2009年08月17日

サムイ島2 - 意外!南の島で絶品イサーン料理!

カオマンガイで腹を満たした後は、チェンモンビーチのホテルに戻ってチェックイン。
午後中プールでぴよぴよしてエネルギーの消化に励み、よし、夕食へ向けて準備は万端だ。

再び原付にまたがって、薄暗くなったサムイ島を走った。
せっかくリゾートホテルに泊まったんだからホテルでゆっくりしたっていいはずだが、
初日のバンコクの2軒がイマイチだったので、ローカルフードに飢えていたのだ。

向かったのは、これまた例のサイトで見たイサーン料理専門店『クロックマーイ』
サイト曰く、「サムイ島でここより美味しいイサーン料理屋があったら教えてください」。
昼のカオマンガイで、サイトへの信頼度は鰻のぼりしている。こりゃ、行くしかないでしょ。

イサーン料理とは、タイの東北地方の料理のことだ。
内陸だけに、肉や川魚を使った素朴な料理が多い。但し、味付けは激辛!
何も南方のサムイ島で喰うこともないのだが、僕の大好物なのよねえ。

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原付を20分以上も走らせて到着したその店は、地元のタイ人で大賑わい。
僕らが入った10分後には満席となり、席待ちの客が出たほどだ。こういう店に来たかったのよー!

早速、指差し手帳を片手に、怪しげなタイ語で注文に挑む。
イサーン料理は、炭火でのあぶり焼きが豊富だ。
まずは定番のガイヤーン(鶏)コームーヤーン(豚の喉肉)をガッツリ!

普段なら同じ調理法の肉料理を2つも頼まないが、この2つから1つだけ選ぶのは不可能だよー。
どちらも「おりゃあビール持ってこーい!!」ってな味で、めちゃめちゃ旨い。

「これは最高だな!この興奮が昨日のレストランにはなかったんだよ!」
「そうそう!この、我を忘れてがっつきたくなる感じがね!」

↓タレに漬け込んでから焼くガイヤーンは香ばしい!スイートチリソースで。
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↓コームーヤーン。あぶることで程よく脂が落ち、身悶えせんばかりに旨い!
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ガイヤーンとコームーヤーンで「ヤーン」がかぶってるってことは、「ヤーン=焼く」なんだろう。
コームーのムーは豚だから、コーは喉とか首とかそんな意味なんだろうな。
・・・と、言葉が分からない国では、こういう推測とその後の検証が楽しい。

イサーン料理といえば、のソムタム・タイ(青いパパイヤのサラダ)も忘れてはいない。
あれ、でも、「アオペッペッ(辛くして)」と言った割には辛さが微妙だぞ・・・?
 
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実は、これが出てきたのには、ちょっとした手違いがあった。
本来僕らが頼んだのは、ソムタム・プー・パラーだったのだ。
河蟹の塩漬けと小魚のぬか漬けを入れたソムタムのことで、独特の発酵臭があり、
タイでも東北出身の人以外は食べられない人も多いという、クセのある一品だ。

で、店のお姉さんは「外人があんなの食べる訳がない、きっと間違ったんだ」と考えたのだろう。
気を利かせたつもりで普通のソムタムに変え、多分、辛さも控えめにしてしまったに違いない。

「ま、普通のソムタムも好きだからいいけどね」
「でも、やっぱりもう1回頼もうぜ。この量ならいけるだろ」

ということで、二度目の正直、ソムタム・プー・パラー
僕らの推測は当たっていたようで、店のお姉さんは「OK?OK?」と何度も確認してきた(笑)

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お、やっぱり今度は辛さも段違いだ!ちゃんと本場っぽい味になったぞ!

臭さについて言えば、そんなに気を遣われるほど凄まじいものではないのだ。
くさやも臭豆腐も大好きな僕らにとっては、むしろかぐわしい香り。
ちょいと生っぽい蟹の香りと塩気に発酵小魚の旨味が加わり、なんとまあ酒に合うサラダだろう。

それから、ラープ・ルアッ・スックも旨かったなあ。
ラープとは、ひき肉を生唐辛子や各種ハーブや炒った米の粉末と和えたもの。
これは、牛のひき肉を用い、更には牛の血も加えてある。
 
↓生肉・生血バージョンもあったが、初日から腹壊しても嫌なので、今回は泣く泣く断念。
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「最近、『血』と言われると、とりあえず食べたくなってしまうよ」
「いいんじゃない、美味しいんだし。麺のときも思ったけど、コクがぐっと増すよね」
「その土台の上で、生唐辛子がビリビリ暴れまわる感じがいいな」
「うん、明日はお腹が大変そうだけど(笑)」

続いて、思わず「旨い!」と唸ったのが、お姉さんから熱心に勧められた雷魚のスープ
雷魚はプラチョーンと言うはずだが、料理の正式名称は分からない。

ココナツミルクを入れないバージョンのトムヤムスープみたいな味で、
魚のダシに酸味と辛味がズババンと効いていて、旨いことおびただしい。

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「最初は『南の島で川魚かー』と思ったけど、これはスゴイな!」
「皮の裏まで美味しい川魚なんて、いつ以来だろうね!」

中国でも雷魚はよく食べるが、都会のレストランじゃほとんど臭いものにしか出会えない。
さすがは島、きっと綺麗な川で育ったんだろうなあ。

主食は、イサーン料理には欠かせないカオニャオ(蒸したもち米)
手でクニュクニュしてから料理のタレに付けて食べるといいと聞いて試したところ・・・

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旨い!(テーレッテレー♪)
ソムタムの汁とかスープとか、何にでも合うな、これ!
今までは「腹に溜まるから無理して食べなくても」と思ってたけど、次回以降は必須だなあ。

 
…鶏・豚・牛・魚を平等に食べて、腹ははち切れんばかり。
昨日は得られなかった満足感で胸を一杯にして、店を後にした僕らだった。


■今日のお店■
『クロック・マーイ/KHROK MAI』
*店名は、ソムタムを作る木臼のことなんだそうだ。
*行き方は、「ほうぼう屋」さんのサイトからどうぞ。
 → クロックマーイレストラン タイ東北地方料理

尚、食後は、チャンウェンビーチの『ARK BAR』でカクテルを一杯。
砂浜に席を設けた雰囲気満点のバーだったが、僕には音楽が騒がしすぎた。若い人向きかなあ。





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1. ココヤシと夕陽  [ サムイ島の夕暮れ ]   2009年09月03日 15:53
ココヤシと夕陽がサムイほどピッタリするところを他に知りません。あの夕暮れの世界でまたまどろんでいたい。

この記事へのコメント

1. Posted by nao   2009年08月17日 16:07
おお!久しぶりに酒徒さんの「テーレッテレー♪」を読んだ気がします(笑)。そんなに美味しかったんですね。
また最近は血を見ると妙に心騒ぐようですね。どこかで首筋を咬まれた記憶はないですか?
2. Posted by 酒徒   2009年08月17日 18:22
>naoさん
ただのモチ米と言ったらそれまでなんですが、酒と一緒に楽しめる主食には点数が甘くなるのです(笑)
蚊なら心当たりだらけなのですが、吸血蚊ってのもいるのでしょうか。そういえば、最近は日の光を浴びに外に出るのも億劫になっている気がします!

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