November 05, 2006

日本に戻ります。11月10日からの設立5周年記念報告会でお逢いしましょう

2001年10月。大学生だった鬼丸昌也がテラ・ルネッサンスを設立しました。たくさんの優しさとサポートによって、2005年10月に設立5周年を迎えることができました。

この間、カンボジアでの地雷除去支援、ウガンダでの元子ども兵社会復帰など活動を展開することができたのも、皆様のご支援があったからこそだと感じています。

今まで支えてくださってきた方々に、感謝の意味を込めて、この度、設立5周年記念の報告会を東京、京都など全国で開催致します。

11月10日(金)京都会場では、国連平和大使で、チンパンジー研究の世界的な権威であるジェーン・グドール博士による特別講演を企画しております。

■ジェーン・グドール博士
(地球交響曲第4番出演者 http://www.gaiasymphony.com/4_cast.html#jane

グドール博士自身、研究や執筆活動のかたわら、世界平和や未来への希望を訴え、子どもたちを勇気づけることにより、世界を変えようと活動されています。

■ジェーン・グドール博士のメッセージ(地球交響曲第五番)を視聴できます。
TINGARAさんのホームページより〈 http://www.tingara.com/gaia/

本会の元子ども兵社会復帰事業に大変なご理解をいただいており、今回のイベントで特別出演していただくことになりました。(京都会場第1部のみ)

■ジェーン・グドール博士からテラ・ルネッサンスへのメッセージ
http://www.terra-r.jp/katsudo/memorialevent5_f.html

また、各地で開催する報告会では、テラ・ルネッサンス初めての海外スタッフ、トシャ・マギーを招聘し、彼女のブルンジ難民としての体験や、日ごろ関わっている元子ども兵の日常を、報告してもらいます。

トシャは、テラ・ルネッサンス初めての海外スタッフなのですが、ブルンジという国で9歳のときに、ツチ族とフツ族の大虐殺で家族をすべて失いました。

その後、難民としてひとりでウガンダまで渡り歩き、様々な仕事につきながら、生き抜いてきました、それだけでなく5人のストリートチルドレンを引き取り、お母さんとしての役割も果たしています。

とても力強い女性です。
そして、大切なメッセージをたくさん私たちに伝えてくれています。

■トシャ・マギーから大切な日本の皆さまへ
http://www.terra-r.jp/katsudo/memorialeventtokyo_f.html

全国各地で、皆さまとお逢いできることを楽しみにしております。

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■テラ・ルネッサンス設立5周年記念報告会 (京都会場)

☆第1部
ジェーン・グドール博士特別講演会 〜ルーツ&シューツ 希望の新芽を育てる〜
基調講演:ジェーン・グドール博士(国連平和大使/野生チンパンジー研究者)
報告:トシャ・マギー (NPO法人テラ・ルネッサンス ウガンダ事務所職員)

☆第2部 
テラ・ルネッサンスの挑戦 〜元子ども兵の社会復帰を目指して〜
報告:小川真吾(NPO法人テラ・ルネッサンス ウガンダ駐在代表)
   トシャ・マギー(NPO法人テラ・ルネッサンス ウガンダ職員)

日時:2006年11月10日(金)
第1部:13:00〜15:00(開場12:30)
第2部: 19:00〜21:00(開場18:30)

場所:ウィングス京都イベントホール
    
参加費:
第1部 ジェーン・グドール博士特別講演会 ¥1,500
第2部 テラ・ルネッサンスの挑戦 ¥1,000

■ジェーン・グドール博士のメッセージや、チケットの申込方法・会場への
アクセスなど詳しいことは、下記URLをご確認ください
 
http://www.terra-r.jp/katsudo/memorialevent5_f.html

東京でも11月11日(土)に、そのほか沖縄、鹿児島、宮崎にて報告会を開催します。すべての会場にて、小川真吾(本会ウガンダ駐在代表)、トシャ・マギー(ウガンダ職員)がお話いたします。
 
■東京報告会(東京都渋谷区)
日時:11月11日(土)19:00〜21:00(開場18:30)
場所:JICA地球ひろば(定員200名)
【地図】http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html
主催:NPO法人テラ・ルネッサンス
問い合わせ:下記URLからお問い合わせ・お申込できます。
http://www.terra-r.jp/katsudo/memorialeventtokyo_f.html

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■11月12日(日)沖縄報告会(沖縄県那覇市)
日時:11月12日(日)14:00〜16:00 (開場13:30)
場所:那覇市ぶんかテンブス館第1・2会議室(定員50名)
【地図】http://www.tenbusu.jp/access/index.html
参加費:無料
主催:NPO法人テラ・ルネッサンス
共催:株式会社沖縄教育出版 http://www.cha-genki.com/info/
問合/申込:テラ・ルネッサンス 075−645−1802 contact@terra-r.jp

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■11月14日(火)鹿児島報告会(鹿児島県いちき串木野市)
日時:11月14日(火)19:00〜21:00(開場18:30)
場所:シーサイドガーデンさのさ(定員200名)
【地図】http://www.iiyado.jp/yado/01_sanosa/01_01.htm
参加費:一般800円(前売)、1,000円(当日)、500円(学生)、高校生以下無料
主催:地雷ゼロ鹿児島 
共催:NPO法人テラ・ルネッサンス
問い合わせ:はしのくち 090−8417−1951 psmiyuki@d7.dion.ne.jp

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■11月15日(水)宮崎報告会(宮崎県宮崎市)
日時:11月15日(水)19:00〜21:00(開場18:30)
場所:平和台公園レストハウス内ひむか村の宝箱(定員50名)
【地図】http://gourmet.yahoo.co.jp/0006395466/M0045010386/
参加費:一般1,500円 学生1,000円(ウガンダコーヒーつき)
主催:ひむか村の宝箱 http://www.miyazaki-catv.ne.jp/~takarabako/
共催:NPO法人テラ・ルネッサンス
問い合わせ:まえはら 090−3070−6205 torontomiki1014@hotmail.com
         
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すべての報告会についてのお問い合わせは
NPO法人テラ・ルネッサンス 
TEL:075−645−1802 Mail contact@terra-r.jp までお問い合わせください。

childsoldiers at 16:56|この記事のURL

一時帰国&報告会のお知らせ

94dbc426.JPG
明日から一時帰国です。
この半年はホントあちこち走り回り、いろいろなことがありました。
写真は、(株)アイケイ様のご支援で完成した基礎教育棟です。
ここでは、識字教育、算数、英語、平和教育、母子教育、などなど、受益者の必要に応じて様々な
クラスを開講していく予定です。
そして、おかげで、次学期からは38名の新しい元子ども兵を受け入れることができるようになりました。

また、ブログにも報告していきますが、とりいそぎ、日本に一時帰国するので、
報告会などで、ぜひ、いろんな方と直接お会いできるのを楽しみにしています。
今回は、私だけではなく、国連平和大使のジェーングドール博士や、ウガンダの現地スタッフも
報告会に登場しますので、ぜひぜひ、お時間のある方はお越しください。

下記、報告会当のお知らせです。
childsoldiers at 16:20|この記事のURL

September 18, 2006

ペンキ塗りが終わりました 

429bb7fd.JPGスマイルハウスの外壁、内壁のペンキ塗りが終わりました。白とブルーと緑のデザインで見事に仕上がりました!
しか〜し、、、白壁には早速チャイルドマザー(受益者)の子どもたちがチョークで落書きを・・・
周りの現地人に言われ覚悟はしていましたが、まさか、こんなに早くやられてしまうとは・・・・。まあ、子どもの笑顔を見ていると、、怒る気にもなれず・・・。ホント元気にやんちゃな子どもたちが、お母さんが勉強している間、施設の内外を走り回っています。

洋裁訓練の授業 

b1e986db.JPG洋裁訓練では、まずミシンの使い方を学んでいます。先生はハリエットという女性で、2年間職業訓練の先生をしたり、洋服店で働いたり、経験豊かな先生です。写真に写っている彼女のように、ほとんどの受益者は小さな子どもを抱えているので、背中に赤ちゃんをおんぶしながら授業を受けている子達もたくさんいます。それ以外の2,3歳くらい子どもたちは、元気に教室内や施設の庭を走り回ったり、笑ったり、泣いたり、、落書きをしたりと面倒を見るのが大変ですが。しかし、みんな初めてミシンに触れ、真剣な眼差しで、針の通し方からミシンの動かし方まで熱心に学んでいました。受益者らは一人ひとりが楽しそうに、希望に満ち溢れた様子で授業に励んでいるのをみて本当に私もうれしくなりました。

基礎教育の授業 

42a38e8c.JPGこの授業を担当しているのはテラ・ルネッサンスのオフィススタッフのロバートです。彼は元学校の教師をしており、教育に非常に関心のあるスタッフです。
多くの受益者たちは10代のほとんどを学校に行くことができず、ゲリラ軍で過ごしているので、文字の読み書きや英語などができない子がほとんどです。ですので、このクラスでは、ー瓜教育、∋賛堯↓1儻譴亮業を組み合わせて行っています。これにより、職業訓練で身につけた技術を使って自分で小規模ビジネスをする際に必要な、お釣りの計算、メジャーで布の長さを図るための計算能力や、レシートやお客さんからの注文書を書くための識字能力など実践的に必要な知識を学んでいけるようカリキュラムを工夫してもらっています。また、実際に小規模ビジネスを始める際にも識字能力や英語なども必要となるので、みんな一生懸命に勉強しています。今後は、このクラスの中で、日本の交流プログラムや手紙書きのようなものを取り入れていく予定です。この授業は週2回開講しています。


手工芸の授業 

c3ff6ec1.JPG手工芸のクラスでは、染色の授業が始まりました。受益者の希望する仕事と、紛争後、地元の村に戻ってからの需要などを検討した結果、染色からスタートし、今後、財布や小物入れ作りなど手工芸技術も学んでいく予定です。担当するのはジョイスという女性の先生です。染色の学校を卒業し、NGOの活動やボランティアにも携わってきた非常に明るい先生で、また彼女はカウンセリングなどの経験もあり、単に技術の指導だけでなく、受益者たちのいろいろな相談にものってくれています。この授業は週3回開講しています。



服飾デザインの授業

6eb060f5.JPG服飾デザインの教師はジミーと言います。まだ若いですが、専門学校で服飾デザインを学び、服飾デザインの店での経験も持ち、機械のメンテナンスにも詳しい先生です。洋裁技術だけでは市場の競争が激しく、収益を得ることが難しいことから、デザインのクラスも週に2回開設することになりました。そこで、市場で好まれるデザインや刺繍機の使い方を学んでいます。現在は、刺繍機が高額なため、クラスに一台しか設置していませんが、まずは、ノートにデザインの練習をしたり、先生が刺繍のデモンストレーションをしています。将来的には生徒3人に一台くらいの割合で刺繍機を設置し、今期はまず服飾デザインの初級コースを学び来年には上級クラスで刺繍機を使って実践的な訓練ができればと考えています。


平和教育の授業

be8a7509.JPG平和教育は週一回のペースで行っています。そのうちの2回は和解・信頼構築をテーマにして、元子ども兵である受益者たちが地域住民と平和に生活を続けていけるよう、アチョリ民族の伝統的な和解の方法、などをベースに元アチョリ宗教者平和創設委員会スタッフのマーティンに担当してもらっています。残り2回は小型武器問題や、貧困、異文化理解などをテーマにオムニバス的に授業のカリキュラムを組んでいます。
先日は、紛争で対立するグループに分かれたシミュレーションを通して、平和的な解決を模索しながら、和解について理解を深めるなどのロールプレイを行いました。写真は3グループに別れ、それぞれのグループが他のグループと対立している仮定で、どのように紛争を解決すべきかグループディスカッションをしている様子です。


小規模ビジネスの授業

ca588f8e.JPGこの授業訓練の最終段階で、第一期受益者15名とその近隣住民15名の30名のみが履修しています。第一期生たちは、この授業を終了し半年後からはマイクロクレジットを使って実際に収入向上の活動をしていくことになります。
この授業では、マイクロクレジットとは何か?から始まり、地域住民と協力することの大切さ、貯蓄する重要性、そして実際のビジネスの進め方について学びます。第一期受益者にとってはこれから半年が自立に向けた重要な最終訓練になります。この半年間に職業訓練も平行して受講していく子どもたちもいますので、彼女たちにとって、この半年は本当に重要な期間になります。また、教師のマーティンも普段は大学で教えていますが、もともとフィールドが好きな人間なので、授業には熱が入っていました。


絶望から希望への再出発

c612b6c1.JPG前にも書きましたが、今、ウガンダ北部では紛争の影響で食べ物、薬へのアクセスができないなどの理由で、一日150人近くが死亡しています。死亡原因は反政府軍の襲撃で殺されるなどの事件もありますが、死亡原因の25%はマラリアです。薬へのアクセスができず、特に0歳児〜5歳児の小さな子どもが死んでいる現状があります。写真に写っている彼女はこの4月から受け入れた第2期生ですが、彼女の子どもも私たちが医療支援を開始する直前にマラリアで亡くなりました。その後、涙を流している彼女を何度となく見ました。私たちが受益者選定の調査をしている時にはその子も元気で、一緒に写真も取りました。その写真を見て彼女が泣き崩れている姿を見たときは本当に悲しい気持ちになりました。同時に彼女のようにマラリアやエイズ、襲撃などで子どもを亡くしている母親が、今もこの地域にたくさんいる現状を考えると自分たちの無力さ、日本やアメリカが飽食とぜいたく品に満ち溢れる一方で、ここアフリカには支援が行き届かない不公平な現実の世界を感じざるを得ませんでした。
 しかし、ミシンに始めて触れ、先生から指導を受けながら笑みを浮かべている彼女を見たとき、人間というのは絶望から希望へ向けて歩みだす力があるのだ、ということを教えてもらったような気もしました。彼女にはもう一人の子どもがいます。彼女と彼女の子どもたちが希望に向けて歩み続けていけるよう僕たちもできることをしていこうと改めて感じた日でした。

小型武器破壊式典 

95bb4bb0.JPG5月、ウガンダで小型武器破壊式典が行われました。昨年、ウガンダで小型武器国内行動計画発足時に行われた破壊式典につづて2回目です。今回は軍が所持していた余剰武器の破壊です。写真は小型武器に着火するところです。

小型武器破壊式典2

9ab2de8d.JPG焼却された小型武器の残骸です。木製部分が焼却され鉄の部分が残りました。この鉄の部分を溶かし、建設資材にリサイクルしました。


小型武器から平和・復興の資材へ

4d2a14e4.JPG小型武器の焼却後、鉄の部分は溶かされ建設資材に変わっていきます。写真は鉄が溶かされ建設用のテゥイスティッドバーに形を変えています。


小型武器から平和・復興の資材へ

1b14231d.JPG小型武器を溶かして出来上がった、建設資材(ツイスティッドバー)です。今まで人を殺し続けてきた武器が、人々の住居や復興の為に必要な資材に変わりました。小型武器の被害は年間50万人、1分間に1人が命を失っています。これら事実上の大量破壊兵器が、最も被害を受けているここウガンダで平和へ向けての資材に変えられたことは、小型武器による暴力をなくしたいという被害国からの大きなメッセージと、平和に向けての象徴のように感じました。これを象徴ではなく、現実のものとするためには、被害国での取り組みと同時に、先進国、とりわけ、小型武器を大量に輸出し続けているアメリカ、欧米の国々は真剣に受け止めなければいけません。日本もまた小型武器問題に積極的に取り組んできた国として、アメリカなどに迎合せず、さらに小型武器問題の解決に向けてリーダーシップをとっていく必要があります。今年6月末から国連で小型武器行動計画の履行検討会議が開催されます。その場で日本政府は行動計画の強化をより具体的な形で提言し、リーダーシップを発揮すべきです。
世界規模のこの問題を解決するには、大国、政治的、経済的に影響力のある日本のような国がイニシアティブを取らなければ、いつまでたっても、被害国の現状は変わりません。私がいるウガンダ北部で反政府軍が使用している武器もすべてが、隣国から不法に流入した小型武器であり、その武器により2万人以上の子どもたちが既に子ども兵として戦わされてきており、20年たたった今もその紛争は続いています。

テラ・ルネッサンスがウガンダ政府公認NGOになりました

034cdb2a.JPG昨年12月から準備してきた、政府公認NGOの許可がおりました!100ページを裕に越す書類を準備して、様々な関連機関からの推薦状をもらい、ようやく登録までたどり着きました。半年以上はかかると言われていた、登録もグルでの職業訓練所開設の前に無事終わりほっとしています。これで関連機関や政府ともより効果的に連携しながら活動を進めていくことができます。

グル事務所を開設しました

427af8cc.JPGこれまでは首都カンパラに拠点を置き北部でのプロジェクトを行ってきたのですが、4月から職業訓練施設を開設するなどで北部にも事務所を開設することになりました。グル事務所は職業訓練施設の敷地内に置く予定ですが、今はまだ敷地内に電気も水道もなくスペースも十分でないので、当面は写真に写っているグルの住居を借事務所として活用していく予定です。写真に写っているのは日本からの訪問者でグルにリサーチに来た友人の研究者、カンパラで活動しているNGOのメンバーらです。久しぶりに日本人と一緒にご飯を食べました。ちなみに食べたのは、日本からお土産で持ってきてくれた!カレー!。おいしかった〜!!しかし、この後、日本人+インド人+ドイツ人+現地スタッフを招待してカレーをご馳走したので、結局、お土産のカレーも3日でなくなってしまった・・・・。しかし、久しぶり日本語を話し、日本食を食べ、日本の話もちらほらしながら、楽しいひと時を過ごすことができました。

スマイルハウス(職業訓練施設)がオープンしました

4eb5bded.JPG建設も無事終わり、スマイルハウスがオープンしました。これから、ここで元子ども兵が自立に向けての職業訓練を受けていくことになります。まだ、外壁と内壁の塗装は途中ですが、今月は受益者に対してのオリエンテーションなどを実施しました。ウガンダに来て10ヶ月が経ち、これからがますます楽しみです。支援開始当初は、ウガンダ北部の問題に関心を持ってもらうことも難しく資金調達も簡単ではありませんでしたが、徐々に日本でも関心を示してくれる人達が増え、この施設建設も完成させることができました。しかし、あくまでも、これはスタートラインだと思い、今まで以上に支援の中身を大切に活動を続けていきたいと思います。本当にご支援くださった方々には感謝・感謝の気持ちです。

第一回オリエンテーション

b7a6b3e2.JPG4月13日、初めてのオリエンテーションをスマイルハウスで開催しました。
オリエンテーションでは、前半と後半に分けて、前半では主にオリエンテーション(テラ・ルネッサンスのプログラムの説明、プログラムの目的、方法、期間、流れ)などの説明をして、Q&Aというながれで進めました。
後半は、目的達成(自立)の為に必要なことは何か?どのように自分たちは学んでいくべきか?地域住民と仲良くするにはどうしたらよいか、などを参加者に話し合ってもらう自立に向けたワークショップを開催して、具体的にスマイルハウスで目的(自らの自立)に向けて様々なアイデア、提案、希望を参加者同士で意見交換しました。
例えば、「どうしたらコミュニュティーの人々と仲良く暮らせるか?和解、信頼構築できるか?」という投げかけに対しては「コミュニュティーの人々と共有する時間を作ること」とか、「対話すること」、「共に何か作業をすること」など様々な意見、提案が第一期の受益者を中心にでました。一方、第2期の受益者たちはなかなか発言できずにいる場面もありましたが、アイデアのある子が、そうでない子にアイデアをシェアーしたり参加者同士で話し合う様子も伺えました。

自分たちが主役

0d5eb205.JPGテラ・ルネッサンスとしては、この施設で受益者たちが職業技術や基礎教育だけでなく、社会生活に必要な協調性や、リーダーシップなどを身につける場にもなって欲しいと思っています。
なので、オリエンテーションの後、「具体的に、スマイルハウスで自らできることは何だろう?」と投げかけてみたのですが、ある子が「お昼ごはんをみんなで手伝って作っていこう」という案が出たり、「自分たちの問題をまとめるリーダーを選ぼう」などの意見が第一期の受益者たちから出ました。
それ以外にも、ある受益者の「スマイルハウスの制服はあるのですか?」という質問に対して、私は「ない」と答えたのですが、「ないなら自分たちで作ろうよ」という意見も出て、洋裁技術をがんばって習得して、よくできる子が、その制服作りを担当して全員の制服を作っていこう、という話にも発展しました。
今日のワークショップでこれまで支援してきた第1期の受益者たちが本当に、ポジティブに成長してきてくれているなと感じました。今後も、できるだけ、受益者自身の発案、提案を促進して、彼女たちの意思でスマイルハウスの様々な活動を進めていければと思います。スマイルハウス最初のオリエンテーションを終えて、「みんなが主役」、そんな理想に近づければいいなあ、と感じました。


第2回目のオリエンテーション

6e5a1c3f.JPG2回目のオリエンテーションでは、スマイルハウスでの訓練内容の詳しい説明を訓練の先生から直接話してもらいました。このオリエンテーションを経て各受益者が履修する訓練カリキュラムを個別に決定することになります。写真に写っているのは小規模ビジネスと平和教育を担当してくれているマーティンです。彼とは2年前に初めてグルを訪れた時に会って以来、よく知っていますが、とても情熱的な人間です。当時はアチョリ宗教者平和創設委員会というピーストークなどをすすめているNGOで働いていたのですが、今はグル大学の講師としてマイクロクレジットを専門に研究しています。小規模ビジネスは訓練の最終段階で、マイクロクレジット(小規模融資)を使って、それぞれが収入向上の活動を始める為の授業ということもあり、参加者みんな真剣に話に聞き入っていました。彼の授業は主に第一期の受益者15名とその近隣住民の貧困層が共に履修していく予定です。
Profile
現在、ウガンダ北部の元子ども兵士の社会復帰PJに取り組んでいます。硬い「報告」ではない報告をお知らせしていきます。(特活)テラ・ルネッサンスウガンダ駐在代表