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ハンナ(バルバラ・スコヴァ)はドイツ系ユダヤ人の哲学者である。ナチス政権下で間一髪で米国に亡命している過去がある。今はニューヨークで大学教授をして夫ハインリヒや友人で作家のメアリーと穏やかな日々を送っていた。1960年ナチ高官のアイヒマンがイスラエルでナチス戦犯として裁判を受けることになった。

ハンナはニューヨーカー誌の特派員として裁判を傍聴することになる。帰国したハンナが「アイヒマンはただ職務に忠実な役人だった。彼を裁く刑法的な根拠はない。ユダヤ人指導者がナチスに協力していた。」と書いた記事は「ナチスの犬だ。」と激烈な批判が殺到する。ハンナは大学の辞職勧告を受ける。

ハンナは大学の特別講義で「アイヒマンは何も考えずに命令を実行しただけ。思考をやめた時、人間はいとも簡単に残虐な行為を行う。思考をやめたのは人間であることを拒絶したこと。考えることで人間は強くなれる。誰でもがアイヒマンになれるのだ。」とスピーチした。

『悪の凡庸さ』とハンナが言っている。ナチス映画を違った側面から描いた傑作だと思います。特に女性のブレない生き方が主軸になっているので是非女性に観て欲しい。普通の人間は怖いのです。

ハンナ・アーレント [DVD]
バルバラ・スコヴァ
ポニーキャニオン
2014-08-05



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