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これはキてる!!


アニメやゲームなどのキャラクターを車体にプリントしている車は「痛車(いたしゃ)」と呼ばれ、最近ではまれにイベントなど以外でも普通に道路を走っているのを見かけます。一般的に痛車は1980年代~90年代に始まった文化と言われていますが、私が思うに第二次世界大戦中にアメリカ空軍の兵士などが戦闘機に描いた「ノーズアート」も、痛車の一種だと思います。

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ノーズアートは軍が描くことを命じるものではなく、兵士が勝手に自分の飛行機に自費で描きます。戦闘機に女の子のイラストなど何も関係ないのだから、まさにこれも「痛文化」の一種です。しかし、だんだんヌードのイラストなどを描く兵士が増えていき、女性が軍に入隊する機会も増えたことから、ノーズアートは自粛される傾向になりました。米兵でもオタクでも、この手のタイプの男が調子に乗ってやりすぎて怒られるパターンは、今も昔も変わらないようです。

ところで、何でも知っている名探偵の江戸川コナンくんによると、痛車とは、

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萌えキャラを車体にプリントしてて、一般の人が痛々しく思う車のこと
らしいです。つまりオタクではない一般人から見て痛いから痛車とネーミングされたのですが、一般人が痛車なんて言葉を考えることはないはずなので、おそらくオタク側の人間が自虐的につけたネーミングだと思います。痛車から派生して、最近では「痛携帯」や「痛クレジットカード」など、何でも痛化してしまう文化も定着しています。

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魔法少女まどか☆マギカ マスターカードhttp://madoka-magica-card.jp/
(キュゥべえと契約して作ったカードとか、永遠に終わらない地獄のローン返済が待っていそうですが、1回だけ「過去未来すべての借金を生まれる前に消し去る」という飛び道具が使える、かもしれない)

でもやはり携帯やカードに比べて、自動車という圧倒的に目立つものを痛化し、それに乗って道路を走るというのは、痛さのレベルが違います。激痛です。オタク側の人たちなら、それくらいの痛みを感じてみたい、つまり痛車に乗ってみたいという人も多いと思います。でもまず車を持っていないと話しにならないし、家族に縁を切られるかもしれないので痛車は敷居が高いといえます。

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そこで最適なのが「痛タクシー」です。北海道札幌市で営業している「長栄交通株式会社」のウェブサイト(http://www.choei-taxi.co.jp/index.html)によると、長栄タクシーでは2012年6月から痛タクシーの営業運転を開始しています。長栄タクシーのツイッター(https://twitter.com/choeiotaxi)では、たくさんの痛タクシーの画像も見ることができます。

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こんなのに乗ってオフ会に登場したい!

痛タクシーは、宮城県白石市(ボーカロイド)、岐阜県多治見市(フリーペーパー「やくならマグカップも」)、熊本県熊本市(戦国無双)、静岡県浜松市(苺ましまろ)など、数は少ないですが全国で営業しています。



田中さんやってしまったなwww

これはぜひ東京や大阪などでも営業運転してほしいです。さすがに痛タクシーが増えすぎたら景観的に問題ですが、1台や2台ならCDやテレビ番組の広告を荷台に貼って走っている広告宣伝車よりは目立たないし、海外からの観光客も喜びそうです。こんなのから、元NHKの松平定知アナウンサーや横山やすし師匠がキレながら、激おこプンプン丸٩(๑`^´๑)۶で出てくるところを想像しただけで、心のニヤニヤが止まりません。