2018年08月13日

食遊上海505『干鍋居』 - 貴州へのいざない!同行者夫妻と白酒&定番貴州料理の宴。

かつての同行者(二代目)が、旦那さんを伴って上海へ旅行してきた。今のご時世、旅行先に上海を選ぶ日本人なんて多くはないと思うが、実はこの夫妻は3月にも一度上海へ来ていて、そのわずか3か月後に再びやって来たのだから、なんとも物好きなことである。

しかも、度重なる訪問の目的は、「中華を食べること」と「中国の食材や商品を買って帰ること」だというのだから物好きの極みと言うしかないが、なんだか将来日本に帰任した後の自分を見ているような気もする。

旦那さんが羊肉好きだということで、前回は甘粛料理の『敦煌楼』(→過去記事)で白酒&羊肉&蘭州牛肉麺の宴を張った(記事を探したが、ない。うっかり書き残すのを忘れていたようだ)。

今回も羊…と最初は思ったが、日本では食べられない中華を食べて世界を広げてもらうのもいいだろうと考え、貴州料理をアレンジすることにした。場所は、南京東路の『干鍋居』である。(→過去記事

持つべきものはよくできた後輩というやつで、なんと同行者夫妻は白酒を持参してきてくれた。しかも、ただの白酒ではない。中国十大白酒ブランドのひとつにも数えられる安徽省の銘酒『古井貢酒』の、十年古酒である。

↓どーん。誰だ、このおっさん?
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高級ウォッカと同じように、瓶の中には透かし彫りが施してあった。その肖像は、なんとあの曹操。そういや、彼の出生地・豫州沛国譙県は今の安徽省亳州市だったな。

↓曹操だった!
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とまあ、そんなことはどうでもよくて、カンパーイ!

料理は、スタンダードなものをずらりと並べた。

↓涼拌折耳根は、ドクダミの地下茎の和え物。「え、ドクダミ?」という旦那さんの反応が初々しい。
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↓鮮椒厥根粉は、ワラビ粉ヌードルの激辛黒酢和え。
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↓水豆豉拌蕨菜。ワラビと水豆豉(≒納豆)の辛味和え。
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↓家鄉血豆腐。豆腐に豚の血や五香粉を混ぜて干して燻製したもの。酒のつまみ。
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↓酸菜炒湯圓は辛い青菜の漬物と胡麻餡入り白玉団子を炒めたもの。初めて食べる人は必ず驚き、そして気に入る一品。
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↓貴陽辣子鶏は、骨付き鶏肉にむっちょりした発酵唐辛子をからめた激辛の一皿。
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メインは鮰魚(ナマズの一種)を丸ごと煮込む酸湯魚!トマトと米のとぎ汁の発酵スープがベースになっていて、穏やかな酸味の奥に骨太なコクが広がる。発酵に優れた貴州料理の代表選手だ。これを食べてもらわねば、貴州料理に連れて来た甲斐がない。

↓どーん。
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〆は、怪噜饭。ドクダミの地下茎や腊肉(ベーコン)、紅豆(小豆)、缸豆(ササゲ)、芹菜などを醤油と糍粑辣椒で炒める。

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全て楽しんで頂けたようで、何より。食後に同行者夫妻は、「発酵のコクと旨味が素晴らしいですね。また、発酵唐辛子由来の辛味は四川や湖南の辛味とは全くの別物ですね」と大変正しいコメントをした。教え甲斐がある夫妻である。

二次会は、同行者夫妻から是非にと言われていた『Jackie's beernest』へ。旦那さんはクラフトビール好きだそうで、となれば上海でこの店を外すわけにはいかない。

ところが、(というか、喜ぶべきことではあるんだけど、)わざわざ日本から来たからか、はたまた女性だからか、同行者はジャッキーから↓のグラスをプレゼントされてて、僕は発狂寸前に!数年前からこれだけ通ってる僕ですらもらったことないのに…!おい、ジャッキー、一体どういうことだ!(笑)

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ともあれ、泥酔で解散。楽しい夜でした。

<2018年6月> ■店舗情報■ 



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