July 2006

July 31, 2006

M:i:III

J・J・エイブラムス監督

囚われた恋人を助けるために奔走していたイーサン・ハント。
しかし10カウントの後、彼の目の前で恋人は撃たれる。はたして何がおきたのか! ……という倒叙形式で始まるミッション・インポッシブル第三弾。

躁映画。
観終わってまず頭に浮かんだのが、そんな言葉。
全編ハイテンション。飛ばしすぎ。
そりゃ、この調子なら「ジャンピング・オン・カウチ」(なんでも、とあるトーク番組で、トムは突然カウチに飛び乗って跳ねたらしい)もするよなー。などと感じたのでした。

観終わって二週間経った今も、その印象しか残ってません。
……あ、細かいところは忘れてるってことですね(笑)

これでもかとばかりに次々押し寄せる困難。
けど、倒叙形式で語られるせいか展開は読めます。
とてもわかり易い(=誰でも楽しめる。しかし、キレ味は鈍い)映画だったけど、
術中にはまったというか、楽しませていただきました。
これぞハリウッド映画! でした。
後に残るものはないけど、こういうの好きです。血が騒ぎます。

「パート1」や「カクテル」や「宇宙戦争」などのコネタもオイシイ。

ところでこのミッション。
「不可能なミッション」というより、「プライベートなミッション」に思えるのですが。

パート4は日本で作りたいと言ったとか言わないとか。
でも毎回パートナーになる女性が代わってますよね。
今回の展開を受け、でも、今後どうなるんでしょう。
「結局、妻が殺されて……」から始まったりして。

ボンド・ガールならぬ、ハント・ガールの中では、
パート1のエマニュエル・ベアールが好みだなあ。


chikachan112 at 22:11|Permalinkclip!映画 |   【ま行】

July 30, 2006

7月の総括

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新しい眼鏡買いました〜。
セルフレームのスクエア。色は黒。
今まではめていたのが、ピンクと赤なので、一番フツー?
でも、裏とサイドにちょこっと白とスケルトンが入ってます。

炊飯器買いました〜。
玄米が炊けるヤツが欲しくて。
圧力鍋でもいけるのだけど、毎回そいつを使うのは面倒だったので。
ここんとこ玄米ご飯に凝っています。快調。快○。
しかし玄米って買うとめちゃくちゃ高いのね。びっくらした。
わたしは実家作成のものを送ってもらってるんですが、ただ時々、籾殻がついてます(笑)

バーゲンは微妙な成果。
会社の服装規定が厳しくなったので、そいつに添いそうなものを何点か、必要なだけ。
おかげで「安く買えた」という満足感はあるけど、「好みのものを買った」という満足感は得られませんでした。
その反動が眼鏡に出たかも……。あと傘も。豹柄使いにふらふらと。

はまってた昼ドラ終わっちゃいました。
ええ「吾主婦」です。8週間、楽しかったです。
ところで作中の最終週のエピソード「おうち」にあった「吾猫」執筆当時の夏目漱石邸ですが、
明治村に移設されていて今も当時の雰囲気のまま残されています。
小学生の頃から知っていたので「存在している」ことを疑問に思ったことがなかったのですが、……実は東海ローカルな知識だったの? ないものとされてて驚きました。

本は、なぜか話題作が手元にあります。
サッカー大好きな同僚から、例のK氏の失言よりも以前に、「ジェフ千葉にいるこの監督、凄いんだよ」といわれて借りました。
数日後にテレビを見ていてぶっとびました。
どうにも恥ずかしくて通勤電車では読めません。結局一ヶ月以上借りたままです……。


映画は……、えー、来月観ます。


chikachan112 at 17:21|Permalinkclip! 

July 15, 2006

やわらかい生活

廣木隆一監督

バリキャリだった優子は人生の底に落ちた。精神に捻挫を負い、薬が手放せない毎日。だがそれをそのまま受け入れようという気分もあったのか、蒲田という「粋」のない下町に移り住む。やりたいことだけやって生きてみるために。そして出会い、再会もする幾人かの男たち……という話。

話の骨子は単純だけど、風景の妙とか、各キャラとか、ちりばめられているもののセンスがよくて、それがいい味を出してます。
孤独な優子が出会うさまざまな出来事や、人とやわらかに触れあうそのここちなどは、まあ、普通に面白く、女の人に受けそうね。という感想。

しかしなによりも、この映画の収穫はトヨエツ!! 

今まで、それほど凄い役者さんというイメージは持ってなかったんですよ。すいません。
あまりTVドラマを観ないので「愛しているといってくれ」も「弁護士のくず」も観ておらず、認識不足は承知してるんですが。
「妖怪大戦争」の加藤、「疾走」の神父様、「日本沈没」の田所博士など、
それぞれ巧く、しっかりとはまってはいるんだけど(<もちろんそれは達者だからできることですが)、
自分の中での彼は、物語のファクターとして綺麗に機能する人という位置だったのです。
与えられたものは充分にできているけれど、
そこから突き出るほどの、役をはみ出して話の印象を変えてしまうほどの、
もっとあおるなら、彼の演技があったからこそこの映画が面白いとまで思えるほどの、
大きな存在ではなかったのですね。
「きらきらひかる」の、医師でゲイで偽装結婚する男(名前忘れました)は好きなのですが、それでも、美青年でエリートっぽい見かけと相まって、上手いな、見事に収まってるな、という印象でした。
「12人の優しい日本人」も、役者役だし、あの話ははみ出しては反って拙いでしょう。

そこでこれだ。
副主人公だからこそ多くのスポットライトがあてられていたのだけど、
でも、役柄の中の役を演じているのではなく、「役」から「人」が滲み出してましたね。
あの役がトヨエツでなかったら、きっと印象は違ってました。

「40にして惑う!」と映画の中でも言ってましたが、
40「にして」じゃないだろ、あんた40までずーと、ふいたかふーたか生きてきてその始末なんだろ? ホンマだいじょうぶか?
と思わせるダメっぷりが、仕草や表情に表れてましたね。
福岡の田舎で派手な外車乗って、イカした服着て、仕事にかこつけてできちゃった結婚した奥さんと家庭を省みず、別居して、女作って、店潰して、逃げた女に「ついてきた」つもりで入れてもらえず、従妹の家に転がり込む。
田んぼのまんなかでスカイブルーの車走らせてるところで、また、東京にその車で出てきたところで、
彼の背負ってきたもの(というよりも背負わなかったもの)が見えてきて、お見事、と感じました。
しかし主人公・優子に見せるさまざまな優しさや甲斐甲斐しさ、親の死の話をしている時の様子は、しっかりと地に足がついているようにも思わされます。
その、ダメ男ぶりとの落差が、不自然ではなく地続きのものとして、
トヨエツは巧く埋めていました。

そして、
困ってしまった時の顔、言い辛いことを言う時の顔や間が、なによりよかったですね。
カッコつける顔、怒った顔、そういうはっきりした顔って、誰でも上手にできるのだけど、
正か負かのどちらかに触れかかる微妙なあたりって、幅が出るように思います。
過去のある真実を告白された時、胸を見せられた時、最後に車の中で帰ると言った時。
どれも、頭の中に一瞬で回り巡るごちゃまぜの感情が、そのまま観るものに手渡されたようでした。

えー、というわけで、これからちゃんと注目していきます。


chikachan112 at 21:21|Permalinkclip!映画 |   【や行】

July 05, 2006

お茶をにごす

友人の日記に脳タイプ判断とかいうのがあったのでやってみました。

うさんくさーいと友人は言って(書いて)いたのですが、
……たしかにうさんくさいわ。
「新しいオリジナル言語」って……、コリン星にでも行けと??
「右腕または左腕に」って……、すごいおおざっぱな表現つか、右と左の違いはなに?


●あなたの頭脳タイプ <Cc型>


語彙の豊かなあなたは、言葉を駆使して思いきり発想をふくらませていき ます。ユーモアを解し、時には新しいオリジナル言語をつくり出したりも します。これからの社会では特に要求される能力です。
文系の哲学・文学・教育学・人間関係学などをベースにして仕事を展開す るとその能力は十分に生かされます。マスコミの世界にはこのタイプが多 く、文才を磨いて身をたてることもできるし、活躍しているタレントもほとんどこのCc型です。


[相性判断]
◇あなたは今会社やグループの右腕または左腕になれる方でしょう。それとも実質的には社長さんや代表なのだけれども、一代目や誰か他の人が頑張っておられて少々目の上のたんこぶと感じておられるかも。そんなあなたをひと回り大きくしてくれるのはBc、Dcの人達でAc、Ba、Bb、Da、Dbの 人達も支えとなってくれるでしょう。


●あなたの知能領域(考えたり憶えたりする材料 )
あなたは、言葉の意味などを材料に
『概念的にとらえ』考えたり憶えたりする能力に優れています。


●あなたの知能活動(どのように頭を働かせるか)
『拡散的思考型』
あなたは、気のきく人で、創造性があります。 一つの事柄から色々な方向に思いをめぐらした考えができる人です。 アドリブがきき、発想・アイデア連想能力に優れています。


とまあ、このような怪しげ記事でお茶を濁しまして、また沈むこととします。
多分、一ヶ月ほど……

chikachan112 at 22:31|Permalinkclip! 

July 01, 2006

ビッグ・リバー

舩橋淳監督

バックパッカーの日本人青年、妻を捜しにパキスタンからやってきた中年男性、トレーラーハウスで無為な日々に押し込められているアメリカ女性。アリゾナの砂漠で偶然出あった3人はひとつの車で旅をすることになる……というロードムービー。

爽やかで暖かい話でした。湿った暖かさではなく、からりとした印象。
なぜかシャワーを浴びた後のような、さっぱりとした気分になりました。

3人というのは人間関係のバランスがとれる最少単位。
そんな風に感じました。
出会いは偶然なのだけど、ひとりの手助けをしたり、ふたりの仲が良くなったり悪くなったり、それをフォローしようとしたり、キレたり、しかし心配をかけまいとしたり。
やがて友情が生まれ、愛情が生まれていく。

その様子をじっくりと描いてました。青い空とオレンジの大地の中で。

やがて物語が終わる頃、出会うべきして出会った3人のように思えてきました。

人生は河のようなものかもしれない。滴から始まって、ささやかな水の流れとなり、曲がりくねり、別の河、別の人との間には隔たりがある。砂漠が、岩が、荒野が、人のこころの壁のように横たわっている。
でもその河は、進み行くにつれ、誰かとまじわるかもしれない。ともに流れていく大河となるのかもしれない。一方でまた、別の流れを選ぶかもしれない。

ラストのモニュメント・バレーの空撮シーンは圧巻でした。
映し出されているのはたしかに砂漠なのだけど、大きな大きな河のようにも見えます。


chikachan112 at 17:52|Permalinkclip!映画 |   【は行】