映画と共にあらん

映画と珈琲と日々の暮らし

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こちらどうぞ   マーク・ウェブ監督。この話は架空らしいですよ(笑)

トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)はLAのグリーティングカード会社で働く、ごく普通の青年。糸井重里の「くうねるあそぶ」みたいなキャッチコピーを考える?のが仕事みたいだけど。大学では建築を学んでいてまだ夢を捨ててはいないようだ。ある日新しいスタッフとしてサマー(ズー・イー・デシャネル)が入って来た。2人がほどよい関係になってもサマーは一貫して「誰かの所有物になるのは嫌。自分自身でいたい。愛は絵空事よ。」とトムに言う。2人が結ばれてもトムだけが壁が低くなったと思っている。結局別れたが、2人の共通の知人ミリーの結婚式で再会する。“トムが期待する展開シーン”と“トムとサマーの現実シーン”が同時に映されるが(気の毒です)サマーは結婚するのだ。トムは企画会議で「カードは嘘ばかり。この世はデタラメだ。」キレて会社を辞める。トムが一番好きな場所でサマーと会う。「今の夫とは会うべくして会った。私たちは運命じゃなかった。」建築関係の面接に来ているトム。「あなたを知っている。」面接に来ていたオータムに言われ「この後コーヒーでも。」と約束するトムだった。

1回観てみようと思っていた映画です。なぜかトムの恋愛相談相手に学校の部活動中?のクロエちゃんが出ている(笑)まぁ面白かったけど。子供に相談するな(ΦωΦ)サマーの両親は離婚しているがそれが原因で恋愛に対してクールになったわけでもなさそう。「私たちはシドとナンシーみたい。」だとサマーが言った時に気付くべきだった。トムはシドは7回もナンシーを刺した。僕がそんな事するはずがないと。まったくピンと来てないもんね。「私がシドなのよ。」サマーはかなり早い段階でトムとは心が離れていたのだろう。男が遅いのか女が早いのか(笑)ただサマーはいたって普通の女子なんですよねぇ。トムのピース又吉みたいな友人や職場の同僚がいい味出てました(笑)個人的にはベルイマンの『第七の封印』をディスっていたのが・・・ワロタです。ベタベタした恋愛映画ではなかったので良かったぁ。



こちらどうぞ  マーク・ロマネク監督。カズオ・イシグロが2005年に発表した同名のSF小説が原作。

1952年不治の病が治療可能になり、1967年人類の寿命は100才を超えた。キャシー(キャリー・マリガン)は28才で介護人になって9年目。手術台のトミー(アンドリュー・ガーフィールド)を見つめるキャシー。ここから彼女の回想シーンになる。

1978年の【ヘールシャムハウス】キャシーとトミーとルース(キーラ・ナイトレイ)は寄宿舎学校で暮らしている。校長(シャーロット・ランプリング)は「あなたたちは“特別”なのです。」新人のルーシー先生(サリー・ホーキンス)は「あなた方は人生をすでに決められている。大人にはなるけど年を取る前に臓器提供が始まる。4度目の手術で人生を終えるのです。その為の“生”なのです。」と生徒に教えて学校を去った。キャシーとトミーは相思相愛であるがルースとトミーがキスをしているのをキャシーは見てしまう。キャシーは身を引く。

1985年ヘールシャムは18才までなので、それぞれのコテージに振り分けられる。その後は終了センターへ送られるのだ。新しい仲間のクリシーとロッドは恋人同士で「ルースにそっくりなオリジナルを見かけた。」と言う。キャシー・トミー・ルースと5人でレストランに入るが注文の仕方さえ知らずに成長していた。クリシーとロッドは「ヘールシャムにいたなら知ってるんだろ?真剣な恋愛をしてるカップルは臓器提供を3~4年猶予して貰えるって本当なのか?」と聞くのだが。キャシーは「噂話はデタラメよ。」と答える。“ギャラリー“で生徒の絵を見に来ていたマダム・クロードが作品を見て2人がニセの恋人同士でないか見抜くのでは?と思い込むトミー。キャシーは介護人の申請をするがトミーとルースが別れたと聞く。

1994年終了。ある日10年も会っていないルースのカルテをキャシーは見た。彼女は2回提供していて今度で終了だろうと言われる。ルースから「トミーは2回目の提供でも経過はいいらしい。」と知らされるキャシー。3人で回復センターの海辺に打ち上げられた船を見に行く。ルースは「あなたたちの仲を引き裂いてごめんなさい。」猶予申請の紙を2人に渡した。キャシーとトミーはカップルの証明をしにマダムの家を訪ねた。そこには校長もいた。「猶予など無いのよ。ギャラリーの存在はあなた方に魂があるのかどうか見る為のもの。」トミーは絶望して車を止めて泣き叫ぶ。最初のシーンに戻りキャシーは手術台のトミーを見つめる。彼を失って2週間後。私にも通知が来た。提供は1か月後。トミーを知っただけでも幸せだったと。私たちと私たちが救った人に違いがあるのか。皆命は尽きるのだ。

ふぅぅ・・・SF映画かぁ。普通のドラマのようで最初は驚いた。クローン人間の末路を描いた悲しい物語なんですね。キャシーがポルノ雑誌を見たのは「この中に自分のオリジナルがいるんじゃないか。」と思ったから。キャリー・マリガンが可愛いです。自分の運命を淡々と受け入れて(´;ω;`)取り乱すこともない。切ないです。しかし自分の運命をやっと理解できる年齢になったら殺されるわけだから本当に残酷な制度?というか。だったら感情の無いクローン人間を作らんかい!せめて・・・と思います。

で、このまま黙ってはいないぞクローン人間が反乱を起こす続編希望(`・ω・´)クローンよ立ち上がれ!

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フョードル・ドストエフスキーの『二重人格』を原作としている。リチャード・アイオアディ監督
職場ではパッとしないサイモン・ジェームズ(ジェシー・アイゼンバーグ)は自宅アパートの向かいのビルに住むハナ(ミア・ワシコウスカ)に密かに好意を持ち彼女の私生活を覗き見していた。ハナが捨てた絵をゴミ置き場から拾ったりしてたが、ハナのアパートの屋上から男が飛び降りるのを見てしまった。

ある日自分にそっくりのジェームズ・サイモン(二役)という男が職場にやって来た。しかし職場の人間たちは2人がそっくりな事に気が付いていないようだった。そっくりさんの方が要領が良くイケてるのだ。皆の人気者になった。ジェームズはサイモンに同情しハナを誘惑する手伝いをしてくれるがハナはジェームズに興味があるようだ。結局ジェームズとハナはキスをした。こういう不思議映画は好きです(笑)

この会社は“大佐”(ジェームズ・フォックス)と呼ばれる肖像画を崇拝していて多分社長?会社に存在感のまったくないサイモンがジェームズに仕事を奪われていくのだけど所詮は1人しかいないという設定である。飛び降り自殺をしたのが(自分の中で抹殺したほう)どっち?なのか。そしてなぜに日本歌謡なのか(笑)ブルー・コメッツ(古い)のブルー・シャトーなんて私でもかなり遠い記憶です(笑)『リザとキツネと恋する死者たち』も昭和歌謡だった。ジェシー君はウザ賢(カシコ)いイメージがありますが、この役はピッタリ!意外とワシコウスカと合ってた。




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SNSサイトのFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグを描いた映画。デヴィッド・フィンチャー監督。ハーバード大学2年のマーク(ジェシー・アイゼンバーグ)はボストン大学生のエリカ(ルーニー・マーラ)にボロカスに言われてフラれる。マークは腹いせにハーバード大学のコンピュータをハッキングして女子学生の顔の格付けサイトを立ち上げるとものすごいアクセスで4時間で大学のサーバーダウンとなってしまう。大学の査問委員会から半年間の保護観察処分を受けるがボート部のエリート学生で双子のキャメロンとタイラー(アーミー・ハマー)その友人ディヴィヤらに学生専用コミュニティサイト“ハーバード・コネクション”の製作に協力してくれないかと言われる。

しかしマークはこれを利用して親友エドゥアルドに1000ドルの出資を頼みCFO(最高財務責任者)への就任を依頼する。2004年「The Fasebook」が誕生。双子の兄弟はマークのアイデア盗用に怒るが訴えなかった。他大学へもFacebookはどんどん広まって行った。アメリカ西海岸でNapsterの創設者ショーン(ジャスティン・ティンバーレイク)は「ただのFacebookにしたほうがクールだ。」とマークたちに近づいて来た。エドゥアルドはショーンを快くは思わなかったがマークはすっかり彼のビジネスに乗せられてしまった。

エドゥアルドは自分の知らない間に30%以上あった持ち株比率を0.03%にされていたりCFOを降ろされていた為訴訟を起こす。同時に双子の兄弟からも訴訟を起こされる。

ラストシーンでマークが元カノ・エリカにFacebookで友達申請をするのですが・・・何ともせつない。ビジネスモンスターみたいに描かれてるけど、まだ若い男の子なんだよなぁ~と。ウザ賢(カシコ)い喋りが印象に残るジェシー君が少し可哀そうになった。

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イタリア南部の田舎から長男を頼って都会ミラノへ大荷物を抱えてやって来たパロンディ家。父親は他界しており母親と息子たち4人。駅には長男の姿はない。ジネッタ(クラウディア・カルディナーレ)との婚約パーティの最中に家族が乗り込みパーティはぶち壊しである。長男の紹介で次男シモーネはボクサーになるが娼婦のナディア(アニー・ジラルド)と堕落した生活を送るようになる。三男ロッコ(アラン・ドロン)はシモーネがクリーニング店の女主人のブローチを盗み仕事をクビになってしまった。ロッコは徴兵の為家を出た。

退役したロッコはナディアと再会して2人は付き合うようになり、ロッコはボクサーとしても活躍する。ナディアは真面目になった。シモーネは弟に激しく嫉妬しナディアを強姦する。ロッコは兄の為に身を引きボクシングに専念する。シモーネとナディアは再び落ちぶれた生活に戻ってしまう。ロッコはシモーネの借金を肩代わりして試合に挑む。シモーネはナディアと口論になりナディアを刺し殺してしまう。ロッコの祝勝会に現れたシモーネ。アルファ・ロメオの技師になった四男チーロは警察に通報した。末っ子のルーカは兄を通報したチーロを責めた。チーロは都会の生活がシモーネを変えてしまった、そしてロッコがシモーネに寛大すぎた事、兄シモーネを愛していると言った。

1960年ルキノ・ヴィスコンティ監督の長~い作品。“イタリアのネオリアリズモ”とかで(?)戦後の貧しい家族を描いたそうです。ふ~ん酷い話ですね。娼婦だけど頑張って普通の生活に這い上がろうとしたナディアを裏切って突き落としたのはロッコであってシモーネではないからなぁ。本当に残酷なのは優しいロッコのほうだと思うわ。しかし日本の長男よりも大変だぁ~いきなり家族大勢で押しかけられて・・・・全編を通して(徹頭徹尾?)血の繋がりって本当にやっかいだと教えてくれた映画。チーロがまともな子で唯一の救いだった。


 

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静養の為にベニスにやって来た年老いた作曲家アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)はそこで出会った美少年タジオ(ビョルン・アンドレセン)にすっかり魅せられてしまう。それからはタジオを求めて彷徨い人となってしまった。しかしベニスの街中で一斉に消毒が始まったのだ。疫病が蔓延しているとの事。アッシェンバッハは感染しているが、それでもタジオのそばからは離れられずにタジオを見つめながら死んで行くのだった・・・・1971年ルキノ・ヴィスコンティ監督作品。トーマス・マンの小説「ヴェニスに死す」を映画化。

『若者のすべて』から一体何があった?というくらい作風が違うんですけど(笑)

この美少年好きおじさんは元々心臓が弱いみたいだから感染も早かったのかな?と真面目に考えた(笑)静養先のホテルがお金持ち風の人しかいない(ご婦人たちの帽子がマジすか!と驚くわぁ)海に来てるのに暑苦しいドレス(笑)タジオの水着は昔の露出が無い洋服みたいなタイプなのでいやらしくありません。おじさんは老いをカバーする為か化粧で誤魔化している。汗で(ファンデーション?)流れるけど。

おじさんは家庭も持っていた過去があるので(子供あり)単なる美少年好きなのかも。“耽美主義”って美しいことがすべてなんだそうですよ・・・・( ゚д゚)、ペッ(笑)この映画を「きっしょ!」と思うのか?芸術だと思うのか。アラン・ドロンもそうだけど綺麗な顔にすごく執着する監督だって事はわかった(笑)ストーカーの話だとは思わないけど。ただ綺麗な人の嫌な面を見たら気持ちは一気に冷めると思いますけどね。笑わせようとしてるのか、感動させようとしてるのか・・・・最後は爆笑しましたけど(大汗)あの謎のポーズ。



 

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実話だそうです。ウィザースプーンて(笑)変わった名前だけど可愛い女優さん。母を亡くした喪失感から立ち直れない女性が悲惨な生活を送っていたけど「このままではいけない」と心機一転、大自然に果敢に挑戦していく。壮大なロケーションが素晴らしいです。旅の途中で出会った人とふれあい自分を取り戻していく姿を描いています。

仲の良い母娘だとお母さんが亡くなったらそんなに?なるのかな。ドラッグや売春まがい、離婚。う~ぬ私にはわからない。でも・・お母さんに「すごく会いたい」と泣き崩れるシーンはたまらず画面を一時停止して泣いてしまった。父が母より先に逝ってくれてたら、もっと違っていたかも知れない(おい)と思った。

実際こんな旅をしたらまだ若いし綺麗だからテントを張ろうとしたけど同じ旅の男たちが気になって足早に立ち去るシーンがある。本能的にレイプの危険を察知するシーンだ。私くらいになると安心だけど(笑)旅する体力が無いよ。現実問題として若い女性1人旅は危ないよ。

母親に会いたいというシーンで大泣きした私はその夜夫に「カウンセリングを受けてみようかなぁ」と言ってみた。「・・・・あなたは大丈夫ですよ」って断られるそうです。

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