2022年05月19日

「おくみどり」の紅茶

静岡県牧之原の駄農園、高塚さんの紅茶です。
去年、2021年の暮れ、茶友に誘われてお邪魔してきました。

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品種おくみどりは、聞いたことはありますが、どのような特徴があるのか知りません。
高塚さんは先代の影響もあって、たくさんの品種の茶葉を栽培していて、その一つです。
「おく」だから晩生、「みどり」だから水色が鮮やかな緑色、と推測できますが、調べてみると玉露やてん茶としても人気のようです。

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紅茶になったおくみどりは、とても優しい味でした。

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色は濃いオレンジ色でとてもきれいです。

渋みもなく、まろやかで飲みやすい紅茶です。
駄農園では、ほかの品種でも紅茶を作っているので、飲み比べてみたくなりました。

駄農園は、毎月第二、第四土曜日の朝7時から、小田急線世田谷代田駅前の東京農大のショップ「農の蔵」で開かれる農大朝市に牧之原から出向いて出店しています。
でも先週の5月14日は、さすがにお茶作りの真っ最中で、出ていませんでした。
次に来られる時には、新茶が並ぶのではないかと思います。
  
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2022年05月06日

今年もマイ紅茶作り

今年も庭の茶の木の葉を摘んで、紅茶を作りました。
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昼ごろ摘んだ茶葉を室内で広げて萎凋。
ときどきひっくり返したり、団扇で風を送ったりして5、6時間。

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夕飯ごろにはだいぶ水分が抜けてしんなり。
いい香りも出できます。

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夕飯後から、揉捻開始。

パラシュートクロスにしっかり包んでゴロゴロ、ゴロゴロ。
揉んでは解き、また包んで揉む、という作業を1時間半、テレビを見ながら繰り返しました。
葉からエキスがジクジクと出て、色も赤みが増してきました。

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それをビニール袋に入れ、タオルで包んで一晩寝かせて発酵を促します。
室温では少し低いと思い、娘に布団の中に入れてもらいました。

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今朝開けてみると、こんな感じ。
かなり発酵が進んで赤っぽくなっています。
時間とか温度とかはよくわからないので、自己流です。

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これをきれいに解して、電子レンジで乾燥させます。
発酵が不充分だとしてももうおしまいです。
始めは600wで5分、あとは1分ずつ様子を見ながら。
もうもうと上がってくる水蒸気が止まったらストップ。
決して焦がさないように、完全乾燥のちょっと手前でレンジ乾燥は終了。

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ほぼ出来上がってますが、どうしても乾燥ムラが残ってしまいます。

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最後の仕上げは、ミニ焙煎器で。
これも様子を見ながら3、40分。
これにて完成です。
出来上がりで、110gのマイ紅茶作りでした。
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2022年02月16日

スリランカが石油代金を「紅茶」現物で支払い!?

今年に入って、思いがけない文脈の中で「茶」が登場するニュースが報じられていました。
スリランカがイランから輸入した石油の支払いが滞り、この債務の支払いに「紅茶」をあてるというニュースです。
スリランカにはイランから輸入した石油の負債が2億5100万ドル(約287億円)あるのですが、外貨準備が不足して払えないので、支払いが4年間滞っているそうです。
2022年に償還期限を迎えるこの債務を、今後4年間、毎月500万ドル(約5億8000万円)相当の紅茶を送ることで返済したいという提案をイランにしたのだそうです。
歴史の中で「茶と馬」「茶と塩」を交換した、という話は聞いていますが、現代社会で「茶と石油」を交換するという話は聞いたことがありません。

「毎月500万ドル相当の紅茶」とはどれくらいの量なのでしょうか。
記事によるとスリランカは年間約34tの紅茶を生産し、27tを輸出、12.4億ドル(約1418億円)の売り上げを上げているそうです。
毎月5.8億円x12か月=69.6億円ですから、年間輸出額の2割分の紅茶をイランに送ることになります。
年間輸出量27tの2割とすると年間5.4tに達します。
その代金はスリランカ政府から農家や商社に支払われるようですが、大丈夫なのかな。
(ちなみに、2020年の日本の荒茶生産量は6万9800tで、前年に比べ1万1900t、15%の減少だそうです。少ないですね!)

この問題の背景にはスリランカの深刻な財政難があります。
対外債務が膨らんで外貨が不足しているところに、コロナウイルスの影響で主要産業の観光収入が激減してしまいました。
スリランカは2009年の内戦終結前後から中国との関係を急速に深めていました。
中国から巨額な借り入れをして港湾、道路、橋などの建設を進めましたが、償還期限を迎えて債務の返済に窮するようになりました。
2017年には、中国の融資(2007年締結)で建設したハンバントタ港の運営権を99年間、中国企業に貸与する事態となり「債務の罠」として世界的に注目されるようになりました。

この「石油と紅茶のバーター取引」が正式に決定したのか、気になります。

  
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2022年02月15日

開店した椿宗善蔵前店、行ってきました。

福井に本店のあるお茶屋さん椿宗善(つばきそうぜん)が、台東区蔵前に東京2号店をオープンしたというので、行ってきました。
都営浅草線蔵前駅から1分。
駅前の江戸通りに面しています。
駅近で便利なのですが、私の場合、都営地下鉄自体が利用しにくいのでちょっと不便。
帰りは銀座線の田原町駅まで歩きましたが、それでも10分くらいでした。

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外観や店内の店舗デザインは東京1号店の広尾店と似ています。
でも、中は広いです!

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お茶屋さんですが、老舗のお茶屋や昔からある町のお茶屋さんとは雰囲気が全然違います。
並んでいる商品のパッケージがよくある日本茶の袋とは全く違った、レトロモダンなデザインと色遣いで、店の棚がとてもカラフルです。
何を置いている店なのかは、入ってみないとわからない感じ。
でも店頭から中を覗っていると、スタッフがすぐに「お茶はいかがですか」と呈茶するので、それで分かることになります。
ウッディでちょっとレトロっぽい店の作りなので、落ち着いた雰囲気です。

メインの商品群はフレーバーティーです。
緑茶、紅茶などをベースにしたフレーバーティーがずらっと並んでいます。
これが新しいお茶の楽しみ方なのかな。
若い人ばかりではなく、年配の方もおもしろがって飲んでいるようです。

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ちょっとした休憩スペースもあって、遠くから足を運んだ客にはありがたい!

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茶器のスペースも、広尾店に比べるとゆったりです。
しばらく店にいたのですが、広尾店とはお客さんの層が全然違いました。
若いカップルが多い。
お年寄りも多い。
さすが下町、庶民的空気に満ちてました。

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実はこの店、運営は鳥取県米子の長田茶店(ながたちゃみせ)によるフランチャイズ店です。
広尾店も同じです。
長田茶店は「大山抹茶ロール」などのスイーツもおいしいので、そんな商品も並ぶといいのにと思っています。
  
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2022年02月12日

宮崎県高千穂のべにふうき烏龍茶

宮崎県高千穂町、甲斐製茶園のべにふうき烏龍茶です。
コロナ禍になる前に、茶友からおみやげにいただいたお茶です。

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袋を開けて、まず茶葉の形状に驚きます。
揉捻がかかっていない!
烏龍茶といえば、揉捻して長く撚れたよう形か、球形あるいは半球形に仕上げるのが普通では?
この茶葉は色こそ烏龍茶ですが、形は番茶?白茶?みたいです。

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淹れてみると確かに甘い香りがあって烏龍茶です。
べにふうきは紅茶ではよく飲みますが、烏龍茶は珍しい。
焙煎は浅いし揉捻もしていないので、半発酵緑茶と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
味も香りも緑茶寄りです。
渋みがなく香りと甘みがあって飲みやすい緑茶。

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乾燥茶葉でもいろいろな色が混ざってましたが、茶殻を見ると発酵の進んだ茶色の葉と縁だけがわずかに発酵した緑の葉が混ざっているのがよくわかります。
  
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2022年02月09日

黄金みどり茶園の「諸子沢紅茶 琥珀」

コロナ第6波が拡大する前の去年、2021年暮れに、静岡県の茶農家を4軒を駆け足で訪問しました。
その一軒が葵区諸子沢の「黄金(こがね)みどり茶園」でした。
諸子沢は安部川支流の藁科川上流の小さな沢の一つで、茶園は沢沿いに山を登った山の中にあります。
黄金みどり茶園は、今「天空の茶の間」として大人気。
茶園の名前にもなっている茶品種「こがねみどり」の芽が伸びる春から夏は茶畑が黄金色に染まります。
私は残念ながらまだその景観を見ていません‥‥
予約を取るのも大変らしい。
山奥にひっそり佇んでいた茶畑が、一躍表舞台に登場です。
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さて、今日飲んだお茶は、こちらの黄金みどり茶園で購入した「諸子沢紅茶 琥珀 手摘み」です。
品種は「こがねみどり」です。

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袋を開けたときは、正直、あれっという感じでした。
もったりした蒸れたような匂い。
さっそく熱湯で淹れてみます。
水色はきれいなオレンジ色。
乾燥茶葉にあった蒸れた匂いはきれいに飛んでいます。
口当たりは柔らかく、甘味と心地のよい渋みがあります。
冷めてくると、渋みが強く感じられます。

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茶殻です。




  
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2022年01月28日

春節を前にして緊張する台湾のコロナ感染

2月1日からの春節を前にして、台湾では新型コロナウイルスの防疫のために、高鉄(台湾新幹線)、台鉄(在来線)、長距離バス、国内線航空機などでの飲食が禁止されました。
水分補給、服薬、授乳などが必要な場合は例外です。もちろん、検温、マスクは必須です。

当面は台湾渡航はできないので、直接関係ないニュースですが、春節の混雑を前にした緊張感が伝わってきます。

台湾では、ほぼ1桁だった国内感染者が、1月10日を過ぎるあたりから10人をこえるようになり、22日には80人、23日は50人、24、25日は10人台でしたが26日には46人と、ここのところ増加傾向にあり、警戒感が高まっています。

感染経路もほぼ特定されていて、日本と状況は大きく異なります。
日本のコロナ感染が収束しない限り、残念ながら台湾旅行は夢物語です。  
Posted by china_tea1 at 15:33Comments(0)clip!台湾 | 時事問題

2022年01月26日

箱から出てきた日月潭紅茶

久しぶりになりますが、コロナ対策をしながら、ほぼ元気にやっています。
この間のご無沙汰のお詫びと報告は置いておいて、しれっとブログ再開です。

事務所のお茶の箱をごそごそやっていたら、「2014 夏 紅茶 日月潭原生種 山茶」と書いてある茶葉を発見。

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2014年9月には、台湾台東から花蓮への東海岸縦断の旅と、南部の屏東、高雄、台南のレジャー農場巡りの旅をしているのですが、どこでこの紅茶を手に入れたか、記憶にありません。

夏と書いてあるから、この台湾行きの前にだれかから分けていただいたものかもしれません。
だとしたら、管理が悪くて申し訳ないです😥
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手摘みの堂々としたきれいな茶葉です。
来歴を思い出すのは諦めて、さっそく飲んでみました。

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水色は赤みがかったきれいなオレンジ。
渋みもなく飲みやすいすっきりした味わい。
甘味はあまり感じられません。
7年、8年経っているので、古い茶葉に共通の土っぽさが少し舌に残りますが、不快ではありません。
原生種、山茶というから、もっとインパクトがあるのかと思ったら、さらっとしてとても洗練されだ感じで驚きでした。
最近事務所でルイボスティーをちょくちょく飲むのですが、事務所のスタッフは、ルイボスティーに似た草のような味がある、と言っていました。
確かにそんな感じもあります。

来歴、しっかりメモしておかないとダメですね。

  
Posted by china_tea1 at 15:58Comments(0)clip!中国茶・台湾茶 | 紅茶

2021年06月02日

横浜市から自衛隊大規模接種に方向転換

横浜市の新型コロナウイルスワクチン接種の予約顛末です。
31日の月曜日は、65歳以上高齢者予約が始まって、3回目の予約日でした。
当初計画されていた集団接種4万5000回分が1万回分に減ったと聞いていたので、難しいかなと思いつつ、9時からスマホでアクセス開始。
ところがです!
31日の集団接種の予約受け付けは中止となっていたのです。
なんでと思って、一度申し込みサイトから離れて調べてみると、確かに数日前に中止が決まったようです。
その代わりだかなんだかわかりませんが、新しく市の大規模接種の開場が港の桟橋に開設されていました。
こちらはモデルナのワクチンです。
横浜市北部から港までは、アクセスが不便なのでやだなと思いながらも、ともかく接続してみました。
10分だか15分かかりましたが繋がったのでさっそくログイン、空きもあったのでやった!と思ったのにエラーメッセージ!
31日の予約対象は75歳以上だったのです。
70歳はまた1週間後に、予約しなければなりません。
ワクチン接種予約をそれほど焦っているわけではないのですが、毎週毎週煩わされるのは落ち着かない。
なので、横浜市での予約から大手町の自衛隊大規模接種会場予約に舵を取りました。
横浜の大規模接種会場へは乗り換えもあるし、駅からだいぶ歩かされます。
大手町だと乗り換えなし、駅からも近い、同じモデルナです。
さっそくアクセスしてみると、がらがらでした。
毎日30分刻みで何人予約枠が残っているかわかるのですか、ほぼ全ての予約枠で2桁の空きがありました。
こんなに空いてるんだ!と拍子抜けするくらいです。
さっそく来週水曜日に予約を入れました。
これで一件落着!

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今日2日の朝刊に、こんな記事が載っていました。
東京の自衛隊大規模接種会場に横浜市民が殺到、という内容。
私もその一人と思うと苦笑い。
県も市も「75歳以上、7月中に接種完了すべし!」を最優先しているようです。
神奈川県知事も横浜市長も、状況に振り回されるばかりでなんとも頼りない!


  
Posted by china_tea1 at 10:33Comments(0)clip!時事問題 

2021年05月27日

コロナ感染拡大中の台湾、遠のいた交流再開

2月の時点では、この秋にも日本との交流再開がありうる、と語られていた台湾での新型コロナウイルスの感染状況でしたが、それは台湾での市中感染による新規感染者がほとんどいなかった当時の状況での話。
そこには、日本と台湾でワクチン接種が6割以上となり感染状況が収まっていることが前提条件としてありました。
しかし、現状では日本の感染は第4波が依然収束せず、台湾でも7日間平均の新規感染者数が457人と増え続けています。
ワクチン接種者の割合は、日本、台湾共に世界主要国の中でも最低レベルです。
ワクチン接種が完了した人の割合は、日本では2.3%、台湾で1.36%に過ぎません。
これでは、この秋の日台交流再開は非常に難しい状況です。

現在台湾では警戒レベル第3級(4級が最高)で、当初は今月5月28日までの予定でしたが、6月14日までの延長が決まりました。
市民生活では、学校は全国一斉に休校中。
すべての飲食店で、店内飲食は禁止でテイクアウトのみ。夜市や伝統市場の屋台もテイクアウトのみです。
屋内では5人以上、屋外では10人以上の集会は禁止。
プロ野球の試合は全面延期。
結婚式や葬儀での宴会は禁止、宗教行事での人の集まりも禁止です。
もちろん外出時はマスク着用が義務です。
私が応援している台湾農村にある体験型宿泊施設のレジャー農場も、すべて休業となってしまいました。

今回の台湾での爆発的感染拡大の原因は、外国航路のパイロット、客室乗務員の検疫隔離ホテルで、ホテル従業員がパイロットから感染したことが発端だったとされています。
台湾では海外からの入国者には14日間の検疫隔離が義務付けられていますが、パイロットは隔離期間を3日間とする特例が認められていたのです。
感染阻止に特例はよろしくないです!
東京オリンピックでも、一部の入国者に対して事前検査などいくつか条件を付けながらも、検疫期間を短くする特例を認めるようです。
政治的な理由により水際の検疫がザルにならないように願いたいです。


  
Posted by china_tea1 at 12:40Comments(0)clip!台湾 | 時事問題