2008年05月22日

ネットの弊害

キャビア

 

朝からキャビアを食してご機嫌です。

 

 

やっぱ朝のキャビアは絶品ですね。

 

って実はこれはチョコレート。

 

 

テオブロマのキャビアショコラでございます。

 

私mixiでは「チョコレート中毒」コミュニティーに入るほどのチョコ中でございますが

(近頃気が変わってマイミク募集中です。ちまぎょろで検索してくださいね)

普段はコンビニのガルボとかやっすいのしか食べてないので

こういう高級チョコは久々。やっぱり違いますね。ものすごくうまいです。

食べだすととまらないのが難点。チューイママンごちそうさまでした。

こういうちょっと変わったものをネットだったらクリックひとつで手に入れることができて、インターネットって本当に便利ですね。

専門本やDVD、絶版になった雑誌などを手に入れることができたりと

もはやインターネットなしの生活は考えられません。

でも、ネットの弊害というのもここ最近実感しています。

 

<おしらせ>

しつけブログ更新しました

 しつけの重要ポイント(1)



特に気になるのが、しつけ関係や病気関係の質問掲示板やmixiのコミュニティーなど。

「8ヶ月のオスのダックスが急にうなったり、噛むようになりました。どうしたらいいのでしょうか?」(例)

という質問に

「上下関係をはっきりさせるためにしっかり押さえつけて目を見て叱ってください」とか

「噛まれても大丈夫なように皮の手袋を買ってきて、マズルをしっかり押さえつけてください」とか

「やさしく言い聞かせれば、わんチャンはわかってくれますよ」とか

「噛んできたら口に手を突っ込んで、嫌なことがあると思わせるといいですよ」とか

「犬は叱ってはいけません!拷問みたいなことはしないで!!」

とあっという間にいろーんなお答えが寄せられるわけです。(あくまで創作の一例です)

 

で、質問した人はどれを参考にしたらいいのかわからないながらも

とりあえず一通りやってみる、というパターンが多いんですね。

 

問題行動、特に攻撃性に関しては原因をつきとめて根本から対処しないといけません。

どういう性格の子なのかもわからないし、どういう状況で飼われていて、

どんな状況でうなったりするのかも分からないのに、

勝手に回答者の頭の中のイメージで答えを出してしまってるんですね。

 

原因がなんであれ、問題行動の治療で特に大切なことは

「犬を混乱させないこと」

そのために「家族で意見を統一させて、できるだけ人によって違う対処をしないでください」なんていったりするわけです。

一人の人が毎日違う方法で行動に対処していたら、犬はさらに混乱してしまうでしょうし、それ以前に根本的にしてはいけない、悪化させるに違いないであろうアドバイスだらけで見ていてハラハラしてしまいます。

 

飼い主さんたちもネットで気軽に人に質問できて当たり前だという意識が強くなってしまっているようで、自分で本を読んだりといった努力もせずに、とりあえずそういう掲示板で質問をしたり、

ネットで検索をしてみたりしてでた答えが正しいと思ってしまう人が多いんです。

 

正直言って、ネットでの情報は間違いやいいかげんなものがものすごく多いです。

広告収入目的の内容のないHPも多いですし、掲示板なんて誰でも書き込めてしまいます。

「教えてあげている人たち」は自分の知っていることを披露しているだけで悪気はまったくないのでしょうし、そのアドバイスがどのような結果をひきおこすのか、考えることもないんでしょうね。

 

私たちは今まで学んできた知識を使って、病気の診断や治療をしたり問題行動のカウンセリングを行ったりしています。

病気にしても、問題行動にしても、一番大事なのは「診察」して「診断」すること。

「診断」ができなければ「治療」しようもないわけで、「できるだけ正しい診断」をするために日夜勉強をしているわけです。

 

困った行動をきちんと直したいと思うのであれば、ネットで気軽に得られる情報やテレビでみたものなどをいろいろ試すのではなく、

責任をもって教えてくれる専門家からきちんと教わるべきだと思いますよ。

ちゃんとした情報は「無料」では得られないことがほとんどです。

その子に合わせた対処法をちゃんと考えてくれる専門家を探してくださいね。

 

そういう専門家を探すのにはネットはとても便利ですよね。

 獣医動物行動学研究会 コアメンバー ←ちまぎょろが習ってる先生もいます

 JAHAのしつけ方インストラクター検索

 

新商品の口コミなんかはネットが早くて便利です。

しつけるトレーの進化版もよさそうですね。

 

<結論>

  インターネットは上手に使いましょう

  いろんな人の「アドバイス」や情報にあんまり惑わされないで

 

 昨日の記事、修正しました。



chimagyoro222 at 12:03│Comments(9)TrackBack(0) ちまぎょろ獣医日記 | 必ずお読みください

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この記事へのコメント

1. Posted by りん   2008年05月22日 20:06
先生、こんばんは。
火曜日の早朝、足を無心に舐めていたりんが時々ひきつけたように体をビクビクと震わせました。
近づくと唸って今にも噛みつかんばかりでした。
しばらくそれを繰り返していて心配になったのでビデオ撮影をして病院に行って来ました。
初めてのこと、神経異常からくるものかもしれないが重症ではないとのことだったのでとりあえずは様子を見ています。
それからは普通にしていますがビックリでした。

余談ですが、先生ソフト部だったんですね。
私も中学3年間ソフトに情熱を燃やしていました。
ツーブロックは若かりし頃、だんなさんがやっていてすごい嫌だったのを思い出しました(笑)
2. Posted by ちまぎょろ   2008年05月23日 17:50
りんさん

それはビックリしちゃいましたね。白石の先生のいうようにとりあえずは経過観察してみてはいかがでしょうか?

私がやってたのはおしゃれプチツーブロックで先輩がやっててすっごいかわいかったのでマネしたのでした。結構気に入ってたんだけど、若気の至りってやつですかね・・・。
ちなみに今の上野樹里ちゃんの髪型もやってたことあります。私がやるとサル系でした・・・。
3. Posted by ジュリーママ   2008年05月23日 21:38
ネットの弊害、とてもよくわかります。
病気の相談など特に「ネットで聞くより、かかりつけに電話しろよ!」と思うことが多いです。もしかして、病院代ケチっているのかと思うことも。
 しつけに関しては、病気ほど専門知識が要らないように思えてしまうこともあって、つい口を出したくなっちゃう人が多いんでしょうね。ほんのちょっと勉強したもので、つい「それはね..」って言いたくなっちゃう私も、反省することしきりです。
4. Posted by ちまぎょろ   2008年05月24日 18:23
ジュリーママさん

ちゃんとお勉強をした人ならいいんですけどね。
自分の体験談で状況を読まずに危ないものを勧めちゃったりする人も多くてひやひやします。
まあ10年前のしつけの本は今見れば間違いだらけだったりしますし、どの情報が正しいのかっていうのを判断するのはすごーく難しいですよね。
私もネットで情報発信する難しさは日々実感しています。難しいですね〜。
5. Posted by たこすけ   2008年05月25日 02:27
こんばんは。
しつけ関係のアドバイスは意外と獣医さんでも悪化するようなことおっしゃる方がいるみたいです。
ちまぎょろ先生のようにちゃんと勉強なさっている方ばかりではないんですよね。
うちは先生に相談して口に手を入れたり押さえつけたり…。
ひょんなことで病院を変えたのですが、そちらの先生は体験版のしつけ教室を勧めてくれて、
運よく有名な鳴海治先生の教室に参加することができました。(本当にゴッドハンドでした!)
6. Posted by たこすけ   2008年05月25日 02:28
しつけ教室って先生との相性、問題行動強制は期間が長い場合が多くて人間の予定がそこまで分からない(ダメな飼い主です)、大型犬なのでグループは不可…などで二の足を踏んでいたのですが行って良かったです。(実際に行ったのはグループでしたが)
体験版は意外と侮れないですね。
行って思ったのはしつけ教室は最後の手段じゃなくて、気になり始めたら行ったほうが良いということです。
色々試して悪化した後って難しいんだということを痛感しました。
7. Posted by チューイママン   2008年05月26日 01:02
キャビア喜んでもらえて良かったです。
ドリンクにしても美味しいですよ。
手土産は段々と美味しくなりますので、ご注意下さい。
過去、大手ウェブディレクターをしていました者の、一意見です。

リアルの世界でも、犬もみれないのに、「犬の躾け方インストラクターです」「トレーナーです」と名乗っている方は大勢いますよね。いわゆる悪質なタイプ。

インターネットを利用する個人の方では、上記の悪質なタイプに加え、ネット上で人格が変わるタイプや脊髄反射タイプ等もいて、それらの人々は、インターネット上の情報は全世界に公開されており、自分が発信する情報について、自分が全責任を持たなければならないことすら理解していない方が多いです。
他人の権利を犯すこともおかまい無しだったりします。
情報の信憑性の確認など難しいでしょう。
困ったものですね。
8. Posted by ちまぎょろ   2008年05月26日 11:08
たこすけさん

獣医師って行動学は積極的に学ぶ気がないと大学ではカリキュラムには含まれていませんし、古い知識のままの先生たちもたくさんいるんですよ。
そういう昔ながらの先生に言われて、悪化してしまうこともたくさんありますね。困ったものです。
いい先生と出会うのって本当に難しいですよね。
私はしつけ教室は問題行動解決のためでなく、予防のために子犬はみんな行くべきだと思っています。
そういう認識が増えていけばいいんですけど、都内でもまだまだ難しいですね。
9. Posted by ちまぎょろ   2008年05月26日 11:13
チューイママンさん

いつも美味しいものをありがとうございます。
おみやげなんかいらないですから、本当に気にしないでくださいね。

怪しげな資格は世の中にあふれていて、犬を飼ったこともない人が2〜3ヶ月の実習のみで「しつけインストラクター」が名乗れたりしますからね。別に国に守られた資格じゃないですし、自称するのは問題ありませんものね。
そして一番困るのは「良かれと思って」質問に答えてあげている「善意」の人たちなんですよね。
病気にしても、しつけにしても全然違うことで逆に飼い主さんを不安にさせてしまう人も多いし、ネットで励まされることも多いのでしょうが心配になることもあります。

私はできるだけ自分の書いた内容には責任を持ちたいと思っていますが、おかしなところがあったらばしばし指摘してくださいね。

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