今日カレンダーを見てふと息をついた。





7月31日。2026年もあっという間に





折り返し地点を過ぎている。





そして来月の30日には、





私も49歳の誕生日を迎える。 





いよいよ40代最後の1年、





未知なる50代へのカウントダウンの始まりだ。





「50歳になれば、自分が生まれてきた意味がわかる」





そんな言葉をどこかで聞いたことがある。





思えば若い頃はひたすら「足し算」の人生だった。





10代、20代は新しい出会いを貪欲に求め、





自分を高めようと必死だった。





29歳で独立を決意し会社を立ち上げて





がむしゃらに走り続けたあの頃は、





手に入るものはすべて抱え込もうと、





常に肩に力が入っていたように思う。





しかし、49歳を目前にした今、





人生のフェーズが少しずつ





「引き算」へとシフトしているのを





肌で感じている。





手に入れることよりも手放すこと。





無駄を削ぎ落とし、





本当に大切なものだけを残していく作業だ。





これからは誰と残りの時間を





共有するかがすべてになる。





妻の嘉子と過ごす穏やかな時間はもちろんだが、





仕事においても同じだ。





ただ闇雲に広げるのではなく、





心から信頼できる顧客や、





付き合うべき人を





しっかりと選んでいく時期に来ているのだろう。





「自分の時間には限りがある」





最近そんな当たり前の事実が、





妙にリアルに胸に迫ってくる時がある。





この49歳という年齢は、





少しずつ忍び寄る「老い」を静かに受け入れ、





次なるステージへ向かうための





準備期間なのかもしれない。





織田信長が





「人間五十年」と謡った時代から考えれば、





私たちはこれから、





人生の「ボーナスステージ」に突入するわけだ。





これまでに手に入れたもの、





支えてくれる周りの人たちへの





感謝を忘れずに生きていく。





肩の力を抜き身軽になって





ボーナスステージを楽しむことこそが、





成熟した大人の男の姿と言えるのだろう。





残りの40代を存分に慈しみながら、





来るべき50代を笑って迎え撃ちたいと思う。