こちらどうぞ  ラッセ・ハルストレム監督。E・アニー・プルーの原作。

子供時代のクオイル(ケヴィン・スぺイシー)は父親のスパルタ教育で水に放り込まれ溺れそうになる。それから自己否定の強い性格になる。結婚も悲惨でアバズレの嫁ペタル(ケイト・ブランシェット)は娘バニーを人身売買組織に6000ドルで売って男と逃げる途中交通事故死した。クオイルはバニーを取り戻したが無一文になった。父の異父妹アグニス(ジュデイ・デンチ)に「故郷ほどいいところはないわ。」と言われ、クオイル家の先祖の土地ニューファンドランド島へバニーと行くことに。NYの新聞社ではインク係だったクオイルは島の新聞の“シッピング・ニュース”という港湾記事担当として採用される。編集長のジャック(スコット・グレン)から特訓を受けクオイルの記事は評判になる。村の保育所の責任者ウェイヴィ(ジュリアン・ムーア)は未亡人らしいが夫は死んでおらずウェイヴィの妊娠中に10代の娘と駆け落ちしていたのだ。アグネスは実の兄に12才の時にレイプされた過去があった。それで島を出ていたのだ。嵐でボートが遭難して死んだと思われたジャックが葬儀の最中に息を吹き返した。嵐が過ぎ去った後は先祖が引いて来たという家(家に綱をつけて氷の上を引いたらしい)は跡形もなく。クオイルは見出しに“大嵐、家を奪う。後には絶景が”と書いた。

クオイルが大自然の中で自分らしさを取り戻す姿を描いている。ウェイヴィともいい感じになりそう。心に傷を持つ者ばかり。編集者は変わった人間ばかりだがクオイルはやっと自分の居場所を見つけたのだ。ケイト・ブランシェットが人間のクズみたいな女を演じているが(笑)ジュリアン・ムーアと逆でも良かったかも(ΦωΦ)すごいメンツですわぁ~



こちらどうぞ    マイク・トーリン監督。実話が元になっている。

サウスカロライナ州のアンダーソン。アメリカンフットボールが盛んな町である。ハナ高校のアメフト部は強豪校でハロルド(エド・ハリス)は優秀なコーチだったが娘のメアリー(サラ・ドリュー)とは話す時間もなかった。ハロルドは練習場の周りをショッピングカートを引いてウロウロしている黒人の青年が気になっていた。知的障害がある青年をアメフト部であり町の権力者の息子がいじめたのでハロルドは部員たちを叱り、青年にはお詫びに練習の手伝いを頼むのだった。“ラジオ”(ラジオが好きなので)と呼ばれ皆の人気者になった。ラジオの母マギー(S・エパサ・マーカーソン)は「知能の発達が人より遅いだけ。」息子を愛している。アメフト部の保護者の中にはラジオを快く思わない者もいたし、チームの成績が悪いのをラジオのせいにする者もいた。クリスマスの日、ラジオはたくさんの人からプレゼントを貰うがメアリーは「ラジオのほうがパパを必要としている。」と言う。ラジオは貰ったプレゼントを近隣住民に配ったのだ。ある日ジョニーはラジオを騙して女子更衣室に入らせた。ハロルドには誰に言われてやった事なのか聞かれても黙るラジオ。しかしハロルドはジョニーを試合に出場させなかった。ジョニーの父・町の権力者フランクはラジオを学校から追い出す意思は変わらないと言う。謹慎処分から戻ったジョニーは反省し試合で活躍する。そしてラジオは邪魔ではないと庇った。ハロルドはラジオがずっと2年生でいたいと言うのを聞いて、校長やフランクに「コーチを辞めるが教師は続けたい。ずっとラジオを見守っていたい。家族との時間も持ちたい。」ラジオはハナ高校の名誉卒業生としてずっと在籍していいことになった。ラジオは50を過ぎてもずっと皆の人気者である。

なぜハロルドがラジオを守ったのか?ハロルドが12才の時新聞配達に行く途中、家の軒下に金網が張ってある不思議な家があった。そこから異様な声が聞こえてきた。ハロルドが恐る恐るその金網の中を覗くと、自分と同年齢くらいの少年がいたのだ。どういう事情なのかわからなかったが2年間ハロルドは見て見ぬフリを続けたと。「私は何もしなかった。」と強い後悔があった。黒人の青年に同情したのではなく二度と後悔しない人生を送ろうと思ったんですね。それには本当に強い意志が・・・ラジオ役のキューバ・グッディング・ジュニアが愛嬌のある心優しい青年を見事に演じている。日本のアメフト部も頑張って欲しいものです(ΦωΦ)・・・・


シッピング・ニュース [Blu-ray]
ケヴィン・スペイシー
ワーナー・ホーム・ビデオ
2014-02-05



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