大川邦夫河合塾現代文参考書プリント読解術授業国語

かつて、大手予備校の河合塾に、大川邦夫先生という国語・現代文の講師がいました。私、近添真琴は、1994年の高校3年生のときに大川先生の授業を受けています。大川邦夫先生が授業で教えていた現代文の読解術については、「文章を論理的に読む方法【河合塾・大川邦夫式】」という記事に詳しく書きました。今回は、大川先生が授業中に配っていたプリントを紹介します。

今回紹介するのは、1994年に配布された「高校生読書リスト」です。ご覧ください。

大川邦夫河合塾現代文参考書プリント

高校生にこれを全部読めというのは結構なムチャぶりです。近添は2020年で43歳になりました。なのにまだ、この読書リストの3分の1くらいしか読めていません(もちろん別の本はたくさん読んでいますよ)。当然、この読書リストに挙げられている本はすべて論理的に書かれた名著ばかりです。

大川邦夫先生は、授業の途中にとても興味深い雑談をしてくれることがよくありました。乃木希典将軍が切腹したとき、お腹を刺してからズボンの前のボタンを閉じたという話をしてくれたときには、なぜか大川先生は自分のズボンのチャックを上げ下げしながら解説してくれました。これはきっと、大川先生の中でその事件が消化されて理解されまくっているからなんです。まるで自分の家族のことのように、昔の事件を実感として理解してしまう。

大川先生が亡くなって20年になります。近添も、いつか大川先生のように、歴史や社会を心底から理解できる人間になりたいと思っています。

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