2018年07月31日

海南出張17 - 遂にありつけたカブトガニ!まずいと言われるその味や如何に!?

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海南出張16 - 怒涛の海鮮三昧!豪華なやつから奇妙なやつまで勢ぞろい!」の続きです。

翌日の夕食は、身内三人で食事。レストランの選択肢自体がほとんどない田舎町なので、新規開拓はさっさと諦めて、以前も訪れたことのある海鮮料理店へ向かった。(→過去記事

同行者(三代目)は急に異動が決まり、今回の出張が最後の海南島となる。せっかくだから何か思い出に残るものを食べさせてあげたいものだ…と考えていた後輩思いの僕の目に、素晴らしいものが飛び込んできた。

これである。

↓どーん。
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カブトガニだ。日本だと天然記念物だけど、海南島だと普通に食材扱いなのだ。正式名称は、鱟魚なのかな?海南島では海怪と呼ばれていた。一応、これを「怪(奇妙)」だと思う感覚は、海南人にもあるんだな。意外。

「これだ!これしかないだろ!」とはしゃぐ僕。
「別に僕は食べたくないですけど、まあどうぞ」と同行者(三代目)はあきらめ顔だ。

お言葉に甘えて、早速、頼むことにした。これまで何度もレストランで見かけたことはあったんだけど、注文権が取引先だったり、同行者に反対されたり、一人じゃ流石に大きいと諦めたり、苦節十数年、ずっと食べるチャンスがなかったのだ。

値段はうろ覚えだが、雄が148元で、雌が288元とかだったかな。雌の方が二倍くらい値が張るが、そこはもちろん雌を選択した。調理法はスープか紅焼(醤油煮込み)だと言われたので、後者にしてみた。

↓食べられるのが分かったのか、カブトガニは変なところで関節を曲げて、逆立ちを始めた。
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しばらくして供された、紅焼海怪。カブトガニを甲羅ごとぶつ切りにして、あっさり醤油煮込みにしてある。甲羅の裏にへばり付いた蟹味噌のようなものと脚やその付け根の肉を食べる。

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カブトガニはまずいという噂を聞いていたが、まずいと言うほどでもない。ミソの濃厚さも脚肉の食感も、蟹や海老と比べると何となくボヤけていて、脚肉の量も少ないので、食材として珍重されない理由は分かるが、変な臭みはないし、それなりに美味しく食べられた。

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僕の場合、初めての食材を食べる時は多分大量のアドレナリンが出てるのだが、それを差し引いても、まずいとは言えないと思う。同行者たちも普通に食べてたし。奇抜な見た目のせいで、凡庸な味だとまずいと思われてしまうのではないだろうか。

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そういえば、雌だが卵はなかった。産卵期ではないのか、時期によっては卵が毒を持つらしいので取り除かれたのか。食べてる時はこういうものかと思っていたので、聞きそびれてしまった。次回は、注文するときに確認しないといけないな。聞くに、ハタハタの卵みたいにブリブリしているらしい。

その他の料理はさらっとご紹介。

↓白灼蝦(茹で海老)。わがままでカブトガニを頼んだので、普通のものを(笑)
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↓蒜蓉蒸弯螺。牡蠣に似た形状の二枚貝にニンニクと春雨をたっぷりのせて蒸したもの。
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↓芹菜炒牛肉。中国セロリと牛肉の炒めもの。フィリピン人出張者が肉も食べたいと言ったので。
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↓海南島の白酒・海口大曲。僕が飲みたいと言ったので。
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↓虫草花拌脆筍。虫草花(サナギタケというキノコ)とタケノコの辛味和え。
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↓清炒龍豆。四角豆の炒めもの。
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↓海鮮炒粉。シーフードライスヌードル炒め。
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中国のハワイと喧伝される三亜あたりと違って、暑いだけで綺麗な海もない僕の出張先ではあるが、面白いものさえ食べられれば、長旅の疲れなんて吹っ飛ぶ。

今回は有意義な出張であった。


<2018年6月>



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この記事へのコメント

1. Posted by わきばら   2018年07月31日 21:51
カブトガニ食べるところが結構あるんですね。小学校の遠足で浜に打ち上げられた彼らの死体を見てほとんど食べるところはないなと思ってました。
これからも食材探求を極めてください。
2. Posted by 酒徒   2018年08月01日 11:52
ありがとうございます。意外にもそれなりに食べるところはありましたね。甲羅の大きさに比べたら少ないですが。

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