもフレンチに対する渇きを覚えなかったのは、全てこの店のおかげだ。 最後くらいしっかり料理に集中したいよねと、子供
食遊上海573 『敦煌楼蘭州清真牛肉拉麺』 - 甘粛料理の羊尽くしと蘭州牛肉麺で送別会!
後輩3人と僕の送別会。とは言っても、店選びも注文も自分でやってしまうわけだけど(笑)。 選んだのは、甘粛料理の名店 『敦煌楼蘭州清真牛肉拉麺』。最後に旨い羊肉料理をガッツリ食べておきたかったのだ。無論、酒は白酒。持ち込んだのは、ババンと豪華に五糧液である。
食遊上海572 『鮮得来』 - 揚げた肉と餅!上海が誇るジャンクフード・排骨年糕!
「食遊上海571 『大壺春』 - 老舗の名物は正統上海スタイルの生煎と咖喱牛肉湯!」の続きです。 上海式の小吃もこれでしばらく食べ納めと思えば、あと一軒くらいはこなしておきたい。向かったのは、『大壺春』の目と鼻の先にある『鮮得来』だ。こちらも創業1921年の老舗であ
食遊上海571 『大壺春』 - 老舗の名物は正統上海スタイルの生煎と咖喱牛肉湯!
ランチでの上海老舗小吃店再訪も、いよいよこの日がラストチャンス。この日訪れたのは、古くからの小吃店が集まる雲南南路。十年以上前、1年間暮らした地域でもある。 訪れたのは、創業1935年の老舗『大壺春』だ。まだ十二時前なのに出来ていた行列に並びながら、名物の生
おうちで中華・備忘録 - 2018年11月
なかなか記事を書く時間が取れないので、とりあえずツイッターの記事をまとめておこうかと。 2018年11月の「おうちで中華」の記録です。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin暴飲暴食の日々を終えてのデトックス中華。ブラウンマッシュルームを大蒜で炒めて青葱を散らした蒜
食遊上海570『山間堂』 - 感謝!酒徒家サブダイニングの江西料理も食べ納め!
上海生活の四年間、我が家のサブダイニングとしての地位を保ち続けた『山間堂』。これほど味のクオリティが高く、化調問題も気にしなくていい江西料理レストランが徒歩圏内にあったことは、乳児がいて遠出が難しかった酒徒家にとって、大きな幸福だった。 その店も、遂に最
酒徒茶館・備忘録 - 2018年11月
おうちで中国茶を楽しむ「酒徒茶館」。 秋も深まる2018年11月のまとめです。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin本日の早茶は、岩手から上海に出張してきた食友から頂いたくるみ餅で鳳凰單欉。もっちり柔らかな生地の中にオニグルミがゴロゴロ入っていて、何じゃこれって言
食遊上海569 『盛興点心店』 - 下町の超巨大白玉団子とナズナワンタン!
上海生活もいよいよ大詰めだ。浦東での会議を終えて直帰する際に、渡し船に乗って黄浦江を渡った。船から見上げる上海の摩天楼も、一か月後にはお別れと思うとなんだか感慨深い。 浦西の渡し場で船を降りたあとは、モバイクに乗って老西門へ。このあたりの古い街並みも、次
おうちで中華・備忘録 - 2019年9月
なかなか記事を書く時間が取れないので、とりあえずツイッターの記事をまとめておこうかと。 2019年9月の「おうちで中華」の記録です。 <1> 酒徒(しゅと)@shutozennin久々のおうちで中華は麻婆豆腐。帰国後初めての四川料理だったので、豆板醤はどこだ花椒はどこいった
酒徒茶館・備忘録 2019年9月
<1> 酒徒(しゅと)@shutozennin本日の早茶は雲南那卡古樹の白茶。香りも甘みも爽やかで朝にぴったり。何か良い茶請けはないかと連れに尋ね、二◯加煎餅しかないと言われて微妙な顔をしたら、三歳我が子が「にわかせんぺいおいしいよ!」と会話に加わってきて、採用された
食遊上海568 『晶采軒』『紅辣椒』『香料集市』『GEMMA』『源禾清』など - 2019年3月
今日は、2019年3月の備忘録。 何でも行っている店での食事や小さなイベントをまとめた。 登場する店情報は、右上の「記事検索」で店名を検索すると、ずらーっと過去記事が出てきます。 <1> 『晶采軒』 酒徒(しゅと)@shutozennin仕事の下見も兼ねて豪華な箱の店でラン
食遊上海567 『蘭心餐庁』 - この上なくベタな上海料理ラインナップで送別会!
取引先の上海人が送別会を企画してくれた。メンバーに上海料理童貞の出張者がいたので、「典型的な上海料理を食べさせてやってください」と頼むと、快く引き受けてくれた。 店は、浦東の『蘭心餐庁(陸家嘴中心店)』。注文も全部お任せしたが、さすがは上海人。四喜烤麩、
食遊上海566 『利苑』 - 飲茶と広東料理の食べ納めは、もちろんこの店で!
広州在住時代から続き、上海でも我々酒徒家の心のよりどころだった『利苑』。帰国前の週末ランチでババンと食べ納めすることにした。 まずは、パリッとした皮とジューシーで柔らかな肉との組み合わせが完璧な脆皮焼鶏。うまいよなあ。こういう料理を家庭で作るのは難しいの
おうちで中華143 - 集大成!酒徒家の甕紹興酒を飲み干す会!
上海生活もいよいよ大詰め。我が家の居間に鎮座した甕紹興酒をきちんと飲み干してから上海を去らねばならない…ということで、後輩一家二組を招いて、「酒徒家の甕紹興酒を飲み干す会」を開催した。 ↓これです。だいぶ飲んだけど、まだ数リットル残ってる。 昼から半日近
食遊上海565 『月星羊肉館』 - 酒友と別れの宴!あちこちの茹でヤギと白焼羊肉火鍋!
いよいよ上海生活も最後の一か月に突入。食友のYさんとサシで一献やることにした。なんと、僕が上海を去るのと時を同じくして、Yさんも米国への異動が決まった。次、一緒に飲めるのはいつだろう。先のことは分からないが、とりあえず今、飲んでおかねば。 店は、前から候補
食遊上海564『王家沙』 - 超有名老舗小吃店で蝦仁両面黄、蝦肉小饂飩、蟹粉春巻!
この日は、後輩と二人で上海食べ納めランチツアー。 向かったのは、南京西路駅の目の前に巨大な店舗を構える『王家沙』。創業1945年の老舗小吃店だ。春先のこの時期は青団(草団子)が名物で、店の前にはそれ目当ての客が長蛇の列を作っていた。 それを横目に二階へ上が
【お知らせ】連載「中国全省味巡り」、第13回浙江省寧波篇が公開です!
今月の中国全省食巡りは浙江省寧波!中国最大の漁場を擁する海鮮料理の天国です。 王道から謎の食材まで多彩極まる選択肢に嬉しい悲鳴。 今回は怒涛の18皿をご紹介。もはや「3選」のかけらもねえ(笑) 酒徒(しゅと)@shutozennin今月の中国全省食巡りは浙江省寧波!中国