2006年08月06日

お金がかかります

エルちゃん
CTをとったエルちゃんが退院しました。

 

無事おしっこも出るようになって、

3本足だけど歩けるようになって

お母さんも一安心。

 

しかし、こういう難しい症例に当たるたび思います。

動物を飼うにはとってもお金がかかるんだなぁ、と。

 

ゲームやおもちゃと違って、

売られている値段で買ったらそれで終わり、ではないですからね。

毎日のごはん、予防のあれこれ、トイレシーツやおもちゃなどなど

健康でいてもたっぷりお金がかかります。

 

一度なにかの雑誌で

大型犬を飼うのに一生かかるお金は

病気をまったくしなかったとしても、

150万円を超える

と書いてありました。

 

それを見たときは、学生だったので

え〜そんなに?とてもじゃないけど出せないよ

と思ったんですが、

自分が獣医になって、

実際に自分のお金でべにやぴにゃらこを養う(っていうのも変ですが)ようになって

これも納得、と思うようになりました。

 

ハッキリ言って出費や制約はこんなものではありません。

引っ越ししようとしても、

ペット可の物件は少なく、そして敷金礼金が高く、

たいてい古くて駅から遠いのです。

 

かといって、ペット不可のところでこっそり飼ったら

見つかったとたんに追い出されることも多いんです。

 

ただ犬や猫とくらすだけでもこうなんです。

健康な子ですら、こうなので、

病気になったら、ものすごいことになります。

手術が必要なものだったら・・・。

毎日お薬が必要な病気になったら・・・。

○十万円がふっとぶことはザラですよ。

 

売っている値段なら、学生さんでもちょっとバイトすれば買えちゃったりします。

でも、生き物なので、何が起こるかわかりませんし、

機械じゃないので、ちょっとスイッチオフなんてこともできません。

15年先までの自分の将来を考え、きちんと一生面倒を見る覚悟をもって

動物と暮らす決心をしてくださいね。

 

お金に余裕のない人がたくさんの動物を飼って、十分に予防をしなくて病気で全滅させてしまった

まだ学生の娘が買って、結婚して家を出て行くときに犬をおいていき、残されたお母さんは犬嫌い 

結婚したいけど、相手が動物嫌いだった、

 

なんてこと、よくあるんです。

 

ショーウインドーでかわいくしっぽを振っている子犬も、

15年後はぼけて腰が立たなくなるかもしれません。

倒れたまんま、吠え続ける子だっているんです。

「癒されたい」「かわいい犬や猫が欲しい」と

いい面だけを見るのではなく、

将来のこと、お金のこと、病気になったときにどうやって面倒を見るのか

そこまで考えて、ちゃんと面倒を見ると覚悟を決めてくださいね。



chimagyoro222 at 21:22│Comments(0)TrackBack(0) 雑学あれこれ | 犬を飼う前に

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