千野隆司の「時代小説の向こう側」

時代小説を書く楽しみと喜び。 その裏側を……。

今日の朝日新聞

 今月刊の新装版『湯屋のお助け人 菖蒲の若侍』の初速が好調だという話は、双葉社で本シリーズを担当してくださっているHさんからうかがっていました。
 たくさんの方に手に取っていただけたらと思っています。

 そこで今朝の朝日新聞で、大きな広告を出していただきました。

朝日新聞2

『おれは一万石 大殿の顔』も並んでいます。
 
『湯屋のお助け人』シリーズの新装版『菖蒲の若侍』は、来月刊『桃湯の産声』と二か月連続刊行となります。
 
 未読の方は、手に取ってみてください。

高岡藩井上家の墓

 私の大学の先輩で親しくさせてもらっている『けんじさん』が、高岡藩一万石井上家の墓について、いろいろと調べてくださいました。正紀の頃は白山丸山浄心寺にあって、作中ではそのように描いています。しかし現在は、その場所にはありません。マンションになっています。

 でどこにあるかと調べ、巣鴨の染井霊園にあることが分かりました。一言に調べるとはいっても、なかなか大変です。けんじさんは史学科卒ですので、古文書も読めます。
 わざわざ行って、写真を撮ってきてくださいました。

IMG_8562

 けんじ先輩のブログで、そのあたりの詳細が、詳しく書かれています。たいへん興味深く読みました。本ブログとリンクしています。以下のものです。ぜひご覧になってください。

 中落合日乗(國學院大學元職員の日記)

 井上家は、幕府瓦解の後も残って子爵家となります。現在のご当主から、コメントも頂戴したことがありました。由緒正しい家系が続いていることに喜びがあります。
 作品を書く前は、遠い昔のお大名家でしたが、今はもっとも関心のある御家になっています。

湯屋のお助け人 菖蒲の若侍

 暑さが去って、だいぶ過ごしやすくなりました。ただ晴れ間が少ないので、爽やかな初秋の空というわけにはいきません。
 今月の新刊です。


湯屋のお助け人

菖蒲の若侍

双葉文庫(640円+税)シリーズ新装版第一弾です。

泣き寝入りなんざ、させねえ!

写・湯屋1

 七百石取り旗本の次男、大曽根三樹之助は、大身旗本小笠原監物の嫡男、正親の横暴で許婚を亡くし、剣の修業に励む日々を送っていた。
そんな彼に再び持ち込まれた縁談は小笠原家の策謀だった。
断ることもできずに出奔した三樹之助は、湯屋へ居候することになる。

bookデータベース

 本書は、平成二十三年(2011)に双葉文庫のシリーズとして刊行されたものを、加筆修正した新装版です。当然カバー絵も変わっています。第一巻が10月、第二巻『桃湯の産声』が11月と、二か月連続刊行です。このシリーズは五冊で完結になっていて、向こう一年くらいの間に、全巻刊行される予定です。

 旗本の次男坊が、わけあって江戸の湯屋の用心棒になります。湯屋に訪れる人々や、湯屋の子どもとの関わり、難事件の解決を通して、主人公は人として成長してゆきます。
 
 本日発売です。未読の方は、ぜひ手に取ってみてください。

今日の毎日新聞

 9月になりました。今日はめっきり涼しいですね。このまま涼しくはならないでしょうが、季節の移ろいを感じます。

 今日の毎日新聞朝刊読書欄に、『おれは一万石 大殿の顔』の紹介記事をインタビュー形式で載せてもらいました。このシリーズは平成29年9月にスタートして、今巻で第18巻目になります。

 7月の下旬くらいに、双葉社の応接室で、毎日新聞の記者の方とお話をしました。『おれは一万石』を書くにあたっての、作者の思いといったものを聞いていただきました。さすがはプロの記者さん、余すところなく、気持ちを汲み取っていただいています。

 毎日新聞がお手元にある方は、ご覧になってみてください。私の顔写真が大きく載っているのが、ちと照れくさいです。

 7月刊『金の鰯』、8月刊『大殿の顔』は、二か月連続刊行で、鰯から作る肥料「〆粕」が話の中心になっています。物語が展開する寛政二年(1790)は、銚子沖の鰯が不漁で高値を呼びました。

文庫の表紙3

 前に、角川文庫の表紙デザインが変わっていることについて触れました。今年六月刊の『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(一)』から、表紙デザインが変わっていた件です。

 ずいぶん前に伺っていたのですが、原稿が押せ押せで、ここに書くことができませんでした。
 
 デザイン変更の理由は、表紙の紙が六月のものから変わったということでした。ちょっと見ただけ、触っただけではよく分かりません。しかしじっくりと触ってみると、確かに微妙に変わっています。ご自宅にある方は、二冊比べて触ってみてください。

 さらに紙の変更に伴い、デザインも変更しようという話になったようです。「原点回帰」をモットーに、初期のものに寄せたデザインになったとか。ですから私が学生時代に買った角川文庫のデザインに戻ったわけです。

 インクの色も、変わりました。前のは赤っぽい特殊な色でしたが、重版などの折に印刷機によって微かに色味が変わってしまうということがあって、シンプルな色に変更したようです。

 なるほど。カバーに隠れていて見えませんが、各社、検討しながら表紙を拵えているのだなと思いを新たにしました。注視することはありませんが、製作者の思いが、変わらない文庫の表紙にもこめられています。

帰省の自粛要請

 コロナの国内感染者の数は、確認されているだけでも百十万人ほどになります。死者は一万五千人を越しました。東京だけでも、罹患者は一日に四千人を超す日が続き「制御不能」という言葉が新聞では使われています。罹っても、入院できない厳しい状況です。

 折からお盆の週です。例年なら、帰省ラッシュとなっている週です。ですが人流は抑制しなくてはなりません。このままでは、とんでもないことになると予想がつきます。そして西村大臣や小池都知事が、国民・都民に対して帰省の自粛を要請しました。行政のトップとして、当然の発言だと思います。

 ただです、聞いた方は、何だと思います。素直に聞けない気持ちが芽生えます。偉い人たちは、自分たちは屁理屈を言って、勝手なことをしているじゃあないか。それなのに辛抱している国民・都民には要求だけするのかという気持ちです。

 その様子をヤフーの記事で読んでいたら、これに関するコメントとして以下のようなものがありました。貼ります。


riz*****

 | 

1「中止の考えはない。強い警戒感を持って帰省に臨む」
2「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」
3「帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」
4「安心安全な帰省に向けて全力で取り組む」
5「コロナに打ち勝った証として帰省する」
6「(帰省は)今更やめられないという結論になった」
7「『帰省するな』ではなく、『どうやったら帰省できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います」
8「もしこの状況で帰省がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて帰省する為に僕だけじゃなく帰省を目指す国民はやってきている」
9「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」
10「我々は帰省の力を信じて今までやってきた」
11「帰省が不要不急にあたるか否かは個々の判断」

Q.なぜ自粛要請を聞かないのですか?
A.自粛していないと誤解を招いたのなら申し訳ない
Q.外出してコロナに罹ったらどうするのですか?
A.仮定の質問には答えられない
Q.あなたたちの行動で他人にコロナをうつすかもしれないのですが
A.そのようなことが起こらないように万全の体制を整えている


 コメントを読んで笑いました。偉い人たちを皮肉った落書きは、江戸の昔からあります。いつの時代も変わりませんが、その皮肉には、庶民の素直な感情がこもります。

 とはいえ、コロナがとんでもない状況になっていることは事実です。自粛してほしいですし、今は自分もするつもりです。ただ偉い人も、上記のように揶揄される発言は控えて、選挙のための帰省や、政治資金パーティーなどは自粛してほしいものです。

おれは一万石 大殿の顔

 暑いですね。コロナも酷いことになっています。どうぞ気をつけてお過ごしください。中等症まで、自宅療養だそうです。自分の身は、自分で守らなくてはいけない状況です。
 そういう中での新刊紹介です。

おれは一万石

大殿の顔

双葉文庫(620円+税)シリーズ第十八巻です。

世子と先代 共闘再び!!
面が割れたら藩消滅!?
卑劣な敵と決死の対決!


写・大殿の顔

銚子の〆粕を巡る騒動の末、わずかばかりの利益を得た高岡藩。
だが八月の参府の費用にはまだまだ足りず、正紀は再び金策に奔走することになる。
一方、小浮森蔵こと高岡藩先代藩主井上正森と正紀たちによって企みを阻止された波崎屋の主五郎兵衛と銚子の郡奉行の納場帯刀は、復讐を果たすべく、小浮の正体を探り始める――。
BOOKデーターベースより

 八十一歳の闊達な高岡藩先代藩主井上正森が、〆粕(鰯を使った肥料)関りで登場します。隠居した殿様ですから、「大殿」です。

 高岡藩の大殿は、病気療養のため高岡藩の国許にいると、幕府には届けを出しています。勝手にあちこちへ移動はできない身の上でした。しかし現実には(物語の中では)、江戸と銚子に女性がいて、〆粕商いをからめて自在に動いています。ひっそり余生を過ごしている老人ではありません

 もしこれが幕府に知られたら、高岡藩はどうなるか。隠居した爺様だから知らない、というわけにはいきません。幕府から咎めを受けます。バックにいる尾張藩でも、助けることができません。一石でも減封があったら、井上家は大名ではなくなります。

 そしてついに、正森の高岡不在を怪しむ者が現れました。それも前巻で敵となり、高岡藩や正紀に恨みを持つ者たちです。正森に領地のいてほしいと願う正紀ですが、そんな願いを聞く正森ではありません。勝手に動き回ります。

 しかし高岡にいない正森の顔を確かめられてしまったら、万事休すです。これまでとは違う窮地に追い込まれた正紀です。さて、どのようなことになるのでしょうか。

 本日発売です。ご購読ください。

おれは一万石 金の鰯

 蝉の音を聞くようになりました。梅雨明けも間近でしょうか。七月の新刊のご紹介です。

おれは一万石

金の鰯(きんのいわし)

双葉文庫(620円+税)で、シリーズ第十七巻となります。
今巻と次巻で、二か月連続刊行です。

先代藩主登場!!
不漁の陰に好機あり
〆粕を巡る大騒動
写・金の鰯

 正国のお国入りは無事済んだものの、今度は八月の参府の費用捻出に頭を抱える正紀たち。
打開策が見えぬなか、両替商熊井屋の跡取り房太郎から銚子沖の鰯が不漁だとの噂を聞かされる。
思わぬ話に光明を見出した正紀は、鰯を加工した肥料である〆粕の相場で儲けを出そうと目論むが、
銚子の干鰯〆粕魚油問屋と高岡藩先代藩主正森の意外な関係を知り――。
Amazonデータベースより

 物語は、寛政二年(一七九〇)となりました。このときの高岡藩主は、六代井上正国です。尾張徳川家から婿として入りました。この正国の舅に当たる人物が五代藩主の井上正森でした。本シリーズでは、一度も登場していません。

 この正森という方は、宝暦十年(一七六〇)に五十一歳で隠居をしました。江戸時代、五十代は老人です。隠居をしても不思議ではありませんが、この方は長命で寛政十二年(一ハ〇〇)に亡くなります。享年九十一歳でした。この時代では、取り立てての長寿と言っていい方です。

 この物語の年では、八十一歳となります。これでも長命です。おそらく、身体堅固な方だったと思われます。またこの方は養子ではなく、井上家の血筋でした。大坂加番まで務めながら、早々の隠居です。いったい何があったのか。五十一歳でも壮健ならば、まだまだやれたはずです。

 このシリーズを始めるにあたって井上家を調べたときから、気になっていました。物語の中で登場するときには、当然重い役割を果たしてもらわなくてはならないと考えていました。

 そこで今回は、二か月連続刊行ですので、この二巻を通して、正森翁に登場をしてもらうことにしました。どのようなキャラクターにするかは、ずいぶん悩みました。

 寛政二年は、松平定信が寛政の改革を進め、人足寄せ場を設置した年として知られています。これについては、拙著『
長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖』(小学館文庫)シリーズで、取り上げました。

 他に何か出来事がなかったかと調べてみると(政治的なことではなくても)、この年二月から、関東沿岸不漁のため干鰯・魚糟高値のため田畑肥料不足ということが起こっていました。
 
 銚子沖は、今も昔の鰯漁の宝庫です。鰯は食べるだけでなく、干鰯や〆粕、魚油の原材料となります。肥料として人糞以上の効果がありました。魚油は、江戸庶民の照明用の油として欠かせないものでした(菜種油は高価です)。

 この史実に、正森を絡めようという考えです。舞台は銚子です。ここからは、縦横に話を膨らませます。私の創作です。

 さてどのような展開になるのでしょうか。本日発売です。二か月連続で楽しんでいただけます。ご購読ください。

文庫の表紙2

 前に、角川文庫の表紙が変わっていることをお伝えしました。その折に、古い文庫はカバーはなく帯だけで、パラフィン紙が本体にかかっていたということを書きました。おそらく六十代以上の方は覚えていると思いますが、それよりも若い方は、記憶にないのではないかと思われます。

 それで見本になるものがないかと探したら、出てきました。老舗の角川文庫と新潮文庫です。
写・昔の文庫

 今見ると、実にシンプルです。右が角川文庫で、左が新潮文庫です。安くしたいという気持ちが、全体から伝わってきます。帯も派手な惹句はありません。タイトルと作者名があるだけです。カバー買いなど、頭にもなかったのだろうと察しられます。

 そもそも文庫は、四六判で出た単行本の名作を長く残し、廉価で多くの人に読んでもらおうという趣旨で刊行されたと記憶しています。ですから本の内容は、あえて知らせる必要がなかったのかもしれません。今の文庫本とは、状況が違います。

 ですから値段も安いです。新潮文庫は1967年版で196ページ、80円です。角川文庫は1971年版で680ページ、340円です。今ならば文庫は、安くても600円はしますね。およそ50年前ですから、こんなものでしょうか。

 角川文庫の方は、高いなあと思って買ったのを覚えています。厚い本ですから、仕方がないのですが。学内の立ち食い蕎麦屋では、かけ蕎麦が35円で食べられる時代でした。

 それで久々に取り出してみて、「あっ」と驚きがありました。角川文庫の表紙の模様です。最新のと同じです。数年くらいの間で、交互に使っているのでしょうか。作者や作品のジャンルで変えているのでしょうか。あるいは編集部の特別な事情があるのでしょうか。
 今度、担当してくださる編集部のYさんに会ったときにでも、伺ってみようと思っています。

将軍の日本史

 榎本秋さんより、新刊をいただきました。

将軍の日本史

MdN新書(891円)です。

武士の歴史700年がわかる。征夷大将軍総覧

写・将軍の日本史

 日本の歴史をひもとくと、時代を貫くひとりのキーマンの存在に気づく。それが「将軍」である。
将軍は、およそ700年間にわたって続く「武士の時代」において、天皇を凌駕する存在であり、日本の歴史そのもの、といってよい。
 本書は武士の時代といわれる、約700年にわたって日本の歴史の頂点に立った将軍たちにスポットを当てたものである。
 武士の棟梁といわれ、教科書でも習う頼朝や家康といった世の中を変えた将軍に目を奪われがちだが、実のところ、立派な人間は少なかった。政治に関心がない、男色に溺れる、敵前逃亡するなど、驚くべきエピソードをもつ将軍たちが数多くおり、とても人間くさい。
  本書で鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府で頂点に立った48人の将軍の素顔を知ってほしい。
 ちなみに、昨今のNHK大河ドラマでは将軍がキーマンとなっている。昨年の『麒麟がくる』(13代将軍足利義輝[向井理氏]・15代将軍義昭[滝藤賢一氏])、現在放映中の『青天を衝け』(15代将軍徳川慶喜[草彅剛氏])、来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(初代将軍源頼朝がキーマンで、演者は大泉洋氏)、さらに2023年の大河ドラマの主人公は徳川家康(演じる俳優は松本潤氏)と、今後もNHKの大河ドラマで将軍たちの活躍が続くため、本テーマについて読者の関心は薄れない。
 この一冊を読めば、歴代将軍たちの知識が身につき、さらにドラマを楽しむことができる。
amazonデーターより

 征夷大将軍といっても、いろいろな方がいるのだと分かります。
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プロフィール

chino17jidai

千野隆司の時代小説
【近刊書籍】

☆「湯屋のお助け人・桃湯の産声」【新装版】(双葉文庫)令和3年10月刊

☆「新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(二)」(角川文庫)令和3年10月刊

☆「出世商人(四)」(文春文庫)令和3年11月刊


【既刊書籍】

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」【新装版】(双葉文庫)令和3年9月刊

★「おれは一万石 大殿の顔」(双葉文庫)令和3年8月刊

★「おれは一万石 金の鰯」(双葉文庫)令和3年7月刊

★「新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(一)」(角川文庫)令和3年6月刊

★「出世商人(三)」(文春文庫)令和3年5月刊

★「銘酒の真贋 下り酒一番(五)」(講談社文庫)令和3年4月刊

★「おれは一万石 出女の影」(双葉文庫)令和3年3月刊

★「新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(三)」(角川文庫)令和3年2月刊

★「追跡」(講談社文庫)令和3年1月刊

★「おれは一万石 大奥の縁」(双葉文庫)令和2年12月刊

★「出世商人(二)」(文春文庫)令和2年11月刊

★「出世商人(一)」(文春文庫)令和2年10月刊

★「新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(二)」(角川文庫)令和2年9月刊

★「おれは一万石 商武の絆」(双葉文庫)令和2年8月刊

★「おれは一万石 訣別の旗幟」(双葉文庫)令和2年7月刊

★「新・入り婿侍商い帖 遠島の罠(一)」(角川文庫)令和2年5月刊

★「大酒の合戦 下り酒一番(四)」(講談社文庫)令和2年4月刊

★「おれは一万石 慶事の魔」(双葉文庫)令和2年3月刊

★「新・入り婿侍商い帖 二つの祝言」(角川文庫)令和2年2月刊

★「おれは一万石 繰綿の幻」(双葉文庫)令和元年12月刊

★「新・入り婿侍商い帖 嫉妬の代償」(角川文庫)令和元年11月刊

★「新・入り婿侍商い帖」(角川文庫)令和元年10月刊

★「髪結おれん 恋情びんだらい」(KADOKAWA)令和元年9月刊

★「おれは一万石 無人の稲田」(双葉文庫)令和元年8月刊

★「おれは一万石 贋作の謀」(双葉文庫)令和元年7月刊

★「献上の祝酒 下り酒一番(三)」(講談社文庫)令和元年6月刊

★「入り婿侍商い帖・外伝 青葉の季節」(角川文庫)令和元年5月刊

★「おれは一万石 囲米の罠」(双葉文庫)平成31年3月刊

★「入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(三)」(角川文庫)平成31年2月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」【新装版】(コスミック時代文庫)平成31年2月刊

★「分家の始末 下り酒一番(二)」(講談社文庫)平成31年1月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」【新装版】(コスミック時代文庫)平成30年12月刊

★「おれは一万石 定信の触」(双葉文庫)平成30年11月刊

★「入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(二)」(角川文庫)平成30年10月刊

★「入り婿侍商い帖 凶作年の騒乱(一)」(角川文庫)平成30年9月刊

★「野分の朝 江戸職人綴」(徳間文庫)平成30年9月刊

★「おれは一万石 一揆の声」(双葉文庫)平成30年8月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守」(小学館文庫)平成30年7月刊

★「大店の暖簾 下り酒一番」(講談社文庫)平成30年6月刊

★「おれは一万石 無節の欅」(双葉文庫)平成30年5月刊

★「おれは一万石 麦の滴」(双葉文庫)平成30年4月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(三)」(角川文庫)平成30年3月刊

★「おれは一万石 紫の夢」(双葉文庫)平成30年2月刊

★「出世侍(五)雨垂れ石を穿つ」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年12月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(二)」(角川文庫)平成29年11月刊

★「おれは一万石 塩の道」(双葉文庫)平成29年10月刊

★「おれは一万石」(双葉文庫)平成29年9月刊

★「入り婿侍商い帖 大目付御用(一)」(角川文庫)平成29年8月刊

★「雇われ師範豊之助・鬼婆の魂胆」(双葉文庫)平成29年7月刊

★「出世侍(四)正直者が損をする」(幻冬舎時代小説文庫)平成29年6月刊

★「次男坊若さま修行中・名月の出会い」(コスミック文庫)平成29年5月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意」(小学館文庫)平成29年5月刊

★「雇われ師範豊之助・泣き虫大将」(双葉文庫)平成29年4月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(三)」(角川文庫)平成29年3月刊

★「雇われ師範豊之助・家宝の鈍刀」(双葉文庫)平成28年12月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(二)」(角川文庫)平成28年11月刊

★「長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬」(小学館文庫)平成28年10月刊

★「次男坊若さま修行中・願いの錦絵」(コスミック文庫)平成28年9月刊

★「入り婿侍商い帖 出仕秘命(一)」(角川文庫)平成28年8月刊

★「出世侍(三)昨日の敵は今日も敵」(幻冬舎時代小説文庫)平成28年6月刊

★「寺社役同心事件帖・富くじ狂瀾」(朝日文庫)平成28年5月刊

★「雇われ師範豊之助・瓢箪から駒」(双葉文庫)平成28年3月刊

★「寺社役同心事件帖・竹寳寺の闇からくり」(朝日文庫)平成28年3月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(三)」(角川文庫)平成28年2月刊

★「出世侍(二)出る杭は打たれ強い」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年12月刊

★「札差髙田屋繁昌記(三)兄の背中」(ハルキ文庫)平成27年11月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達(二)」(角川文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・ぬか喜び」(双葉文庫)平成27年10月刊

★「雇われ師範豊之助・借金道場」(双葉文庫)平成27年7月刊

★「札差髙田屋繁昌記(二)生きる」(ハルキ文庫)平成27年6月刊

★「出世侍(一)」(幻冬舎時代小説文庫)平成27年6月刊

★「入り婿侍商い帖 関宿御用達」(角川文庫)平成27年5月刊

★「次男坊若さま修行中・初雷の祠」(コスミック文庫)平成27年4月刊

★「札差髙田屋繁昌記(一)若旦那の覚悟」(ハルキ文庫)平成27年3月刊

★「入り婿侍商い帖(三)女房の声」(富士見新時代小説文庫)平成27年2月刊

★「若殿見聞録(六)家慶の一歩」(ハルキ文庫)平成26年11月刊

★「入り婿侍商い帖(二)水運のゆくえ」(富士見新時代小説文庫)平成26年10月刊

★「入り婿侍商い帖(一)」(富士見新時代小説文庫)平成26年9月刊

★「神楽坂化粧暦 夕霞の女」(宝島社文庫)平成26年8月刊

★「若殿見聞録(五)東照宮、拝礼」(ハルキ文庫)平成26年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・鬼灯のにおい」(コスミック文庫)平成26年4月刊

★「若殿見聞録(四)閏月の嵐」(ハルキ文庫)平成26年3月刊

★「権現の餅-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成26年2月刊

★「若殿見聞録(三)秋風渡る」(ハルキ文庫)平成25年11月刊

★「霜降の朝-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年11月刊

★「船頭岡っ引き控・秋の調べ」(学研M文庫)平成25年9月刊

★「寺侍市之丞・干戈の檄(かんかのげき)」(光文社文庫)平成25年9月刊

★「千俵の船-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年8月刊

★「若殿見聞録(二)逆臣の刃」(ハルキ文庫)平成25年7月刊

★「へっつい河岸恩情番屋・夏初月の雨」(コスミック文庫)平成25年4月刊

★「寺侍市之丞・打ち壊し」(光文社文庫)平成25年3月刊

★「船頭岡っ引き控・花冷えの霞」(学研M文庫)平成25年3月刊

★「若殿見聞録(一)徳川家慶、推参」(ハルキ文庫)平成25年2月刊

★「恵方の風-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成25年2月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・木枯らしの朝」(ハルキ文庫)平成24年11月刊

★「棒手振り同心事件帖・秋の声」(学研M文庫)平成24年10月刊

★「赤鍔の剣-駆け出し同心・鈴原淳之助」(双葉文庫)平成24年9月刊

★「寺侍市之丞・西方の霊獣」(光文社文庫)平成24年8月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・初螢の数」(ハルキ文庫)平成24年7月刊

★「棒手振り同心事件帖・皐月の風」(学研M文庫)平成24年5月刊

★「密命同心轟三四郎・水底二千両」(コスミック文庫)平成24年4月刊

★「戸隠秘宝の砦 第三部・光芒はるか」(小学館文庫)平成24年4月刊

★「寺侍市之丞・孔雀の羽」(光文社文庫)平成24年3月刊

★「戸隠秘宝の砦 第二部・気比の長祭り」(小学館文庫)平成24年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・母恋い桜」(ハルキ文庫)平成24年2月刊

★「戸隠秘宝の砦 第一部・吉原惣籬」(小学館文庫)平成24年2月刊

★「湯屋のお助け人・神無の恋風」(双葉文庫)平成24年1月刊

★「棒手振り同心事件帖・初水の夢」(学研M文庫)平成23年12月刊

★「湯屋のお助け人・待宵の芒舟」(双葉文庫)平成23年11月刊

★「お寧結髪秘録・秘花二日咲き」(静山社文庫)平成23年10月刊

★「寺侍市之丞」(光文社文庫)平成23年9月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・霜夜のなごり」(ハルキ文庫)平成23年8月刊

★「湯屋のお助け人・覚悟の算盤」(双葉文庫)平成23年7月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・命の女」(学研M文庫)平成23年5月刊

★「湯屋のお助け人・桃湯の産声」(双葉文庫)平成23年3月刊

★「密命同心轟三四郎・空飛ぶ千両箱」(コスミック時代文庫)平成23年3月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・菊月の香」(ハルキ文庫)平成23年2月刊

★「湯屋のお助け人・菖蒲の若侍」(双葉文庫)平成23年1月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・残り蛍」(学研M文庫)平成22年11月刊

★「蕎麦売り平次郎人情帖・夏越しの夜」(ハルキ文庫)平成22年8月刊

★「槍の文蔵江戸草紙・恋の辻占」(学研M文庫)平成22年7月刊

★「主税助捕物暦・玄武斃し」(双葉文庫)平成22年3月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・水面の月」(学研M文庫)平成22年1月刊

★「首斬り浅右衛門人情控・安政くだ狐」(祥伝社文庫)平成21年12月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・四つの千両箱」(ハルキ文庫)平成21年11月刊

★「主税助捕物暦・鮫鰐裁ち」(双葉文庫)平成21年10月刊

★「へっぴり木兵衛聞書帖・永代橋の女」(学研M文庫)平成21年8月刊

★「首斬り浅右衛門人情帖・莫連娘」(祥伝社文庫)平成21年7月刊

★「主税助捕物暦・紅鸞突き」(双葉文庫)平成21年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・わすれ形見」(ハルキ文庫)平成20年12月刊

★「首斬り浅右衛門人情控」(祥伝社文庫)平成20年9月刊

★「本所竪川河岸瓦版・紅の雁」(学研M文庫)平成20年8月刊

★「主税助捕物暦・怨霊崩し」(双葉文庫)平成20年5月刊

★「火盗改メ異聞・仇討青鼠」(徳間文庫)平成20年4月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・霊岸島の刺客」(ハルキ文庫)平成19年12月刊

★「本所竪川河岸瓦版・花燈籠」(学研M文庫)平成19年11月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学研M文庫)平成19年5月刊

★「主税助捕物暦・虎狼舞い」(双葉文庫)平成19年3月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・雪しぐれ」(ハルキ文庫)平成19年1月刊

★「本所竪川河岸瓦版・ビードロ風鈴の女」(学研M文庫)平成18年9月刊

★「主税助捕物暦・麒麟越え」(双葉文庫)平成18年4月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学研M文庫)平成18年1月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・鬼心」(ハルキ文庫)平成17年11月刊

★「主税助捕物暦・天狗斬り」(双葉文庫)平成17年7月刊

★「本所竪川河岸瓦版・冬花火」(学研M文庫)平成17年6月刊

★「追跡」(講談社)平成17年5月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・伽羅千尋」(ハルキ文庫)平成16年11月刊

★「主税助捕物暦・夜叉追い」(双葉文庫)平成16年10月刊

★「札差市三郎の女房」(ハルキ文庫)平成16年1月刊

★「霊岸島捕物控・新川河岸迷い酒」(学習研究社)平成15年10月刊

★「霊岸島捕物控・大川端ふたり舟」(学習研究社)平成14年7月刊

★「南町同心早瀬惣十郎捕物控・夕暮れの女」(ハルキ文庫)平成14年2月刊

★「逃亡者」(講談社文庫)平成13年12月刊

★「二夜の月」(双葉文庫)平成13年6月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉文庫)平成13年4月刊

★「札差市三郎の女房」(角川春樹事務所)平成12年6月刊

★「北辰の剣・千葉周作開眼」(祥伝社文庫)平成10年12月刊

★「逃亡者」(講談社)平成10年12月刊

★「二夜の月」(双葉社)平成9年7月刊

★「永代橋、陽炎立つ」(双葉社)平成8年7月刊

★「かんざし図絵」(双葉文庫)平成8年2月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉文庫)平成6年10月刊

★「かんざし図絵」(双葉社)平成5年3月刊

★「浜町河岸夕暮れ」(双葉社)平成3年8月刊
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