2005年04月04日

ひらのあゆ『ラディカル・ホスピタル』第1巻

 「1日2500平方センチメートル片付け計画」、遅遅として進まず。
 その原因のひとつとして、崩落した本の山から「発掘」されたものについつい読み耽ってしまう、ということが挙げられる。大掃除の畳み上げ、敷いてあった古新聞をつい読んでしまうのと同じだね、って、そんな大掃除、寮生活時代以後、やっていない。そもそも、今の住居、畳敷きの2階部分(6畳+4畳半)は使っていない。

 で、作業を阻害するものとなっているうちの一冊が、表題の『ラディカル・ホスピタル』第1巻。総合病院の外科病棟を舞台とするギャグ4コママンガ(と分類して可?)。1999年の連載開始以来、静かな人気を呼んで(?)、現在単行本は8巻まで刊行。連載開始時期はちょうど中西が病院勤めを始めた頃と一致し、その医療現場の描写の正確さ(作者は検査技師の経験あり、とも聞いた)といったことも理解できて、いっぺんにはまってしまったものである。現在芳文社の中綴じ4コママンガ誌『まんがタイム』系列諸誌に並行連載中で、さすがに購読はしていない(メインの『タイムオリジナル』は表紙コレクションしたいところだが)が、大概コンビニで立ち読みし、ひらのあゆ特集号は必ず買い、単行本も既刊は揃えている、が、部屋中に散逸してしまっていて、最新刊しか「手元」になかったものである。その第1巻が、地震発生後初めて帰宅したとき、「紙層」の表面に露出していた。

 作者のひらの氏は(その人と知らず、読んでいたとあとから気付いたのだが)、『宇宙戦艦ヤマト』『沈黙の艦隊』などのパロディ同人誌(個人誌)活動歴も長く、『ラディカル・ホスピタル』連載開始時には、達者な、安定した画風をものにしていた(と思う)。しかし、連載が長期化すると、さすがに多少はタッチの変化がある。それを、久しぶりに第1巻を手にして、再確認した。キャラクターはやや丸っこく(コマによって頭身が変化することもある。ただ、〔現〕師長のみ、今に比べて若干細めなのがおかしい)、描線はこころもち太い(画材が変わったか?)。

 キャラクターの描き分けも、当初からほぼ完璧、その個々人の印象は変わらず今日まで維持されているが、中西のもっともお気に入りであるところの関口ナース、コマによっては前作『星のズンダコタ』のラーメン屋の怪力娘がちょっと入っている感じが。

 『ラディカル・ホスピタル』ネタ、今後も頻出することになります。

 

Posted by chinzeidaisyougun at 23:13│Comments(0)TrackBack(0)

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