June 2008

June 07, 2008

幻影師アイゼンハイム

ニール・バーガー監督

家具職人の家に生まれたイリュージョニストのアイゼンハイムは、身分違いのために引き裂かれた少年時代の初恋の相手公爵令嬢ソフィと再会する。彼女はハプスブルグ家皇太子の婚約者となっていた。ソフィに気持ちを残しているアイゼンハイムは、皇太子の女性関係の悪い噂も知って、皇太子を思わず挑発してしまう。激怒した皇太子は……。

小粒の映画なんだけど、アカデミー賞の撮影賞にノミネートされただけあって、雰囲気のある画面づくりでした。
狩猟が趣味という皇太子の居城がなかなか悪趣味に素敵で、
廊下にずらああ〜とカモシカの剥製が並んでるんですわ。
ここでまず、お!とひきつけられました。

アイゼンハイムが気に食わない皇太子。
一度は自分の運命を諦めたものの、再会によって心が揺れるソフィ。
そんなソフィを救い、今度こそ手に入れたいと願うアイゼンハイム。

駆け落ちを計画した矢先、
ソフィは皇太子と会った後、死体となって見つかった。

人間を一人消す方法とは、と考えると、
ミステリ読みにはどうしてもその後の展開がわかっちゃうんだけど、
それでも「どこに仕掛けが隠されてるかな」と
裏を考えながらみるのが楽しい。
身分違いの恋物語にも見どころアリ。
(しかもロミオとジュリエットのリスペクトにもみえるんだ、これが)

この3人に上手に絡んでくるのが皇太子の手先になって動いている警部。
アイゼンハイムの敵に見えて……という人物。
物語の話者でありながら、どっちの方向に動くかな〜というオイシイ役で、オイシイ仕事をしてました。
ラストも決めてくれます。

ところで皇太子のモデルはこのルドルフ(ウィキペディアリンク)かな?

映画中に出てきた「イリュージョンで見せた父君の肖像」がフランツ・ヨーゼフ一世だったし。


chikachan112 at 22:41|Permalinkclip!映画 |   【か行】

June 02, 2008

ラスベガスをぶっつぶせ

ロバート・ルケティック監督

MITの優秀な学生ベンは、ハーバード医科大への入学が決まっていたが、30万ドルもの学費に頭を悩ませていた。そんなある日、ミッキー教授からラスベガスで儲けないかという話が持ちかけられる。それはブラックジャックで“カード・カウンティング”という手法を使うものだった。一度は断ったものの、学費と大学一の美女に惹かれ仲間に加わったベンは…。

MITの学生が数学理論を武器にブラックジャックでぼろ儲け……
という話は以前テレビの番組でみたことがあるので、
どんな映画になるか興味がありました。

なかなか満足。

学費を稼ぐだけのつもりが、徐々に儲ける楽しさにはまっていく主人公。
別の世界を知った彼は、以前の友人が野暮ったく思えてしまう。
慢心と反転。
そして大逆転。

ラストの「お友だちとの闊歩シーン」は、セリフも最高に粋でした。

chikachan112 at 17:59|Permalinkclip!映画 |   【ら行】

June 01, 2008

僕の彼女はサイボーグ

クァク・ジェヨン監督

大学生ジローは20歳の誕生日に不思議な美女と出会う。強烈な行動で印象を残した彼女は突然消え、しかし1年後、再び現われる。彼女はなんと、未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグ(注・該当個体はロボットかアンドロイドが正しい)だという。

綾瀬はるか、超プリちい!!

……な映画でした(笑)

あれこれのツッコミどころを数えるのは野暮かな。

郡上八幡で撮られたらしきシーンを見ながら、
「実はジローも過去からの時間旅行者だったというオチだろうか」と本気で考えたのはわたしです。


chikachan112 at 18:01|Permalinkclip!映画 |   【は行】