飯塚市のピアノ教室　チッペンデールのblog:リトミック指導カレッジ第4回

2016年12月01日

リトミック指導カレッジ第4回

今年最後のリトミック指導カレッジでした。石黒聖菜先生とお教室で即興がお得意な先生がおみえになって、2歳さんのお話をお聞きしました。

聖菜先生の息子さんがもうすぐ2歳で、ご家庭での様子を交えながらとても楽しくお話を進めて行かれました。お母様としてのお顔と先生としてのお顔とが交差する時間でした。

2歳さんは1歳さんに比べて飛躍的に色々な機能が発達する為、自己主張が始まる時期なんですね。何でも自分でやりたがるのでそれをまずは認めてあげることがとても大切なのだそうです。

そうやって安心感・心の安定を覚えたら、自制心を養う為の言葉かけも重要になって来る様です。“それやったらコレね”“それ飲んだら最後だよ”など、承認してからお約束へと発展させることが大切なのだそうです。

今日もお教室の2歳の生徒さんのDVDを見せて頂きながらのお話でしたが、やはりどうしてもお利口さんや賢い子に目が行きがちなことに対して、そうではないんですよと穏やかな笑顔で説明されます。

石黒加須美先生が仰る「見えない学力」の大切さを今一度じっくりとお話されました。自分で自分をコントロールする力、自分でやり遂げる力等、点数で表すことのできない力が人生を歩んで行く上で何より大切なことだと私も最近良く思います。

感性の豊かな子どもにする為には年長さんまでの様々な経験や言葉かけや遊びが必要で、それはお家の中でどういう風に過ごすかにかかって来るそうです。幼いお子さんをお持ちのお父様やお母様は、1番大切な時期なんだという認識を持つことが大切だと思います。

聖菜先生の優しい笑顔に包まれた2時間の講座があっという間に終わりました。聖菜先生の言葉かけはとても素敵で素晴らしくて、藤原先生と同様、言葉を頂いて帰るといった感じです。

今日もみっちりプリントに書き込みをしました。それでも落とした言葉がたくさんあるので、少々悔しかったり勿体無かったりの心境です。

あと6回でどこまで学べるのかなと興味が湧きます。いつか私のレッスン室にやって来るかもしれない小さな存在を想像しつつ、頑張ってお勉強しようと思います。