歳を取るとファッションや化粧品よりも食に興味が沸くようになりました。若い頃に聞いていたラジオ番組で若いうちはファッションなどに力を注ぐため食は疎かになるけど20代半ば位からだんだんと余裕が出てきて食などにも興味が沸いてくると言っていたのを思い出しました。聞いていた当時は10代で「ある程度歳をとってもファッションの方が興味があるよ」と思っていたのですが、歳を取って全くその通りになってしまいました。

 外食をする回数が増えると「これ、どうやって食べるんだろう・・・?」というものが沢山出てきます。以前友達とホテルのアフタヌーンティーを楽しんだのですが、紅茶が好きなだけでどうやって口にしたらよいものかと戸惑いっぱなしでした。その後たまたま本屋さんで見つけて「これだ!」と思い購入しました。

 この本に「マナーは人をジャッジするものではない」と書かれています。よく芸能人がTVで変わった食べ方をするとネットのニュースで話題になってそれが半永久的に残ってしまうことを考えても食事のマナーは人の印象を大きく左右するものだと思います。かくいう私もお箸の持ち方には自信がないので人のことをどうこう言える立場ではないのですが。
 イラストで詳しく図解されているのでわかり易かったです。お箸の持ち方といった基本の中の基本はもちろん、食べ方がよくわからないカニやエビ、デザートなど食べ物別に項目があるのも便利です。コース料理や懐石料理を食べる時に気を付けること、多くの人が頭を悩ませているであろう飲み会など普段暮らしている中で遭遇する確率の高いシチュエーションのものばかり載っているので参考にしてご飯を食べたりしていました。この本を読んで食事はただ味覚のみを楽しむのではなくお店の雰囲気や盛り付けなども含めて楽しむようになりたい、人に気を遣い、自分自身も気持ち良く食事が出来るようになりたいと思いました。