千野隆司の「時代小説の向こう側」

時代小説を書く楽しみと喜び。 その裏側を……。

塩の道 重版

 10月刊の『おれは一万石』が快調です。お陰様で11月刊の『おれは一万石 塩の道』も重版(2刷)になっています。ご購読ありがとうございます。

 重版は何回かありましたが、『おれは一万石』の3刷は、「こんなに」と思うくらいの大増刷です。たいへん驚きました。たくさんの方に読んでいただけるならば、嬉しい限りです。未読の方は、ぜひ手に取っていただきたいです。

 第一巻・第二巻とも、ご期待に応えられる内容だと自負しています。
 大名としてぎりぎりの一万石の下総高岡藩井上家に入った若者正紀が、妻女や家臣と共に、藩政改革に取り組む話です。舞台になる天明六年(1786)の東北諸藩は、飢饉といっていい状況でした。高岡藩の領地も、飢饉とまではいきませんが凶作です。

 高岡藩を再生するために、奮闘します。

 先日都心の書店へ行ったら、こんな感じで並べていただいていました。

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 最近の三冊です。手に取ってみてください。

おれは一万石 塩の道

先月に続く新シリーズの第二弾が、本日発売です。目も鮮やかな、紅葉の赤が目を引くカバー絵です。

おれは一万石

塩の道

双葉文庫(611円+税)です。二か月連続刊行の第二弾です。

凶作!!
年貢米だけでは 藩財政が破綻する!
領民のため 藩士のため、新たな財源を捜し 正紀は走る!

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 第一巻も、書き下ろし時代文庫では異色のカバー絵でしたが、今回も異彩を放ちます。帯をとると、こうなります。

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深刻な東北の飢饉に比べればましだったが、
高岡藩でも例年の七割ほどの米しか収穫できなかった。
百姓を搾り上げることで急場を凌ごうとする国家老に正紀は反対するものの、
新たな財源は見つからない。これでは藩政改革どころの話ではなかった……。

 ときは天明六年(1786)です。歴史の授業では、大飢饉があったときだと習います。一万石の小大名高岡藩井上家も、深刻な財政難にあえぎます。
 藩士領民を守るために、何ができるか。藩の現実を踏まえた上で、正紀は考えます。

 今回のタイトルは、『塩の道』です。塩は、人が生きてゆくためにはなくてはならないものです。ですから、必ず売れる商品でもあります。
 とはいっても、利根川べりに領地のある高岡藩では、作ることができません。しかし……。

 塩にまつわるドラマが展開します。
 これについては、江戸期の塩の流通を調べました。物語はフィクションですが、背景にある江戸と関東の塩業については、史実を踏まえています。

 また主人公と祝言を挙げた、高岡藩の姫京との心の触れ合いが、もう一つのテーマとして関わります。愛があって結ばれた夫婦ではありません。家と家との、悪くいえば政略結婚です。
 けれども二人は、若い男と女です。どのようなつながりを持って行くか。二人の行く末を、見守っていただきたいと思います。

 本日発売です。新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

 なお第一巻は、たいへんご好評をいただいています。


 今の段階で、3刷になるとの連絡をいただきました。ご購読くださった皆さんに、御礼を申し上げます。

付家老(つけがろう)

 『おれは一万石』の主人公竹腰正紀は、尾張徳川家の付家老竹腰勝起の次男坊です。「家老」は時代小説にはよく出てきますが、「付家老」はあまりお目にかかりません。いったい何者だと、思われた方もいるのではないでしょうか。

 本家から分家に付けられた家老で、分家当主の養育など政治の運営・監督を行いました。藩の小事には関わらず、大事のみあずかったことから、幕府の大老に相当したと言われます。まあ早い話が、家臣ではあっても藩の実力者ということでしょうか。

 徳川一門でいえば、家康公の九男義直の尾張家に付属した成瀬・竹腰家、十男頼宜の紀伊家に付属した安藤・水野家、十一男頼房の水戸家に付属した中山家の五家が有名です。

 史料上は「御附家老」と記載されます。それぞれ万石以上の知行が与えられ、代々家老を務めますが、厳密には「家老」であると共に「大名」でもありました。竹腰家は三万石です。長良川の要地である美濃国安八郡今尾(岐阜県海津市平田町)を居城としました。

 正紀の祖父に当たる五代正武は、幕府と連携して、尾張七代藩主宗春の隠居を推進したといわれています。本家からの、お目付け役という意味もあったわけですね。

 父の勝起は、尾張八代藩主宗勝の八男ですが、竹腰家に婿に入りました。こうなると、お目付という意味が薄れる気がします。ただ竹腰家は、当然尾張藩内では力を増します。

 正紀は名門の出ですが、一万石の井上家に婿入りをしました。これは史実ですから、「なんで」と問われても、返事のしようがありません(それなりの事情があったのでしょう)。

『おれは一万石』シリーズは、史実をもとにしたフィクションです。ですから小説に登場する「正紀」は、私が創作した人物となります。重臣たちも、あえて史実にある家臣は入れていません。

 物語として楽しんでいただければと思っています。

玄猪(げんちょ)の御祝儀

 十月初の亥(猪)の日は、玄猪の御祝儀で、諸大名や旗本方は、暮れ六つ前に登城をしました。旧暦十月のこの頃は、新暦にしたら十一月です。日暮れるのもかなり早くなっています。

 大手御門や桜田御門外では、大篝火を焚きました。城中では部屋ごとに火鉢を出しました。冬も深まり、寒くなったということでしょうか。暖房の入れ始めですね。

 この日には、江戸城中で「玄猪の御祝儀」が行われました。そのための登城です。

 猪は子をたくさん産むため、子孫繁栄のシンボルとされました。ですからこの日は、家系継続のために、とりわけ大事な日として受け取られていました。

 ですから御門の大篝火は、登城する諸侯のためのおもてなしの意味もありました。大松薪を数百本積み置いて、火をかけます。臥煙(がえん)と呼ばれる見附の中間が多数出て、この仕事をしました。その傍らには、門番の大名家の家臣が、万一に備えて防火体制を整えています。

 これがもとで火事になることを、避けるためです。

 登城した諸侯は、将軍から紅白の餅を賜ります。「御餅頂戴」の儀式です。これが猪の子餅(いのこもち)というわけです。子孫繁昌と万病除けを願って食べました。

 江戸の町家でも、この武家の儀式にならって、餅の贈答がありました。町人だって、子孫繁栄を願います。ただ町人が食べるのは、牡丹餅でした。

 現代では、玄猪のお祝いなどと言うと、「何それ」と言われそうです。しかし篝火を焚くのはともかくとして、昔からある行事は、残しておきたい大切なものだなと思います。

おれは一万石 重版

 刊行された文庫が、どのくらいの方々に読んでいただけたか、書き手はほとんど分かりません。書店に並んでいるのを見ても、それだけでは「ああ、並んでいるな」と思うだけです。

 ただ書く以上は、そして精いっぱいの努力をして仕上げた以上は、たくさんの方に読んでいただきたいと願っています。

 そして昨日、9月14日発売の最新刊 おれは一万石 の重版が決まったと連絡をいただきました。嬉しかったですね。これは初刷のかなりの数を手に取っていただけた(読んでいただける)という、はっきりとした目安になるからです。
 
 ご購読くださった皆さんに、御礼を申し上げます。


 一万石という、ぎりぎりの小大名となる若き主人公が、窮乏する藩財政を立て直し、藩士や領民と共に藩政改革に乗り出すという話です。剣豪の若殿様が、悪人どもをばったばったと薙ぎ倒す話ではありません。主人公は必死に生き、しくじることもあれば、絶望の淵に立たされることもあります。それでも藩と領民のために(それは自分のためでもあります)奮闘します。

 まだ読んでいない方は、ぜひ書店で手に取ってみてください。

 小藩の苦境は、第一巻だけでは終わりません。逼迫した藩財政を立て直すには、様々な試練が降りかかってきます。

 さらに第二巻が、10月11日に発売となりますが、ここでも主人公は、必死の働きをします。合わせて読んでいただければ幸甚です。

 第二巻のカバー絵はまだ表に出ていませんが、鮮やかで迫力があります。これもご期待ください。

いただいた新書

 榎本秋さんから、頂戴しました。榎本さんは、福原俊彦名義で時代小説も執筆しています。日本史やライトノベルについて、造詣の深い方です。

世界を見た幕臣たち

幕末遣外施設団の軌跡

洋泉社歴史新書(950円+税)です。

明治維新の原動力となった
「もう一つの幕末史」


坂本龍馬や新選組は出てこないけれど、
彼らのことを知らなければ幕末日本を理解したことにはならない――。
ペリー来航以降。欧米列強との関係が最大の懸案となるなかで、
七度にわたって海を渡った幕府遣外使節団。
その体験と持ち帰った知識は、その後の日本に大きな影響を与えていた!
未知の文化や列強との難交渉に悩まされた人間ドラマからたどる幕末秘史。
(カバー裏の解説より)

 興味深い一冊です。手に取ってみてください。榎本さん、ありがとうございます。

いただいた写真

『おれは一万石』が発売されて一週間が過ぎました。すでに書店で、手に取っていただけたでしょうか。実は今月の双葉文庫では、30年来の友人である柏田道夫さんの『猫でござる』も刊行されています。

 それで柏田さんから、拙著と一緒に並んでいる書店さんの写真を送っていただきました。『猫でござる』さっそく拝読しましたが、いやなかなか面白いです。私は猫好きではありませんが、筆致に引き込まれました。

 書店に立ち寄られたときには、『おれは一万石』ともども、ぜひ手に取っていただければ幸甚です。

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 先月刊の『入り婿侍商い帖 大目付御用(一)』と並べておいてくださっている書店さんもありました。

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 たくさんの方に、読んでいただきたいです。

おれは一万石

 すっかり秋めいてきました。今月の新刊が発売されましたので、紹介させていただきます。渾身の新シリーズです。

おれは一万石

双葉文庫(602円+税)です。

一俵でも家禄が減れば旗本に格下げ!!
「崖っぷち大名」が藩政改革に挑む!

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 帯を取るとこんな感じです。

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 俵でも禄高が減れば旗本に格下げになる、ぎりぎり一万石の大名、下総高岡藩井上家に婿入りすることになった竹腰正紀はまだ十七歳の若者だ。正紀は、高岡藩江戸上屋敷を訪れたおり、堤普請を嘆願する百姓と出会い、二千本の杭を調達する約束を結んでしまう。まだ婿入り前にもかかわらず、高岡藩のために奔走する日々が始まった!待望の新シリーズついに開幕!
(裏表紙の紹介から) 

 主人公竹腰正紀は、尾張徳川家八代宗勝の孫として生まれました。名門中の名門です。それが一万石の小大名家に婿入りをしました。その気になれば、もっと高禄の大名家に婿入りができたはずです。しかしそれをしませんでした。

 高岡藩は一万石ではありますが、幕末まで潰れずに、大名として生き残ります。私はこの史実を発見したとき、藩と領民を守る一人の若者の姿が頭の中に浮かびました。
 二百六十年続いた幕藩体制の中で、小大名は、様々な政治の流れに翻弄されます。しかし工夫と辛抱を重ね、生き延びていきます。高岡藩もその一つです。

 正紀を通して、小藩の中で必死に生きる人々の姿を描きたいと思いました。その姿は、必ず現代に生きる私たちの生きざまと繋がると考えるからです。

 カバー絵は、正紀が生涯を通して関わる高岡の領地を、見渡している姿です。真ん中に横たわるのは利根川で、朝の光が川と田を照らしています。
「ここで命を懸けるぞ」
 と決意に燃えています。

 一万石の小藩とはいえ、そこには藩士領民の様々な暮らしがあります。関わって生きる人々の思いが、これに重なります。
 弱冠十七歳の正紀活躍を、応援していただければ幸いです。第一巻と第二巻は、今月と来月の二か月連続刊行です。気合いが入っていますよ。第二巻も、すでに校正を済ませました。第三巻の構想を練っています。
 新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

浮世絵と江戸文化

 夕方になると虫の音が聞こえます。秋の気配が感じられるようになりました。さて國學院大學の同窓会である院友会東京23区支部では、毎年11月に、総会・講演会・懇親会を行っています。今年の詳細が決まりましたので、お知らせいたします。

 日時 平成29年11月25日(土)

 場所 國學院大學渋谷キャンパス内

 内容 15:00    院友会東京23区支部総会 5号館3階5301教室
     16:00~17:00 講演会
                 『浮世絵と江戸文化』
                 國學院大學教授 藤澤 紫先生
                 5号館3階5301
              (これは國學院大學の卒業生でなくとも無料で入場できます)
     17:10~   懇親会 学術メディアセンター1階カフェラウンジ「若木が丘」
                 会費5000円
                 (総会と懇親会は、卒業生だけです)

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 藤澤先生は、史学科で日本美術史・日本近世絵画史・江戸文化論などの講座を受け持っています。国際浮世絵学会常任理事でもあり、一般の人にも分かりやすいソフトな語り口調で、浮世絵と江戸文化について話をしていただけます。

 講演会は卒業生でなくとも入場無料ですので、ぜひお越しになってください。浮世絵の世界を堪能できます。渋谷駅東口からバス(日赤医療センター行・国学院大学前下車)が出ています。歩いても、15分はかかりません。

 都内区部に在住の卒業生の方は、総会や懇親会にもお越しください。初対面でも、同窓生ですから、自然といろいろな話ができます。飲んで食べて、暮らしの分野が違う方と話ができるのも、興味深いものです。私は毎年、楽しみにして出かけています。

庄内の晩夏

 今年は天候不順でした。強烈な強い夏の日差しが照り付ける、ということはほとんどありませんでしたね。夏はあまり好きではありませんが、懐かしくさえ思いました。そんな中でも、季節は少しずつ移っていきます。

 私の姪が、山形県の庄内地方へ行ったと、写真を送ってくれました。庄内といえば、藤沢周平さんが、海坂藩という架空の藩を舞台にして、たくさんの作品を残されました。その舞台になった土地で、映画では馴染みのある映像となりました。

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 まずは鳥海山です。庄内平野からは、北北東といったあたりに見えます。雲がかかると、次のような感じです。

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 雲がかかっても、存在感は抜群です。

 そして庄内は、日本の有数の米どころです。一面の田圃です。

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 稲の育ち具合は、どうでしょうか。

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 私は、『入り婿侍商い帖』(角川文庫)シリーズで米問屋の主人の話を書いているからでしょうか、作柄が気になります。ただ庄内の米は、江戸ではなく北前船で、大坂へ運ばれました。水路を使えば、江戸よりも大坂の方が近いということでしょうか。

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 カボチャや柿はまだですね。庄内の柿は、瑞々しくて甘いです。

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 季節を彩る花が眩しい、庄内の晩夏でした。画像をクリックすると、写真が大きくなります。

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livedoor プロフィール
千野隆司の時代小説
【近刊書籍】

☆「入り婿侍商い帖 大目付御用(二)」(角川文庫)平成29年11月刊


【既刊書籍】

★「おれは一万石 塩の道」(双葉文庫)平成29年10月刊

★「おれは一万石」(双葉文庫)平成29年9月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(一)」(角川文庫)平成29年8月刊

★「雇われ師範豊之助・鬼婆の魂胆」(双葉文庫)平成29年7月刊

★「出世侍(四)正直者が損をする」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年6月刊

★「次男坊若さま修行中・名月の出会い」(コスミック文庫)平成29年5月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意」(小学館文庫)平成29年5月刊

★「雇われ師範豊之助・泣き虫大将」(双葉文庫)平成29年4月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(三)」(角川文庫)平成29年3月刊

★「雇われ師範豊之助・家宝の鈍刀」(双葉文庫)平成28年12月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(二)」(角川文庫)平成28年11月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬」(小学館文庫)平成28年10月刊

★「次男坊若さま修行中・願いの錦絵」(コスミック文庫)平成28年9月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)」(角川文庫)平成28年8月刊

★「出世侍(三)昨日の敵は今日も敵」(幻冬舎時代小説文庫)平成28年6月刊

★「寺社役同心事件帖・富くじ狂瀾」(朝日文庫)平成28年5月刊

★「雇われ師範豊之助・瓢箪から駒」(双葉文庫)平成28年3月刊

★「寺社役同心事件帖・竹寳寺の闇からくり」(朝日文庫)平成28年3月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(三)」(角川文庫)平成28年2月刊

★「出世侍(二)出る杭は打たれ強い」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年12月刊

★「札差髙田屋繁昌記(三)兄の背中」(ハルキ文庫)平成27年11月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)」(角川文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・ぬか喜び」(双葉文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・借金道場」(双葉文庫)平成27年7月刊

★「札差髙田屋繁昌記(二)生きる」(ハルキ文庫)平成27年6月刊

★「出世侍(一)」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年6月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達」(角川文庫)平成27年5月刊

★「次男坊若さま修行中・初雷の祠」(コスミック文庫)平成27年4月刊

★「札差髙田屋繁昌記(一)若旦那の覚悟」(ハルキ文庫)平成27年3月刊

★「入り婿侍商い帖(三)女房の声」(富士見新時代小説文庫)平成27年2月刊

★「若殿見聞録(六)家慶の一歩」(ハルキ文庫)平成26年11月刊

★「入り婿侍商い帖(二)水運のゆくえ」(富士見新時代小説文庫)平成26年10月刊

★「入り婿侍商い帖(一)」(富士見新時代小説文庫)平成26年9月刊

★「神楽坂化粧暦 夕霞の女」(宝島社文庫)平成26年8月刊

★「若殿見聞録(五)東照宮、拝礼」(ハルキ文庫)平成26年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・鬼灯のにおい」(コスミック文庫)平成26年4月刊

★「若殿見聞録(四)閏月の嵐」(ハルキ文庫)平成26年3月刊

★「権現の餅-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成26年2月刊

★「若殿見聞録(三)秋風渡る」(ハルキ文庫)平成25年11月刊

★「霜降の朝-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年11月刊

★「船頭岡っ引き控・秋の調べ」(学研M文庫)平成25年9月刊

★「寺侍市之丞・干戈の檄(かんかのげき)」(光文社文庫)平成25年9月刊

★「千俵の船-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年8月刊

★「若殿見聞録(二)逆臣の刃」(ハルキ文庫)平成25年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・夏初月の雨」(コスミック文庫)平成25年4月刊

★「寺侍市之丞・打ち壊し」(光文社文庫)平成25年3月刊

★「船頭岡っ引き控・花冷えの霞」(学研M文庫)平成25年3月刊

★「若殿見聞録(一)徳川家慶、推参」(ハルキ文庫)平成25年2月刊

★「恵方の風-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年2月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・木枯らしの朝」(ハルキ文庫)平成24年11月刊

★「棒手振り同心事件帖・秋の声」(学研M文庫)平成24年10月刊

★「赤鍔の剣-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成24年9月刊

★「寺侍市之丞・西方の霊獣」(光文社文庫)平成24年8月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・初螢の数」(ハルキ文庫)平成24年7月刊

★「棒手振り同心事件帖・皐月の風」(学研M文庫)平成24年5月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」(コスミック文庫)平成24年4月刊

★「戸隠秘宝の砦 第三部・光芒はるか」(小学館文庫)平成24年4月刊

★「寺侍市之丞・孔雀の羽」(光文社文庫)平成24年3月刊

★「戸隠秘宝の砦 第二部・気比の長祭り」(小学館文庫)平成24年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・母恋い桜」(ハルキ文庫)平成24年2月刊

★「戸隠秘宝の砦 第一部・吉原惣籬」(小学館文庫)平成24年2月刊

★「湯屋のお助け人・神無の恋風」(双葉文庫)平成24年1月刊

★「棒手振り同心事件帖・初水の夢」(学研M文庫)平成23年12月刊

★「湯屋のお助け人・待宵の芒舟」(双葉文庫)平成23年11月刊

★「お寧結髪秘録・秘花二日咲き」(静山社文庫)平成23年10月刊

★「寺侍市之丞」(光文社文庫)平成23年9月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・霜夜のなごり」(ハルキ文庫)平成23年8月刊

★「湯屋のお助け人・覚悟の算盤」(双葉文庫)平成23年7月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・命の女」(学研M文庫)平成23年5月刊

★「湯屋のお助け人・桃湯の産声」(双葉文庫)平成23年3月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」(コスミック時代文庫)平成23年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・菊月の香」(ハルキ文庫)平成23年2月刊

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」(双葉文庫)平成23年1月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・残り蛍」(学研M文庫)平成22年11月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・夏越しの夜」(ハルキ文庫)平成22年8月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・恋の辻占」(学研M文庫)平成22年7月刊

★「主税助捕物暦・玄武斃し」(双葉文庫)平成22年3月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・水面の月」(学研M文庫)平成22年1月刊

★「首斬り浅右衛門人情控・安政くだ狐」(祥伝社文庫)平成21年12月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・四つの千両箱」(ハルキ文庫)平成21年11月刊

★「主税助捕物暦・鮫鰐裁ち」(双葉文庫)平成21年10月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・永代橋の女」(学研M文庫)平成21年8月刊

★「首斬り浅右衛門人情帖・莫連娘」(祥伝社文庫)平成21年7月刊

★「主税助捕物暦・紅鸞突き」(双葉文庫)平成21年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・わすれ形見」(ハルキ文庫)平成20年12月刊

★「首斬り浅右衛門人情控」(祥伝社文庫)平成20年9月刊

★「本所竪川河岸瓦版・紅の雁」(学研M文庫)平成20年8月刊

★「主税助捕物暦・怨霊崩し」(双葉文庫)平成20年5月刊

★「火盗改メ異聞・仇討青鼠」(徳間文庫)平成20年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・霊岸島の刺客」(ハルキ文庫)平成19年12月刊

★「本所竪川河岸瓦版・花燈籠」(学研M文庫)平成19年11月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学研M文庫)平成19年5月刊

★「主税助捕物暦・虎狼舞い」(双葉文庫)平成19年3月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・雪しぐれ」(ハルキ文庫)平成19年1月刊

★「本所竪川河岸瓦版・ビードロ風鈴の女」(学研M文庫)平成18年9月刊

★「主税助捕物暦・麒麟越え」(双葉文庫)平成18年4月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学研M文庫)平成18年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・鬼心」(ハルキ文庫)平成17年11月刊

★「主税助捕物暦・天狗斬り」(双葉文庫)平成17年7月刊

★「本所竪川河岸瓦版・冬花火」(学研M文庫)平成17年6月刊

★「追跡」(講談社)平成17年5月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・伽羅千尋」(ハルキ文庫)平成16年11月刊

★「主税助捕物暦・夜叉追い」(双葉文庫)平成16年10月刊

★「札差市三郎の女房」(ハルキ文庫)平成16年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・夕暮れの女」(ハルキ文庫)平成14年2月刊

★「逃亡者」(講談社文庫)平成13年12月刊

★「二夜の月」(双葉文庫)平成13年6月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉文庫)平成13年4月刊

★「北辰の剣・千葉周作開眼」(祥伝社文庫)平成10年12月刊

★「かんざし図絵」(双葉文庫)平成8年2月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉文庫)平成6年10月刊
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