宮城谷昌光 草原の風 読書ガイド、「担当記者のおっかけ日記」
雑誌で光武帝特集
戦史に詳しい隔月刊誌「歴史群像」(学研)の6月号(5月6日発売)で気になる記事を見つけました。「徒手空拳から遂げた天下一統の覇業」との副題のもとに組まれているのは全13ページの「漢王朝中興の祖 光武帝」特集。
人物の偉大さに比して日本での知名度が低いことを嘆き、後漢王朝の「黄巾の乱直前までの経済的文化的繁栄は、光武帝の創業と守成の成功に拠っている」と、業績を紹介していきます。南陽劉氏一族の系図や挙兵語の劉氏の動きが分かる図も豊富で、皆さんの参考になるのでは。
日本の戦国武将や第二次大戦の戦記の記事が大半の雑誌で、劉秀=光武帝の特集が載ったのも、「草原の風」がひと役買っているのではと想像しています。
(2010年5月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/sougen/diary/20100507.htm
担当記者氏、「草原の風」連載開始が呼び水になったと推測しているが、それはない。10年近い執拗な私の働きかけと、記事のネタ切れが結びついての偶然。企画決定・執筆依頼は2月になってからだったが、編集長以下雑誌『歴史群像』関係者も私も、誰一人として讀賣新聞を読んでいなかった(笑)。
『歴史群像』最新号(6月号)の内容は、以下のサイトの当該ページで確認してください。
歴史群像−学研デジタル歴史館−「雑誌歴史群像」
http://rekigun.net/magazine/
「第3特集」だから表紙にはタイトルが出るだけかと思ったら、光武帝の肖像まで載せてもらえているよ、ありがたいことこの上なし。