ちみをぶろぐ

宇宙一旨そうに飯を食って酒を呑み、アーでも無いコーでも無いとグダグダのたまう、読むだけで腹の減る"飯グダ"ブログ。
尋常じゃなく写真がデカイのでPCで見るべき。※執筆依頼は https://twitter.com/chimiwo まで

「海老焼売のまんま」をカップラーメンに突っ込むと死ぬ

  • 2017年10月21日

これやべえぞ・・

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そもそも海老焼売をなんでディープフライしたのかよくわからないが、まあデブが好きそうな食い物。

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これがガリッガリによく揚がっており、ひと噛みすると肉食獣が獲物の骨を砕く時のカタルシスを体験できる。



だが本題はこっち。




ぶちかますぜ。

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湯を入れ一寸。

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しゅ、しゅ、焼売だ・・
PBの貧乏くせぇカップ中華そばにコレでもかと言うくらい馴染む、
西成と山谷ががっぷり四つのような様相。

口に含むと中華そばの醤油みを伴った数分前には焼売のミイラだったものが旨味とともに放射状に散らばる。商品特性を考慮し少し長めに置いたにも関わらずカリっと軽いクランチが残っており、本物の焼売とは違う訴求軸がある、食の進化というか特異点というか良くわからないキャズム超えがココにあるような気すらする。だがそもそも海老は乾物に向いているしそう言った意味では枯れた技術の水平思考でもある。とにかくテクい。

これは然しもの崎陽軒も看過出来ないのではないか、
歴史と看板では抗えない真新しい革命が降り注いでいることは間違い無い、
それは食文化の飽和点で足掻く我々にとっての希望だ。



「コロッケのまんま」もあるので今度はコロッケ蕎麦を試そう・・
応用幾らでも効くぞこれ。
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二次会の幹事はやったほうがいい100万個の理由

  • 2017年09月10日

とにかく、彼には借りを返したぜ、と勝手に満足している。



私は30を目前にした7年前、北海道から空身で上京した純度の高いオノボリさんだ。

金無し、職無し、ツテ無しで乗り込んだ逆開拓民、僅かな衣類と緊急時すみやかに換金可能なギブソンレスポールだけを抱えて降り立ったフロンティア関東平野をサバイブするには、泣きつくべき幾ばくかの助けが必要だった。

それが当時彼の住む船橋のヤサだった訳である。



かくして船橋は夏見台のマンションにごろりと転がり込んだ私は彼の晩飯を作りながら就職活動に勤しんだ。そこでの生活は楽しく、毎日酒を煽り、近所の飯屋は行き尽くし、業務用スーパーとハードオフに入り浸った。始めに入った会社とは揉めに揉め、社長がそのマンションに(ビッグスクーターで)謝罪に来た事もあった。

その後、仕事も上手く転がり始めて次のヤサもキマり、引っ越しをするって前日もご多分に漏れず彼とバカスカ酒を呑み、翌日彼は二日酔いで会社をサボっていた、バカである。

彼は人が好きで人に好かれ、時に距離感を誤るほどウェットな付き合い方を持って人生をおくっている、今ではサラリーマンを辞して聖職者、ある意味天職についたのだろう。

そんな彼から結婚するって報が届いたのは俺がまた転職活動の真っ最中、人の節目で現れる節のある男である。二次会の幹事を頼まれた。ここは一宿一飯と言わず90宿120飯くらいに積み上がった義理を熨斗つけて叩き返すいい機会だと思った。



といった経緯で1ヶ月で準備した2次会、予定より参加者が増えて飯が足りず新郎自らピザハットに発注、嫁も良い奴、最後に日高が喧嘩し始めた以外はまあクソ大変だったけどなんとかなったのでは無いでしょうか。

こういう節目の稼働は手を抜かない方がいい、確実に自分に返ってくる、人のためではなく自分のため。何かを仕切るのはやはり楽しい。
というわけで、これからも一つ一つ義理を欠かず着実に人間やっていこうと思いました。

おめでとう友人よ。ではまた。


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肉食文化のシンギュラリティ。鳥わさ丼 水天宮前「よね家」

  • 2017年07月27日

「鳥わさ」と言うと、一口サイズのササミで作られてて酒のツマミでちびちびと食うもの、と言うイメージが通常だろう。
しかし現代高タンパク礼賛時代には、肉食文化における特異点を強烈に逸脱せんとする鳥わさが生まれていた。

■鳥わさ丼(並)  1,000円
全体

この世には様々な境界線と言うものがあり、大人と子供、合法と非合法、生と死など、その境目には叙情性が多分に含まれるものである事は周知の通りだろうが、その危ういラインを幾つも有するのがこの鳥わさ丼だ。

まずササミではなく胸肉を使用する点においても「鳥わさ」と「鳥わさでは無い何か」の緩やかな境界を感じるが、問題は「生部」と「加熱部」の境界が織りなす「合法」と「非合法」の耽美なコントラストではないだろうか。

ややアップ

基本的に、生肉は危ない。
牛レバ刺しが非合法化して久しいが他の動物、部位においても生食は危険が伴う。丁寧な処理さえすれば・・とも言われるが、人間の仕事に100%など無いからこそ牛レバ刺しは悲劇を招いた。
決して完璧な安全など無い、だがココの鳥わさは牛レバの悲劇をあざ笑うような圧倒的な生を内封して現れる。

もう一枚アップ

1枚がとにかく分厚い、箸で持ち上げると雛1匹分位の量感がある。それが遠慮なく10枚位入っているから差し詰め鳥小屋だ。
そして見ての通り加熱でタンパク変性しているのは表層のみ。地球で言えば上部マントル程度の深度であり加熱時間は極めて必要最低限、この非常に高度な処理が調理と火傷の境を曖昧にしており、口に放り込み歯を立てた時に永遠に続くのではないかと思わせるその厚みと生と死を思わせる地層のコントラストが語りかける変革のメッセージは既にこの世の言語では説明の付かないものだ。

更にアップ

そして表面には無数の包丁跡、この丹念に刻まれたキャズムからまろびでる照り返しは斯くも清廉で迷い無く躍動する向こう見ずか。

激アップ

恐れは微塵も無く腕力に身を任せ突破を試みる一種の若さは厚顔無恥の最先端であり、良い意味で大人に成りかける青年のような突進力が唯一の説得力であって、ここに官能をも孕んでもろとも破裂せんとする特異点が確認できる。



要するにとにかく乱暴な食べ物なのだ。

めちゃくちゃに量が多いしワサビが鼻をガンガンに襲うしで食いながら失神しそうになる攻撃力が最高に堪らない。そもそも鳥わさを丼にすると言う発想自体が特異、提供に30分近く待った甲斐があったと言うもの、この満足感は他に類を見ない凄まじい丼だ。



この肉食文化の変革に欠かせない、よね家の鳥わさ丼、
ランチ限定なのでご注意を。
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