※メッセージは右下のほうに(遠いですが汗)あります※

マイ・ライフ、マイ・ファミリー

こちらどうぞ

兄ジョン(フィリップ・シーモア・ホフマン)と妹ウェンディ(ローラ・リニー)は母親には捨てられ、暴力的な父親(いわゆる毒親)とは疎遠であった。アリゾナで父親が同棲していた老女が亡くなり、誰も引き取り手が無いと兄妹に連絡が来た。しかも父親は認知症であったのだ。バッファローに住む大学教授のジョンとニューヨークに住む派遣社員のウェンディは仕方なく父親の施設などを探す為に兄妹はしばらく一緒に暮らしながら共に行動する事になった。

ジョンはポーランド人の恋人がいるがビザが切れるため別れるような話になっている。ウェンディは妻子ある男と不倫を続けている脚本家志望の派遣社員だった。お互いの人生が順調とは言えない。

f:id:DaysLikeMosaic:20160220094811j:plain

予告編が無かったので画像拝借。

この兄妹にとって“サヴェージ家”という家庭環境は最悪だったのだが。2人が中年になって親への思いが微妙に変化していく様が描かれている。ジョンは豪華な施設を選ぶ連中は「親の面倒を見なかった罪滅ぼしで入れている。介護ビジネスの罠にはまってるんだ。」と批判する。

最終的に施設は粗末だが人間味のある介護士たちを選んだ。自分たちが親からは“与えられなかったもの”を親には“与える”という決断が心打たれる。ウェンディが“9:11”の被害者を装い助成金を貰っていたことを知りジョンは非難するが「生きるためよ。」と言う妹の言葉は本当に切ない。兄妹のわだかまりや愛しさが表情で十分に伝わって来る。何度も言いたいくらい2人の演技力は素晴らしいのだ。

それでいながらホフマンさんとリニーさんは普通の兄妹を自然に演じている。お互い口から出る言葉にトゲがあったりはするけれど兄は妹の不倫を実は心配しており、妹も兄の恋愛の行く末を本当は案じている。ラストはウェンディはジョンの協力で、二人の体験を基にした戯曲を製作することになるが成功して欲しいと願わずにはいられない。

ウェンディが処分されそうになった犬を引き取ったのも良かった。超おススメ映画です♪実力派俳優でないと成り立たない地味なテーマですが2人がマジで素晴らしく上手い。

フィリップ・シーモア・ホフマンさんのご冥福を心からお祈りいたします。すごく惜しい俳優さんですね。


にほんブログ村 主婦日記ブログ ひきこもり主婦へ
にほんブログ村


日々の出来事ランキング