夜勤明け、待合室の新聞を交換。昨日(26日)の朝刊各紙にあらあら目を通していたら、毎日新聞の第一面に、
「福岡沖玄界地震 規模M7未満と解析」
という大見出しが。東京大学地震研究所や防災科学技術研究所の解析で、20日の「福岡・佐賀県で震度6弱を観測した地震」は、実際はマグニチュード6・4〜6・6程度であると推定されることがわかった、というのである。小泉首相も、このあたりの報告を受けて、なんだ、たいしたことないじゃないか、と単純に思ったわけだろう。
しかし、これで「福岡・佐賀県民こりゃひったまがった地震」はいよいよ気象庁の「命名基準」を満たさない地震、ということになった。新聞各紙が適当に名前をつけて報道している、ということだったので、ちょっとチェック(病院は全国紙3紙、地方紙1紙をとっている)。
朝日新聞……福岡沖地震
毎日新聞……福岡沖玄界地震
讀賣新聞……福岡県西方沖地震
西日本新聞…福岡沖地震
玄界島の惨状にも鑑み、福岡沖玄界地震がもっとも適当か。しかし、佐賀や長崎(長崎県でも震度5以上の地震というのは、一世紀以上なかったものである)の立場がないな。そもそも、そのあたりの物的・人的被害(負傷者は両県あわせて11人だったか)が僅少だったため、中央報道各社の眼中にない、という感がある。
地震より一週間、当病院施設の不具合は続く。22.5立方メートルの容積がある受水槽、地震の揺れでか、流入水量調節フロートが破損、古い設備であるため、部品が県内施設業者に在庫なく、奈良県のメーカーから取り寄せなければならなかった。届いたら届いたで、また別のところの経年疲労が見つかる。揚水ポンプが低い位置にあるため、盛大にオーバーフローさせると、ポンプが冠水してオシャカになる危険性が大。で、定期的に元栓を人手で開閉しなければならない。もちろん、夜間も。そう、事務施設管理夜間当直員は、文字通り徹夜勤務であったわけだ。