October 04, 2005

デイ・アフター・トゥモロー

ローランド・エメリッヒ監督

映画本編とは関係なく、いろいろと考えさせられる映画ではありました。

生きたまま凍った人間。
先日冷凍マンモスを見てきただけに、ちょいとリアルを感じます。
自然災害と政府の無策。
このところ、いろいろありますからね、ところどころのセリフが怖いです。

地球温暖化>海流の変化>低温ハリケーン>氷河期。
なんか、???
でも、これに対抗できる知識をもたないので
疑問を感じつつも、映像には納得しました。(最後にすっきり晴れ渡ったのはさすがにどうかと)

人類を救おうとする科学者たちも、息子を助けに行く主人公も、
共感します。
一方のクイズオタクのティーンエイジャーたちも、
どうなることかと息を呑みます。

でもなんか、後半、無理矢理な感動演出が目に付いて
ちょっとひきました。
雪の行軍とか、自己犠牲とか、いきなり狼とか(伏線はあるけど)。

そうそう、図書館という人間の叡智を集めた場所で
その知恵のお陰で救われるというのは
いい話だと思いましたが、
「紙」って、火をつける材料としては効果あるけど、持続性には欠けるのでは。
ぺりぺり破って暖炉にくべてたんじゃ、すぐ灰になっちゃいますよ。
板とか棒とかの木材を、空気入るように組んで燃やす方がよいのでは。

ボーイスカウトの本は、図書館にはなかったんでしょうか。

chikachan112 at 21:50│clip!映画 |   【た行】