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ブルックリンで煙草屋を営むオーギー(ハーベイ・カイテル)は10年以上同じ場所、同じ時刻に写真を撮るのが習慣である。「毎日同じ景色ではない。1枚1枚違うんだ。」店の常連客でオーギーの友人でもある作家のポール(ウィリアム・ハート)は数年前に銀行強盗の流れ弾に当たって亡くなった妻(妊娠していた)が写ってる写真を見て驚き泣いた。ある日ポールは車に轢かれそうになり助けてくれた黒人のラシードを家に泊めてやる。

彼が出て行った数日後、叔母だと名乗る女性が訪ねて来る。ラシードは偽名で本当はトーマス(ハロルド・ペリノー・ジュニア)だった。トーマスは生き別れた父親サイラス(フォレスト・ウィテカー)に会いに行っていた。母は亡くなっている。父親は交通事故で左手を失い、細々とガソリンスタンドをやっていたのだ。無理矢理トーマスは父のガソリンスタンドで働かせてもらう事に。

そして再びポールの家を訪ねたトーマスは銀行強盗の現場で不良仲間とぶつかり拾った大金をポールの部屋に隠していたのだ。ポールはトーマスを追っているギャングたちに押し入られる。一方オーギーを裏切り他の男と結婚した元恋人ルビー(ストッカード・チャニング)が煙草屋にやって来た。娘はドラッグ中毒でしかも妊娠中だと言う。お金を無心に来たのである。「娘はあなたの子よ。」トーマスがオーギーの店のタバコを水浸しにしてしまった為に強盗関連の金をオーギーに渡す。そしてお金はルビーに。トーマスはサイラスに自分は息子であると告白していた。サイラスには新しい妻子がいた。


オーギーはポールに過去にあったクリスマスの話をする。昔、万引き犯を追いかけるが逃げられ、落としていった財布には写真だけがあった。その家を訪ねるとそこには盲目のおばあさんが一人で住んでいて、自分のことを孫だと思い込んだ。だから話をあわせて一緒にクリスマスを過ごしてきたという。その話を聞いてポールは「本当にいいことをしたな。人を幸せにした。生きていることの価値だ」と言う。書けなくなっていたポールは原稿にオーギーの物語を書き始める。

渋い演技のハーベイ・カイテルとウィリアム・ハートがいい味出してる映画です。相手を思う気持ちが抑えた演技でも伝わって来る。人情横丁みたいな煙草屋でいろんな人が出入りして心が癒されるような場所。「1枚1枚違う。」毎日撮る写真を愛するオーギーを中心にストーリーが展開します。こういうご近所で暮らしたい(笑)娘が自分の子じゃなくてもオーギーは助けただろうと思う。男気溢れる彼の周りに人が集まって来るわけですね。

続編が『ブルー・イン・ザ・フェイス』マドンナやジム・ジャームッシュが出演してます。



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