ちとせ館

(あしたもよろし ゆうべもよろし)

雑学

あばよ

人を選ぶ言葉だなあと思う。

周りを見ても、似合う人がいない。
この人の口から出たら笑っちゃうなあと、想像するだけで笑っちゃう。

やっぱ、石原裕次郎さんかな。


日本の言葉や習慣を、丁寧に解説。
これは、日本人の足元。

トウガラシの文化誌

トウガラシの文化誌
トウガラシの文化誌

寒いね〜。

そんな時は辛いものでぽかぽか。
子供の頃はひたすら避けてたこのトウガラシが、大人になったらなんて旨いのか。
料理の中で主菜となったのを見たこと無いこの食材に、なぜ執着するのか。

トウガラシのことをもっと知りたい。
そんな探究心を満足させてくれる本。
著者はインド生まれ。
インド人もビックリ〜。

『唐辛子羽根をつけたら赤蜻蛉』

タバスコ

タバスコは有名なペッパーソース。
スパゲティには欠かせない…
と思っているのは日本人だけというのは、けっこう驚き。

言われてみれば、タバスコはアメリカで、パスタはイタリアだ。
同様の理由で、ピザにタバスコというのも日本人限定だったらしい。
少しずつその使い方は認知されつつあるという話だけど。
ちなみにイタリアで辛味調味料といえば、トウガラシを漬け込んだオリーブオイルとのこと。


hakusanfuuro

白山風露の葉が赤くなってました。
蔵王の初冠雪、今年は平年より一ヶ月くらい早いです。
ホットカーペット、出しました。

桜の来た道

桜の来た道―ネパールの桜と日本の桜 (染郷正孝)

ネパールにはヒマラヤザクラという種類があって、秋に咲くんだって。
熱海にこれが植えられてて、11月下旬に花ひらくと書いてある。
ネパールのビレンビラ国王から贈られたもの。
知らなかった。
桜=日本ってイメージが沁みついてたけど、改めて世界中を見ないと井の中の蛙になっちゃうね。

“ほぼ日”に『桜前線2011』というページがあって、読者が自分が見つけた桜の写真を送ってくる。
開くと日本地図が出てきて、桜のマークが地図の南のほうからだんだん北へ広がっていく。

今まではそれだけ見ていたんだけど、「−」マークをクリックして地図を広げて見たらすごい。
ヨーロッパもアメリカもあるじゃありませんか。
遠い国だと思ってたところが、急に親しみわいてお隣さんみたい。(笑)

sakuramochi

『三つ食へば葉三片や桜餅』
(高浜虚子)

福島や仙台も咲いたそうだね。
こちらはまだ。
来週くらいになりそう。
もう咲いたところで写真をアップしてくれてるブログを見ながら、おやつに桜餅。

これ、葉っぱをどうするかが大問題。
葉っぱまで食べるか。
葉っぱは取って残すか。

よそで「どうぞ」と出されたものは全部食べる。
でも、自分ひとりの時はぺりぺりとはがして食べたい。
わざわざ食べられるように桜の葉を加工してくれた人に悪いとも思うんだけどね。
破れてうんと苦労することもあるんだけどね。
これが私の好みだから。

作家のおやつ

作家のおやつ (コロナ・ブックス)
作家のおやつ (コロナ・ブックス)

三島由紀夫みたいに、「作家は食をあれこれ語るべからず」という姿勢の人もあり。
ダンディな作家はおやつなんて食べないのかなと思ってたけど、この本によると書斎の本棚に煎餅とカボチャの種を常備していたらしい。
なんだ〜。
言わないだけで食べてるのね〜。

そうかと思うと、自分の作品の中にふんだんに食べ物を登場させる人もいる。
この土日は、藤田まこと版の『剣客商売』を1からずーっと観ていた。
改めて池波正太郎さんの食に対するこだわりはすごい。
柿の皮をどうしたらおいしく食べられるかとか、熱く語るんだ。
あと向田邦子さんとか、食べ物をおいしく書ける作家は好きだな。

作家じゃないけど、私のおやつ。

詰め合わせ

もみじ饅頭♪

こんなに色々な味が出てたんだね。
抹茶が、んま〜いです。

生もみじ

“生もみじ”

普通のカステラみたいな生地と違って、生はお餅みたいな感じ。
もにゅもにゅっと食べるの。
名物にうまいもの無しって聞くけど、このもみじ饅頭はおいしいわなあ。

そんなこんなで、ふと思う。
来週、ブラックフォーマルを着る予定…ちゃんと着れるかな??

そしたらやっぱり。
ウエスト、笑ったらホックが飛びそう。
まあ法事だからそんなに笑わない…よね。
だから、よし。(笑)

大江戸美味草紙

大江戸美味草紙 (SPコミックス)
大江戸美味草紙 (SPコミックス)

村上もとかさんの『JIN』からはまった江戸時代、知れば知るほどおもしろい。
自分たちが当たり前として享受しているあんなこと、こんなもの、ここから始まってたんだ!という目からうろこの快感。

ところで「目からうろこが落ちる」って日本のことわざとして定着してるけど、元は聖書からなんだってね。
新約第九章、目の見えない男の目から鱗のようなものが落ちて目が見えるようになったという。
私これ、ずっとキリストがしたことだと勘違いしてた。
そしたら、この男(パウロ)を盲目にしたのがキリスト、見えるようにしたのがアナニアというキリスト教徒。
あれ?そういう話なの?…って。(笑)

江戸の食文化を主軸に、庶民の生活、しきたり、吉原の風俗などを漫画形式で紹介。
しっかり者のおかみさんに頼りきりの、ぐうたらな江戸っ子があちこちうろうろ。
おいしいものを求めて行くこともあるし、いやいや行ったところでおいしいものに出会うこともあるし。
食べたい、食べた〜い!と騒ぎながら読むのがよし。

江戸っ子と言えば、初物食い。
野菜の促成栽培技術も開発されて、「もやし物」と呼ばれた。
今みたいにビニールはなかったから、障子で囲んで中で火をたくです。
もやしはニラレバ炒めに入れるあれじゃなくて、「萌やし」ね。
茄子とか、すごく喜ばれたって話が入っている。
高く売れるからそっちに夢中になって米作りがおろそかになるといけないって、禁止令まで出たそうな。

アスパラガス

ただいま我が家も初物ラッシュ。
露地栽培ものが次々できてます。
アスパラ、ほうれん草、水菜、さやえんどう。

いろんな料理があるけど、まずは何もつけないでひとくちパクッ。
この瞬間が至福。

次に塩。

★特価★ クレイジーソルト 113g
クレイジーソルト

これがいいです。
化学調味料を使わず、岩塩とハーブのみ。
クレイジーソルトって名前を聞いて、気が狂ったように食べちゃうのかなと思ったけど、よく見たら“Crazy”じゃなくて“Krazy”だった。
あなたに夢中、キッチンを楽しく、って想いをこめているらしい。
野菜でも肉でも魚でも、これ少し振るだけでメチャうま。

でも元々、旬の野菜の持ってる力も大きいんだろうな。
緑の甘さ。
いい季節であります〜。

珈琲

堀口俊英さん、珈琲に憑かれた男。
たくさんの著書があるけれど、その中で写真がきれいでそんなに難しくない一冊。

horiguchi

珈琲で、今までけっこう気になっていたことがあるんだよね。
それは、店で出される時の取っ手の位置。
右だったり、左だったりしない?
ある時、他のテーブルのコーヒーカップを注意して見ていたら、「その店の位置」ってものがあるらしい。
右にする店はみんな右。
左にする店はみんな左。
なんで?

そしたら、この本に書いてあった。
取っ手が左なのがイギリス式、右なのがアメリカ式って。

それ以上のことは書いてなかったから、さらに自分で調べてみたら、砂糖が関係しているらしい。
左に取っ手があると、右手でスプーンを持って砂糖を入れる時にカップを押さえやすい、とか。
アメリカは、右利きの人が右手で取っ手を持って飲むから、合理的、とか。
なるほどね〜。
店員が無頓着で左右バラバラなわけじゃなかったんだ。(笑)

dazai

弘前の知人が、誕生日だからと贈ってくれました。
太宰治が通った喫茶店『万茶ン』の珈琲。

前に私が「この喫茶店、行きたいなあ」「太宰が飲んだ珈琲、味わってみたい」と言ったのを覚えていてくれたんだね。
プレゼントは何でもうれしいものだけど、ほんとにうれしいのはこういうもの。
私がふと言った言葉を、何カ月、何年って心の片隅に置いといてくれたってことだもの。

くっきりした苦味。
少し雑味があります。
でも、大事に一口ずつ飲みたくなる強い魅力がある。
店で出してもらって、連れとおしゃべりしながら飲む珈琲もいいけど、自分で淹れてひとりで黙って味わう珈琲が好き。

「女には、二十九までは乙女(おとめ)の匂(にお)いが残っている。しかし、三十の女のからだには、もう、どこにも、乙女の匂いが無い、というむかし読んだフランスの小説の中の言葉がふっと思い出されて…
中年の女の生活にも、女の生活が、やっぱり、あるんですのね。」(太宰治『斜陽』)

三十どころか、四十、五十、六十になっても、女には乙女の匂がいくらでも涌いて出るわよ。(笑)

不滅のダークヒーロー

バルタン星人―不滅のダークヒーロー (COSMIC MOOK ウルトラマンシリーズ)
バルタン星人―不滅のダークヒーロー (COSMIC MOOK ウルトラマンシリーズ)

だいたいにおいて、ダークヒーローが好きなんであります。
光あるところに影がある。

この本は、kensukeさんに教えてもらいました。
当時のことをちゃんと知ってる人にインタビューして、きちんと仕上げた感じになってます。
初代のバルタンがなぜハサミを上にあげたポーズが多いかという話がおもしろかった。

これをぱらぱら読んでて、「あ、来年の年賀状はウルトラマンでどうかな」と思った。
娘が「いつも干支を気にするのに、いいの?」と言う。
ふっ、まだまだじゃのう。

ウルトラマンがトランペットを吹いてるとか、どう?
で、バックにリトラが飛んでる。

ウルトラ怪獣シリーズ53 リトラ(S) ファイヤーリトラver.
ウルトラ怪獣シリーズ53 リトラ(S) ファイヤーリトラver.


でも、ここでふと我に返る。
画力がない。
だいたい、トランペットってどんな形だっけ?
私が描くと、ちくわ食べてるウルトラマンもどきになりそう。(笑)

電話応対のルールとマナー

電話応対のルールとマナー (ビジネスいらすとれいてっど)
電話応対のルールとマナー (ビジネスいらすとれいてっど)

ここ数日、電話が多い。
「家庭教師いかがですか?」
「教科書準拠の教材です」
などなど。
そろそろ学校が期末テストの時期だからかな。

ゆうべも続けて3件。
それも簡単に引き下がらないタイプ。
さすがにげんなり。
やっと切って、時計を見るともう9時過ぎてる。
もう今日はないだろうと思ってほっとすると、切るのを待ってたようにまた電話っ!

温厚で楚々とした私もさすがに怒るぞ〜、とドスのきいた低い声で「はい」と出る。
我ながら、不機嫌丸出しの声。
「おかあさん、おれ」

私の息子は今、お風呂に入っているぞ。
私を「おかあさん」と呼ぶのはオレオレ詐欺か、あるいは…「Nくん!」
大学時代の友達で同い年なんだけど、なぜか当時からずっとそう呼ぶのだ。

「声、恐いよ。どーしたん?」
「いやいや、実はかくかくしかじか」

気をつけましょう。
電話は誰からかかってくるかわかりませんで。
取る前から決め付けないように。

ああ、彼の抱いてた私の優しいイメージが壊れてしまったでしょうか。
でも、恐い声でも一発で私とわかったんだから、とっくに本性バレてる?

wildstrawberry

『舌の根に深入りしまま蛇苺』
(久保純夫)

世界一おいしい火山の本

世界一おいしい火山の本―チョコやココアで噴火実験 (自然とともに)
世界一おいしい火山の本―チョコやココアで噴火実験 (林信太郎)


娘が学校の宿題プリントをしているのを、横で見てたです。
理科の火山のテストだった。

問題のひとつにこんなのがあった。
「火山の内部にある、岩石がとけて液体になったものを何と言う」

「溶岩!」と頭の中で答えた。
そしたら娘は解答欄に「マグマ」と書く。

溶岩とマグマって、どう違うの??
マグマは、アースが生んだ…☆\(- -;

地下のがマグマで、地表に出ると溶岩って呼ぶんだって。
へえ〜。
同じ人なのに、いる場所によって「時代屋だんぞうさん」って呼んだり「丹さん。」って呼んだりするのと同じかな。

昔に習ってるはずなのに、すっかり忘れてることに軽くショック。
なんだか理科のお勉強をしたくなって、図書館に行って見つけたのがこの本。

林信太郎さんは、火山学者。
余暇の趣味は、お料理。
そして発見したのは、噴火と料理という一見何も関係ないものが、実はたいへんよく似たものだったということ。

マグマの粘り気の強弱と溶岩の流れやすさを説明するのに、中農ソースとトンカツソースを使う。
チョコレートとココアを使って、地割れを再現する。
牛乳で火砕流実験をする。
コンデンスミルクでカルデラを作る。

そんなこんなの、楽しい実験の数々。
実験の後は、食べ物を無駄にすることなく食べたり飲んだりのフォロー付き。
おもしろおかしく、美味しくお菓子く、火山について知ることができる。

火山の厳しさや恐さをわかりやすく伝えるために、ガメラによる渋谷壊滅と、雲仙普賢岳の噴火の被害の比較もあり。
怪獣より、自然のほうがよっぽど恐いものだ。

そしてもうひとつ、林さんが伝えたいことは、火山の優しさや恵みなんだろうな。
頭を雲の上に出している富士山、満々と水を湛えた榛名山のカルデラ湖など、美しい写真も載っている。
温泉も火山があるからこそのものだね。

楽しく学んで噴火にそなえる本。
児童書のコーナーにあったけど、大人が読んでもおもしろい。


peridot

これも火山の恩恵なんだって。
ペリドットという宝石。
真っ赤な溶岩が、こんな緑色を生み出す不思議。

なかまがわかるよ、花のかたち

なかまがわかるよ、花のかたち (江川多喜雄)

花のこと、お勉強というほどでもないけど、ちょっと知りたいな…という時。
分厚い植物図鑑もいいけど、子供向けのこんな本もオススメ。

ちゃんと言うと“科名”。
わかりやすく言うと、なかま。
植物はたくさんあるけれど、それぞれ全然バラバラじゃなくて、仲間分けができるからやってみてごらん。
…という本。

mame

mame2

マメの仲間はわかりやすいよね。


azami

夏が過ぎ 風あざみ♪
薊は何の仲間?

kuri

栗!

…じゃない?

戦国武将への大質問

daishitsumonホントはどうなの?戦国武将への大質問―コトの真相から、意外な顛末まで70の謎を解く(歴史の謎研究会)


学校で歴史の授業中、先生の脱線話がおもしろかった。

家康が駿府城にいる頃、漬物が塩辛かった。
それはなぜか、とか。
いい塩梅にすると女中たちがたくさん食べる。
塩辛ければ少しで済んで倹約になるから、という台所頭の意向によるものらしい。

試験には出ないよね。
でも学校を卒業してみると、覚えているのはこんなことばっかり。
そんな話だけ集めている楽しい本。続きを読む

身近な野菜のなるほど観察記

身近な野菜のなるほど観察記(稲垣栄洋)

農業をやってる人が読むような本かなあと思って手に取った。
ところがぎっちょん!
よかった。
よかったよかった。
すごくよかった〜。続きを読む

ニッポンの名前

ニッポンの名前―和の暮らしモノ図鑑

食べる。
装う。
住まう。
祈る。

その中にある物の名前の由来を知る本。
しんさんに教えてもらいました。続きを読む

日本の折形

日本の折形(おりがた)―贈る心を形にかえて

大掃除をしていて、きれいな紙がたくさん出てきたの。
お菓子の包み紙だったり、結婚式の席次表に付いてた和紙だったり。
捨てるのもったいないからって、とっておいたんだね。
結局、使わなかったんだ。

何かに使えないかなあと考えて、お年玉袋を作れないかな?って思った。
この本を見たら、載ってたから。続きを読む

時計の針はなぜ右回りなのか

時計の針はなぜ右回りなのか―時計と時間の謎解き読本

時の研究家、織田一朗さんの本。
ほんとは「時々研究家」って肩書きにしたかったとか。
会社勤めの傍ら、時々は研究するってことで。
そう書いて雑誌社に渡したら、誤字だと思われて「時の」って直してくれたそうな。
確かに、そっちのほうがわかりやすいかもね。
「時間」や「時計」についての雑学集。続きを読む
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