◆湖北で食べた◆

2011年02月25日

武漢の蓮根スープやら、重慶のルビー鴨血やら。

<中国本土在住で写真を見られない方は、リンク先の「GO」を押してみてください>
 
♪フレディ あなたと出会ったのは 漢口
♪揚子江沿いのバンドで あなたは人力車夫を止めた
 
ということで、今週は武漢に出張で、さだまさしが歌った漢口の租界跡もざっと眺めてきた。
 
これまで武漢には出張やら何やらで4回ほど来ているが、
残念ながら「食べるため」に訪ねたことはないので、イマイチ当地の「食」がつかめていない。
  
そもそも武漢の属する湖北省の料理自体が、中国では影が薄い。
北京の湖北省駐京办事处で食べたときも、周囲の省の影響を満遍なく受けている印象で、
湖北ならではのアイデンティティを強く感じられなかった、というのが正直なところだ。

今回の食事も全て客先の手配だったので、その理解が深まったとも言えないのだが、
有名な排骨蓮藕湯(豚のスペアリブと蓮根のスープ)が食べられたのは嬉しかった。
  
湖北の蓮根が有名なことは前にも触れた。実際、湖北人にとっても自慢の一品のようで、
「そろそろ蓮根の旬は終わりなんだ。もう少し遅かったらこの料理も食べられなかったよ」と、
会食を手配してくれた湖北人の客が、得々と説明してくれた。
  
で、そういう発言をするのが、何気に20代の独身男性というのが中国の面白いところで、
やっぱりみんな、基本的に「喰うのが好き、郷土の料理が好き」なんだなーと思う。
   
今回改めて、湖北料理は唐辛子を使うが湖南ほど辛くはなく、四川のように花椒を使うでもなく、
味付けは地味に塩味ベースなところがその印象を弱くしているのかもなあと感じたが、
いつか機会があったら、しっかり食べに行ってみたい。
  
武漢の前には、重慶も訪ねた。
身内で食べた夕食は、出張の同行者を重慶式火鍋の店に誘導することに何とか成功し、
彼らには普通の牛肉や羊肉を注文しておいて、僕は独りで鴨血毛肚鴨腸を楽しんだ。
  
重慶の鴨血は、やっぱり最高!
写真は過去記事を見てもらうとして、よく見かける火を通して灰色になったやつじゃなくて、
生血に塩水を加えたままの、ルビーのように美しい鴨血の滑らかな舌触りと言ったら!
「あいつ、変な奴だなー」という同行者達の視線が全く気にならないくらい(←元から?)、旨い!
 
翌日の昼食は、時間の都合で、ホテル近くのフードコートで四川小吃を食べるのが精一杯だった。
全国の小吃を節操なく何でも揃えているフードコートの中から、
担担面麻辣豆花凉拌折耳根を見繕って、10分ほどでガガッと胃袋に放り込んだ。
 
普段からローカルフードに対して、化学調味料がひどいだの、味が濃過ぎだの書いているので、
僕はフードコートの食事なんて食べないんじゃないかと思っている読者の方もいるかもしれない。
   
まあ、自分自身で食事場所を自由に選べるときなら決して食べないのは事実だけれど、
機内食やしょーもない和食を食べるくらいなら、迷うことなくフードコートの地元料理を選ぶ。
少なくとも味付けは他地域で食べるより本格的だし、僅かながらも旅情が高まるからだ。

↓担担面。混ぜたあと。
P2210004
↓麻辣豆花。
P2210001
↓凉拌折耳根。ドクダミの刺激と激辛のダブルパンチ!だが、それがいい。
P2210005

調子に乗って久々に激辛料理をたっぷり胃袋に詰め込んだら、翌日は腹を壊した(笑)。
 
 
■今日の料理■
排骨蓮藕湯 pai2gu3lian2ou1tang1
担担面 dan1dan1mian4
麻辣豆花 ma2la4dou4hua1
凉拌折耳根 liang2ban4zhe2er3gen1

*撮影場所は、忘れました。。
  



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酒徒 at 02:33|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!