新年あけましておめでとうございます間違い

2017年のお正月をいかがお過ごしでしょうか? 近添真琴です。お正月には年賀状をもらうのが楽しみですよね。メールやLINEで新年のあいさつをする人も多いと思います。

そんなとき、「新年、明けましておめでとうございます」という言葉を使うことがあるかもしれません。でもこれは厳密にいえば間違った言葉です。決まり文句として定着している表現ですから、友人同士で使うぶんには問題はありません。しかし、仕事の取引先や上司に使うと恥をかくことになるかもしれません。


なにが間違っているかというと、明けるのは新年ではなく昨年ということなんです。

「夜明け」「梅雨明け」「夏休み明け」といったフレーズに使われている「明ける」と、「明けましておめでとうございます」の「明ける」は同じ言葉です。

  • 夜明け―夜が明けて朝が来る。
  • 梅雨明け―梅雨が明けて夏が来る。
  • 夏休み明け―夏休みが明けて二学期が来る。

全部、時間的に過去のほうが明けたという表現になっています。「朝明け」「夏明け」「二学期明け」なんて言葉は変です。ということは「新年が明ける」のもおかしいということになります。

「明けましておめでとうございます」もしくは「新年おめでとうございます」が正しい言い回しです。

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