千野隆司の「時代小説の向こう側」

時代小説を書く楽しみと喜び。 その裏側を……。

入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)

 八月も終盤になりました。残暑はまだ厳しいです。そんな中ですが、新刊のお知らせです。

入り婿侍商い帖

出仕秘命(一)

角川文庫(680円+税)で、シリーズ全体では七巻目となります。そして新たな展開の一巻目となります。

実家に戻り武士となった角次郎。兄の無念をはらせるか?

「円熟した夫婦愛に 胸がじんとする」
書評家東えりかさんから推薦をいただきました。

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 主人公角次郎が婿入りをした大黒屋は、本所の一等地で間口五間半、年間三千俵の商いをする米問屋となりました。商いも安定しています。店はさらに伸びて行く可能性を秘めている中で、大きな事件が起こります。

 ときは文化四年(1807)八月十九日のことです。本所一帯が大火に見舞われて八年がたちました。町は復興をとげています。その日は富岡八幡宮の祭礼の初日でもありました。この日通行する人でいっぱいだった永代橋が崩落をしました。

 多数の死傷者が出ましたが、この中に角次郎の兄で実家五月女家の当主だった角太郎とその妻子が巻き込まれ、命を失います。これは事故ではありますが、実は裏に陰謀が隠されていました。兄とその妻子は、事故に紛れて殺害されたことが明らかになります。

 これにまつわって、さらに問題点が起こります。当主とその跡取りが亡くなっては、五月女家は無嗣ということで御家断絶となってしまいます。五月女家の血筋を引く男子は、角次郎と十歳になる倅の善太郎の二人しかいません。角次郎は、五月女家へ移ることを決意します。

 兄は勘定奉行所の組頭のお役に就いていました。角次郎はそのまま、勘定奉行所へ組頭として出仕します。

 けれどもそれは、大黒屋を捨てるという意味ではありません。女房お万季と共に、二足の草鞋で店を守ります。そんな中で、兄の死の背景にある勘定奉行を主体にした大掛かりな不正の実態が明らかになります。

 大黒屋と五月女家を守り、兄の仇を討つ。新たな試練が、角次郎とお万季の夫婦に襲いかかります。祝言を挙げて十年。二人の間には息子と娘がいます。夫婦は力を合わせて、家と店と家族のために奮闘します。

 本日発売です。新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

幸せを呼ぶ太神楽

 毎年十一月に、國學院大學の同窓会である院友会東京23区支部では、総会と講演会、そして懇親会を行っています。卒業年度や学部が違っても、同じ校舎で四年間を過ごしたわけですから、初対面でも話ができます。そこが同窓会の楽しいところです。

 今年は、11月19日(土)に、國學院大學内の院友会館で行います。

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 15時からの支部総会と17時10分からの懇親会は、院友だけの参加ですが、16時からの講演・公演は、どなたでも(國學院の卒業生でなくても)無料で聴講ができます。
 丸一仙三・仙花のご夫婦による太神楽の実演と、太神楽にまつわる興味深い話をうかがいます。

 江戸時代に広まった太神楽曲芸は、時代をへて技芸を発展させ、平成の現代へと受け継がれてきました。実演だけではなく、その経緯についてもじっくりとお話をいただけると思います。
 今から時間を空けておいて、お越しください。

 また院友の方は、総会・懇親会にもご参加ください。半日、楽しもうではありませんか。

時分どき

 今はほとんど使わなくなった言葉に、「時分どき」というものがありました。「時分」とはよい時期、適当な時期という意味になります。ですから「時分どき」は、ころあいのとき、特に食事の時間をさしました。

 昭和の中頃までは使われていたと思うのですが、今の若い方は、ほとんどこの言葉を知りません。私が子供だった頃は、普通に使っていたと思うのですが。

 岡本綺堂の『半七捕物帳』を読んでいたら、この「時分どき」という言葉が出てきました。訪ねた家で、半七はそろそろ食事時間になるので帰ろうとします。ところが引き留められました。
「時分どきでございますから、ほんのお口よごしでございますが」
 と夕食を勧められます。

 半七はどうするかというと、遠慮なく食べます。

 これが京都ならば、勧められても食べてはいけないことになっています。だとしたら、半七は野暮なおじさんだったのでしょうか。

 江戸と京では、文化が違います。もちろん、どちらがいい悪いというのではありません。歴史や気質も違うのですから。

 江戸では「時分どきですからどうぞ」と勧められたときには、食事の用意ができているのが通常です。できているから、勧めたのです。『半七捕物帳』でも、勧められたときには膳が運び込まれる描写になっています。

 ですから江戸では、こうなったら食べない方が野暮になります。人の好意を無にしたことになりますから。

 京では、「どうぞ」と勧められたら、「そろそろ食事時間ですから、お引き取りください」という意味だと受け取らなくてはなりません。それでも長居をしていると、常識知らずの人になってしまいます。

 だいたい食事時に、呼ばれもしないのに他人の家を訪ねるのは、非常識ということになります。「時分どきをねらってきた」などと言われてしまいます。ただ現代では、食事の時間が暮らしの多様化で、一律ではなくなりつつあります。
 
 暮らしが変われば、それに合わない言葉は消え、新たな言葉が生まれてくるのかもしれません。

猛暑の中で

 猛暑が続いていますが、暦の上ではもう秋です。残暑お見舞い申し上げます。

 夏だというのに、さして楽しいこともないままに、お盆の頃となりました。お墓参りはなさったでしょうか。私も花と線香を、家の墓にあげてきました。墓参りを済ませると、ほっと気持ちが和らぐのは不思議です。

 私は時代小説を書くことを稼業にした、個人事業主です。部屋に部長とか課長などはいませんから、誰かに見張られているわけではありません。ただ日々机に向かって、一人で小説を書きます。なかなか満足のゆく出来にはなりませんが、一つ仕上げるとほっとします。精いっぱい原稿に向かいますから、必死です。

 同業の知り合いは、そう多くはいません。でも皆さんは、精魂をこめて仕事をしています。そういった方々の労作が世に出ることは、嬉しいです。

 福原俊彦さんから、いただきました。

平賀源内江戸長屋日記

青嵐薫風

徳間文庫(640円+税)です。

頼まれたからには
とことんやるぜ!


 元讃岐藩士の平賀源内は、研究や発明をするため、家督を妹婿に譲り、江戸・神田で暮らしている。ある日、同じ長屋に住むお梅に頼まれ、閑古鳥がないている和菓子屋の建て直しを頼まれた。かつて夏に売れ行きの悪い鰻を売る相談を受けて、成功したのを知ってのことだ。しぶしぶ引き受けるが、己の知識と人脈で、意外な菓子を作り出す。万事が順調と思えた矢先、和菓子屋の主人が殺された。

 さてどうなることでしょうか。これからページをめくります。福原さん、ありがとうございました。

胡麻の蠅

「あいつ、胡麻の蠅のようなやつだね」
 というときがあります。最低なやつという意味で使います。

 ただ近頃、建物の九階に住むようになったからでしょうか、めったに蠅を見なくなりました。子どもの頃は、家ではいつも、天井から蠅取り紙を吊るしていました。たくさんの蠅が餌食になっていましたが、それでも蠅は飛んでいました。

「しぶといやつだ」
 と思いました。

 胡麻と蠅は、大きさこそ違いますが、黒くて白いものに止まっていると目立ちました。見分けがつきにくいという意味だあったようです。

 言葉の意味としては、旅人を装い、旅人から金品をかすめ取る盗っ人のことをいいました。
「大丈夫ですか。気をつけてくださいね」
 と親切そうに近づいて、隙を狙って盗みます。旅姿ですから、盗っ人と区別がつきませんでした。

「胡麻の蠅」は「護摩の灰」からもきているようです。
 高野聖の扮装をして、弘法大師が密教の修法の折に焚いた護摩木の灰と称して、押し売りをした者がありました。けしからぬやつです。

 その呼び名から、人を騙して金品を奪う坊主、転じて旅の小盗っ人をいうようになったという説もあります。

 江戸の頃、宿駅や川の渡し場、街道筋に、荷物の運搬や川渡し、駕籠舁き等を生業にした無宿者が多数ありました。雲助と呼ばれて、往来の人に難渋をかけました。飢饉や不作で村を追い出された人たちで、それなりの事情はあるのだと思われます。酷い目に遭わされ続ければ、心も歪むかもしれません。

 しかし被害に遭う方にしてみれば、たまったものではありません。リオデジャネイロでも、被害に遭う邦人は少なくないようです。

花森安治と『暮らしの手帖』

 NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』は、毎朝欠かさず見ています。ドラマとして面白いですし、唐沢寿明演じる花山伊佐次も魅力的です。史実があり、それを踏まえた脚本になっているわけですから、一言一言が、なるほどなあと納得がいきます。場面に現れる雑誌の紙面も、リアルに作っていると感心します。

 物語も、ちゃんと次に関心を引く作りになっています。とはいっても重々しいものではなく、朝ドラらしいテンポのよい運びで、さすがに上手だなあと思います。

 さてこの花山伊佐次こと花森安治とは、どういう人物だったのか。なかなか魅力的な人物で、前から関心がありました。戦後の一般女性の目線に立って、暮らしをより良くするためにはどうすればよいか、センスと感性があるだけでなく、執念深いほどの探求心と実証主義で『暮らしの手帖』の誌面を飾ってきました。

 そして今般、花森安治のなしてきた仕事を通して、その考え方の秘密を探り、その社会背景や世の中をどう見ていたかを炙り出す絶好の一冊が刊行されました。
 
 山田俊幸 岩崎裕保 編著

花森安治と『暮らしの手帖』

 小学館(1300円+税)の四六判の単行本です。

NHK朝ドラで注目。
花森安治をこよなく愛するプロたちが綴った、天才編集者の世界。

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 戦後一貫してお上に、最優先すべきは「ゼニ」ではなく「いのち」だと主張してきた人。そんな「暮らし」は今、実現できたのか。 (帯の裏コピー)

 本書は、花森安治とはこういう生い立ちで、こんなふうに人生を送ってきましたよ、という伝記ではありません。編著者の山田俊幸さんや岩崎裕保さんは、帝塚山学院大学で近代文学や時代の文化、社会学について長く教鞭をとってきた研究者です。具体例を挙げて、花森安治のなしてきた仕事を解析していきます。

 山田さんは、私の大学時代のサークルの先輩でもあったので、花森安治の考え方や行動にまつわる話は、前から聞いていました。

「花森安治の考え方、生活改良の手法は、花森が生きた時代への発言なんだけど。それらを紹介し、批判する眼差しと解決する志向のありかたを読み解いて行けば、我々現代に生きる人間や社会を取り巻く問題を考えるヒントにもなるのではないかと考えていてね」

 これが、本書を上梓しようという決意に至った理由だと、私は受け取っています。

 研究者が手がけた本ですが、とにかく読みやすいです。朝ドラのエピソードに繫がるものもかなりあって、ああなるほど腑に落ちます。朝ドラが楽しくなるだけでなく、花森のものの見方や考え方が伝わってきて、自分が少し変わったような気持ちになる一冊です。
 新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

隅田川の花火

 昨夜は隅田川の花火大会でした。私の家は東京都練馬区にあるのですが、9階にあるベランダから、この花火がわずかに見えました。ビルの間の低いところにです。ああ、やっているなという感じでした。町明かりがありますから、あまり美しくも感じませんでした。

 テレビをつけると、実況中継が行われています。こちらは見事に美しく花火が上がる姿が映っていました。映像の技術ということもあるでしょうが、近くへ行って下から見上げたら、本当に美しく見えたに違いありません。

 やはり花火は、面倒でもその場へ行って見ないと、その美しさを味わうことは難しいようです。

 江戸時代も、花火と舟による夕涼みは、かなり贅沢ですが、掛け替えのない楽しみだったことは理解できます。明暦の大火(1657)以降隅田川の舟遊びは、大名や豪商が競い合って行いました。

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 上は、『江戸名所図会』両国川開きの部分です。絵の左上のところで花火が上がっていて、たくさんの涼み舟も描かれています。船上の人たちは、さぞかし心地よかったと思います。

 そして両国橋の上にも、かなりの人の姿が見えます。これだとお金がかかりません。近隣の裏長屋住まいの人も、花火を楽しめました。橋袂の広場には、たくさんの露店が出ています。それらを冷かしながら、空に上がる花火を見上げるのも、楽しかったに違いありません。

 昨日の隅田川花火大会には、たくさんの方々がお出かけになったと思います。梅雨明けして、夏は本番となりました。

ベイゴマ

 私が小学校の低学年だったころ、子どもの遊びには『メンコ』と『ベイゴマ』が流行っていました。駄菓子屋で売っていて、私も小遣いでメンコを買った覚えがあります。メンコは互いに打ち付け合って、ひっくり返された方が負けでした。負けたら、そのメンコは取られてしまいます。

 子どもながらにも、厳しい世界でした。「返して」などとは、口が裂けても言えません。その覚悟がなければ、遊んではいけないのです。

 高いメンコを買っても、取られてしまうのは面白くありませんから、二、三回やったらやめました。私はおとなしいだけの意気地のない子でしたので、元気のいい子どもとやって、勝てるわけなどありませんでした。

 ベイゴマは、もっとハードな遊びです。バケツに丈夫な布を張ってへこませ、そこに鋳鉄製の独楽を投げつけます。二人でやって、弾き飛ばされた方が負けです。これも負けるとベイゴマは取り上げられました。

 勝つためには、独楽を削るなどいろいろの工夫をします。はしっこい子どもは、取り上げたたくさんのベイゴマを箱や袋に入れて自慢そうに見せびらかしていました。私はそれを見て羨ましいなと思いましたが、やることはありませんでした。

 負けて取り上げられるからではなく、あの鋳鉄製の小さな独楽を回すのは、たいへん難しかったのです。ぶつけ合う前に、バケツから飛び出してしまったら、回り中の子どもから馬鹿にされます。私には、とてもハードルが高いものでした。

 ですから触らぬ神に祟りなしと、決め込んだのです。

 今日、私の愛読書『守貞謾稿』を読んでいたら、貝独楽(ばいこま)の項目に遭遇しました。「文化比より今に至り行はれ、その始めをしらず」とあります。ほう、この遊びは、江戸の頃からあったのだと知りました。

 とはいっても、江戸の頃は貝の独楽でした。遊び方も、バケツではなく空櫃に茣蓙の類を蓋としてへこませ、二人が組んで行いました。弾き飛ばされた方が負けというルールも、同じだったようです。

 子どもの遊びとはいえ賭け事ですから、「貝底に鉛をわかし入れ、その上に晒蝋をもって、傾かざるやうにこれを埋め」と工夫する悪餓鬼もいたようです。ぶつけ合う前に、相手を気合い負けさせるなど、駆け引きもあったに違いありません。

 遊ぶには、技とコミュニケーション能力が必要でした。

 最近は、まったくというほど見かけません。ポケモンGOの方が楽しいのでしょうか。

土用の入り

 今日七月十九日は、土用の入りでした。関東はまだ梅雨明けしませんが、西の地方では明けました。夏も本番です。東京も、すでに暑いです。

 土用というと、ついつい夏の暑い日を思い浮かべます。ですが土用は、春夏秋冬のすべての季節にあります。陰陽五行説を基準にして、各四つの季節の終わりの十八日間を当てはめて、土用としました。

 ですからこの十八日間が過ぎると、暦の上では新しい季節となります。土用は、新しい季節に移る前の準備の期間といっていい時季です。立秋前の数日は、一年中で最も暑い日ですね。

今年の土用は、それぞれ次の十八日間となります。

冬土用 一月十八日~二月三日
春土用 四月十六日~五月四日
夏土用 七月十九日~八月六日
秋土用 十月二十日~十一月六日
 
 今日は十九日ですから「土用の入り」で、最後の日が「土用明け」です。
 
 まあ何といっても、夏土用の十八日は、暑いと相場が決まっています。梅雨が明けようと明けまいと、それはそれは変わりません。

 丑の日にはウナギを食べます。食べたいです。この風習は太古の昔からあったわけではなく、江戸期に平賀源内が、夏は売れない鰻を売るために一計を案じた結果、以後定着しました。丑の日に『う』のつくものを食べると病気にならないと、鰻屋の親仁のために宣伝したのです。

 でも鰻のかば焼きは美味しいですから、人々は喜んで食べます。ただ江戸時代も今も、安い食品ではありませんでした。

 今年も食べたいなと、思っています。

道祖神

 道祖神は厄難の侵入を防止し、また子孫の繁栄を祈願するために祀られた町や村の守り神です。おもに石像や石碑といった形で、村や町の境目などに置かれました。旅や交通安全の神様としても、信仰されました。

 江戸時代には、たくさんの寺社があったことについては前に触れました。名の知られた大きなものだけでなく、ご近所にある神仏や稲荷、道祖神なども信仰の対象になりました。江戸にも、いたるところに地蔵の石像や稲荷、道祖神などを祀った小祠がありました。

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 上の絵は、『江戸名所図会』の中の、一枚です。「小日向上水端 道祖神祠」と記されています。今の東京都文京区にあたります。今はないと思われますが、子どもたちが遊び、道端では振り売りが商いをしています。

 おそらく人が集まる場所だったのでしょう。

 季節は夏で、子どもは蝉取りをしています。西瓜売りと心太屋が商売をしています。祠の向こうに流れている川は、神田川でしょうか。江戸でも郊外といった気配です。

 信仰が暮らしの中に根付いて、地域の住民と共にある。上の絵は名所でも特別な場所でもありませんが、作者はわざわざ描きました。どこにでもある当たり前の情景だからこそ、江戸の名所としてあえて加えたのかもしれません。
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livedoor プロフィール
千野隆司の時代小説
【近刊書籍】

☆「次男坊若さま修行中(二)」(コスミック文庫)平成28年9月刊


【既刊書籍】

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)」(角川文庫)平成28年8月刊

★「出世侍(三)昨日の敵は今日も敵」(幻冬舎時代小説文庫)平成28年6月刊

★「寺社役同心事件帖・富くじ狂瀾」(朝日文庫)平成28年5月刊

★「雇われ師範豊之助・瓢箪から駒」(双葉文庫)平成28年3月刊

★「寺社役同心事件帖・竹寳寺の闇からくり」(朝日文庫)平成28年3月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(三)」(角川文庫)平成28年2月刊

★「出世侍(二)出る杭は打たれ強い」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年12月刊

★「札差髙田屋繁昌記(三)兄の背中」(ハルキ文庫)平成27年11月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)」(角川文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・ぬか喜び」(双葉文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・借金道場」(双葉文庫)平成27年7月刊

★「札差髙田屋繁昌記(二)生きる」(ハルキ文庫)平成27年6月刊

★「出世侍(一)」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年6月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達」(角川文庫)平成27年5月刊

★「次男坊若さま修行中・初雷の祠」(コスミック文庫)平成27年4月刊

★「札差髙田屋繁昌記(一)若旦那の覚悟」(ハルキ文庫)平成27年3月刊

★「入り婿侍商い帖(三)女房の声」(富士見新時代小説文庫)平成27年2月刊

★「若殿見聞録(六)家慶の一歩」(ハルキ文庫)平成26年11月刊

★「入り婿侍商い帖(二)水運のゆくえ」(富士見新時代小説文庫)平成26年10月刊

★「入り婿侍商い帖(一)」(富士見新時代小説文庫)平成26年9月刊

★「神楽坂化粧暦 夕霞の女」(宝島社文庫)平成26年8月刊

★「若殿見聞録(五)東照宮、拝礼」(ハルキ文庫)平成26年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・鬼灯のにおい」(コスミック文庫)平成26年4月刊

★「若殿見聞録(四)閏月の嵐」(ハルキ文庫)平成26年3月刊

★「権現の餅-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成26年2月刊

★「若殿見聞録(三)秋風渡る」(ハルキ文庫)平成25年11月刊

★「霜降の朝-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年11月刊

★「船頭岡っ引き控・秋の調べ」(学研M文庫)平成25年9月刊

★「寺侍市之丞・干戈の檄(かんかのげき)」(光文社文庫)平成25年9月刊

★「千俵の船-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年8月刊

★「若殿見聞録(二)逆臣の刃」(ハルキ文庫)平成25年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・夏初月の雨」(コスミック文庫)平成25年4月刊

★「寺侍市之丞・打ち壊し」(光文社文庫)平成25年3月刊

★「船頭岡っ引き控・花冷えの霞」(学研M文庫)平成25年3月刊

★「若殿見聞録(一)徳川家慶、推参」(ハルキ文庫)平成25年2月刊

★「恵方の風-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年2月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・木枯らしの朝」(ハルキ文庫)平成24年11月刊

★「棒手振り同心事件帖・秋の声」(学研M文庫)平成24年10月刊

★「赤鍔の剣-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成24年9月刊

★「寺侍市之丞・西方の霊獣」(光文社文庫)平成24年8月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・初螢の数」(ハルキ文庫)平成24年7月刊

★「棒手振り同心事件帖・皐月の風」(学研M文庫)平成24年5月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」(コスミック文庫)平成24年4月刊

★「戸隠秘宝の砦 第三部・光芒はるか」(小学館文庫)平成24年4月刊

★「寺侍市之丞・孔雀の羽」(光文社文庫)平成24年3月刊

★「戸隠秘宝の砦 第二部・気比の長祭り」(小学館文庫)平成24年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・母恋い桜」(ハルキ文庫)平成24年2月刊

★「戸隠秘宝の砦 第一部・吉原惣籬」(小学館文庫)平成24年2月刊

★「湯屋のお助け人・神無の恋風」(双葉文庫)平成24年1月刊

★「棒手振り同心事件帖・初水の夢」(学研M文庫)平成23年12月刊

★「湯屋のお助け人・待宵の芒舟」(双葉文庫)平成23年11月刊

★「お寧結髪秘録・秘花二日咲き」(静山社文庫)平成23年10月刊

★「寺侍市之丞」(光文社文庫)平成23年9月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・霜夜のなごり」(ハルキ文庫)平成23年8月刊

★「湯屋のお助け人・覚悟の算盤」(双葉文庫)平成23年7月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・命の女」(学研M文庫)平成23年5月刊

★「湯屋のお助け人・桃湯の産声」(双葉文庫)平成23年3月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」(コスミック時代文庫)平成23年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・菊月の香」(ハルキ文庫)平成23年2月刊

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」(双葉文庫)平成23年1月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・残り蛍」(学研M文庫)平成22年11月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・夏越しの夜」(ハルキ文庫)平成22年8月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・恋の辻占」(学研M文庫)平成22年7月刊

★「主税助捕物暦・玄武斃し」(双葉文庫)平成22年3月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・水面の月」(学研M文庫)平成22年1月刊

★「首斬り浅右衛門人情控・安政くだ狐」(祥伝社文庫)平成21年12月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・四つの千両箱」(ハルキ文庫)平成21年11月刊

★「主税助捕物暦・鮫鰐裁ち」(双葉文庫)平成21年10月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・永代橋の女」(学研M文庫)平成21年8月刊

★「首斬り浅右衛門人情帖・莫連娘」(祥伝社文庫)平成21年7月刊

★「主税助捕物暦・紅鸞突き」(双葉文庫)平成21年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・わすれ形見」(ハルキ文庫)平成20年12月刊

★「首斬り浅右衛門人情控」(祥伝社文庫)平成20年9月刊

★「本所竪川河岸瓦版・紅の雁」(学研M文庫)平成20年8月刊

★「主税助捕物暦・怨霊崩し」(双葉文庫)平成20年5月刊

★「火盗改メ異聞・仇討青鼠」(徳間文庫)平成20年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・霊岸島の刺客」(ハルキ文庫)平成19年12月刊

★「本所竪川河岸瓦版・花燈籠」(学研M文庫)平成19年11月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学研M文庫)平成19年5月刊

★「主税助捕物暦・虎狼舞い」(双葉文庫)平成19年3月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・雪しぐれ」(ハルキ文庫)平成19年1月刊

★「本所竪川河岸瓦版・ビードロ風鈴の女」(学研M文庫)平成18年9月刊

★「主税助捕物暦・麒麟越え」(双葉文庫)平成18年4月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学研M文庫)平成18年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・鬼心」(ハルキ文庫)平成17年11月刊

★「主税助捕物暦・天狗斬り」(双葉文庫)平成17年7月刊

★「本所竪川河岸瓦版・冬花火」(学研M文庫)平成17年6月刊

★「追跡」(講談社)平成17年5月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・伽羅千尋」(ハルキ文庫)平成16年11月刊

★「主税助捕物暦・夜叉追い」(双葉文庫)平成16年10月刊

★「札差市三郎の女房」(ハルキ文庫)平成16年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・夕暮れの女」(ハルキ文庫)平成14年2月刊

★「逃亡者」(講談社文庫)平成13年12月刊

★「二夜の月」(双葉文庫)平成13年6月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉文庫)平成13年4月刊

★「北辰の剣・千葉周作開眼」(祥伝社文庫)平成10年12月刊

★「かんざし図絵」(双葉文庫)平成8年2月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉文庫)平成6年10月刊
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