最近、某村内を中心に立て続けに「お見合いパーティで惨敗した記録」を読む機会があった。
これらの惨敗記録、内容的には面白いのだが、どうも、「婚活パーティ」というゲームの基本的な仕組みを理解していない状態で書かれた記事・コメントが多いような気がするので、今回、婚活パーティについて、基礎中の基礎の内容をまとめた記事を書くことにした。皆さんが参加される時に参考にしていただければ幸いである。

1:お見合いパーティ参加1度目でカップリングできる事はまれ
お見合いパーティの基本的な流れは以下のとおりである。


1:異性全員と2~3分程度話す(通称:回転寿司)→フリータイム。好きな異性と5分前後話す。これを数回繰り返す→3:シートに気に入った異性の名前を記入→4:司会者によって結果発表。男女とも指名していればカップリング成立となる


さて、この一連の流れ、あなたはどんな内容だかわかっただろうか?1回参加した限りでは何が何だかわからないまま途方にくれることがほとんどである。つまり、お見合いパーティというものは、システムを理解していないと交渉のテーブルに着くこと自体が難しく、よほど運が良かったり、人気者でない限り初回参加はかなりの確率で失敗する。

2:3大バッドステータス、ギャンブル・タバコ・アルコール
婚活で言ってはいけないこと、それはギャンブル・タバコ・アルコールである。その人のルックスや性格以前にこの3つのフレーズを口走った瞬間に「選考外」となることを覚悟しよう。これは倫理的な問題というよりも、単に同じ趣味を嗜む人が少なくなる(また、嗜まない人にとってそれは大変苦痛である)という事が大きな問題である(アルコールは他2つよりも許容する人が比較的多い)。だが、相手のステータスが開示されていない以上、こちらもマイナスなステータスを開示する必要はない。お見合いパーティに限ったことではないが、婚活は基本「減点法」であり、「メリットを極力目立たせ、デメリットをを極力目立たなくさせる」事が基本戦術となる。

3:「友達と参加」は絶対NG
オタク婚活サービス「アエルラ」の社長にインタビューした際にも話しを聞いたが、お見合いパーティで「友達と参加」は基本NGである。万が一友達と参加していたとしてもそのことはあえて言う必要はないだろう。これはなぜかというと、
・カップリング後に友達と帰ることを優先して放置される
・物見遊山に来ていると思われる
事が挙げられる。特に物見遊山で来ていることがわかると非常にカップリング確率は下がることになる。もし本気で付き合う相手を探すつもりで参加するつもりなら、「ヲチしにきた」みたいな言い訳は絶対にしない方がいいだろう。

4:お見合いパーティはセンス競争をするところではない
世の中には様々なお見合いパーティがある。中にはアニメやマンガといったオタク向けだったり、野球やサッカーなどのスポーツなど、様々な趣味を媒介にしたお見合いパーティがなされることも多い。だが、それらのほとんどは「話しのとっかかりを作りやすくする」「同じ趣味を楽しむ人間同士連帯感が生まれやすい」といったところを狙って企画されることがほとんどである。よってこうした会でもっとも避けるべきなのは「他人の趣味で優劣を競おうとする」「自分が話してばかりで相手の話しを全く聞かない」という事である。お見合いパーティはセンス競争の場ではない。これは肝に銘じてほしい。

5:カップリングは「面接権の獲得」でしかない
最後に重要なことを。お見合いパーティでいう「カップリング」「カップル成立」とは要するに「2人で引き続きあって話(婚活用語でいうところの「面接」)をする権利」を獲得したに過ぎないということ。この時点で付き合う事が確定しているわけでも、恋愛感情をもっているわけでもない、という事には注意しておこう。
つまり、お見合いパーティでのカップリングとは就職活動における筆記試験通過、エントリーシート通過のようなものなのだ。

以上、いかがだっただろうか。お見合いパーティは、ルールが特殊だが、その一方で一度に多くの異性と知り合えるという大きなメリットもある。是非、パーティのルールを理解したうえで参戦してほしいと思う。

古田ラジオ