2008年12月16日

広東飲茶写真館28 - この蜂の巣はムッチムチのピュルピュル!

すりつぶしたタロイモを揚げた様子が蜂の巣に見える昨日の点心・蜂巣炸芋角
今日の点心は、「蜂の巣」つながりでセレクトしてみた。

PC133592

おお、正に蜂の巣そのもの。そりゃハチノスって名付けたくもなるわなあ。
・・・ということで、牛の第二胃・ハチノスを使った点心なのだ。
 
その名も、秘醤沙嗲金銭肚
金銭肚がハチノスのことで、蜂の巣状の文様が銅銭一枚一枚に見えるというのが名前の由来。
牛の内臓を見てお金を連想するなんて如何にも中国的発想だ、などと書いたら怒られるかな。
だって、蜂窝肚(蜂の巣の胃)という別名もちゃんとあるのだから。
  
沙嗲は、先日アモイ篇で書いたばかりだからご記憶の方も多いだろう。
沙嗲=サテで、東南アジアでよく食べるピーナッツソースのことだ。
サテと秘醤=秘密のタレで味付けしたハチノス、ってのが点心の名前から得られる情報である。

しかしまあ、見事なハチノスだこと。
こんなにも肉厚なものを見せられちゃあ、食べる前から笑顔になってしまう。

果たして、とても旨い。期待通りにムッチムチの食感で、それでいてものすごく柔らかい。
下ごしらえのとき茹でるんだか蒸すんだか分からないけれど、この仕上がりは見事!

臭みなんてあるはずがない。
ソースの味が中までしっかり染みていて、噛むたびにピュルピュルと旨みが染み出してくる。

「沙嗲って言っても、ピーナッツ風味はあまりしないな。秘密のタレと混ぜてるからか」
「秘密のタレって何だろうね。ちょいとピリ辛で、XO醤の風味もするけど」
「XO醤って単体で使うと嫌らしい味になりがちだけど、こんな風に控えめなら悪くないね」

ハチノスの下には、嬉しいオマケがついていた。
ハチノスやソースの旨みがたっぷり染み込んだジャガイモだ。

PC133598

「これも旨いねえ」
「えーと、全部で3つあったよな。・・・じゃーんけーんぽん!勝った!」

とまあ、メインのハチノス同様、奇数の場合ジャンケンで奪い合う対象になりえる旨さなのである。


■今日の点心■
秘酱沙嗲金钱肚 mi4jiang4sha1dia3jin1qian2du3
撮影@『北园酒家』
住所:越秀区小北路200-202号
電話:020-83563365  



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この記事へのコメント

1. Posted by ayazi   2008年12月16日 12:59
これ、私、目がないんです。
ええ、なにぶんモツ女ですから。
でもこれ、北京では「金銭du」って言いませんよね。
確か爆duでは、「葫蘆」と呼ばれていたような?
あ、これは羊か。
どっちにしても、「金銭du」は南のほうの言い方なんでしょうか?
2. Posted by 酒徒   2008年12月16日 13:04
>ayaziさん
そういえば、確かに広州に来てからですねー、金銭duという呼び方を見かけるようになったのは。上海でも見た記憶がありません。
こちらでは、飲茶の点心でも普通の広東料理でも金銭duという呼び方が一般的ですので、やはり南方ならではなんでしょうね。

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