December 29, 2007
サラマンジェ オヤジのフレンチ @ 虎ノ門
オヤジのための、オヤジによる古典的フレンチに行ってきました。
普段、イタリアン派なボクもたまにはガッツリ行きたい時もあるんです(笑)
星付きとか、その辺のフレンチと全くコンセプトが違います。
日本に特に、さらには現地でもそうかもしれませんが、
フランスに限らず、イタリアでも、
それが悪いことではないけど、
メディアに露出するのは、創作のお店が多くないっスか?
古典的な物に自分のエッセンスを加えていって、
そこがシェフの腕の見せ所だと思うし、
評価され、天才シェフと言われる所以でしょうから、
それはそれでありと思うんですよ。
でも、旅行とか行くとやっぱり
その土地の物をその土地の食べ方でってのがあるわけで。
イタリアンは、料理自体がシンプルなのが多くて
素材ありきやし、だからこそ好きなのかも。
ボクの勝手なフレンチのイメージは、
華やかで、きらきら輝いてるような、
素材よりも手法とか閃きとか、
そんな偏見やってんけど、
このお店に出会って変わってしまいました。
プリン体上等!
オヤジフレンチ万歳です!
とは、言ってもこの日は食事メインで行ったわけでなく、
話がメインでプチ接待兼ねて。
なんたって、泣きながらのボクの話を3時間も聞いてくれたんで。
しかも半分以上、何言うてるかわからんかったって!
おいおい(汗)
そんな感じだったんで、正直味わって食べたわけでなく
と言っても当然、めちゃウマやねんけど
味の印象がいまいちかも…(汗)
11月に続き2回目の訪問は、
12月27日そんなK姫と。
トップの画像は、フランス産のワイン。
それしかわかりません(笑)
やっぱアウェーですわ。
フランスっぽい味はしましたが、
おフランスっぽく上品でかな〜り呑みやすく、
南イタリアの赤みたく主張はしてこーへん(笑)
まずは、ブラックオリーブが迎えてくれます。
これが、またウマイの。
実が詰まった感じで。
家に持って帰りたかった。
Saladier Lyonnais(リヨン風サラダ)
サラダと言う割りにはボリューム満載。
ジャガイモとかレバーとかクルトン、
画像には写ってへんけどニシンも入ってます。
前回も食べたけど、かなり美味。
Boudin noir, Ragoût de lentilles,pomme et de banane
(ブーダン・ノワールとレンズ豆、りんご バナナのラグー)
豚の血を使ったソーセージ。
何が詰まってるか知りませんが、
上品なレバーのような味わいに
初恋のような甘酸っぱいラグーソースが激ヤバ。
これで900円。
やり過ぎでしょー(笑)
Quenelle de Brochet(カワカマスのクネル)
知らんかったら、なんじゃこりゃ、って感じやけど、
日本で言うとこの蒲鉾みたいなモンです。
カワカマスのすり身に卵とかバターなんかを加えて整形し
オーブンで焼いて。
このソースがまた、エビが入ってるんか
めちゃめちゃ濃厚だけどクドクなく美味。
ダイエットなんてくそ食らえ!って感じです(笑)
この画像じゃわからへんけどかなりのボリューム。
Rôtie de Pintade farcie au foie-gras
(詰め物をしたホロホロ鳥のロースト キノコとフォワ・グラのソース)
イタリアンにも出てきますな、ホロホロ鳥ってやつは。
何者かと思ったら、キジ科の鳥ってことでほぼキジ?
かどうかはわからへんけどこれまたンマイですわ。
でも、ここまで来るとアップアップ。
だって、すごいボリュームやねんもん(笑)
基本的にめっちゃウマイです。
ガッツリ食べて呑んで、お財布にもやさしい。
オヤジフレンチ最高!
Salle à manger(サラマンジェ):http://salle-a-manger.de-blog.jp/oyaji/