September 2009

September 22, 2009

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

堤幸彦監督

西暦2017年、「ともだち」は遂に、人類滅亡の予言を出した。
物語は最後の結末をむかえる。はたして「ともだち」は誰だったのか?


どえらい金のかかった文化祭映画やなあ、という印象でした。

「過去語り」の形でストーリーを進めるのは一人二人にして欲しいですね。
この人どうなるの? という不安感がない映画はつまらないです。
……まあ、原作を知っているので、展開はわかるんだけど、映画単体としてのドキドキ感も削がれてる。
そのうえ色んな人が、「自分も参加したい!」とばかりに顔を出してるし。

やっぱり長編原作の映画化は難しい。
原作に合わせようとするとダイジェストになるし、添わせないと文句が出るし。

ともだちの正体に関しては、
顔を隠してるのをいいことに最初のともだちから次のともだちに取って代わったとか、
じゃあ結局小学校のときに○○が死んだという記憶はどこから出たんだ?とか、
ごちゃついてた原作を、映画という尺にあてはめるための変更(単純化?)だから、
まあいいのかなと思いました。

で、↑にも書いたけど、あまりに色んな人が出てるから、誰がどこにいたか確認したくてエンドロールのキャストを頑張って見てたんですよ。

でも、神木隆之介くんだけがどうしても、どこに出てたのかさっぱり思い出せない。
声変わりしてたよなあ、顔変わったかなあ、それなりの役は与えられる立場だと思うけど、いったいどこに……??

と、歌が流れてる間中、ずうーと記憶を探ってて、
これはもしや、と判明したのはラストのラスト、中学校の屋上のロングショットでした。
おかげで逆に、お面を外したときの衝撃がなかったですよ。
(たしか「Mr.Brain」でもガクトはどこにいたんだと記憶を探ってて、結局次回予告っていうのがあったなあ……)

ところで余談だけど、
神木くんは子役で活躍してたので、彼が長じた設定の大人役はバリエーション豊かなんですね。

「遠くの空に消えた」では柏原崇。
大河ドラマ「義経」ではタッキー。
TVドラマの「東京タワー」は大泉洋(……いつ天パになったんだろう)
そして「妖怪大戦争」では、本作における諸星、津田寛治でした(笑)


chikachan112 at 21:28|Permalinkclip!映画 |   【な行】

September 07, 2009

空気人形

是枝裕和監督

東京下町の古いアパートで、ある男に囲われている空気人形。どういうわけだか、彼女は「心」を持ってしまう。持つはずのない、持ってはいけない心を。やがて外の世界に出た彼女が出会ったものとは……。

今年は南極がらみの映画が多いのかな?
……じゃなくて、……いえ、説明しないほうがいいですね。
人形が主人公です。

名演で監督挨拶付き先行上映会があったので観に行ってきました。(8月28日)

是枝監督の今までの作品とは雰囲気が違いました。
人間を人間たらしめているもの、人間が人間であると認識できるものってなんだろう、なんて思いましたよ。
「めんどくさい」というセリフがなんともせつない。

ま、哲学的な部分はおいとくとして。
ペ・ドゥナ可愛い。もう、めっちゃ可愛い。
動き始めたばっかの人形演技が最高。

公開は一ヵ月後。

以下は挨拶の覚書(ネタバレ注意)↓↓
続きを読む

chikachan112 at 21:06|Permalinkclip!映画 |   【か行】

September 01, 2009

夏休みの宿題提出

知らない間に9月になってしまいました。

……いえ、嘘です。
月末は毎度ばたつくので、月が替わる時期はちゃんとわかってます。
わかってるんですけど、なんというか、あっという間です。

wowowから、この夏に観た映画をまとめて。


『JUNO/ジュノ』

余計なものを考えない純粋さ、かな。
あの時期だけの宝物かもしれない。
だけど一方で、余計なものを考えなくても生活していけるというのは幸せかも。


『純喫茶磯辺』

麻生久美子の役の子は、けっこう人に気を遣ってると思うけどなあ。やってることは無茶苦茶なんだけど。
「あなたは他人の気持ちがわからない」というのは、「自分の思う通りに動いてくれない」ってことなのかもしれない。
 
『TOKYO!』

短編(中編)三作。
面白かったのは、最後の蒼井優と香川照之の。
ポン・ジュノ監督は日本で始めて地震にあい、その体験からこの映画が生まれたとか。


『おくりびと』

峰岸徹と山田辰夫が映っただけで泣けました。
でもストーリーに予想以上のものがなにもない。それでこんなにウケてるなんて、凄い。


『グーグーだって猫である』

そういえば大島弓子の漫画を殆ど読んだことがないことに気づきました。
小泉今日子演じる「先生」は、とてもキュートだった。


『ブレス』

韓国の刑務所、あんなにいいかげんで大丈夫なの? と感じたけど、そんなものはテーマの前にはちっちゃいことなんだろうな。
……でもそのテーマが、わたしには理解不能だった。


chikachan112 at 22:14|Permalinkclip!映画