通信制・単位制の学校はかなりユルい授業内容です。ここに通えないなら高校中退のままだと親は覚悟したほうがいい。単位習得に19才までかかり1年遅れで高校卒業資格を取る子が多い中、娘は何とか現役18才で間に合いました。うちは決断が早かったからだと思います。ズルズル不登校を続けないでさっさと退学手続きをしたからでしょう。

時間との戦いはかなり厳しいものでした。現実問題としてFランなどと呼ばれる4年大学でさえ“まともな勉強”をして来た高校生には負けます。ここでは単位を買っただけであり、大学合格を夢見る場所ではありません。

娘は「この短大の学部に行きたい。ここに行ってみたい」とかなり明るくなっていた。もし“まともな高校”出身ではないと思われたら?試験の採点に不利だろうか。物事を悪い方へとしか考えられなくなっていたが、合格通知が来た。夫は紙が破れるくらい強く握りしめ「うん・・・うん」泣いていた。

娘は“普通の短大生”になった。「どこの高校だったとか話題になる?」一番気になっていた事だった。「全然(笑)バイトや彼氏の話ばっかりだよ」はぁ女子短大ってそんな感じなのかね?頑張って貪欲に単位を稼いでいる姿を見て「最初から飛ばすねぇ」と言う私に「単位取るのは得意だからね」冗談も言えるまでになっていた。

あっという間の2年間だった。卒業式では広い講堂の檀上で学年賞なるものを授与されていた娘。私は暗黒の高校時代が吹き飛ぶ華やかな空間に浸っていた。しかし就活は甘くはなかった。



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