「三江紅茶」という、中国広西省のものです。
広西省三江県侗鄉という場所があるので、その辺りに居住する中国少数民族の侗(トン)族が作ったお茶のはずです。
観光名所桂林北のあたりです。
茶葉は1センチほどの長さ、小さくて細くて、とても繊細です。
はっきりした燻香があります。
入れてみると、燻香と同時に熟した果物のような香りと味があります。
龍眼のような香り?もしかして龍眼木でいぶしているのかもしれません。
この燻した紅茶の味と香りは、正山小種ととてもよく似ています。
2煎、3煎と飲み進むと、薫香が取れて、甘くてちょっとフルーティで、とても澄んだ紅茶の味になってきます。
おいしい紅茶です。
茶殻を見ると、やっばりとても小さい。
これ、全部芽なのかな。
200は超えてる。
新芽をこれだけ摘むのはとってもたいへん!
小さな茶壺にほんの一つまみだけ入れたのに。