生きるしかないよね

映画と珈琲と日々の暮らし

カテゴリ: 映画タイトルは行

 


こちらどうぞ    ライアン・フレック監督。

ニューヨークのブルックリン。中学で歴史を教えているダン(ライアン・ゴズリング)は昼間は黒人の生徒たちに人気の先生だが夜はコカインの常習者だった。バスケットのコーチをしているが、ある日試合が終わって誰もいないと思って入ったトイレでコカインを吸っていたら、生徒のドレイ12才(シャリーカ・エップス)にフラフラになっているところを見つかってしまった。ドレイの父は家を出ており、母は救命士で帰りが遅く、ドレイは1人で食事をしている。兄のマイクは元売人で刑務所にいるという家庭環境である。兄は「フランク(アンソニー・マッキー)には貸しがある。」と言う。

昔ダンの恋人だったレイチェルは薬物依存から抜け出し結婚した。相手は更生中に出会った男だ。ダンは「俺はリハビリは上手く行かなかった。生徒のおかげで何とかなっている。」ドレイがフランクと知り合いだとわかるとダンは彼女に「気をつけろ。俺が言える立場じゃないが。」しかしダンは飼っていた猫のデイブが死ぬとコカインの回数が増える。フランクには「ドレイには近づくな。真面目に働けよ。」と言いに行くが結局ドレイはコカインを客に届ける役目でフランクの手伝いをしてしまうのだ。

そしてダンが女たちとコカインを吸っている現場に行くドレイ。ダンからお金を受け取るドレイが部屋を出ようとして一瞬振り返りダンを見るシーン。表情が本当に上手い。明け方母が仕事から帰って来て涙を流すドレイだった。ダンは学校を解雇された。実家からは「また帰って来てね。」と留守電が入っている。弟は結婚する。ドレイはもうフランクの手伝いをしなかった。ダンの部屋に行くドレイ。ダンは髭を剃って小綺麗な服を着る。2人は微笑み合う。

ドレイ役の子?(大人っぽいからなぁ~)が本当に上手い。すごく聡明な表情やダンを心配する表情や・・・シャリーカちゃんが素晴らしかった。ダンとは恋愛絡みの雰囲気はゼロで、ダメ教師を支えるしっかり者の少女の関係性だけ。ドレイがいればダンは立ち直れるだろうと思わせるラストシーンで終わりましたが。ダンの父親は黒人を侮蔑した発言をしている。職場の女教師とも上手く行かなかった。家族よりも恋人よりも1人の生徒とのふれあいが心癒される場合もあるのだろう。ドレイもダンも充分に孤独なのだ。

『ラ・ラ・ランド』を観るならこっちをおススメしたいです(笑)


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こちらどうぞ              ジム・ジャームッシュ監督。この人の映画が好きだと“映画通”みたいなことを書いてた記事を読んだ(うすら笑い)オホホよく理解できないけど好きな人もいますよ=私だよ(ΦωΦ)

パターソンの街でバスの運転手として働く男パターソン(アダム・ドライバー)は秘密のノートに詩を書くのが好き。可愛い妻(夫婦だと思う)ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)を愛し街の人々と友好的に付き合う善良な市民である。

【月曜~金曜までの平日】はローラが作ったお弁当(ランチボックス)を持って仕事へ行き、車庫長ドニー(リズワン・マンジ)の愚痴を聞いてやり、家に帰るとローラの話を聞いてやり、飼っているブルドッグのマーヴィンを散歩に連れて行き、途中ドク(バリー・シャバカ・ヘンリー)のバーで一杯のビールを飲み皆と語らう。

ローラは「私たちに双子がいる夢を見たわ。」「エステバンのギターが200ドル~300ドルするけど買っていい?カントリー歌手になるの。」「土曜日にカップケーキを市場に売りに行くわ。」かなり自由なローラだがパターソンは好きにさせている、いい夫である。【土曜日】ローラはカップケーキで286ドルの売り上げがあったと喜び2人で古いホラー映画を観て外食した。

ところが留守の間にマーヴィンがパターソンの詩のノートを食いちぎってズタズタにしてしまった。ショックで詩を書く意欲が消えそうなパターソンだが。【日曜日】1人で散歩に出ると日本人の詩人(永瀬正敏)に出会う。自分と同じ“W・C・ウィリアムズ”の詩集を持っていた。日本人は「ウィリアムズの街が見たくてやって来た。」と言った。そして立ち去る時にパターソンに白紙のノートをくれたのだ。喜ぶパターソン。

街や詩を愛する男の話で、何気ない日常を淡々と描いている。ローラはモノトーンが大好きで家のインテリアがモノトーンだらけ。でもこれが素敵で私は好き(笑)家事も一生懸命やってるしギターも独学でやろうとしている。パターソンの詩を誰よりも愛している可愛い妻である。街中で度々双子を見かけたりちょっとしたハプニングも起きるが平和である。特に何も無いけど何か感じがいい映画です。

ただ・・・・永瀬さんは詩人のイメージとは違う気がする(;´・ω・)この方は現実感がありすぎて(笑)根性据えた映画が似合うもんなぁ。もっとフワフワ感?瑛太さんなんかどうでしょう(笑)


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こちらどうぞ  メル・ギブソン監督。太平洋戦争の沖縄戦で日本軍陣地の崖が急斜面すぎて米軍が崖のことを『ハクソー・リッジ』と呼んだ。実話に基づく映画。

ヴァージニア州の大自然の山脈で育った兄のハルとデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)であるが、父親トーマス(ヒューゴ・ウィーヴィング)はアル中で母と喧嘩ばかりしていた。トーマスは第一次世界大戦で何人もの友人を失っていた。ある日デズモンドはハルと喧嘩して殺しかける。デズモンドは自分のやった事がショックで家の壁にある“汝、殺すことなかれ”を見つめるのだった。

15年後。デズモンドは看護師の美しいドロシー(テリーサ・パーマー)に一目惚れし恋人関係になる。しかし第二次世界大戦のさなか、兄も友人たちも出征する。デズモンドも「衛生兵であれば自分も国に尽くせる。」と陸軍に志願する。“良心的兵役拒否者”として銃を持たないと言うデズモンドにグローヴァー大尉(サム・ワーシントン)は「戦争は人を殺すことだ。従えないなら除隊しろ。」ハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)や兵士スミティ(ルーク・ブレイシー)たちに嫌がらせをされてもデズモンドは除隊しない。

ライフルの訓練を受けていない事で軍法会議にかけられるが「皆は殺すが、僕は助けたい。」と主張。元伍長だった父が昔の手紙を持って来た。デズモンドは衛生兵を許可された。1945年沖縄。いきなりの戦争シーンから始まる。ちょっと喋ってる間に死ぬ兵士たち。デズモンドをイジメたスミティが助けてくれたり、同じ宿舎だった仲間が死んでしまう。日本軍は「天皇陛下!」と叫びながら攻撃してくる。米軍は退却することになった。

しかしデズモンドは1人で残り、負傷者を「主よもう1人助けさせてください。」と祈りながら次々と崖からロープを使って兵士たちを降ろすのだ。軍曹も負傷していた。そこに日本兵がやって来る。2人は崖の途中で引っかかるが大勢の仲間が来てくれた。「誰にも出来ない事をやってのけたな。」と称賛される。そしてまた戦いが始まる。日本兵は白旗を上げたフリをして攻撃してきたがデズモンドは武器を持たずに戦い負傷する。担架で運ばれる時にドロシーに貰った聖書を拾ってもらい胸に抱くのだった。ハクソー・リッジは落ちた。

とにかく戦いのシーンが長い。日本兵の描き方は突っ込みどころもありますが・・まぁ置いといて(笑)確固たる信念を戦場で持てる自信が絶対にない!と思った。信念を曲げない人は恐ろしく強いのです。アル中でDVの父親に銃を向けた出来事が二度と銃に触らないとデズモンドを誓わせたのだけど、決して宗教上の問題ではなく家庭の問題なのだ。戦争映画を観たらわかるけど、銃が使えても・・・本当に意味がない。あんな場所では素手と同レベルですぐに死んでしまうもの。

デズモンドは75人もの負傷兵を救っているがその中には日本兵もいたそうだ。この人ならそうするよねぇ・・・納得。戦争のシーンはすごく迫力があって生々しかった。“良心的兵役拒否”の言葉の意味・・・・デズモンドは名誉勲章を授与されている。本人のインタビューで「助けた兵士の目を洗ってやったら目が見えて笑顔になるのが嬉しかった。」と答えている。無心に動ける強さなのかも知れない。2003年87才で亡くなっている。良かったらどうぞ。


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こちらどうぞ  ピーター・ソレット監督で2007年の短編ドキュメンタリー映画『フリーヘルド』が元。

刑事ローレル(ジュリアン・ムーア)49才はバスケットボールの試合で知り合った若いステイシー(エレン・ペイジ)と恋に落ちる。2人の為の家も買う。しかしローレルは末期がんだとわかり、ステイシーの将来を考え23年間に及ぶ遺族年金の受取人にしたいと思うが。ニュージャージー州には、結婚していないが共に家庭生活を送る二人をパートナーと認定するパートナー法があったのだが、警察組合との契約では同居人を受取人にすることができないなど保守的なオーシャン群の群政委員から却下されてしまう。

同性愛者支援団体のスティーヴン(スティーヴ・カレル)から支援したいと言われるが、ステイシーは政治的利用を嫌う。ローレンの相棒デーン刑事(マイケル・シャノン)に匿名で「群政委員の中に年金を複数貰っているものがいるから年金記録を調べるように。」電話があった。不正が判明しローレルの案件は承認された。ローレルが亡くなった後もステイシーは2人の家に住み続けている。

ゲイに比べるとレズビアンの映画は少ない?ような気がするけど、観てないだけかも。ローレルとずっと仕事をして彼女を正当に評価して来たデーン刑事がよく頑張ってくれました。他の刑事たちは最初は冷ややかな目だった。エレン・ペイジは実際にレズビアンであることをカミングアウトしているから演技が上手いとか、そういうのではなく・・・“圧”を感じるくらい。『ジュノ』と同じ人とは思えない。ジュリアン・ムーアはもう安定してますけど(笑)観て良かったです。



こちらどうぞ  ドリュー・バリモア監督デビュー作品。

テキサス田舎町。17才のブリス(エレン・ペイジ)は娘に自分の夢を託して美少女コンテストに出場させる母(マーシャ・ゲイ・ハーデン)にイラつく日々である。ある日友達とローラーダービーを観戦してブリスはすっかり夢中になる。年齢を偽り新人テストに合格する。同じチームの仲間との友情や恋もあります。父親(ダニエル・スターン)が娘の夢を応援したいと頭の固い母親に言うシーンが良かった。『ホーム・アローン』の憎めないコソ泥マーヴ役だった俳優さんですね(笑)監督のドリューさんも同じチームで出てます。ジュリエット・ルイス(顔が怖い笑)やゾーイ・ベルやクリステン・ウィグらが派手に暴れまくりけっこうな迫力です。小柄で弱っちいブリスが覚醒していくのが面白い。スカッとする映画だけど、女性監督目線のプール(水中のシーン)がとても綺麗な映像だった。



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こちらどうぞ  ヨアヒム・トリアー監督。

ジョナ(ジェシー・アイゼンバーグ)は妻エイミーが女の子“イザベル”を出産した病室にいる。エイミーの為に売店を探していたら元カノのエリカと偶然出会った。エリカの母は50代で亡くなってしまったのだ。ジョナも母親を3年前に亡くしている。ジョナの母イザベル(イザベル・ユペール)は戦争写真家だったが死んだのは戦地ではなく交通事故だった。夫ジーン(ガブリエル・バーン)はイザベルが残した写真をまだ整理していない。イザベルの同業者リチャード(デビッド・ストラザーン)は「彼女の記事を書くが“事故ではなく自殺だった”と。戦地での仕事に耐えられなかったのだ。美化したくない。」と言う。

ジョナの弟のコンラッド(デビン・ドイルド)高校生は当時12才で母の死について何も知らない。反抗期真っ只中の息子をジーンは尾行したりする。コンラッドの高校の国語教師と職場恋愛中の父であった。ジーンは教職の前は役者をやっていた。ジョナが実家に1人で写真の整理を手伝いに帰って来た。その中で母とリチャードの不倫現場の写真を見つけて削除するのだが。コンラッドは兄のジョナには素直で自分の書いた文章を好きなチアガールのメラニーに渡すのだと言った。

ジョナは高校は残酷な所だ。笑い者にされるからあと数年待て、とアドバイスする。そんなジョナも自分の家には帰らず再会したエリカに会いに行ってしまう。コンラッドは父親と国語教師が会っているのを目撃し、授業中に彼女にツバをかけてしまう。学校に呼び出されたジーンは息子に彼女とは別れると言うのだった。コンラッドはメラニーの家まで行き、自分で書いた文章を玄関前に置いて去る。そして夜にパーティがあるらしく友人と行く事に。

途中で新聞に母親の“イザベル・リード大回顧展”の記事を読んでしまう。動揺するコンラッドだがパーティに出るとメラニーがいた。メラニーは「気分が悪いから帰りたい。」2人で一緒に歩いて帰る途中メラニーが外でオシッコするのを見張っているコンラッド。メラニーは腕をケガしてチアガールの代表に選ばれなかったらしい。「文章は読んだ?」と聞くコンラッドに「ネットで調べたんじゃなくて自分で書いたの?」と褒めた。朝帰りしたコンラッド。

父に新聞に書いてある事は本当かと聞いた。泣いている。うなずく父に「僕は大丈夫。」と言い「ジョナが悩んでるみたいだ。」ジーンはジョナに「自分の家に帰れ。」と言って3人で車に乗ってジョナの家に向かう。

映像が薄暗い。イザベルが生きている時の回想シーンも流れる。交通事故はイザベルの居眠り運転が原因のような描写があって、これがとても美しいのだ。真実は自殺ではなくて過労?ガブリエル・バーンが口数が少なくて妻に本音を言わない夫を演じているが上手い(笑)この父親は優しすぎる。リチャードなんか胸糞悪い男だけど(ジーンは妻の不倫を知っていた)責めたりしないもんなぁ。間違いなく家庭を守っていたのはジーンであって・・・2人の息子も父親の愛情を理解してるようだ。

ジュリエット・ピノシェの『おやすみなさいを言いたくて』と同じ。戦場に生きがいを感じる女は家庭を持たないほうがいいと思う。コンラッドとイザベルが回想シーンで、かくれんぼをするのが好きですね。幼いコンラッドの足が見えていても「どこにいるのかなぁ~」と探す母親のユペールさんは素敵です。決して遠く離れすぎず・・・結局それが彼女は出来なかったのだ。ジェシー君が今回は全然ウザくなかった(笑)かなり好きな映画です♪


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こちらどうぞ  スティーヴン・スピルバーグ監督。

ハウギア省ベトナム。大使館の関係者として、ベトナム戦争の戦況を調べるために戦地ジャングルに来ていたダン(マシュー・リス)はマクナマラ国防長官(ブルース・グリーンウッド)に「泥沼のままの状況です。」と報告したのにマクナマラは記者たちに「改善を期待できる。飛躍的な進展だ。」と嘘を発表した。ダンはショックを受け、所属するランド研究所から30年間の嘘の“ペンタゴン・ペーパーズ=最高機密文書”を持ち出し仲間とすべてコピーする。ニクソン大統領政権下の1971年。

NYタイムズに1人のヒッピーのような女性が現れ“企画X”と書かれた箱を持ち込み、シーハン(ジャスティン・スウェイン)からエイブ編集長(マイケル・スタールバーグ)に渡された。そしてNYタイムズはペンタゴン・ペーパーズの存在をスクープしたのだ。一方ワシントン・ポスト紙の発行人キャサリン(メリル・ストリープ)は会社の株式公開の件で銀行と話をしていた。キャサリンの部下でワシントン・ポストの編集主幹ベン(トム・ハンクス)はNYタイムズが掲載しなかった残りの文書を手に入れるのに躍起になっていた。

キャサリンは亡くなった夫フィルの後を継いで仕事をしているがマクナマラとは友人であり彼を追い詰める事に躊躇する。しかしNYタイムズに2回もスクープされるが政府の機密文書を暴露した事で記事の差し止めを要請された。かつてランド研究所にいたポスト紙の編集局次長バグディキアン(ボブ・オデンカーク)はダンの仕業だと思いダンと接触する。そしてダンから残りの文書を受け取りベンの自宅であと10時間しかないとバラバラの文書を記者たちで繋ぎ合わせ印刷までの懸命な作業が続くのだ。

法律顧問弁護士や夫フィルの時代からの側近フリッツ(トレイシー・レッツ)に記事掲載を反対される。自社を潰すのはもちろんだが「NYタイムズと同じ情報源だった場合は共謀罪と法廷侮辱罪になる。」キャサリンも皆も逮捕され投獄されると言われる。キャサリンはGOサインを出した。NYタイムズと共に政府と裁判で争う事になったが最高裁の判決は6対3で新聞勝利だった。判事は「新聞社が仕えるべきは国民で統治者ではない。」

メリル・ストリープとトム・ハンクス・・・大御所の余裕の演技が観られました(笑)キャサリンの父親は娘ではなく婿のフィルを後継者にしている。女はトップにふさわしくないとキャサリンの意見は軽く扱われて来たのだ。自分は友人や会社の従業員たちに責任があると言ったキャサリン。それでも彼女は優れた取材と記事を選んだ。決断までのメリルさんと一緒に悩みました(笑)この映画には殺傷シーンが無い。記者たちは普通の日常の中で戦っているんですね。なのにすごい緊張感があった。

ジョンソン大統領は平和を望んでいなかった。国民を欺き続けていたのだ。アメリカの不名誉を避けるために多くの若者が死んでいる。トム・ハンクスが言う「権力を見張るのは誰がやる?」今のスポーツ界のパワハラ問題と同じだと思いました。新作で明日返却します(ΦωΦ)価値ある302円でした(笑)



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こちらどうぞ  パブロ・ベルヘル監督。サイレントでモノクロという異色の映画で音楽で物語を表現する感じ?

人気闘牛士の父親の娘カルメン(子供時代ソフィア・オリア)は早くに母を亡くし、可愛がってくれた祖母も死んでしまって父は再婚し継母(マリベル・ベルドゥ)に虐待されて成長する。継母に殺されかけたカルメン(マカレナ・ガルシア)は“小人闘牛士団”に助けられ『ブランカニエべス(白雪姫)』という名前で見世物巡業へ同行する事になった。父のDNAを受け継ぐカルメンは女闘牛士として才能を開花させていく。しかしそれを妬んだ小人の裏切りや(本家と違うわぁ・・・)継母の毒りんごは同じだけど、現実はキスなんかで生き返らないのだ。厳しいストーリーですねぇ。

継母役が『パンズ・ラビリンス』で正義のレジスタンスだったメルセデス役の女優さんだった( ゚Д゚)!うわぁ・・・ショック(笑)心に強烈に残る映画です。『おしん』レベルの苦労を子供がするのは本当に痛ましいです。父親に女を見る目がなかったのが原因だけど。簡単に再婚なんかするなよ・・・・カルメン役のマカレナさんの闘牛士姿が本当にお綺麗。良かったらどうぞ♪




こちらどうぞ  ロブ・マーシャル監督。ブロードウェイのミュージカルをディズニーが実写映画化。

森のはずれでパン屋を営む夫婦(夫ジェームズ・コーデン、妻エミリー・ブラント)は魔女(メリル・ストリープ)の呪いで子供が授からなかった。呪いを解くには❶ミルクのように白い牛❷赤い頭巾❸金色の靴を見つけることだと。夫婦は森へ入り、シンデレラ(アナ・ケンドリック)・赤ずきん(リラ・クロフォード)・ジャックと豆の木(ダニエル・ハトルストーン)・ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)など童話の主役たちに出会う。タイムリミットは3日後の青い月が出る真夜中の0時まで。主役たちもそれぞれの目的の為に行動する。

ジョニー・デップが狼役でほんの少しだけ出ている。いやらしい雰囲気が鼻につく狼を演じていて、それを超えるウザしっかりした(大人を信用してない)赤ずきんちゃんがすごくいいです(笑)“シンデレラ”の王子(クリス・パイン)と、めでたく結ばれたシンデレラが「この人は・・・違う。」とマリッジブルー?になるのが面白い。「モテすぎる僕を許してくれ。」と言うナルシストである(笑)完全に大人が観るためのミュージカル映画ですねぇ。

童話の主人公は正しい人で優しい人で・・・この概念が崩壊するストーリーになっている。しかし赤ずきんが意地が悪くても、シンデレラの王子が浮気性でも(笑)いいじゃないかと思う。人間だもの・・・意地悪な姉が靴のサイズが合わなくて足を切るのはグロイです(汗)しかもそこまでしたのに嫁にはなれないし。そもそもパン屋の夫の父親(爺さん)が魔女の庭から野菜(ジャックの豆の木の魔法の豆)を盗んだから子供が出来ない呪いをかけられてるわけで、理不尽とばかりも言えないのだ。

こうなったのはおまえのせいだと主役たちが醜い罵り合いをするシーンがとても好きです(笑)


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テイト・テイラー監督。原作キャスリン・ストケット『ヘルプ心がつなぐストーリー』1960年代。人種差別が横行するミシシッピ州。スキーター(エマ・ストーン)は大学卒業後はライター志望でローカル新聞の主婦向けのコラムを担当する。地元の女友達は皆家事や育児を黒人のメイドたちに任せていた。友人エリザベスの家で働くエイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に記事の協力を頼むつもりだ。エイビリーンは1人息子を失くして以来、人に心閉ざしていた。

特に友人ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)はメイドのミニー(オクタヴィア・スペンサー)への扱いが酷くミニーのトイレを屋外に別に作ったのだ。ミニーが家族用のトイレを使ったのを知ると解雇してしまう。そしてスキーターを育ててくれた大好きなメイドのコンスタンティン(シシリー・タイソン)が突然辞めていなくなったのを母に問い詰めるが何も言わない。スキーターは黒人メイドたちの真実の声を取材して本に書く事を決心する。

エマ・ストーンがブレない正義派の女性を演じていて好感度が高い(笑)漫画みたいな人種差別で、まぁ~わかりやすい。スキーターはよその世界も見て来た女子なのよねぇ。ヒリーは狭い閉鎖的な土地にずっといて自分で何も考えた事がない“ク〇みたいな”女子だから(これは意味深なのです笑)・・・仕方ない。誰も何も教えない環境だからなぁ。ヒリーは白人のシーリア(ジェシカ・チャスティン)もイジメるわけで。肌の色関係なく“自分がイジメたい者をイジメる”のですね。シーリアとミニーの料理を通じての友情がほっこりします。エイビリーンとミニーを演じた2人の女優さんが素晴らしい。おススメです♪

 


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ラッセ・ハルストレム監督。原作ジョン・アーヴィングの同名小説『サイダーハウス・ルール』
1943年ニューイングランドの孤児院で育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は父親代わりのラーチ医師(マイケル・ケイン)の有能な助手として無資格ではあるが堕胎や出産の手術を手伝っていた。1944年のある日軍人のウォリー(ポール・ラッド)と恋人のキャンディ(シャーリーズ・セロン)が堕胎の為に孤児院へやって来た。

ホーマーは外の世界へ行きたかったのでウォリーに頼んで家のサイダーハウス(りんご園)の手伝いに雇ってもらう。一緒に住み込みで働く黒人のアーサー・ローズ(デルロイ・リンドー)と娘のローズ・ローズ(エリカ・バドゥ)など季節労働者がいた。ウォリーは戦地に赴くためキャンディは淋しさからホーマーと付き合うようになる。

ラーチ院長は理事会から解任を打診され後任にホーマーを、と条件を出す。院長はホーマーのニセ医師免許を作る。季節労働者のローズ親子が再び収穫時期になってやって来たが娘のローズは父親の子供を妊娠していた。ラーチから送ってもらった堕胎の道具でホーマーは手術を成功させる。ローズは父親を刺したが父親はホーマーに自殺したと警察に言ってくれと頼んで死んで行った。

ウォリーは戦地から帰って来たが下半身麻痺となって車椅子生活である。そして亡くなったラーチ院長がホーマーを心臓病にして兵役から守っていた事を知る。ホーマーは孤児院に帰るのだった。

ふぅぅ・・・重たい内容だった。まず近親相姦はいる?ラーチ院長が“きちんとした堕胎の手術”をして女性を守ろうとした姿勢はいいのですが・・・ホーマーはその使命感に巻き込まれた感じがするわぁ。無資格でも有能ならいいとは思うけども。正攻法で免許取るとかなぁ~時代的に難しかったのかな。

キャンディは信念(覚悟)がないのに・・・ウォリーと一緒になって大丈夫かぁ?心配で終わりましたよ。しかし『スパイダーマン』になるとは・・・・(笑)



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今更の話で、、 ←この映画の情報は同じカテゴリーのご近所さんからです。DVDもすぐ見つかりました♪(置いてない事も多いのでラッキー)

エドガー・ライト監督。珍しくアクション映画。ミステリーではないのでネタバレあり。
銀行強盗の計画を指示するボスのドク(ケヴィン・スぺイシー)と計画を実行するカップルのバディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)ウザいグリフ、そして車で待機して皆を逃がす天才ドライバーのベイビー(アンセル・エルゴート)の4人は20万ドル強奪に成功する。ベイビーの両親はベイビーが子供の頃、不仲で車の運転の最中に喧嘩して事故を起こして死んでしまった。ベイビーはその後遺症で耳鳴りがするので絶えずイヤホンをつけてお気に入りの音楽を聴きながら仕事に集中するのだ。映画はここから始まる。

里親の爺ちゃんジョーは口がきけず手話で会話するがベイビーの心配ばかりしている。ドクに借金をしているベイビーだが「あと1回で借金は完済だ。」と言う。次の銀行強盗のメンバーはタトゥーの男とハナナシ(鼻がない)とバッツ(ジェイミー・フォックス)という気が荒い黒人の男だ。べイビーは行きつけの“ボーの店”で出会ったウェイトレスのデビー(リリー・ジェームズ)が好きになり彼女が歌う声も録音する。足を洗う決心をするのだが。

ボーの店は死んだ母親が働いていた。ピザ屋のドライバーとして定職に就いたベイビーにドクから連絡が入る。郵便局を襲う計画だった。「ノーとは言わせない。」と脅される。メンバーはダーリンとバディとバッツだった。“精肉店”という場所で武器の調達をするのだがバッツが「相手は警官だ。」と撃ち合いになってしまった。そしてデビーに仕事がバレてしまう。郵便局襲撃の日。ベイビーは皆を逃がさずに車を清掃車にぶつけバッツは死ぬ。警察にダーリンは撃たれて死んだ。

ベイビーはジョーに今まで稼いだお金を渡して介護施設に入れた。そしてデビーと逃げようとするが、ダーリンを殺されたバディは恨んで追いかけてくる。ドクは「国境を越えろ。」とバディから助けてくれたが殺された。バディとの死闘の末ベイビーは警察に自ら捕まった。「ベイビーは本当はいい子だ。」と証言してくれる人たちがいて・・・5年後。べイビーとデビーは再会する。

面白かった。テンポが軽快で(絶えず音楽が流れている映画です)飽きなかった。ドクが最後はいい人になったので(笑)ちょっと驚いたけど。ジェイミー・フォックスの“あぶない人”は本当に上手いなぁ。ケヴィン・スぺイシーも安定してるけど。主役の子は黙ってても脇を固める人が上手い俳優ばかりだから問題なし(笑)車のシーンは見応えがありました。スバルの赤い車はいいでしょうねぇ~水平対向エンジンだから(笑)(笑)



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1996年にテキサス州のカーセッジで39才の葬儀店員が81才の大富豪のお婆さんを殺害した実際の事件を映画化している。テキサス州の田舎町で葬儀社の助手として働くバーニー(ジャック・ブラック)は町の住人たちから愛されている人気者だった。仕事ぶりは優秀で町の美化運動に尽力したり。

ある日大富豪のドゥエイン・ニュージェントの葬儀を執り行ったバーニーは未亡人のマージョリー(シャーリー・マクレーン)に出会う。彼女は高慢で頑固。町の人たちから嫌われていた。息子家族とも裁判沙汰になっている。バーニーはマージョリーに気遣い相談相手にもなる。

次第にバーニーは気に入られて、マージョリーの会社で働くようになり銀行預金まで任されるまでになった。しかし彼女の独占欲はエスカレートしてバーニーが町の住人たちと交流するのを嫌がった。マージョリーに24時間振り回されるストレスでバーニーは銃で彼女を撃ってしまう。

バーニーは冷蔵庫の中に死体を隠して、マージョリーは誰とも会いたがらないと嘘をつき今までと変わらない生活を続けたのだ。彼女が死んでお金を自由に使えるようになり教会や困っている人々に資金を提供する。マージョリーの長期不在を不審に思った地方検事ダニー(マシュー・マコノヒー)は死体を発見しバーニーは逮捕される。バーニーは素直に自白して謝罪した。

ダニーはバーニーを第一級殺人で起訴するが町の住人たちは全員無罪を求めた。

半分ドキュメンタリーみたいだけど、ジャック・ブラックとシャーリー・マクレーンだから笑ってしまう。しかし難しかった。評価がかなり分かれそう・・・・殺人者が町のアイドルで殺された孤独な老女は嫌われ者という・・・町全体がバーニーの信者なので殺しても仕方がない?マシュー・マコノヒーが出てるんだからいい作品なんだろうと思いますが(笑)

極端に好かれても嫌われても生きにくい。普通がいいですねぇ。←これが言いたかったのだろうか(笑)


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