2016年12月09日

食遊上海331 『秦云老太婆攤攤麺』 - 重慶小麺ランキングNo.1の重慶小麺。

外回りの帰りに、後輩と中山公園で下車してランチ。本場・重慶で有名な重慶小麺の専門店が上海に出店したという情報を聞きつけたので、試してみることにしたのだ。

店にたどり着いてびっくり。ここは以前、ものすごく微妙な桂林米粉を出す店があったところだ。あの店が潰れたのは納得だが、今回は当たりだといいな。

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その名も、『秦云老太婆摊摊面』。店の口上は、「重慶小麺ランキングトップ50の第1位」。期待したい。

品書きを見る。一番スタンダードなものが摊摊麺(重慶小麺)と書かれていて、それがトッピングの具によって十種類ぐらいに分かれ、更にそれぞれ汁あり汁なしが選べるようになっている。

本場・重慶で重慶小麺を食べたことがない僕は、汁ありと汁なしのどちらが正宗(正統派)なのか分からない。店員に尋ねてみると、「どっちも正宗だよ」。おいおい、適当だな(笑)。

仕方がないので、「汁ありの摊摊麺(重慶小麺)」と言うと、今度は辛さを聞かれた。微辣(ピリ辛)から超級麻辣(むちゃむちゃ麻辣)まで全部で五段階。当然、超級麻辣をお願いする。後輩はひよって微辣だ。

↓汁ありの摊摊麺(重慶小麺)。超級麻辣。
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何にも具がないように見えるが、麺をかきまぜると、底に沈んだ葱やら青菜やら漬物やらが浮いてくる。それと同時に麻辣な香りが一気にモワモワと漂ってきて、思わずくしゃみが出た。

「無理して超級麻辣なんて頼むからじゃないですか」と、後輩。「うるさい、別に無理してない」と答えたものの、くしゃみをしているようでは説得力がない。久々の麻辣な麺を前にして、思わぬ失態をさらしてしまった。

↓ともあれ、いただきます。
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・・・うん。確かに麻辣がしっかり効いている。食べ始めてからはくしゃみをすることもむせることもなかったが、「麻辣なものを喰っているぞ」という満足感は得られた。

だが、「重慶小麺ランキング1位にふさわしい旨さなの?」と言われると、よく分からない。僕の中に、「重慶小麺とはこうあるべき!」というスタンダードがないものだから、「麺は細くなきゃダメらしいが、一応、細いかな」とか、「本場はもっと麻辣が強いイメージだけど、こんなものなのかな」とか、あやふやな感想しか浮かばなかった。

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それはつまり、「よく分からんけど、とりあえず旨い!!」と言うほどの感動はなかったということでもある。ここは是非、重慶小麺に一家言お持ちの方のご意見を聞いてみたいところだが、この店、どうなんでしょう?

尚、微辣を頼んだはずの後輩は、滝のような汗を顔からしたたらせつつ麺を頬張っていたので、普通の感覚で言うと、とても辛いのかもしれない。

また近くに来る機会があったら、汁なしを頼んでみようかな。


<2016年8月>


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2016年12月08日

食遊上海330 『KEVEN CAFE』 - 早朝散歩で老舗カフェのモーニング。

このところ、週末はいつも七時くらいには起床している。歳のせいか、昔より早起きが苦でなくなったということもあるが、盛夏に入ってからの上海は素晴らしい晴天続きで、暑くなり過ぎる前の午前中に旧フランス租界のプラタナス並木を散歩するのが、何とも気持ちがいいからだ。

この日も八時には連れと家を出て、ぷらぷら。せっかくなので、老舗カフェでブランチしていくことにした。

衡山路の衡山賓館の目の前にある『KEVEN CAFE』。最近、急増中のオサレカフェとは異なり、レトロ喫茶店のような内装とぶっきらぼうな中国人店員のやや雑なサービスが、僕には却って落ち着く。春先はずっとテラス席の改装工事をやっていたので、工事が終わったら行こうと思っていたのだ。

室内席は冷房が効き過ぎていて寒かったので、木陰のテラス席へ。すぐ近くに徐家匯公園や衡山公園があるせいか、このあたりの空気は上海にしては綺麗な気がして、心地良い。

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ここはモーニングセット(60元)が有名。フレンチトーストかパンケーキに好みの卵料理、更にオレンジジュースとコーヒーか紅茶がつく。僕はフレンチトーストに目玉焼き(片面焼き)、連れはパンケーキにオムレツ。どうということもないものだがマジメな味で、これが家の近所で自分の手を動かすことなく食べられると思えば、結構優雅だ。

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ま、食前か食後かも聞かずに、最初にオレンジジュースとコーヒーを持ってくるところなんかはご愛嬌。細かいサービスは求めてはいけない(笑)。


<2016年8月>


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2016年12月07日

食遊上海329 『品安煲』 - 久々の烤魚。4kgの雷魚を丸ごとぶち込む激辛鍋を皆でつつく。

老西門にある馴染みのビアバー『Jacky’s Beernest』の長い夏休みが開けたので、後輩3人を誘って飲みに行くことにした。せっかくなので、近くでローカル飯でも喰ってから行こうという話になり、店の近くを歩き回って適当に入ったのが、『品安煲』だ。

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僕らのお目当ては、烤魚。巨大な魚を丸ごと一匹こんがりと炭焼きにした後、そのまま長方形の鍋に入れて、様々な味のスープ(激辛麻辣味が人気)で煮込む豪快な料理だ。十数年前に北京や上海で一世を風靡した創作料理だが、今も生き残っているようで、ちょくちょく専門店を見かける。

この日の面子は僕以外、誰も烤魚を食べたことがないと言うので、それはいかんとこの店を選んだ次第。ただのチェーン店ではあるが、烤魚なんてどこで食べても大差あるまい(←適当)。

鯰魚(ナマズ)黒魚(ライギョ)の二種類から魚を選べたので、4kgの巨大黒魚を選んだ。これなら4人でも十分食べでがある。

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スープは、4〜5種類あった中から定番の麻辣味をチョイス。辛さの度合いは、僕は重辣(一番辛い)を主張したが、明日長距離出張を控えた後輩2名が微辣(へなちょこ)を主張し、協議の結果、間を取って中辣(中くらい)にすることになった。

が、注文表に記入する際、こっそり重辣にしておいてやった。うわははは、話がついたと思って安心して、実際に約束が実行されるかの確認を怠ると痛い目に合うのがこの国だといつも言っているのに、甘い奴らじゃ。

↓どどん!
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配材(その他の具)は、ご覧の通り。烤魚は言わば変形火鍋なので、スープには魚だけでなく色々な具を放り込んで食べるのだ。

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黒魚はエラ周りにも臭味がなく、なかなか良かった。味はまあ、見たまんま。下世話な味ではあるが、皆で大鍋を囲めばテンションは上がる。

ここは上海なので重辣と言ってもたかが知れている。微辣を主張した面子も何とか着いてこられる辛さだったようで、みなでガツガツと魚を食い、野菜を食い、冷えたビールをあおった。

腹を満たした後は、100mほど移動して、『Jacky’s Beernest』で二、三杯。隣に座った上海在住の中国系マレーシア人が台湾旅行でマスターへのお土産に買ってきた苦瓜ビールのご相伴に与ったりして、楽しい時を過ごした。

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解散は十時過ぎ。たまにはこんな理性的な日もある。


<2016年8月>


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