２０１２年９月１日に創刊した「中国アニメ新聞」は日々「中国アニメの最新情報」を日本語で配信しています！
数日前に中国国家広電が発表した「２０１２年度全国のテレビアニメの制作・発表の状況における通告」によると、２０１２年に中国では３９５本、合計２２２，９３８分の国産テレビアニメが制作された。
２０１２年中国国産テレビアニメ生産高のランキングで、そのトップ５に入った省は、広東省、江蘇省、浙江省、福建省、安徽省であった。また、２０１２年各地方政府の国産アニメ産業に対する支援政策によって、一部の主要都市のアニメ生産高は著しい成長を示した。２０１２年中国国産テレビアニメの生産高のトップ１０に入った都市は、蘇州市、広州市、東莞市、福州市、杭州市、合肥市、無錫市、深セン市、寧波市、北京市であった。そのうち、第１０位の北京市の国産テレビアニメ生産高は２３本で、合計９，９５０分であった。
また、「２０１２年度全国のテレビアニメの制作・発表の状況における通告」では、長江デルタ地域、珠江デルタ地域、渤海湾沿岸地域はすでに成熟したアニメ産業の集積地になっており、中部地域、華北地域、及び東北地域のアニメ産業は急浮上していることが指摘された。
数日前、中国国家広電総局が発表した「２０１２年度全国のテレビアニメの制作・発表の状況における通告」によると、東莞市（広東省）が「２０１２年全国オリジナルテレビアニメ生産高トップ１０」の第３位に入ったことが明らかになった。
発表されたデータによると、２０１２年、東莞は８本、合計１５，２１４分のオリジナルテレビアニメを制作し、杭州（浙江省）や北京など有名アニメ制作都市を抜いて、蘇州（江蘇省）と広州（広東省）の次に並んだ。そのうち、松山湖に位置する東莞市水木動画派生品発展有限公司は５本、合計１３，７４０分のオリジナル・テレビアニメを生産し、「２０１２年全国オリジナルテレビアニメ制作企業」リストの第１位を獲得した。
また、２０１２年、中国全体では３９５本、合計２２２，９３８分の国産テレビアニメが制作されたという。そのうち、全国において、アニメの生産高が一番多い省は広東省であったことも明らかになった。
「第１３回中国国際模型博覧会（深セン）」（「Hobby Expo China(Shenzhen) 2013」、略称「ＨＥＣ」）は、２０１３年９月１３～１５日に深セン（中国・広東省）で開催される予定である。
中国国際模型博覧会（Hobby Expo China、元名称「China Model Exposition」）は、中国の模型（ホビー）業界で最も重要な専門展示会である。中国模型産業の発展が加速化し、模型への内需が増えたことによって、中国国際模型博覧会は２０１３年より年に２回、上半期に北京で、下半期に深センで行われることになっている。
「第１３回中国国際模型博覧会（深セン）」の開催概要
正式名称：第１３回中国国際模型博覧会（深セン）
「Hobby Expo China(Shenzhen) 2013」
開催時間：２０１３年９月１３～１５日
開催場所：深セン会展中心
（Shenzhen Convention & Exhibition Center）
「第２５回広州国際玩具・模型展覧会」（「The 25th Guangzhou International Toy& Hobby Fair」）は、２０１３年４月８日～１０日に開催される予定である。
世界最大の玩具生産地と呼ばれる広東省で、「広州国際玩具・模型展覧会」は、広東省玩具協会と広州力通展覧有限公司の共催で１９８９年に初めて開催され、これまで中国本土で最も歴史が長く、一番影響力のある、専門バイヤーが多い玩具模型展示会となっている。この展覧会では、電子・電動玩具、遊具、プラスチック玩具、ぬいぐるみ玩具、人形、インフレータブル玩具、ペーパー玩具、アニメ・キャラクターグッズ、飛行機・船・車モデルなどの製品及びその関連製品が展示される。
前回の展示会では、４７，２００平方メートルの展示場に、国内外から９１２の企業が出展して、出展ブースが２，３７８個に達した。また、国内外から専門バイヤー３３，９１０人が参加し、過去最高になったという。
「第２５回広州国際玩具・模型展覧会」の開催概要
展示会：第２５回広州国際玩具・模型展覧会
（The 25th Guangzhou International Toy& Hobby Fair）
主催者：広東省玩具協会
（Guangdong Toy Association）
広州力通展覧有限公司
(Guangdong Research Council of Toy Cultural & Economic Development)
開催時間：２０１３年４月８～１０日
開催場所：広東省広州市保利世貿展覧館（Expo Poly World Trade Center, Guangzhou ）
昨日、中山漫画館が中山市（中国·広東省）石岐区逸仙湖公園に開館した。中国本地の漫画館の一つになり、無料で開放されている。方成氏、韓羽氏、及び田園氏などの中国漫画家の作品、漫画の草稿、文字の原稿、書道作品、及び手紙などの資料を収蔵している。
中山漫画館展示場の１階には、中国漫画の歴史展示場及び臨時展示場がある。中国漫画の誕生から中国現代漫画までの７つのテーマに分けて歴史が紹介されている。２階は中山漫画家の展示場所である。漫画家毎のブースで展示されており、方成氏、方唐氏、江有生氏、及び黄苗子氏などの中山漫画家の作品と創作過程が紹介されている。
中国の国家級文化企業で、深セン市（広東省）の重点文化企業である華夏動漫集団（CHINA ANIMATION GROUP）は、今年（２０１３年）中に、全国で初めて世界レベルの室内動漫楽園（全称「動漫創意・科技体験中心」）を建設することを発表した。
この目標を実現するため、当動漫集団は既に世界をリードするアニメの先端技術を導入し、海外で有名な動漫楽園、デジタルオーディオ、アニメキャラクターの特許技術及びその開発におけるライセンスを取得したという。
華夏動漫集団によると、その動漫創意・科技体験中心では、以下の５つの建設プロジェクトが行われる。
１．華夏動漫室内楽園（China Anime Theme Park）
２．新媒体ＡＲ創意展示庁(New Media AR Creativity Hall)
３．深セン市国際動漫博物館(China Animation (SZ) International Museum)
４．音楽動漫・真人互動ＭＲ舞台秀(Music Character Mixed Reality Stage)
５．太空体験館(Outer Space Center)
これら以外に、華夏動漫集団が制作した３Ｄアニメ「憨八亀的故事」のキャラクター「憨八亀」は、中国国家文化省、財政省、及び国家税務総局によって「２０１２年重点アニメ産品」に認定されたという。
佛山（中国・広東省）元気組委会主催の「佛山元気動漫節」が、２０１３年１月１９～２０日に佛山創意産業園で開催される予定である。今回で動漫節（アニメフェア）は第３回目の開催になるという。
２０１３年の「佛山元気動漫節」には、「中二遊園会」、コスプレ大会、アニメソング大会、「無制限自由舞台ライブ」、杭州（浙江省）有名のコスプレーヤーのサイン会が行われることになっている。
現在、商業ブース及び同人ブースの出展企業を募集中であるという。
「佛山元気動漫節」の開催概要
開催時間：２０１３年１月１９日（土）
２０１３年１月２０日（日）
開催地：佛山創意産業園
広州（中国・広東省）得億展示策划有限公司とRainbow Castle２次元組委会との共催の「Rainbow Castle 02初詣祭」が、２０１３年２月１６日に広州海珠区市二宮体育館で開催される予定である。今回の初詣祭は同人祭になるという。
２０１３年の「Rainbow Castle 02初詣祭」には、国内外有名な同人誌が集まり、広州と仏山で活躍している綺想神社クラブによる「東方百人団ダンス・ショー」が登場し、日本で有名な同人ゲームクラブの上海アリス幻楽団と黄昏フロンティアが共同開発した格闘ゲームＦＸＴＺ（中国語名「東方緋想天則～Scarlet Weather Rhapsody」）の競技大会が行われることになっている。
また、当日は、Rainbow Castle２次元組委会が御音社（OON Evolution）と協力し、「御音祭～初詣の夜」ライブを開催するという。この「御音祭～初詣の夜」は、広州で規模が一番大きく、レベルが一番高いＡＣＧライブになるという。
中国の文化部（文化省）及び財政部（財務省）の税務総局は、１１月１２日に、２０１２年度に国家に認定されたアニメ企業リスト及びその重点アニメ企業リストを発表した。
その重点アニメ企業のリストは、以下の通りである。
北京市
北京妙音動漫芸術設計有限公司
黒竜江省
黒竜江新洋科技有限公司
上海市
上海炫動伝播股份有限公司（TOONMAX MEDIA）
上海美術映画制片廠（SHANGHAI ANIMATION FILM STUDIO）
上海河馬動画設計股份有限公司（SHANGHAI HIPPO ANIMATION）
上海城市動漫出版伝媒有限公司（CITY ANIMATION）
江蘇省
常州卡米文化伝播有限公司（Comy Culture Propagation）
浙江省
杭州漫奇妙動漫制作有限公司（MagicMall）
江西省
江西笛卡伝媒有限公司（DICA CHINA）
河南省
河南省漫画時代伝媒有限公司
湖北省
海豚伝媒股份有限公司（Dolphinme Media）
湖北盛泰文化伝媒有限公司（HUBEI SUN-TOP MEDIA）
広東省
広東原創動力文化伝播有限公司（Creative Power Entertaining）
深圳華強数字動漫有限公司（Cartoon Fangte）
広州芸洲人文化伝播有限公司
重慶市
重慶享弘数字影視有限公司
９月末に開催される２０１２中国（東莞）アニメゲーム展覧会には、アニメ「マルコ・ポーロの東遊記」のサンプルは、展示会で初披露されることになる。
「マルコ・ポーロの東遊記」は、東莞市（広東省）が和豊文化伝播有限公司と協力して打ち出す１０４話のアニメである。８００年前に、欧州の旅行家であるマルコ・ポーロが東方へ旅立ち、中国に達し、中国での見聞はストーリーの梗概になるという。中国・イタリア国交の４５周年となる２０１５年に、各大きなテレビ局で放送される予定である。
和豊公司の総経理である鄧艷華氏は、約３分のあるアニメ「マルコ・ポーロの東遊記」のサンプルが既に制作が出来上がり、これまで会社が既に５００万元を投入したと表示した。
オリジナルアニメを制作している同時に、和豊公司はその関連製品の開発及び販売を展開していると鄧艷華氏は述べた。
中国アニメ新聞
