著者サ行 レビュー

2011年02月26日

フェルマーの最終定理

気がつくと読んだ書籍のレビューを全然してない事に気がつきました。

本は読んでるのに、なんとなんと一月は一冊も書いてないやん。という訳で慌てて
お薦めのこの一冊。

サイモン・シン氏著の「フェルマーの最終定理」です。

まさか数学なんてチンプンカンプンのボクが楽しめると思ってもいなかったのに、
ノンフィクションのこの作品とても楽しめました。

数学界の最大の謎、300年間何人もの数学の天才、巨人たちが挑み敗れた、
誰も解いた事のない「フェルマーの最終定理」。

その最大のナゾと10歳の時にアンドリュー・ワイルズは出会い、遂に証明する事に
成功するまでを数学の歴史、数々の偉人たちとのエピソードと絡めて語る傑作です。

数学なんてこの世の中のなにに役立っているかわからないと思いの方!
(ボクがそうでした)考え方が改まりますよ。

数学なんて小難しくて苦手っていう方にこそ読んでいただきたいです。


蛇足ですがこの著には最終定理の証明は載ってはいません。
百何十ページもある論文で、とうの数学者ですら完全に理解できる
人は何人しかおられないそうですよ。



chirakasi8796 at 18:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月17日

チャイルド44 下

トム・ロブ・スミス氏の「チャイルド44 下」読了しました。

舞台はスターリン体制下のソ連。事件は幼児連続殺人事件ともっと読後感が悪いかと
心配してたのですが、以外や希望を感じさせる明るいものでした。

それより、驚きはこの話はまったく絵空事ではなく、元ネタになった連続殺人事件が
実際にソ連であった事で、1978年から90年にかけて、
十二年間に五十二人もの少年少女を強姦し殺害したアンドレイ・チカチーロ事件
それです。

もちろん、こんな長期間にわたり犯人が逮捕されなかった理由は
「政治的に正しい国には連続殺人犯は存在しない」とのわけのわからない
国政のせいです。

この物語はあのリドリー・スコット監督で映画化が決定しているらしいので
映画も楽しみですね。



chirakasi8796 at 18:53|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2010年07月03日

チャイルド44 上

トム・ロブ スミス氏の「チャイルド44 上」読了しました。

スターリン体制下のソ連。

かの地で起こる連続幼児殺人事件。しかし事故や冤罪など事件は不当な処理を
されます。
なぜなら偉大な革命を成し遂げた理想の国家ソ連には表向き「犯罪は存在しない」から。
話半分としても怖ろしい体制重視、そして密告国家ソ連。

ところでこの小説、世界27ヵ国で翻訳されてるのにロシアでは発禁らしいです。
あの国、今現在でもホントに自由と人権守られてるの?




chirakasi8796 at 13:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年06月06日

いまひとたびの春

SFマガジン7月号掲載、菅浩江さんの“いまひとたびの春”読了しました。

この“お化粧”シリーズ。今回はアンチエイジングがテーマ。
総合アンチエイジング技術のおかげで外見は25歳に若返った花苗。
実年齢を偽り、新たな生活を暮らしている花苗の複雑な心境描写は
菅さんならでは。

太古編との繋がりも明確になってきて次回編も期待大です(^.^)



chirakasi8796 at 09:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月23日

コントローロ

SFマガジン4月号掲載、菅浩江さんの“コントローロ”読了しました。

美容+医療を謳っているコスメディック・ビッキーがついに男性向け化粧品
“コントローロ”を発表します。

しかし、その発表会で事故が!これは事件かそれとも…

今回はミステリー仕立てかはたまた情報戦か。

このシリーズもクライマックスにむかって佳境に入って来ました。
次回も楽しみです。



chirakasi8796 at 21:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)