September 18, 2006

自分たちが主役

0d5eb205.JPGテラ・ルネッサンスとしては、この施設で受益者たちが職業技術や基礎教育だけでなく、社会生活に必要な協調性や、リーダーシップなどを身につける場にもなって欲しいと思っています。
なので、オリエンテーションの後、「具体的に、スマイルハウスで自らできることは何だろう?」と投げかけてみたのですが、ある子が「お昼ごはんをみんなで手伝って作っていこう」という案が出たり、「自分たちの問題をまとめるリーダーを選ぼう」などの意見が第一期の受益者たちから出ました。
それ以外にも、ある受益者の「スマイルハウスの制服はあるのですか?」という質問に対して、私は「ない」と答えたのですが、「ないなら自分たちで作ろうよ」という意見も出て、洋裁技術をがんばって習得して、よくできる子が、その制服作りを担当して全員の制服を作っていこう、という話にも発展しました。
今日のワークショップでこれまで支援してきた第1期の受益者たちが本当に、ポジティブに成長してきてくれているなと感じました。今後も、できるだけ、受益者自身の発案、提案を促進して、彼女たちの意思でスマイルハウスの様々な活動を進めていければと思います。スマイルハウス最初のオリエンテーションを終えて、「みんなが主役」、そんな理想に近づければいいなあ、と感じました。


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