2009年02月

2009年02月18日

自分で考える

自分で考えて行動する経験が多い子どもほど、子どもは自立していきます。

逆に、大人から指示を受けて行動する経験が多い子どもは、指示待ち人間になってしまいます。

本来、「遊ぶ」という行為は、自由で主体的で創造的な活動です。それが、外部からの刺激が多いおもちゃや、説明書がありゴールがあるようなおもちゃでは、想像性を掻き立てる余地もありません。

また、子どもの内面に生じた興味・関心を見にくくすることもあり、それが判らないと大人も何を与えれば良いのかがわかりません。

おもちゃ一つでも、それが「おもちゃ」になる場合と「教育玩具」になる場合があります。それは、大人の与え方、コミュニケーションの取り方を考えなければなりません。

childmind at 17:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 遊び 

遊び

子どもは、刺激に反応します。

与える刺激が強ければ、落ち着きのない子どもになってしまいます。刺激を少なくすることで、子どもの内面から出てくる意欲を大事にしていかなければいけません。

一概には言いにくいのですが、ヨーロッパの子どもの遊びに対する考え方とは、

「選ぶ」 子どもと大人がおもちゃを選ぶ(刺激のコントロール)
「刺激」 刺激の少ないものから与える
「動力」 手動的なもの
「おもちゃとの関係」 おもちゃが動くのではなく、子どもが働きかけて遊ぶ
「あそび方」 マニュアルではなく自由に遊ぶ
「狙い」 自分で感じて考え、行動させる。経験が大切。

childmind at 17:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 遊び 

繰り返し叩く


 1歳くらいの子供は、「ただひたすら叩く」という行為そのものが面白いと感じるものです。

自分の身辺にあるものを叩くことが好きです。
それを叩かれては困ると思い、叩く道具をとりあげ、叩かれては困るモノを遠ざけるようでは、子供の好きなことを取り上げてしますだけです。

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childmind at 16:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 1歳児 

ルールを覚えよう

物の取り合いなどが、日常的に起こる幼稚園では、どのように子供たちに解決方法を教えているのでしょうか?

大人が考えているルールを子ども達に教えてあげる事が、一番簡単な方法ですよね。
ただ、それは「教えてあげる」のではなく、内容によっては「押し付けている」事にもつながっていきます。

それよりも、子ども達に考えさせてみましょう。
考えるプロセスを作ってあげることで、相手の気持ちを理解できるようになり、相手の事を考えた行動ができるようになるのでしょう。

そうやって、既存のルールを自分の体験を通じて覚えていくことが大切です。

childmind at 16:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせの習慣化

 子供に絵本を読み聞かせをしているときの言動に注意をしてみてください。

 子供は、まず、「絵」に目がいきます。細部まで目がいきます。言葉が文字
 として認識はできていても、楽しい「絵」に目がいきます。

 そして、同時に文をしっかりと聴き、自分の体験や自分自身のこととオーバー
 ラップさせます。それは、やはり絵本のストーリーに入る前に、自分の体験とオー バーラップさせた方がイメージしやすいからなのでしょう。

 1ページ1ページ、絵を見て文を聴き、自分なりの理解を進めようとします。ですから、大人は読み聞かせをする際に、ページをめくるタイミングを考える必要があります。

childmind at 16:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 絵本 

食育って何でしょう

「食育」

 ・美味しい食事を小さい頃から食べること。 
 ・自分の口に入る食材が、どのように育ち、収穫されているのかを知ること。
 ・どのような食材があるのか学ぶこと。

 どれもピンときませんよね?

Wikipedia によれば、
 「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである」
と書いてありました。

今月頭に、ある開発会社の社長と飲んでいたのですが、その社長曰く「なんでもいいから朝ごはんを抜かないこと」が食育だと言ってました。

やはり午前中から活発に遊ぶことが仕事の子供にとって、活動の源である朝食を欠かしてはいけません。また、朝ごはんをしっかりと正しく食べる習慣をつけておかないと、大きくなって不規則な食生活が当たり前になってしまいます。

「でも、朝食をしっかりと食べさせる事って夫婦仲も影響するよ」と前述の社長は言ってました。夫婦仲が悪いと、子供にも影響を与えます。仲が悪いと朝ごはんも作らなくなっちゃうもんなんでしょうかね?

簡単な食事でもいいので、朝は抜かないようにしていきましょう。

childmind at 16:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 食育 

2009年02月09日

幼児期の言葉

就学前の子供にとって、「書く」という行為はまだまだ結構難しいものです。

「ひらがな」は、微妙な傾きがあったり、くるっと丸を書いたりという所まで
指先は器用にできてはいません。

それよりも、「読む」という行為は、絵本だけでなく、町中にも様々な文字が
あふれているので、そういう環境の中で自然に覚えていくことができるものです。

ですから、幼児期には「話し言葉」をより充実させることが大切です。
「音」を意識し、「冷蔵庫」を「れ・い・ぞ・う・こ」と理解するように
なるので、小学校入学前には、「しりとり」「だじゃれ」などで遊ぶことが
良いでしょう。

昨日のこと、明日のこと、など「目の前にないことを話す」というのが
書き言葉につながります。

目に見えないことというのは、想像力を養うことにも通じるのです。

childmind at 14:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 4歳児 | 話す

生活リズム

昼間起きて、夜まとまって寝るようになるのは大体3〜4ヶ月目くらい。
明るい時に起きて、暗くなったら寝るというリズムを作るようにするのが
最初の学びになります。

ベビー時代に、朝7時に起きるようにしておけば、その習慣がつけば
学校に行くようになっても安心。

ところが、深夜にコンビニなんかに行ってしまうと、昼間だと勘違いしちゃうので
要注意ですよ、

朝を感じることができるように、窓際で寝かせてあげることもポイントです。

childmind at 13:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 0歳児