2008年12月16日

ブラックジャックによろしく

2003年作品
妻夫木聡 鈴木京香 

斉藤医師(妻夫木聡)は 研修医で 給料38000円である。
医者であることの理想と現実にぶつかりながら 
医療の現場の中でたち向かっていく姿勢がほほえましくもあり、
痛くもある。
大学で学ぶことと現実の医療の現場での技術的なギャップは
かなり多くあり、また医師であることの問いかけも
初心 わするべからず という原点で貫く。
『小さな正義』が 変身する チカラを持たそうとしている。

バイト先の病院 日直医を任され 患者が着ても
手の震えが止まらず逃げ出してしまう。
斉藤医師の『敗北と挫折』を味わった時だ。
この経験が 斉藤医師を大きく成長させるきっかけになる。
赤木(鈴木京香)は 看護士であるが 医療行為をせざるをえない。
院長(緒形拳)がやってきて 一命を取り留めるが・・
声帯を傷つけてしまった。赤木は病院をやめることになる。

第1外科では 教授(伊東四朗)は、うなぎしか切らず
実際のオペは白鳥助教授がおこなっていた・・・。
患者からは 医師が平気で謝礼金をもらうところを目撃して
斉藤医師は おかしいと思う。

ガッツ石松は 心臓病で入院したが・・・
心臓外科の教授たちの対応 権威主義と激しくぶつかる。
術数を多くもった 北医師に 斉藤医師は依頼するが・・・
斉藤医師はなぜ 患者と向き合わないかを問いかける・・・。
斉藤医師は 大学病院で つまはじきされるが・・・
『泣きなさい。あなたは泣いた後から本当に力を発揮するのよ。』
という母親の言葉を励みにする。

NICUに 回された斉藤医師は 生命の大切さを味わう。
鶴瓶の医師役も意外と新鮮で面白かった。
敏腕でクールな弁護士は 不妊症で悩んでいたが・・・
やっとのことで 生まれた子供は 双子で 未熟児だった。
弟は 染色体異常で ダウン症。
手術することを拒み続ける 弁護士。それに従う母親。
斉藤医師は 必死に助けようとするが・・・。
確かに、神の領域に入る医療のような気がした。

次に小児科にまわされ 安富教授に ガツンとやられる斉藤医師。
救急車のたらいまわしという現実に どう対応するのか?
その医療現場の苦悩を描く・・・・

それぞれが 独立していて つながっている構成の仕方。
医療の現実は 理想とかけ離れていることを
研修医の目で 掘り起こすという作業が・・・
問題の性格を浮き彫りにした・・・
医者も ニンゲンなのだ・・・

斉藤医師が 成長した続編が見てみたいものだ。



chinadvddiary at 16:07│Comments(0)TrackBack(0)ドラマ・医療 

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