新華網によりますと、中国の大学生の就職率が下降しているようです。

記事の一部を引用します。

「2001年から2005年にかけて、中国の大学卒業生の数は二桁以上の速度で増加しているが、一方で就職率は下降している。
2003年から2005年における、それぞれの大学生未就職人数は75万人、99万人、120万人。
ここ数年、大学生の就職は厳しさを増してきている」(引用元:新華網

大学を卒業した後も就職しない(出来ない)人たちを「卒業漂族」というそうです。

このニュースをみて思う事は、

1. 中国では人材が供給過剰となっていて、企業の人材コストを下げることに繋がるということ。(言い方をかえれば、今後しばらくは大卒の人材を安い賃金で雇えるということ)

2. 中国の教育環境が大きく改善されていて、今後の経済を底から支えることになるであろうということ。

3. 大卒の中流所得者が増加し、消費が全体的に伸びるであろうということ。

4. 就職できない人材は都市部から地方へと就職先を探す事になり、それが地方経済の発展を促すことになるということ。

5.就職できない大卒の人材は大学院への進学を望むため、高学歴者が更に増加するということ。

などなど。

経済の発展と人の流れは大きく関係しています。経済が発展している都市には人が流れ、人が流れ込む所では経済が発展します。都市部で就職できない高学歴人材が地方へと流れ、地方の経済を活性化させる傾向が今後は強まるように感じます。