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今日のテーマは、雪菜。高菜に似た青菜の漬物で、何かと炒めたり、スープにしたり、江南料理では八面六臂の活躍をする。

半年ほど前に真っ当な伝統製法で作られた雪菜を通販で見つけて以来、我が家でも八面六臂の活躍をしている。雪菜を使った料理は、塩気も旨味も雪菜に頼ればいいので、何しろ簡単。パッと思い付いたらすぐ作れる割に、滋味深い味が楽しめるのが魅力だ。

↓雪菜。
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で、今日の料理は、雪菜肉末燉豆腐雪菜と豚ひき肉と豆腐の煮込み料理だ。それこそ雪菜の旨味を活かすので、長々煮込む必要はない。ものの20分でできる気軽な料理である。日本では、高菜で代用してもらえればいいと思う。

<材料>
・雪菜(細かく刻む)
・豚ひき肉、豆腐(絹でも木綿でもお好みで。今回は絹。大きめの賽の目切りにする)
・生姜(細切り)、青葱(小口切り)
・油、お湯

<手順>
1)中華鍋にたっぷりの油を強火で熱し、ひき肉をしっかり炒めて、取り出す。
2)中華鍋に多めの油を中火で熱し、生姜の香りを出してから雪菜を炒める。
3)1)のひき肉を炒め合わせたら、豆腐を加え、ひたひたのお湯を加える。
4)10分ほど煮込んだら皿に盛り、青葱を散らす。


味付けは、いらない。本当に何もいらない。
尚、お湯の量を増やすと、雪菜肉末豆腐湯というスープ料理になる

さあ、作っていこう。

1)中華鍋にたっぷりの油を強火で熱し、ひき肉をしっかり炒めて、取り出す。

↓超強火でたっぷりの油を熱してから入れると、焦げが少なくて済む。
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↓肉から水気が出なくなるくらいしっかり炒めたら…
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↓一度取り出す。
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2)中華鍋に多めの油を中火で熱し、生姜の香りを出してから雪菜を炒める。

↓今度は中火で。
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↓雪菜を炒める。
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3)1)のひき肉を炒め合わせたら、豆腐を加え、ひたひたのお湯を加える。

↓まず、さっきのひき肉を加える。
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↓お次は豆腐。
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↓豆腐を崩さないように混ぜて、湯を加える。
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4)10分ほど煮込んだら皿に盛り、青葱を散らす。

↓ぐつぐつ煮込んで、水位を減らしていく。
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↓できた!いただきます。
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こんな簡単なのに、ただただ旨い。雪菜とひき肉と油から塩気も旨味も香りも全て出るので、本当に味付け不要なのだ。

僕は、漬物の塩分を嫌って、添加物満載のまともに発酵もしてない漬物もどきをありがたがる人の感性が本当に分からない。その塩気を上手く活かせば、こんなにも優しい料理が出来上がる。

↓うまひ。
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真っ当な漬物が家に常備されているだけで、食卓は手軽に豊かになる。

そのことが舌で理解できる料理である。

■備忘録■
雪菜肉末燉豆腐 雪菜肉末炖豆腐 雪菜と豚ひき肉と豆腐の煮込み料理 − 江南料理
<材料>
・雪菜(細かく刻む)
・豚ひき肉、豆腐(絹でも木綿でもお好みで。今回は絹。大きめの賽の目切りにする)
・生姜(細切り)、青葱(小口切り)
・油、お湯
<手順>
1)中華鍋にたっぷりの油を強火で熱し、ひき肉をしっかり炒めて、取り出す。
2)中華鍋に多めの油を中火で熱し、生姜の香りを出してから雪菜を炒める。
3)1)のひき肉を炒め合わせたら、豆腐を加え、ひたひたのお湯を加える。
4)10分ほど煮込んだら皿に盛り、青葱を散らす。

<2018年2月>