March 2007

March 30, 2007

投げるな! 危険。

美容院に行ってきました。
わたしのいつも行く美容院、ヒアルロン酸の実験をやってくれたり、宝塚のヅラの話をしてくれたりと、
なかなか楽しいです。
担当してくださっているかた(男性)は、それほど話上手というわけでもないのだけど、
ときおり美味しいネタを披露してくれます。
今回は大阪時代の同僚の話。

担当さんの同僚に、酔っ払うとなにをするかわからないひとがいたそうです。
他の同僚男性と数人で、勉強会から飲み会に流れ、おひらきとなって全員揃って駅へ。
そこで起った事件。
件のナニヤラカスカ同僚が、ホームにいた見ず知らずの女性集団に、投げつけたそうです。

生首を。

……いや、カットの勉強に用いる「ウィッグマネキン=首だけの人形」を。

伏線は、勉強会。
皆さんその日、鞄の中に持ってたんだって。

ま、行きずりの人に投げようなんて考えるのはナニヤラカスカ同僚くらいだそうですけどね。

当然、大悲鳴、大パニックとなり、それなりにシラフな人が首を回収し、ナニヤラカスカ同僚をひっぱって、駅から逃げたそうです。

わはは、わたしなら投げられてみたい。その生首。

chikachan112 at 22:41|Permalinkclip! 

March 29, 2007

蟲師

大友克洋監督

「蟲」といわれる妖しきそれは、人や動物とはまた別種の生き物である。蟲はただそこにいるだけのこともあれば、人にとりつくこともある。そんな蟲の起こした事件を扱うものを蟲師といった。これはまだ日本が自然と共存していたころの物語である……。

情景を愛でる映画ですね。
ロケ地も、滋賀や岐阜ということで、映画で描かれた風景には馴染みを感じます。
山里で育ったこともあり、そこになにかの異形が潜む……というシチュエーションはかなり好きなのですよ。
(ちなみに原作者は山口出身だそうです。今回の映画は山が中心だったけど、原作には海も登場します。山陰を旅行したとき、山と海の多い景色を見て、ナルホドと思わされました)

俳優陣もなかなか美しく、幻想的で、まったりと、2時間余をスクリーンを眺めて過ごすにはよい感じの映画でした。

……うん、雰囲気はね。いい感じなんですよ。

でもストーリーは、着地点がよくわかりませんでした。
狐に化かされたような気分です。

原作は、漫画喫茶で読んだので、微細なところは記憶にないです。
たぶん、4つほどの話を混ぜてあったと思います。
その繋ぎ方が問題なのか、解釈を違えているのか、
基礎知識はあるつもりなんだけど、やっぱりわかんないや。
特に、どうしてギンコが元気になったのかというあたりと、ぬいの最期と彼女の行動が。

説明不足は否めないでしょうね。
一緒に観に行ったのが、原作を読んだことのないひとで、
物語の重要なファクターである「こうき」がなにか、ちっともわからなかったそうです。
「こうき」は命の水であり、蟲のもとだとも説明される「光酒」、光の酒という文字を当てるんだけど(美酒らしい)、
はがね(鋼・刃金)の気、だと思っていたと、後で言われました。光脈も鉱脈だと。
どうしてあの父親が酒のにおいがするっていってたのかやっとわかった、らしい(苦笑)。


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March 27, 2007

さよならみどりちゃん

古厩智之監督

「バイト先の憧れの人」だったユタカと遂に結ばれたユウコだが、彼は「オレ、彼女いる」とあっさり。それでも彼が好きなユウコはセフレとして半年(一年半かも……)を過ごす。ユウコはユタカに命じられるがままスナックで働くこととなり……という話。

あらすじを書いていて、ろくでもない話だなあと思ってしまった(笑)。
実際、「おいおい、なにやってるんだよ」と思ってしまう「ろくでもなさ」を持った話でした。

つまらない、とはちょっと違うんですよ。
えーかげんにせんかい! とユウコとユタカを怒鳴りつけたくなる気分になるんです。

たぶんその「えーかげんにせんかい」時期が、恋愛どっぷりはまり時期なんだろうなあ、と思ってしまいました。
そうなんだよね、なんでこんな恋愛を、なんでこんな男を(女を)と、周囲や未来の自分から、呆れられたり叱られたりすることって、人間誰しもあります。
  …………いやあると、思うよ。完璧な恋愛を繰り返してきた人には
  呆れられるかもしれないけど(爆)。


ユタカは万年金欠のバイト暮らしで、前カノが訪ねてくるとその職場も放棄するいいかげんな男で、沖縄にいるという本カノみどりちゃんと別れもせずユウコの家に泊まりに来る。新人バイトの女の子とも軽口を叩き、機に乗じて寝る。
ユウコは元々嫌と言えない性格で、そんな彼の言いなりになっている。でも割り切れない気持ちが蓄積し、紛らすように行きずりの男や思いを寄せてくれた年下の男と関係を持ってしまう。

どうにも共感できない彼らの行動。
だけど、ここまで酷くはないにせよ、理性が感情に負けてしまうことはありますよね。

ダメだよそんなことやっていちゃ! とTVのこちらで幾ら叫んでも、彼らには届かない。
ま、映画の登場人物に届かないのは当たり前だけど、
「恋は盲目」状態になったひとに対しても、同じようなものかもしれないね。
助言は、別の次元からの言葉にしか思えないのかもしれない。
「好き」という感情には、誰も立ち向かえない。

ひとは正しい道ばかりを歩くものではない。

観てる間は楽しめないんだけど(ラストは弾けてて楽しめましたが)、
腹立たしくも面白い、不思議な印象の映画でした。


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March 25, 2007

シリアナ

スティーヴン・ギャガン監督

シリアの石油をめぐって世界の(本作では主にアメリカ)思惑が絡み合う。ある小国の新たな油田に王位継承権争いが重なり、複数のアメリカ石油企業やアナリストが群がる。その合併を巡り、幾人かの人生ドラマが交錯する。……という話。

うーん、こんな短い文なのに「からむ」「かさなる」「あう」と似たような単語が多くなってますね。

そこから思い計ってください、というのは大変横柄ですが、
実に、絡まりあって難しい話でした。

そりゃそうだよね、富や権利や争いのもとである石油の問題を2時間のドラマに仕上げているわけだから。
現実世界でも頭狂いそうなほど駆け引きがあるわけで、
王にも企業戦士にもその妻にもスパイにも末端の作業員にも、ものすごい影響があるわけです。

監督とともに脚本も手がけたスティーヴン・ギャガンは「トラフィック」の脚本もやってます。こちらも麻薬がからんだ3つのドラマが重なり合う話。複数視野の話がすきなのかな?

てなわけで、冒頭から30分くらいは混乱してさっぱりわかりませんでした。誰がなにを狙って、どんな立場なのか、ちんぷんかんぷん。
でも、マット・ディロンにある事件が襲い掛かってから、面白くなってきたな。

誰がなにを狙って……って書いたけど、
狙いはひとつ「石油をいかに自分の利にするか」なんかな。
兄王子とマット・ディロンの熱い言い争いには、ぐっときました。
男として「この計画」に関わりたい、世界を変えたい、と思うマット・ディロン演ずる彼の気持ちはよくわかります。

であると同時に、もしかしたら陰謀めぐらすオヤジたちも、
元は彼のように熱い思いを持ってたのかなあ……なんて想像も。

それぞれの思惑が複雑に絡まって、どこからか変化して、濁って、腐って……
このあたりが経済モノの面白さなんかなあ。

しかし物語は、実にあっけなく、かなしく、そしてとても「ありうる」と納得する形で、終焉を迎えました。
その終焉を悔しく思い、そして恐ろしさも感じました。


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March 24, 2007

パリ、ジュテーム

コーエン兄弟、トム・ティクヴァ監督 他

パリの街角を舞台にした18個の「愛」がテーマの物語。18人の監督により、それぞれが選んだ場所を舞台として描かれた5分の短編集。

同じようなコンセプトの映画に、99年作の「チューブ・テイルズ」ってのがありました。
こちらはイギリスの地下鉄を舞台にした9つの物語。
劇場で観てどの物語も気に入って、DVDを買ってしまいました。
いつかイギリスに行きたいな……と思ってはいるんだけど、それは果たせず仕舞。

さて、本映画「パリ、ジュテーム」も、同じようにフランスに憧れさせてくれるかな、と思って劇場に足を運んでみました。
劇場で観て良かった、と思えるほどには満足。
けど、さすがに5分は短く、面白さを感じる前に終わった話もあって、そこは残念。
(「チューブ・テイルズ」は全体の尺が88分。一本あたりだと7〜10分ってとこ?)

気に入ったのは、(以下、監督名〜作品名)

コーエン兄弟「チュイルリー」
スティーヴ・ヴシェミ主演。観光客としてわかるわかる、と思える話。

ウォルター・サレス「16区から遠く離れて」
切ないです。16区っていうのはお金持ち街らしいですね。

イザベル・コイシェ「バスティーユ」
これも違う意味で切なく愛しい話。
結婚は牢獄、でも脱獄の手前であることが起って……という話……、だと「バスティーユ」って名前からイメージしてたのだけど、どうやら今ここは市場街みたいですね。赤いトレンチコートの面影を追うにふさわしい街ってことなんかな?

オリヴァー・シュミッツ「お祭り広場」
アップから俯瞰に換わっていくようすが好き。

ヴィンチェンゾ・ナタリ「マドレーヌ界隈」
エンドロールと合わせてみると実に微笑ましい。イライジャくんのハート型に広がっていく血も可笑しい。
ええ、先日「NOTHING」でぽかーんとしてしまったあの「CUBE」のナタリ監督ですよ。やっぱこのひと、ワンアイディア短編のほうがいいんじゃないの? と改めて思った。

トム・ティクヴァ「フォブール・サン・ドニ」
ラストの一撃がきいてる実に可愛い話。ナタリーと、メルキオール・ベスロンとかいう男の子が走る様子が、とても愛らしくてはなマル。この監督も短編(「ラン・ローラ・ラン」は短編とも言えるし)のほうがパンチがあるんじゃない?


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March 23, 2007

デジャヴ

トニー・スコット監督

543人もの犠牲者を出したフェリーテロにATF捜査局のダグも捜査に加わる。キレモノの彼は事件の断片とかかわり、事件のかぎを握る女性の死体を見せられ、生きていたころの彼女に惹かれていく。やがて彼は、密かに計画されていたある特殊捜査に加わっていく……という話。

面白かった! っす。

何度か映画館でこの映画のCMを観ていたけど、
あまりネタバレしてませんでしたよね?
自分、積極的に情報を集める方ではないので、断片CMの興味のみで観ました。(ここ近辺は、そのCMさえもなるべく観ないようにしてましたね)
おかげで、どのジャンルの映画なのかわからないまま観ることが出来、
展開を楽しむことができました。

うん。この映画は、事前情報入れずに、あっちこっちと展開する物語を眺めているのがいいと思います。

てわけで、以下。観た方だけ覗いてください↓↓
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chikachan112 at 22:02|Permalinkclip!映画 |   【た行】

March 22, 2007

県庁の星

西谷弘監督

上昇志向のつよい県庁公務員、野村。大規模プロジェクトの前段階として民間企業の人事研修のメンバーに選出されたが、しかしその派遣先は時代遅れのスーパーで、教育係はパート職員だった。……てな話。

官と民の違いを面白く描いているようですが、
いやいや民間のでかい会社の正社員だって、
公務員なんてくらべものにならないほど鼻持ちならねえぞ。
……それはともかく。

「マニュアル主義」「上司に聞かないと発言」など、たいへん笑えました。
世界の中の日本人をネタにしたジョーク集にも似たようなのがあったよね。
ええ、けっしてお役所だけの問題じゃないんですよ。
マニュアル主義。ことなかれ主義。自分は偉いんだ幻想。けっ!(<<よほど思うところがあるらしい)
ラストの一撃もリアルでよかった。
県や市の倒産も、それこそ「いま、そこにある危機」だしねー。

全体の流れにはなるほどと思わされたけど、
残念なのは、ラブロマンス要素かな。
無理に入れ込んだ感が漂ってました。

なんで、恋人に振られたからって、いきなり教育係の女性の家にいくかなあ。
それも出世のためにつきあってたよーな彼女なのに(違うかもしれませんが、あの映画では読み取れない)

なんで、男が傷心だからって、いきなりプロジェクトの現場に迎えにいくかなあ。場所聞いてたっけ?

仕事のいきさつとか、事象の流れとか、そういった理詰め事項は、後追いで説明されても納得するんだけど、
気持ちの動きってのは、その時点のキャラクターの気持ちに寄り添えてないと、
面白いとは感じられないね。


chikachan112 at 21:55|Permalinkclip!映画 |   【か行】

March 20, 2007

霊柩車に出会ったら……

親指を隠しなさいと、いいますね。
いいませんか? 今の若いお嬢さんたちは。
親の死に目にあえないから必ず隠しなさいと、わたしは幼い頃に聞いていました。

理由はよくわからないです。
ネットで調べてみたら、諸説ありました。
親の死に目にあえるあえない、ではなく、
親を、死という穢れから守れるか否か、って説もありました。
それは前提から違いますよね。
また、護る対象は、親(親指からの連想)ではなく、自分だという話もありました。
さらに、霊柩車うんぬんというのは近代になって換わった話だから、
もともとは葬列に遭ったらだ、という話もありました。

共通するのは、
忌みごとに出会ったときに、とりつかれないよう心を強く持て、というような内容でした。
親指の先から、まがごとがやってくるのだとか、
親指を内にして握るということは、こころをしゃんとさせるのだとか。


……てな民俗学趣味(趣味?)はさておきまして。

えー、わたくし、このたびやっと骨折のためにあてていた副木をとることができました。
しかし筋肉がさぼっていたせいで、指がうまく曲がりません。
親指を、残り四本の指の下にがしりと握れない状況です。

いま、霊柩車には遭いたくないです。


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March 19, 2007

グッドフェローズ

マーティン・スコセッシ監督

こどもの時からギャングに憧れていた主人公。仮親となるマフィアに見込まれてその世界に入り、暴力と栄光の人生を歩む。仲間も女も手に入れたと思ったものの、やがて裏切りが……。

「ディパーテッド」より面白いスコセッシ・マフィア映画と聞いたので、観てみました。
音楽の乗せ方、キレた暴力シーン、けっして頂点に立てないアイルランド系の悲哀など、なるほど「インファナル・アフェア」をスコセッシ流に料理するにあたって、本作が影響していたのだろうと思わせられる映画でした。
90年作。……つまり17年も前の話なのね。
(舞台はさらに古く、60年代から80年代で、実話に基づくらしい)

そのためか、面白いけどどこかありがちな印象。
けど、ナマの時代に見ていたら、きっと「かっこえー」と思っただろうな。
音楽もね。今は、やや時代を感じてしまうんだ。

でも俳優陣は古びないね。
デ・ニーロ、脂がのってます。
レイ・リオッタ、これが出世作だったのか。脳みそ食われるひとの印象が強くて(笑)
ジョー・ペシ、怖い。リアルな怖さ。


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March 18, 2007

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

マイク・ニューウェル監督

シリーズの4作め。 “三大魔法学校対抗試合”が復活し、ハリーが、なぜだか年令制限を破って参加(というか選ばれる)。争われるのは命をかける危険な戦いだった……。

飽きた飽きたといいつつ、結局観てるってとこがA型ですね。
WOWOWで(だったか?)撮ったのは12月だけど。

最大の危機とかいわれながら、のんびりダンスパーティとかしていて、しかも一年か半年くらい対抗試合がなされているように思え、
単なる「若き魔法使いたちの成長話」のいちエピソードなのか、次につなげるだけの話なのかな?

chikachan112 at 20:23|Permalinkclip!映画 |   【は行】

March 17, 2007

メーテレのバカやろー。

4月から、金曜ナイトドラマ枠に「時効警察」が帰ってくる(第二シーズンが始まる)という話をかねてから聞いておりまして。
このたび前クールドラマの「特命係長 只野仁」が最終回を迎えるということで、HDDに撮ったのでした。

え? そりゃもちろん、CMを観るためですよ。
だから本編すっ飛ばして、ラスト10分ほどをじーと観てたわけですが。

エンドロール(というかラストソング?)が終わって、日曜洋画劇場のCMと別のなんかの番宣と、それから一般企業のCMがでて、あれあれ、という間に、録画が終了してしまいました。

しかし。
しかしわたしは観ました。
ほんの一瞬だけど、エンドロールの最後に、サブリミナルな映像を。
わたしの瞬間記憶力(ただしテキスト系はまったく駄目)と
HDDの録画力を甘く見てはいけない。
コマ送りで観た所、一枚だけ「時効警察」の執務室に集う人々が写ってました。

くっそー、切ったな、メーテレ(名古屋のテレ朝系放送局)め。次回放映予定ドラマのCMを。
オダジョブログで見ると、東京(か?)ではちゃんと流れていた様子。

あの枠で、カルト趣味の視聴者を軽く見てはいかんぜよ。


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March 14, 2007

パフューム ある人殺しの物語

トム・ティクヴァ監督

18世紀、パリ。悪臭漂う魚市場で産み落とされた青年は、人の悪意と利己主義の中で育つ。そんな彼には天性の才能があった。それは、すべての匂いをかぎ分けられること。しかも何キロも離れた場所の匂いでさえ、わかるのだ。長じた彼は、一人の少女の匂いに惹かれるのだが、ふとしたことで彼女を殺してしまう。彼女の匂いを再現しようと考えた主人公は……。

いやはや、「ある人殺しの物語」として、たしかに迫力のある話でした。
匂いというパーツを集めたアソート殺人、とでも言うべきなのかしら。
トンデモ物語が展開していくので、呆れながらも、惹きこまれていったんだけど、
楽しめたかと言われると微妙です。

誰もが嫌いな匂いというのは想像できるのだけど、
誰もが好きな匂いというのは想像できない。
それも、同じ反応をしてしまう好ましい匂いというのが、なおさらに。
(臭いほうは、同じ反応をしますけどね)

それでも同じ反応をさせるほどの最高の匂いなのだ、という説得が描かれてなかったように思う。……というか、わたしには伝わってこなかった、ということなんだけど。
判らないのは体臭の薄い日本人だからなのかな。

以下、ラストシーンに触れます。↓↓↓続きを読む

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March 13, 2007

叫(さけび)

黒沢清監督

東京湾岸の埋立地でみつかった赤い服を着た女の死体。捜査に加わった吉岡(役所広司)は、なぜかそこに自分の痕跡を見つける。吉岡には赤い服の女が誰なのかまったくわからない。自分が殺したはずはない。そんな吉岡の前に、女の幽霊がやってくる。あなたに逢いたかったと……。

新しい幽霊映画を描きたかった、という監督。
まあたしかに、幽霊が歩いたり人と会話したりというのは、最近のJホラーではなさげですが、
しかし、映画を観て一番感じたのは、新しさよりも
「ああ、いつもの黒沢監督っぽい」でした。

以下、ネタバレ ↓↓↓
続きを読む

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March 06, 2007

それは違うと思います。〜その2「目撃」

先日の記事のS上司。
たまたま机の引出しを開けたところを通りかかり、見てしまいました。

キャンディーの袋、チョコの徳用袋、およそ、4・5種類。山盛りてんこもり。

思わず、見なかったふりをして、
遠いところを眺めてしまいました。が。

あんた、痩せたいの? 太りたいの?

ツッコミ入れると怒りそうなキャラなんで、ここでつぶやいておきます。

王様の耳はロバの耳〜!


chikachan112 at 19:52|Permalinkclip! 

March 04, 2007

エクステ

園子温監督

コンテナ一杯に詰められたアジアからの人毛。それは日本女性にエクステとして加工される商品。そんなコンテナの一つに、ある少女の死体が混じっていた。少女は臓器も眼球もとられ、ゴミのように捨てられていた。その少女に興味を持った死体置き場に勤める山崎が、彼女の毛を加工してエクステに仕上げたところ……。

とまあ、おどろなシチュエーションなんですけど、
まーったく怖くないです。
しかしコメディとしては、最高に面白かったです。

山崎@大杉漣のハジケっぷりは眼福(え?)。楽しませていただきました。
初手から、最期の「それからどうしたオジサン」(……あの「ハクション大魔王」の場面転換にでてくる傘さしたひとです)まで、
どこを取ってもインパクト大です。
それに加えて、主人公@栗山千明の、
海辺で迎える爽やかなラストシーンに呆れかえり、ぶっとびました。

どこまでが本気で、どこまでが冗談なのか、わからない話でした。
体中から涌き出る髪とか、イッちゃってるオヤジとか、エトセトラ、
人の神経を逆なでる気持ち悪いシチュエーションてんこもりなのに、
主人公だけは助かって「あはは」と笑うグットエンド。
ふざけているのか媚びているのか、正直わからない。

……うーん、それとも馬鹿にしてるんでしょうか。
ホラーなんて書き割りのような人間で充分だろうと、
わかりやすい展開で怖がれと。

ま、笑わせてもらえたから、いいんですけどね。

chikachan112 at 21:55|Permalinkclip!映画 |   【あ行】

March 01, 2007

墨攻

ジェイコブ・チャン監督

紀元前370年ごろの戦国時代。燕と趙の戦いの狭間にあった小国・梁は、趙に攻められ風前の灯だった。そこで梁は戦わずして城を守るという墨家に支援を求める。ひとりやってきた革離は、早速城の守りを固め…という話。

習ったはずですが、中国史は苦手です。
何から何まで全部漢字なので、よくわからなかった学生時代です。(そういう問題?)

とはいえ、大変楽しめました。

派手なアクションもいいですが、
軍師の話というのはやっぱ面白いのよ。
いかにして自分に能力があると認めさせるか、
言葉と行動と、両方の示し方。
また、「城」という素材を、どう攻め、どう守るか、
相手の出方を読んで、どう動くのか。
ゲーム感覚かもしれないけど、敵方の将軍もカッコよく、萌えるものがありました。

うん、戦いのアレコレは面白かったよ。
アンディ・ラウは当然のことながら、若君も弓隊のトップもステキです。

しかしいまひとつ、アンディ・ラウの立ち位置がわからない。

悟っているのか悟ってないのか、
対象となる国をどうしたいのか、
戦いたいのか戦いたくないのか、
などが、映画を見終わった後で、疑問として残りました。

先に見た人ふたりに、
「実戦は初めてだった」
「戦いの中で変化した」
と教えてもらってなるほど見かけの割に迷いがあったのかと納得はしたのですが。

それってつまりは、あれですかね、アンディ・ラウが

「坊やだからさ」

ってこと?


chikachan112 at 21:52|Permalinkclip!映画 |   【は行】