November 2008

November 24, 2008

ハッピーフライト

矢口史靖監督

昇格試験を兼ねたフライトに臨む交パイの鈴木、初めての国際線に挑むキャビンアテンダントの悦子、辞め時を考えているグランドスタッフの菜採、罵倒されながらもメンテナンスに励む整備士、そしてお客も含めてさまざまな人たちが、成田発ホノルル行1980便に関わっていた。その便で起きたエマージェンシーとは……。

群像モノのコメディとして、老若男女誰でも楽しめる話に仕上がってました。
出てくるキャラクターやエピソードが美しく絡まりあって、最後はさわやかに終わって。
はずしてない面白さ、という印象でした。

矢口監督は、エンターテインメント職人を目指しているのかな。

「裸足のピクニック」「ひみつの花園」以来のファンとしては
スタントマンのかわりにいかにもな「人形」を使ったり、紙芝居のような止め絵にしたり、
そういう貧乏くさーい仕掛けが魅力だったんだけど、
すっかり資金が豊富になったのかそういう「へたれ」た演出がなくなってました。
残念。

あ、そのかわり、出演者にジオラマを利用させてたか(笑)


chikachan112 at 22:09|Permalinkclip!映画 |   【は行】

November 17, 2008

イーグル・アイ

D・J・カルーソー監督

アパートに大量の兵器が送られ、突然FBIに逮捕されたジェリー。一方、子ども音楽隊のメンバーとして出かける息子を送り出したばかりのシングルマザー・レイチェル。見知らぬふたりに、謎の女性から電話が入り、指示に従うしかない状況に追い込まれる。いったい何が起こっているのか。交通事故で死んだばかりの、米軍に勤めていたジェリーの双子の兄が鍵を握っているようだが……。

「ここまでやるか!」というサスペンスに継ぐサスペンス、何人死なせるんだと思えるほどの激しいカーチェイスに、前半興奮して見てたけど、

ネタの割れてきた後半は、「ここまでやる必要あるのか?」とだんだん疑問が。

単純アクションとして楽しめば、充分に面白くはあったんだけど。

なにがどう気分が失速したのか、説明の仕様がないので、以下ネタバレ↓↓
続きを読む

chikachan112 at 21:47|Permalinkclip!映画 |   【あ行】

November 15, 2008

ピカソ展(国立新美術館)いってきました。

picasso昨日金曜日、とある用で東京に行くことになって、
それならば、と出向いた「ピカソ展」。

今回、六本木の二箇所でやっているそうなんだけど、
展示作品の量と、あと、国立新美術館をみてみたいというミーハーな理由で、
そちらのほうに行って来ました。

天気がとてもいい日だったので、流線型のガラス張りの館が輝いてましたよ。
養生してるらしい蔦の壁(乃木坂駅へ降りる道)も、陽光のせいかがんばって生きてる感じがして、綺麗に見えました。
入り口手前では日展もやっていたみたい。

展覧会会場に入ってすぐの、「ラ・セレスティーナ」。
娼館の老女なんだけど、
どんな人生を生きてきたのか、
見える目で今もなにかを感じながら、しかし白濁した見えぬ目の奥にはなにを隠しているのか。
絵の中から彼女の物語が聞こえてくるようです。
(ポストカードも買ってしまった。写真の右下です)

これは「青の時代」と呼ばれる初期の作品で、
その後、さまざまな女性遍歴(笑)と、絵画表現の変化の歴史がいくつもの部屋に。

タッチからなにから、ここまで変わるものかなあ、と思うほどでした。

会場の図面をみる限り、移動距離はたいしたことがないはず、……なんだけど、
一時間半いて、約170点とされる作品を観て、どっぷり疲れてしまいました。

パワーにあてられたかなあ。


その後、三階まで行って、ベンチで休みつつ、温室のような館を実感。
美術に関する図書館もあるようですね。
展覧会は混んでいたけど、こちらはがら空き。プチ空中庭園がカウンター席から見える位置にあって、
時間があったら、まったりしてみたいなあ。なんて。
(ないから、すぐ出ちゃったんだけどさ)

以前、「金沢21世紀美術館」に行った時も思ったけど、
こういう、誰もが利用できる資料室が、開放的なところに用意されてるっていいなあ。

サントリー美術館のほうは時間がなく寄れなかったんだよね。
半ば諦めてはいたんだけど、残念。


chikachan112 at 21:11|Permalinkclip!観る 

November 10, 2008

僕らのミライへ逆回転

ミシェル・ゴンドリー監督

古びた半スラム街の時代遅れのVHSレンタル屋。店員のマイクには困ったお友達ジェリーがいて、次々にトラブルを引き起こす。そしてついに店長不在のある日、ジェリーが店中のビデオをダメにしてしまった。窮地にいたった彼らが取った作戦とはなんと、手作りのリメイクビデオをつくることで……。

バカ映画かと思ったら、映画バカの話でした。
これは好きだー。

ミシェル・ゴンドリーのキッチュな遊び心が満載で、
「恋愛睡眠のすすめ」(当時の感想)でも見られた手芸品っぽい大道具が大活躍(笑)
でも「恋愛……」がナイーブなガールズ仕様だったのに対し、
本作は、下品な悪ガキ仕様。
そりゃあ、ガエル・ガルシア・ベルナルとジャック・ブラックじゃ当然といえば当然だけど、
ジャック・ブラックは小学生の男子みたいなとこが、いいんだよねえ……。

トンデモリメイク映画を楽しんでいるうちに、
どんどんハッピーな気持ちになっていって、
ラストの「とある白い布」にはほろっときましたね。

これは何だろう、っって思っていたオープニングがラストに繋がってくるので、最初の白黒映画もお見逃しなく、ですよ。

見終わって、頭に浮かんだのは、かの水野晴郎のセリフ。

「いやあ、映画って本当ぉーにいいもんですねー」


chikachan112 at 08:26|Permalinkclip!映画 |   【は行】

November 09, 2008

その土曜日、7時58分

シドニー・ルメット監督

郊外ショッピングモールの宝石店に強盗が入った……。


という以外のあらすじを知らないほうがいいですよ。

なので以下隠す。(あらすじは載せません。感想だけ)
続きを読む

chikachan112 at 08:27|Permalinkclip!映画 |   【さ行】

November 03, 2008

おちゃめじっちゃんさま

先日、名古屋PARCOに映画を見にいったら、別の階でうめかよ氏の写真展をやってました。

「うめめ」や「男子」の写真が面白くて、興味のあった若手新進写真家さん。
入場料もたった200円だったんだよね。(というか、パルコ内で買い物したレシート見せたら100円だった。ドラゴンズ感謝祭らしい)

今回の写真のモデルは、氏のおじいさん。93歳だそうだけど、もっと若く見える。
(写真だけじゃなく、ビデオ映像もあった)
愛嬌があって可愛い。

歳をとると子どもに戻るというけれど、
真っ白の、まだなにも染まっていない子どもじゃなく、
それぞれの個性の色を残したまま子どもっぽくなるんだよねえ。

写真を見ると自分のおじいさんに会いたくなりますよ、というようなキャッチがあって、
たしかにね、と感じたけど、
父方も母方も死んでいるんだよね。残念。

ちなみに母方の家は土葬なので、会おうと思ったら会えるかも(笑)


で、この写真展を見にいった、と会社で言ったら、結構ウケられて、
ホワイトボードにチラシを張られてしまった。
人気あるんだねえうめかよじっちゃんさま
⇒等身大パネルと一緒に写真がとれるそうな。

chikachan112 at 08:17|Permalinkclip!観る