千野隆司の「時代小説の向こう側」

時代小説を書く楽しみと喜び。 その裏側を……。

二冊の本

 まだまだ寒いです。今日は霙が降りました。そんな中で、二冊の新刊が届きました。ご紹介いたします。
 
 私は学生時代に、近世文学会というサークルに所属していました。そのときの先輩である、嵐義人さんの著書です。

余蘊孤抄(よ うん こしょう)

碩学の日本史余話

アーツアンドクラフツ(2500円+税)で四六判ソフトカバーです。

元歴史教科書調査官による
知られざる歴史余話

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東大寺大仏殿開眼式で、だれがどのようにして瞳を入れたのか。
「桜色」「みどりご」など伝統的な色はどのような色だったのか。
太宰府天満宮所蔵の国宝「翰苑」、元伊勢籠神社の国宝「海部氏系図」
など神社所蔵の古典籍……研究者注目の日本史余話。

 嵐さんは文部省の初等中等教育局教科書調査官をなさった後に、國學院大學神道文化学部の教授をなさいました。学術書として、興味深いものがあります。


 そしてもう一冊は、私と同じ時代小説のジャンルの新刊です。福原俊彦さんから頂戴しました。

隠密旗本

光文社文庫(720円+税)です。

人を襲う犬、謀反を企む旗本、そして赤穂浪士……。
江戸を騒がす輩は俺が斬る!


 世は元禄。公儀の手先「影廻衆」として密命を果たす旗本高鳥家の三男坊・三郎太は、ある夜、商人が犬に襲われているところに居合わせた。三郎太は柳生新陰流の豪剣で商人を救うが、背後に何者かの策謀があることに気づく。不仲の犬小屋奉行・斗真とともに、謀略を仕掛ける黒幕を追う!赤穂浪士も登場する贅沢な一冊。注目の著者、光文社文庫デビュー作品。
(bookデーターベースより)

 福原さんの小説は、一年二か月ぶりです。満を持しての執筆です。ぜひ書店で手に取ってみてください。

おれは一万石 紫の夢

 この数日、日が長くなったと感じます。梅が咲き始め、花粉が飛んでいます。寒い日が続きますが、春遠からじという気がするこの頃です。二月も中旬です。
 今月の新刊を、ご紹介します。

おれは一万石

紫の夢

双葉文庫(611円+税)で、シリーズ第三弾となります。

借財発覚!!
寝耳に水の借用証文。
返す当てなくまたもや崖っぷち!
「商」に屈しては お家は守れぬ!

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井上正紀は戸川屋からの突然の借金取り立てに困惑する。
戸川屋の娘は、謀反を企て切腹となった家老、園田頼母の妻女であり、復讐の匂いが濃いが、
藩の財政をいかに切りつめてもこの危機は乗り越えられそうもなかった……。

 大名としてぎりぎりの一万石、下総高岡藩井上家へ婿に入った正紀は、破綻寸前の藩財政に慄然とします。ときは天明七年(1787)、東北は飢饉、北関東の下野や常陸、下総は凶作といった惨憺たる状況の中でです。

 正紀は利根川沿いの高岡を、利根川水運の中継地点として活用することを考えます。前巻『塩の道』では、下り塩を高岡へ運び入れるために正紀は奮闘しました。うまくいって、ほっとしたのもつかの間、新たな問題が勃発します。

 予想もしなかった借用証文が現れて、正紀と高岡藩を追い詰めます。期限付きの、藩財政を揺るがす大金です。正紀と妻の京、家臣たちが、この難局を乗り切るために奮闘します。

 タイトルの『紫の夢』は、正紀と京の願いでもあります。どのような夢を、二人は追うのでしょうか。新刊書店でお求めの上、ご一読ください。

本ブログが、九年目になりました

 寒い日が続きます。インフルエンザもはやっていますが、体調はいかがでしょうか。

 さて本ブログを始めてから、八年が過ぎ、九年目に入りました。スタートは平成22年(2010)2月でした。月日が過ぎるのは、早いものだなあ、と思います。その間の更新は、954回でした。

 はじめの頃は、ブログへの訪問者がひとケタでした。誰が開いてくれたか分かる、といった状態でした。

 それが、お陰様で徐々に増えました。ありがたいです。時代小説に親しんでもらうために、基本的な情報をお伝えしようと思い立って始めましたが、こんなに長く続けられるとは予想外でした。

 拙著を含めた時代小説のご紹介と、思いつく江戸の情報を、書き続けたいと考えています。最初にご紹介したのは、当時の新刊
でした。

 今月の十五日に、最新刊が出ます。当時の新刊から数えて七十冊目となります。刊行と一緒に、このブログを続けてきました。今後も、気が向いたところでお立ち寄りいただければ幸甚です。

樽転(たるころ)

 神田鎌倉河岸には、豊島屋という酒屋がありました。ここの白酒は有名で、本ブログでも前に触れたことがあります。名の知れた、有名店です。

 繁盛していますから、船で運ばれた酒樽が、一日中河岸から酒蔵へ運ばれます。ですからこの店には、専属の酒樽運びの人足がいました。「樽転」と呼ばれる人たちです。四斗樽は、俵よりも運びにくいです。

 しかしここの樽転は、毎日やっていますから、樽の扱いなどお手の物です。まるで鞠のように扱ったといいます。毎日数百樽を運んでいたら、そうなるのでしょうか。

 日暮れどきになると、七、八樽を残して樽転をしている者たちは、交互に曲持ちをして通行人に見せました。

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『絵本江戸風俗往来』より

 空の樽ではありません。神社などで積み上げられているあの薦被りの酒樽です。

 誰でもできることではありませんから、通りかかった者は大喜びです。これを毎日やったといいますから、わざわざその時間になると見に行った者もいました。

 この曲芸もどきは、豊島屋の名を上げました。宣伝のためのパフォーマンスとして、人々に評価されたわけです。
 今も昔も、宣伝をするというのは、商売には欠かせないようです。

蠟梅

 先日の雪の影響は、まだまだ残っています。広い通りや大型店舗の駐車場などは、雪が端に寄せられていますが、裏通りでは固まって滑りやすくなっています。どうぞご注意ください。注意していたつもりですが、滑って転びそうになりました。

 しかし春の気配は、着実に表れてきています。雪の降る前でしたが、友人が所沢市にある航空公園の蠟梅の写真を送ってくれました。ああ、もう少しで春だなあと感じました。

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 黄色が鮮やかです。

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 地べたを見ると冬ですが、花の周りは早春です。
 こんな写真もありました。

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 私は春刊行の小説作りに励んでいます。こちらの場面と心は、すっかり春です。

快晴の朝

 昨日、東京は記録的な大雪となりました。各地で交通渋滞、各ターミナル駅は帰宅の人で立錐の余地もないといった状況でした。外出のない私は、家でテレビを見ながら、そのさまを目にしました。
 散歩には出られませんでした。

 そして翌朝の今日。雪の次の日は、定番の快晴です。雲一つありません。

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 家の近くのビルの屋上から、あたりをパチリ。

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 友人から春を感じさせる花の写真をもらっていたのですが、今日はこちらの方がよさそうで。

 どうぞ足元には気をつけてお過ごしください。今夜は冷え込むそうで、明日は残雪が凍って今日よりもたいへんかもしれません。

猫でござる(二)

 

 寒さの続く毎日です。乾燥もしています。風邪などひかぬようにご注意ください。柏田道夫さんから新刊を頂戴しました。ご紹介いたします。

猫でござる(二)

双葉文庫(583円+税)で、シリーズ第二弾です。

春から大吉!! 開運招福の時代小説
一富士二鷹三にゃんこ

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 このごろお江戸で流行るもの。女蚤取り、猫小僧。タマにニャロ吉、猫忍クロ。白猫志乃の妖術に、侍四人が倒れ伏す。愛猫さもじに別れを告げる、西郷どんの目に涙――。愉快で気ままでときどきホロリ、名前はなくとも誇りはある。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が贈る、福招く傑作時代小説シリーズ第二弾!
(データベースより)

 時代小説のカバーにしては珍しい、実物のにゃんこの写真です。唐草の風呂敷を首に巻いています。読み始めてみると、とにかく面白く、そしてしみじみとした気持ちになります。猫視点のユニークな語り口で、一気に江戸の世界に引き込まれます。

 登場人物に注がれる深い眼差しは、人の悲しみや辛さをもあばきます。ですから登場するにゃんこは、ときに冷徹でもあります。しかし中途半端ではない人間の姿が描かれていますから、読後はさわやかです。
 新刊書店でお求めの上、ご一読ください。発売中です。


シャンシャン母子

 学生時代の友人が、上野動物園のシャンシャン母子を見て来たといって、写真を送ってきました。人気沸騰中の母子です。

 抽選でしか見られません。しかも十何倍もの倍率で、当たるのは一苦労です。昨年申し込んで、一年分の運を使い切って当たったということでした。実は私も声掛けをしてもらっていたのですが、所用があって行けませんでした。

 仕方がないので、写真で楽しみました。

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 抽選で当たった人しか見学場所に入れないので、ザワザワすることもない環境でゆっくりと見られたようです。「押さないでください、止まらないでください」などという声もかかりません。愛くるしい姿が、見られたということでした。

 写真の下の黄色い丸いものは、何でしょうか……。

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 この写真にも、黄色いコッペパンのようなものが見えます。笹を食べたことによって出た、糞だそうです。

 お父さんのりーりーの姿はありません。父パンダは、育児には関わらないそうです。こちらは、抽選に当たらなくても、自由に見られるとか。別扱いです。父の存在は、人間世界と同様、母子にはかなわないのでしょうか。

カルタ遊び

 正月中の昼間、男の子は凧を上げて遊びます。女の子は、手毬や羽子板で羽根突きをして遊びました。夜はおおむね十歳以下は、男女に関わりなく、子どもたちが集まって道中双六やいろはカルタを楽しみました。

 十歳以上になると、百人一首で楽しみます。武家や寺院などでは、小倉山カルタのほかに、古今集・伊勢物語・あるいは唐詩選の律絶句のカルタをやりました。 

 ワイワイと騒ぎながら楽しみます。そうやって道中のありようやいろはの文字、意味を学びました。そして歌心を育てました。また遊び仲間との、人間関係も作られました。
 
 男女の別、年の違いを超えて、ひとときを過ごします。ルールをわきまえないと、年長者に叱られます。勝手なことをすれば、嫌われます。共に楽しむということの大切さを学び、札が取れたときの喜びを体感します。
 一人だけで味わう電子ゲームとは、趣が違いますね。

 カルタというと、まず頭に浮かぶのはいろはカルタと百人一首です。ですが元々は、伊勢物語や源氏物語からそれぞれ歌を選んで百枚一組に作って楽しんだといわれています。その中で、もっとも人気の高かった小倉百人一首が、残ったものと思われます。

 いろはカルタも、元はいろは四十八文字とは無関係に、ことわざを五十選んで拵えられたそうで、いの札が複数あって、まったくない字もありました。遊びもときをへて、整理され変容したということになります。

 とはいえ一人でやる電子ゲームより、複数でやるカルタの方が楽しいと思いますが、いかがでしょうか。

新しい年となりました

 

 


 
 新しい一年が、始まります。気持ちを新たにして、この日を迎えました。

 私は小学生のときから、ひ弱な小説好き子どもでした。勉強しろと言われても、しないで親に隠れて小説を読んでいました。中学三年のときに、井上靖の小説を読んで、もう絶対に作家になるぞと心に決めました。

 小説は、徒党を組んで書くものではない。個人の必死な努力がすべてだと、ずっと思っていました。しかし今は、少し違います。どんな仕事でも、自分一人きりでできることなどないと思っています。

 私は、たくさんの方に支えてもらって、小説家という仕事を続けさせてもらっています。まず力を貸していただくのは、版元の編集担当の方です。より良い、楽しんでもらえる小説を書きたいと願っても、自分一人がああでもないこうでもないと頭を捻ったところで、埒が明かないことがあります。

 編集者にストーリーや草稿を読んでもらって、意見をうかがいます。なるほどと思ったところは再考します。それが、お金を払って読んでくださる読者の皆さんへの、誠意だと思うからです。ベストを伝えるという考え方です。私は、担当編集者に恵まれています。

 そして仕上がった原稿は、校正者をへて製本され、営業担当者の手をへて、書店へ行きます。本を店頭に並べるのは、書店員さんです。そういう方々の手助けをいただいて、昨年は十一冊の文庫を出すことができました。

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『入り婿侍商い帖』(角川文庫)シリーズ
『長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖』(小学館文庫)シリーズ
『おれは一万石』(双葉文庫)シリーズ

 の三つは、今年も続きます。そして新たなシリーズの企画も進んでいます。どうぞご期待ください。

 皆様の新しい一年が、幸多かれとお祈りいたします。

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千野隆司の時代小説
【近刊書籍】

☆「入り婿侍商い帖 大目付御用(三)」(角川文庫)平成30年3月刊


【既刊書籍】

★「おれは一万石 紫の夢」(双葉文庫)平成30年2月刊

★「出世侍(五)雨垂れ石を穿つ」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年12月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(二)」(角川文庫)平成29年11月刊

★「おれは一万石 塩の道」(双葉文庫)平成29年10月刊

★「おれは一万石」(双葉文庫)平成29年9月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(一)」(角川文庫)平成29年8月刊

★「雇われ師範豊之助・鬼婆の魂胆」(双葉文庫)平成29年7月刊

★「出世侍(四)正直者が損をする」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年6月刊

★「次男坊若さま修行中・名月の出会い」(コスミック文庫)平成29年5月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意」(小学館文庫)平成29年5月刊

★「雇われ師範豊之助・泣き虫大将」(双葉文庫)平成29年4月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(三)」(角川文庫)平成29年3月刊

★「雇われ師範豊之助・家宝の鈍刀」(双葉文庫)平成28年12月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(二)」(角川文庫)平成28年11月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬」(小学館文庫)平成28年10月刊

★「次男坊若さま修行中・願いの錦絵」(コスミック文庫)平成28年9月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)」(角川文庫)平成28年8月刊

★「出世侍(三)昨日の敵は今日も敵」(幻冬舎時代小説文庫)平成28年6月刊

★「寺社役同心事件帖・富くじ狂瀾」(朝日文庫)平成28年5月刊

★「雇われ師範豊之助・瓢箪から駒」(双葉文庫)平成28年3月刊

★「寺社役同心事件帖・竹寳寺の闇からくり」(朝日文庫)平成28年3月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(三)」(角川文庫)平成28年2月刊

★「出世侍(二)出る杭は打たれ強い」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年12月刊

★「札差髙田屋繁昌記(三)兄の背中」(ハルキ文庫)平成27年11月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)」(角川文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・ぬか喜び」(双葉文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・借金道場」(双葉文庫)平成27年7月刊

★「札差髙田屋繁昌記(二)生きる」(ハルキ文庫)平成27年6月刊

★「出世侍(一)」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年6月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達」(角川文庫)平成27年5月刊

★「次男坊若さま修行中・初雷の祠」(コスミック文庫)平成27年4月刊

★「札差髙田屋繁昌記(一)若旦那の覚悟」(ハルキ文庫)平成27年3月刊

★「入り婿侍商い帖(三)女房の声」(富士見新時代小説文庫)平成27年2月刊

★「若殿見聞録(六)家慶の一歩」(ハルキ文庫)平成26年11月刊

★「入り婿侍商い帖(二)水運のゆくえ」(富士見新時代小説文庫)平成26年10月刊

★「入り婿侍商い帖(一)」(富士見新時代小説文庫)平成26年9月刊

★「神楽坂化粧暦 夕霞の女」(宝島社文庫)平成26年8月刊

★「若殿見聞録(五)東照宮、拝礼」(ハルキ文庫)平成26年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・鬼灯のにおい」(コスミック文庫)平成26年4月刊

★「若殿見聞録(四)閏月の嵐」(ハルキ文庫)平成26年3月刊

★「権現の餅-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成26年2月刊

★「若殿見聞録(三)秋風渡る」(ハルキ文庫)平成25年11月刊

★「霜降の朝-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年11月刊

★「船頭岡っ引き控・秋の調べ」(学研M文庫)平成25年9月刊

★「寺侍市之丞・干戈の檄(かんかのげき)」(光文社文庫)平成25年9月刊

★「千俵の船-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年8月刊

★「若殿見聞録(二)逆臣の刃」(ハルキ文庫)平成25年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・夏初月の雨」(コスミック文庫)平成25年4月刊

★「寺侍市之丞・打ち壊し」(光文社文庫)平成25年3月刊

★「船頭岡っ引き控・花冷えの霞」(学研M文庫)平成25年3月刊

★「若殿見聞録(一)徳川家慶、推参」(ハルキ文庫)平成25年2月刊

★「恵方の風-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年2月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・木枯らしの朝」(ハルキ文庫)平成24年11月刊

★「棒手振り同心事件帖・秋の声」(学研M文庫)平成24年10月刊

★「赤鍔の剣-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成24年9月刊

★「寺侍市之丞・西方の霊獣」(光文社文庫)平成24年8月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・初螢の数」(ハルキ文庫)平成24年7月刊

★「棒手振り同心事件帖・皐月の風」(学研M文庫)平成24年5月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」(コスミック文庫)平成24年4月刊

★「戸隠秘宝の砦 第三部・光芒はるか」(小学館文庫)平成24年4月刊

★「寺侍市之丞・孔雀の羽」(光文社文庫)平成24年3月刊

★「戸隠秘宝の砦 第二部・気比の長祭り」(小学館文庫)平成24年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・母恋い桜」(ハルキ文庫)平成24年2月刊

★「戸隠秘宝の砦 第一部・吉原惣籬」(小学館文庫)平成24年2月刊

★「湯屋のお助け人・神無の恋風」(双葉文庫)平成24年1月刊

★「棒手振り同心事件帖・初水の夢」(学研M文庫)平成23年12月刊

★「湯屋のお助け人・待宵の芒舟」(双葉文庫)平成23年11月刊

★「お寧結髪秘録・秘花二日咲き」(静山社文庫)平成23年10月刊

★「寺侍市之丞」(光文社文庫)平成23年9月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・霜夜のなごり」(ハルキ文庫)平成23年8月刊

★「湯屋のお助け人・覚悟の算盤」(双葉文庫)平成23年7月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・命の女」(学研M文庫)平成23年5月刊

★「湯屋のお助け人・桃湯の産声」(双葉文庫)平成23年3月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」(コスミック時代文庫)平成23年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・菊月の香」(ハルキ文庫)平成23年2月刊

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」(双葉文庫)平成23年1月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・残り蛍」(学研M文庫)平成22年11月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・夏越しの夜」(ハルキ文庫)平成22年8月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・恋の辻占」(学研M文庫)平成22年7月刊

★「主税助捕物暦・玄武斃し」(双葉文庫)平成22年3月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・水面の月」(学研M文庫)平成22年1月刊

★「首斬り浅右衛門人情控・安政くだ狐」(祥伝社文庫)平成21年12月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・四つの千両箱」(ハルキ文庫)平成21年11月刊

★「主税助捕物暦・鮫鰐裁ち」(双葉文庫)平成21年10月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・永代橋の女」(学研M文庫)平成21年8月刊

★「首斬り浅右衛門人情帖・莫連娘」(祥伝社文庫)平成21年7月刊

★「主税助捕物暦・紅鸞突き」(双葉文庫)平成21年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・わすれ形見」(ハルキ文庫)平成20年12月刊

★「首斬り浅右衛門人情控」(祥伝社文庫)平成20年9月刊

★「本所竪川河岸瓦版・紅の雁」(学研M文庫)平成20年8月刊

★「主税助捕物暦・怨霊崩し」(双葉文庫)平成20年5月刊

★「火盗改メ異聞・仇討青鼠」(徳間文庫)平成20年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・霊岸島の刺客」(ハルキ文庫)平成19年12月刊

★「本所竪川河岸瓦版・花燈籠」(学研M文庫)平成19年11月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学研M文庫)平成19年5月刊

★「主税助捕物暦・虎狼舞い」(双葉文庫)平成19年3月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・雪しぐれ」(ハルキ文庫)平成19年1月刊

★「本所竪川河岸瓦版・ビードロ風鈴の女」(学研M文庫)平成18年9月刊

★「主税助捕物暦・麒麟越え」(双葉文庫)平成18年4月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学研M文庫)平成18年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・鬼心」(ハルキ文庫)平成17年11月刊

★「主税助捕物暦・天狗斬り」(双葉文庫)平成17年7月刊

★「本所竪川河岸瓦版・冬花火」(学研M文庫)平成17年6月刊

★「追跡」(講談社)平成17年5月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・伽羅千尋」(ハルキ文庫)平成16年11月刊

★「主税助捕物暦・夜叉追い」(双葉文庫)平成16年10月刊

★「札差市三郎の女房」(ハルキ文庫)平成16年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・夕暮れの女」(ハルキ文庫)平成14年2月刊

★「逃亡者」(講談社文庫)平成13年12月刊

★「二夜の月」(双葉文庫)平成13年6月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉文庫)平成13年4月刊

★「北辰の剣・千葉周作開眼」(祥伝社文庫)平成10年12月刊

★「かんざし図絵」(双葉文庫)平成8年2月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉文庫)平成6年10月刊
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