娘はいろんな公務員試験を調べまくった。裁判所の事務職175倍(冗談なんかではありません笑)こんなもんは最初からパス!田舎のマイナーな水道局の事務職員だったらもしかしたらなんて・・・やっぱり厳しいよね。JR関連会社など有名どころは全然ダメだった。唯一あの金融会社プロミスさん「来てくださいって本当に有難いんだけど・・う~んパス」娘の就活は困難を極めた。

某会社の面接で「〇〇高校はなんで辞めたんですか?」軽い感じで聞かれたそうだ。迂闊にも準備していなかった質問だった。そりゃそうだよね。聞かれても不思議ではないのに、こっちはもうすっかり過去の出来事になっていたから。「最終学歴だからね結局は。どこの高校かなんて関係ないもんね」通信制単位制高校で一緒だったお母さんが自分に言い聞かせるようなワード“最終学歴”は高校中退して大学合格した子の親のための呪文のようだ。

姉は関東で1人暮らしをしている。「こっちで仕事を探す?」いつまでも退学した高校の影響があるのだろうか。履歴書の退学からの転入して卒業という文字は見過ごしてはもらえないのかな。娘は関東で非正規雇用だが郵政関連の事務職に決まった。ボーナスは無いが社会保険加入だけでも有難い。姉と同居する事になった。「借りると家賃が高いからその分お金も浮くよ」

娘の部屋にカーペットやエアコンまで用意してもらった。ほとんど荷物は洋服や靴など身の回りの物だけ。ボーナス無しでいろいろ引かれて月18~19万くらい。「伯母さんに月5万くらい入れたらいいかな?」「いいよ。元気に仕事に行ければいいから、そんな事はいいから」居候するだけの簡単な引っ越しだった。「じゃあ」と言って私は2人と別れた。「また来るから」姉と同居なので安心だった。

学校に行けなくて1日眠っていた娘の布団の柄を見つめていた日々、高校を辞めた帰りにケーキを買ったこと、通信制単位制で一緒だった元々成績が中高と優秀だった男の子の4年大学合格を喜んだこと、短大の卒業式で娘がレンタルした押切もえさんデザインの袴姿などが一気にオーバーラップした。「ああ終わった・・・」

帰りの飛行機の中で涙が溢れて止まらなくて困った。


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