千野隆司の「時代小説の向こう側」

時代小説を書く楽しみと喜び。 その裏側を……。

ユニークなポップ

 今月刊の『下り酒一番 大店の暖簾』が発売中です。すでに手に取っていただけたでしょうか。渾身の作です。多くの方に読んでいただきたいと思っています。

 そこで講談社の文庫部から、新刊用のポップを拵えたということで、送っていただきました。それがちょっと、これまでのものと違います。なかなかユニークです。

 それがこれです。

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 四斗の樽酒を題材にしたものです。鏡を開くと、杉の板のにおいが混じった豊かで香しいにおいが漂ってきそうです。

 ポップというと、はがき大の大きさで横向きになっているのがほとんどです。「さあ一杯、飲んでください」といった感じです。書店で目についたら、じっくり見てみてください。

 呑兵衛の方も、そうでない方も、お酒で楽しめる一冊です。

下り酒一番 大店の暖簾

 六月も中旬となって、梅雨入りもしました。鬱陶しい日が続きますが、時代小説を読んで、気持ちをスカッとさせてください。というわけで、今月の新刊のご紹介です。

下り酒一番

大店の暖簾

講談社文庫(640円+税)です。新シリーズの第一巻となります。

傾きかけた大店を
命を懸けて建て直す!

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 霊岸島にある酒問屋武蔵屋は、上方からの高級酒下り酒を扱う大店だ。だが商才のあった主の市郎兵衛が亡くなり四年、武蔵屋の商いは火の車になっていた。市郎兵衛の妾腹三男の卯吉は、主にはなれない。そりの合わぬ長兄の市太郎や義母のお丹に冷たく当たられながらも、心通う者たちと店の切り回しに奔走する日々。新酒番船で一番となった銘酒灘桜の新酒が千樽届くことになっていたが、春の嵐に遭ったという報に武蔵屋一同青ざめる。
(Amazonの紹介)


 ゼロ、もしくはそれに近いところから盛り上げてゆくという話ではありません。舞台はすでに、指折りの下り酒問屋の大店です。業界のトップクラスといっていい存在です。

 誰が見ても大金持ちの老舗の大店。しかし実際は……。お金の面でもたいへんですが、それだけではありませんでした。

 長男市太郎が当代市郎兵衛となるが、派手好き遊び好きで威張るだけ。次男の次郎兵衛は独立後も本家に頼りっきり。先代おかみのお丹が店を切り回すが、武家育ちが災いし、いらぬ見栄を張ってしまう。店の将来を心配する三男卯吉は妾腹のため、やっと手代になったところ。一番番頭の乙兵衛は頼りにならず、定吉など若い手代にも他店からの引き抜きが。卯吉の味方は、先代の弟の大和屋勘十郎と棒術の達人の祈禱師茂助くらいのもの。

 若い卯吉は大店を救う者となれるか?

(帯裏より)

 冷遇され、足を引っ張られながらも、若い主人公が、孤軍奮闘して満身創痍の大店を建て直してゆく話です。大手の企業でも、経営危機に陥るのは現代だけではありません。大きくなってしまった組織に起こる腐敗や慢心を取り除くことは、立場や利権、見栄が絡まって一筋縄ではいきません。

 主人公はどう活路を見出してゆくのでしょうか。これまでの諸シリーズとは違うテイストです。本日発売です。新刊書店でお求めください。

殉死

 今から三百六十七年前は、慶安四年(1651)となります。その六月八日(旧暦では四月二十日)に三代将軍家光公が亡くなりました。享年四十八歳でした。今から見ると、ずいぶん若くて亡くなられた気がします。
 とはいえこの時代ですから、短命とはいえません。

 この同じ日に、阿部重次、堀田正盛といった老中、そして大名の内田正信といった方々も亡くなられています。これらの方たちは、病死ではありません。殉死でした。

 殉死などという言葉は、今はほとんど聞きません。
 
 主君への忠義から出た後追い自殺といった考え方は、武家の世界では美徳として捉えられますが、これにはいろいろな裏事情もあります。他の者がするから自分もという『論腹』や、殉死することで子孫の栄達を図る『商腹』があるという話は、前に本ブログでも書きました。

 阿部重次や堀田正盛といった人物は、有能で老中まで務めました。内田正信は忠臣で、家光に尽くして、旗本から大名に取り立てられました。それぞれの歳は、阿部は五十代前半で、堀田は四十代半ば、内田は四十歳前後です。
 
 生きていれば、まだまだ徳川家のために尽くせた人と考えます。もったいないです。

 近いところでは、とはいっても明治時代の終わりですが、明治天皇が亡くなられたとき、乃木希典が夫人と殉死しています。篤い思いがあって、武人らしい最期だとも感じますが、もったいないという気持ちは残ります。

 1651年6月8日にあった家光公の死と重臣の殉死は、江戸の大名屋敷に動揺を起こしたことは間違いありません。

五月も終わり

 あれよあれよという間に、五月も終わります。すっかり初夏の気配です。なかなかブログの更新ができませんでした。今月は今日を入れて三回だけです。もっと増やしたいのですが……。

 友人から、季節を感じさせる写真をもらいましたので、貼らせてもらいます。遠出は無理でも、のんびりと近くの公園を散歩してみたいものです。

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 水のある景色は、気持ちが穏やかになります。

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 上のは、梅雨を感じさせる一枚です。

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 青梅も、この時期のものですね。
 梅干しは、おいしいです。私は毎朝一個、必ず食べます。体調にもいい気がします。

思いがけない重版

 一気に夏ですね。気候の変化が大きいです。体調にはお気を付けください。日々、家に閉じこもっている私ですが、思いがけないことがありました。つい最近、ないと予想していた重版のお知らせを二ついただきました。

 一つが、四月刊のこれです。


 初版の刷り部数は、こんなにと驚くくらいの数字でした。ですから、さすがに重版はないと考えていました。それが発売一月で2刷になりました。楽しんでいただけたのならば何よりです。

 そしてもう一冊が、これです。


 平成26年10月刊です。
 このシリーズは今でも続いていて、12巻まで出ています。最新刊は3月刊の『大目付御用(三)』です。これはその第2巻で、4刷となります。四年前の刊行ですが、ご購読くださる方がいるのは嬉しい限りです。

『おれは一万石』と『入り婿侍商い帖』は今後も続きます。そして6月は、講談社の新シリーズが始まります。小学館文庫の『長谷川平蔵人足寄場・平之助事件帖』も、新たな展開を迎えようとしています。

 書きたいという気持ちが、日々に湧きあがってきます。書き続けてゆけることの喜びに、体がはちきれそうです。私は最近、政府がいう前期高齢者の部類に入りましたが、意欲や気迫は、若い方に負けないつもりです。
 どうぞ今後の諸シリーズにも、ご期待ください。

おれは一万石 無節の欅

 五月もいよいよ中旬になりました。月日が疾風のように去っていきます。暑い日があるかと思えば、肌寒い日もあって天候不順です。体調には気をつけてお過ごしください。
 今月の新刊をご紹介いたします。

おれは一万石

無節の欅(むせつのけやき)

双葉文庫(602円+税)で、シリーズ第五弾となりました。

反撃!!
武士の誇りを守るため
理不尽は刀で斥ける!

寺改築に欠かせぬ材木、
傷一筋さえ付けさせぬ

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菩提寺改築を好機ととらえ、正紀と正広の失脚を図る建部と正棠は、
執拗に第二、第三の罠を仕掛けてきた!思いもかけない策謀にはまり、窮地に陥る二人。
はたして建部らの悪巧みを斥け、無事改築をなし遂げられるのか!?
二か月連続刊行・シリーズ第五弾!

 前巻『麦の滴』の続巻(解決編)となります。二か月連続刊行の二か月目です。前巻では、菩提寺の本堂改築のための拠出金作りが物語の中心になりましたが、今巻はいよいよ材木の調達と輸送がメーンになります。

 カバーの帯を取ると、以下のようなカバーになります。まさに筏で、材木を運ぶシーンです。

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 正紀を世子の座から追おうとする一味は、建築のための材木に牙を向けます。本堂の中心的な役割を果たす材木は、巨木です。質の良い木材でなくてはなりませんから、高額です。入札・切り出し・保存・輸送と、どれをとっても手間がかかります。

 正紀は、良材を求めて常陸の新たな土地に旅立ちます。とはいっても、大名家の世子は、勝手には江戸尾を出られません。そこで妻の京から知恵を授けられます。

 また腹の子を失った京は、傷ついた心を抱えて過ごしていました。高飛車な態度しかとらない妻でも、正紀にしてみれば最愛の女性です。どう支えていこうとするのでしょうか。

 夫婦が力を合わせ、家臣と共に一万石の小大名家を守り栄えさせて行く物語です。本日発売となりました。前巻『麦の滴』と合わせて読んでいただければ幸甚です。

初夏へ

 ゴールデンウイークが始まりました。青空が広がる、爽やかな上天気が続いています。もってこいの行楽日和です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 うちの姪が、休みになって川越へ行ったと写真を送ってきました。青空に『鯉のぼり』が泳ぐ写真です。家に引きこもっている私には、眩しいくらいの景色です。

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 行きたくて、尻のあたりがむずむずします。我が家からは、多少電車に乗りますが、乗り換えなしで行けます。

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(画像をクリックしてください。大きくなります)

 観光名所として、家族で楽しめそうです。この景色を見ていると、初夏だなあと思います。明日からは、五月ですね。

麦から滴が出るか

 高校時代の古い友人から、「『麦の滴』を読んだよ」といって、電話をもらいました。話をするのは、一年ぶりくらいです。その友人も、かつては小説を書きたいと言っていましたが、商学部を卒業して銀行員になりました。でも小説好きで、私の新刊が出ると購読してくれていました。

 そこでこの『麦の滴』というタイトルが話題になりました。『おれは一万石』シリーズでは、第一弾が杭を調達しての堤普請が話の核になりました。第二弾と第三弾は下り塩と淡口醤油を使って、高岡河岸を活性化させようとする話でした。

「だからこのタイトルで、今度は麦を高岡へ運ぶ話だと思った。でもそれだと、塩や醤油が、麦になっただけだよなあ」
 と考えたそうです。
「塩と醤油は、それぞれ趣向も展開も違うからハラハラしたけど、でもねえ……」
 三つ続くと、ストーリーに既視感が出ると言いたかったようです。
「でもそうじゃなかったから、意外性があって面白かった。最後の決着もチャンバラではなく、相場で話をつけるところが時代小説として新鮮だった」
 と言ってくれました。嬉しかったですね、そういう読み方をしてくれて。

 そもそもこのタイトル、初めに目にすると、何だという感じになります。「麦から滴など出るわけがないだろ」という話です。電話の旧友もそう思ったそうです。
「読み終わって、なるほど滴の意味が分かったよ。その滴が、主人公を救うわけだな」
 と言ってくれました。

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 たくさんの方に、読んでもらいたいです。

おれは一万石 麦の滴

 春の花が美しいこの頃です。四月もはや、中旬になりました。今月の新刊を、ご紹介します。

おれは一万石

麦の滴むぎのしずく

双葉文庫(593円+税)で、シリーズ第四弾となります。
四月・五月連続刊行の上巻に当たる物語です。

菩提寺改築!!
借金よりも怖いのが、本家が課したる分担金。
耳を揃えて納めねば、藩の面目丸潰れ!

分家の矜持をつらぬくため またもや金策に走る!!

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浜松藩井上家本家が、菩提寺である浄心寺改修のため、
それぞれ金二百両の供出を分家である高岡藩井上家、下妻藩井上家に言い渡した。
困惑する正紀と正広だが、本家の意向に逆らうわけにはいかない。
またもや訪れたこの危機をどう乗り切るのか!? 待望のシリーズ第四弾!
Amazonのデーターから


 高岡藩一万石の井上家は、下妻藩一万石の井上家と共に、五万石の浜松藩井上家の分家です。井上一門の総帥たる浜松藩の意向には逆らえません。

 井上一門の菩提寺は白山丸山にある浄心寺です。その本堂が改築されることになりました。天明の飢饉のさなかだというのにです。そこには、浜松藩江戸家老と下妻藩主の、分家二藩の世子正紀や正広に対する陰謀が隠されていました。

 若い二人は、本堂普請の奉行役を命じられますが、その前に普請の費用を調達しなくてはならないことになりました。各分家には、分担金として二百両を求められます。高岡藩の財政は、火の車です。二千本の堤普請の杭の金さえ出せなかった、逼迫した状況でした。

 しかし「出せない」とは言えません。藩主や世子は、何をしていたとなります。正紀には、廃嫡の危機が迫ります。この危機を、正紀は正室の京と共に乗り切ろうとします。
 どのような手立てを講じるのでしょうか……。

 おりしも、京は正紀の子を腹に宿しています。体調のすぐれない日々が続いていました。難事に向かう若い世子の夫婦と家臣が奮闘します。
 
 今月と来月で連続刊行となり、物語は二巻に渡って広がります。すでに発売中です。新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

春なのに

 春は温かくなって、日も伸びて、植物も芽吹き始めて嬉しい季節なのですが、花粉症の者にとっては憂鬱です。今は檜花粉が酷いですね。窓を開けて空気を入れ替えたいですが、それができません。空気清浄機がフル稼働をしています。

 そんな中で、季節の花の便りを送ってもらいました。所沢市に住む友人からです。ほんの少しの間、春を楽しむことができました。

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            陽光を浴びて、散歩をしたいですね。原稿を書く仕事をしている人は、歩くことが少なくなります。「心して散歩をしなくてはいけないよ」と、昔、大先輩から言われました。今は、本当にそうだなと思います。

 誰かと喋っていたり、動いていたり(実地踏査のときは別ですが)しては、仕事が進まない稼業です。

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 次は八重桜の御衣黄桜で、珍しい桜です。

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 皇居の桜もよかったですが、これも味わいがあります。ひととき、ほっとしました。

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プロフィール

chino17jidai

千野隆司の時代小説
【近刊書籍】

☆「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守」(小学館文庫)平成30年7月刊


【既刊書籍】

★「下り酒一番 大店の暖簾」(講談社文庫)平成30年6月刊

★「おれは一万石 無節の欅」(双葉文庫)平成30年5月刊

★「おれは一万石 麦の滴」(双葉文庫)平成30年4月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(三)」(角川文庫)平成30年3月刊

★「おれは一万石 紫の夢」(双葉文庫)平成30年2月刊

★「出世侍(五)雨垂れ石を穿つ」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年12月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(二)」(角川文庫)平成29年11月刊

★「おれは一万石 塩の道」(双葉文庫)平成29年10月刊

★「おれは一万石」(双葉文庫)平成29年9月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(一)」(角川文庫)平成29年8月刊

★「雇われ師範豊之助・鬼婆の魂胆」(双葉文庫)平成29年7月刊

★「出世侍(四)正直者が損をする」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年6月刊

★「次男坊若さま修行中・名月の出会い」(コスミック文庫)平成29年5月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意」(小学館文庫)平成29年5月刊

★「雇われ師範豊之助・泣き虫大将」(双葉文庫)平成29年4月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(三)」(角川文庫)平成29年3月刊

★「雇われ師範豊之助・家宝の鈍刀」(双葉文庫)平成28年12月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(二)」(角川文庫)平成28年11月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬」(小学館文庫)平成28年10月刊

★「次男坊若さま修行中・願いの錦絵」(コスミック文庫)平成28年9月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)」(角川文庫)平成28年8月刊

★「出世侍(三)昨日の敵は今日も敵」(幻冬舎時代小説文庫)平成28年6月刊

★「寺社役同心事件帖・富くじ狂瀾」(朝日文庫)平成28年5月刊

★「雇われ師範豊之助・瓢箪から駒」(双葉文庫)平成28年3月刊

★「寺社役同心事件帖・竹寳寺の闇からくり」(朝日文庫)平成28年3月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(三)」(角川文庫)平成28年2月刊

★「出世侍(二)出る杭は打たれ強い」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年12月刊

★「札差髙田屋繁昌記(三)兄の背中」(ハルキ文庫)平成27年11月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)」(角川文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・ぬか喜び」(双葉文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・借金道場」(双葉文庫)平成27年7月刊

★「札差髙田屋繁昌記(二)生きる」(ハルキ文庫)平成27年6月刊

★「出世侍(一)」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年6月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達」(角川文庫)平成27年5月刊

★「次男坊若さま修行中・初雷の祠」(コスミック文庫)平成27年4月刊

★「札差髙田屋繁昌記(一)若旦那の覚悟」(ハルキ文庫)平成27年3月刊

★「入り婿侍商い帖(三)女房の声」(富士見新時代小説文庫)平成27年2月刊

★「若殿見聞録(六)家慶の一歩」(ハルキ文庫)平成26年11月刊

★「入り婿侍商い帖(二)水運のゆくえ」(富士見新時代小説文庫)平成26年10月刊

★「入り婿侍商い帖(一)」(富士見新時代小説文庫)平成26年9月刊

★「神楽坂化粧暦 夕霞の女」(宝島社文庫)平成26年8月刊

★「若殿見聞録(五)東照宮、拝礼」(ハルキ文庫)平成26年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・鬼灯のにおい」(コスミック文庫)平成26年4月刊

★「若殿見聞録(四)閏月の嵐」(ハルキ文庫)平成26年3月刊

★「権現の餅-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成26年2月刊

★「若殿見聞録(三)秋風渡る」(ハルキ文庫)平成25年11月刊

★「霜降の朝-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年11月刊

★「船頭岡っ引き控・秋の調べ」(学研M文庫)平成25年9月刊

★「寺侍市之丞・干戈の檄(かんかのげき)」(光文社文庫)平成25年9月刊

★「千俵の船-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年8月刊

★「若殿見聞録(二)逆臣の刃」(ハルキ文庫)平成25年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・夏初月の雨」(コスミック文庫)平成25年4月刊

★「寺侍市之丞・打ち壊し」(光文社文庫)平成25年3月刊

★「船頭岡っ引き控・花冷えの霞」(学研M文庫)平成25年3月刊

★「若殿見聞録(一)徳川家慶、推参」(ハルキ文庫)平成25年2月刊

★「恵方の風-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年2月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・木枯らしの朝」(ハルキ文庫)平成24年11月刊

★「棒手振り同心事件帖・秋の声」(学研M文庫)平成24年10月刊

★「赤鍔の剣-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成24年9月刊

★「寺侍市之丞・西方の霊獣」(光文社文庫)平成24年8月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・初螢の数」(ハルキ文庫)平成24年7月刊

★「棒手振り同心事件帖・皐月の風」(学研M文庫)平成24年5月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」(コスミック文庫)平成24年4月刊

★「戸隠秘宝の砦 第三部・光芒はるか」(小学館文庫)平成24年4月刊

★「寺侍市之丞・孔雀の羽」(光文社文庫)平成24年3月刊

★「戸隠秘宝の砦 第二部・気比の長祭り」(小学館文庫)平成24年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・母恋い桜」(ハルキ文庫)平成24年2月刊

★「戸隠秘宝の砦 第一部・吉原惣籬」(小学館文庫)平成24年2月刊

★「湯屋のお助け人・神無の恋風」(双葉文庫)平成24年1月刊

★「棒手振り同心事件帖・初水の夢」(学研M文庫)平成23年12月刊

★「湯屋のお助け人・待宵の芒舟」(双葉文庫)平成23年11月刊

★「お寧結髪秘録・秘花二日咲き」(静山社文庫)平成23年10月刊

★「寺侍市之丞」(光文社文庫)平成23年9月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・霜夜のなごり」(ハルキ文庫)平成23年8月刊

★「湯屋のお助け人・覚悟の算盤」(双葉文庫)平成23年7月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・命の女」(学研M文庫)平成23年5月刊

★「湯屋のお助け人・桃湯の産声」(双葉文庫)平成23年3月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」(コスミック時代文庫)平成23年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・菊月の香」(ハルキ文庫)平成23年2月刊

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」(双葉文庫)平成23年1月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・残り蛍」(学研M文庫)平成22年11月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・夏越しの夜」(ハルキ文庫)平成22年8月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・恋の辻占」(学研M文庫)平成22年7月刊

★「主税助捕物暦・玄武斃し」(双葉文庫)平成22年3月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・水面の月」(学研M文庫)平成22年1月刊

★「首斬り浅右衛門人情控・安政くだ狐」(祥伝社文庫)平成21年12月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・四つの千両箱」(ハルキ文庫)平成21年11月刊

★「主税助捕物暦・鮫鰐裁ち」(双葉文庫)平成21年10月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・永代橋の女」(学研M文庫)平成21年8月刊

★「首斬り浅右衛門人情帖・莫連娘」(祥伝社文庫)平成21年7月刊

★「主税助捕物暦・紅鸞突き」(双葉文庫)平成21年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・わすれ形見」(ハルキ文庫)平成20年12月刊

★「首斬り浅右衛門人情控」(祥伝社文庫)平成20年9月刊

★「本所竪川河岸瓦版・紅の雁」(学研M文庫)平成20年8月刊

★「主税助捕物暦・怨霊崩し」(双葉文庫)平成20年5月刊

★「火盗改メ異聞・仇討青鼠」(徳間文庫)平成20年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・霊岸島の刺客」(ハルキ文庫)平成19年12月刊

★「本所竪川河岸瓦版・花燈籠」(学研M文庫)平成19年11月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学研M文庫)平成19年5月刊

★「主税助捕物暦・虎狼舞い」(双葉文庫)平成19年3月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・雪しぐれ」(ハルキ文庫)平成19年1月刊

★「本所竪川河岸瓦版・ビードロ風鈴の女」(学研M文庫)平成18年9月刊

★「主税助捕物暦・麒麟越え」(双葉文庫)平成18年4月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学研M文庫)平成18年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・鬼心」(ハルキ文庫)平成17年11月刊

★「主税助捕物暦・天狗斬り」(双葉文庫)平成17年7月刊

★「本所竪川河岸瓦版・冬花火」(学研M文庫)平成17年6月刊

★「追跡」(講談社)平成17年5月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・伽羅千尋」(ハルキ文庫)平成16年11月刊

★「主税助捕物暦・夜叉追い」(双葉文庫)平成16年10月刊

★「札差市三郎の女房」(ハルキ文庫)平成16年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・夕暮れの女」(ハルキ文庫)平成14年2月刊

★「逃亡者」(講談社文庫)平成13年12月刊

★「二夜の月」(双葉文庫)平成13年6月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉文庫)平成13年4月刊

★「北辰の剣・千葉周作開眼」(祥伝社文庫)平成10年12月刊

★「かんざし図絵」(双葉文庫)平成8年2月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉文庫)平成6年10月刊
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