ちとせ館

(あしたもよろし ゆうべもよろし)

少女漫画

エピソード9



再開した『ベルサイユのばら』、これで完結だそうです。
エピソード1を見た時、正直ぎょっとしました。
あの美しかった線が、見る影もなく。
それが回を重ねるごとに洗練されていって、昔の勢いを取り戻してます。
昔取った杵柄なんて言葉があるけど、そんな簡単なものではないですよね。
どれだけ苦しんだのでしょう。

内容は、今までのエピソード編の中で、一番好きです。
ジェローデルがポーの一族になっていたのは、驚くより笑っちゃったけど。
池田理代子さん、先日の宝塚公演の千秋楽にいらしたとか。

さて、『ポーの一族』のほうは5月から連載再開予定。
昔と絵柄が変わったけれど、これは「進化」だと思います。
わくわく♪

To the bus stop

Presented Moto Hagio

モーニング

「モーニングからのお年玉読み切り」ということで、22ページの短編が載ってます。
もうこの年になるとお年玉なんてもらえないと思ってたけど、こんなうれしいこともあるんだね。

『バス停まで』
震災で住めなくなった両親の家。
東京に住む息子が、避難中に他所で亡くなった父親の遺骨の欠片を埋めに来る。
帰りたかった場所に。

淡々とした描写と、極限まで削った説明。
読み手が心の中で繋げて膨らませて、萩尾望都さんの想いに近づく。
近づけば近づくほど、もう泣けて泣けて。
悲しみと希望の天秤、少しずつでもよい方へ動きますように。

アラミス'78



農業+かーちゃんというと、理想とするのはこの漫画の主人公・杏子のお母さま。
手拭で姉さん被り、背中に竹かご。
たまに杏子のところへ来ては、野菜をどさどさと置いていく。
クールでビューティー。

実際は暑くて汗まみれになっちゃうんだけどね〜。
とてもあんなに涼やかではいられないよ。


tomato

今の時期はトマトの収穫。
ヘタまで赤くします。

子供の頃の夏、冷蔵庫もなくて井戸水で冷やしたの。
あの美味しさ、記憶の中で美化されすぎたのか、なかなか出会わない。
でも、こうするとちょっと近い。

春の夢



キラキラです。
タイトルも帯も銀色。
カバーを取ると、中には銀色のエドガーたち。
メリーベルの髪の色ですね。

それにしてもすごい連載でした。
特に最終回のジェットコースター感は半端なかったです。
しかもまだ続きが予定されているという嬉しいお知らせ付き。

ホーリーヘッドから船でフランスへ。
じゃ、パリ…だね。



同じ場所?
同じ時代?

これは冬のお話。
「春が来れば」

どこかでつながるでしょうか。
“花うさぎ”でファルカが踊ってたりして。

6年ぶりの新刊



やっとやっとヤットデタマン♪

思わず懐かしいアニソン歌っちゃうほど待ちましたよ。
カーラ教授。

今回は、バーナム効果について。
思えば、レナード現象なるものを知ったのも、川原泉さんの漫画だった。
知識の泉だよね。




書店で合わせて買ってきた雑誌。
川原泉大特集。

運が良いといいね。
楽しいといいね。
幸せだといいね。

『甲子園の空に笑え!』の広岡さんの言葉が好きだ。
(ボロボロの野球部員に声を出さずにかけている言葉)
川原さんの漫画には、この言葉がずーっと流れているように思う。

右手を怪我されたとか。
でも、このインタビュー記事を読んだら、途中になっている弓道のお話を完結させること、その次の作品の構想などが出て来て、ほっとした。
次の新刊が何年後になっても、待ってます。

ときめきの最前線



くらもちふさこさんの作品を読む時は、牛になることにしている。
蛇みたいに丸呑みでは消化しきれない。
ルーメン、蜂の巣胃ではまだまだ。
葉胃で「うーむ」となって、アボマズムでやっと「おお」となる。
それでも消化しきれなくてわからなかったところは、受け手である自分に足りない部分があると思っている。
消化液が薄いのか、咀嚼が少ないのか。
そこで無理して読み込まない。
しばらく本棚に戻して手に取らない。
何かで「そういえば」と読み返した時に、「あっ」とわかることもある。

角田光代さんの話だったと思う。
小学生の時に叔母さんからもらった『星の王子さま』がつまらないと捨てた。
高校生になって、友人が勧めてくれた本を読んですごいと思い夢中になったが、どこかで読んだ覚えがある。
思い出してみると、小さい頃に叔母さんがくれた『星の王子さま』だった。

本の内容は同じなのに、読み手の成長だったり老化だったり(笑)、色々な要因で感じ方が変わるものなんだよね。
時間も大切。
もちろん、一読ですべてわかって感動できれば一番いい。
でも、それもなんだかつまらないような気がする。

手塚治虫文化賞マンガ大賞の受賞、おめでとうございます。
中条省平委員のコメントがすてき。

http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/2017prize/comments.html

この方が推す他の作品も読みたい。

庭はみどり川はブルー



短編4つ。
『秋日子かく語りき』
『ロングロングケーキ』
『庭はみどり川はブルー』
『水の中のティッシュペーパー』

『庭はみどり川はブルー』は、若くして亡くなった母親が幼い娘に憑依して、夫や赤ちゃんのそばで暮らすという話。
思いはあれど、それに見合う体がないかなしさ。

みどり色というと思い出す。
あの母親は、今は遠くで穏やかだろう。

月山

GW、いいお天気続き。
遠くの山の白さが少しずつ消えていくのに比例して、茶色く枯れていた手前の木々が緑色に染まっていく。
そんなふうに、何かが無くなっても別の何かが別のところに生まれてきたり見つかったりするんだろうな。

雪りんご

道の駅「おおえ」に、雪りんごを買いに行ってきました。

旬の時期に採っておいたりんごを、ずっと雪の中に埋めておき、新鮮さを保ちながら糖度を上げていくというやり方。
雪の冷たさから自分を守ろうと、りんごはきゅっと身を引き締め蜜を作っていく。

「小太郎、りんごむいてあげよう。どれがいい?おまえの一番すきなのとってごらん」
…は『ロングロングケーキ』で亡くなった母親が言うセリフ。


次は『恋はニュートンのリンゴ』を読もう。
大島弓子さんの漫画は、季節の変わり目に読みたくなる。

0504

あたたかいというより暑いから、その座布団カバーは洗濯したい。
庭は茶色から、みどり色になったよー。
グリーンかブルーのさらっとしたカバーに替えようよー!

(気に入っているので、お気遣いなく)by砂月

March goes out like a lamb



天童市が聖地なんですって。
将棋の駒の生産が日本一ってことだからかな。

映画の後編で対局シーンを山形で撮影したこと、天童市の人間将棋が作中に出てくることから、大友啓史監督と主演の神木隆之介さんが舞鶴山に来てました。

舞鶴公園

人間将棋当日はすごい人出。
終わった今はそれほどでもなく、ゆっくり桜が眺められます。
数年前までそれほど整備されてない公園で古ぼけていたけど、山に登る道や噴水まわりや、とにかく色々きれいになりました。
ふるさと納税が好調なおかげでしょうか?
『3月のライオン』の限定ノベルティとか人気だったと聞いてます。

私の祖父は将棋がうまくて、よく縁側で指していたものです。
私も教わったのですが、なかなかうまくなれず相手にはなれませんでした。
私に合わせてはさみ将棋をしてくれた祖父の笑顔を思い出しつつ、公園を歩いてきました。

覚えてる?

flowers

思い出を呼んでみてた。

美しい表紙です。
『ポーの一族』の載った月刊フラワーズ2017年3月号。

40年ぶりの新シリーズ再開となった2016年7月号は、手に入れるのにすったもんだ。
この号から、定期購読にしましたよ私。
雑誌の定期購読なんて、絶対しないと思ってたのに。

でも、前後編の読み切り予定だったのが、なんと連載になったとのこと。
エドガーたちとこれから何回も会える。
幸せです。

早く続きが読みたい。
でもそれは、最終回に一歩近づくことでもあり。
終わってほしくない。
でもでも読みたい。
幸せのジレンマ、楽しいです。(笑)

萩尾望都さんと同じ時代に生まれてよかった。
リアルタイムでずっと追いかけてこれたことに感謝。
そしてこれからも、萩尾望都さんが描いてくださるなら、ずっと読者でいたいと思うのでありました。

それに来月号から、吉田秋生さんの『海街diary』も始まる。
楽しみ楽しみ。

あと、グレゴリ青山さんの漫画も好きだな〜。
(好みの絵柄の傾向がわからない、とはよく言われる)

モーメント 永遠の一瞬

フィギュアGPシリーズが終わっちゃいましたね〜。
放送はすべて録画、少なくとも2回ずつは観てる。
今もBS朝日がついてる。(笑)

ファイナルの羽生くんの演技を見ていたら、「これぞモーメントだ!」と思って、引っ張り出したのがこれ。


モーメントというのは、心奪う永遠の一瞬という意味がある。
「すごく感動的なものに出合ったり、恋をしたりしたとき、時間がゆがんで消えてしまう。それまで見ていた風景の彩度が急に上がるような体験です」

ひとりの少女がフィギュアを始め、紆余曲折を経てオリンピックのリンクに立つ。
これ読むと、演技の点数とか所属する国とか関係なくなる。
リンクの全ての選手を応援したくなる。

槇村さとるさんのスケートものは、これで3作目。
どんだけ好きなんでしょ。
それ全部読んでる私も相当だと思うけど。(笑)

10月の少女たち


3人の少女を主人公にした短編が3つ。

男の子と初めてのキスをしたいトウラ。
突然同居することになった同級生に振り回される真知子。
付き合っている彼からプロポーズされて迷うフライシー。

10ページに満たない作品に、少女の複雑な感情がぎゅーっと詰まっている。
萩尾望都さん初期のものだけれど、ほんとすごい。
10月に読みたい本、ナンバー1。
ただ、何で10月の設定でなければいけないのか、何十回読み返してもわからない☆\(-_-;)

「つまんねえ本ばっかしおまえ読んでるな。どうせならアシモフ、ヴォークト、スペースオペラだ」
行(こう)が言う。
真知子は「スペースオペラだと!?死ね!」と反発する。
そして、あっけなく同居が終わった日、行が忘れていったハインライン。
「読んでみようかな」と真知子。

ここんところが好きでね〜。
どんなにいい本でも、嫌いなやつの勧めたものなんか手に取らないのが少女というもんであります。

その当時、ヴォークトは読んだことなくて探しまくった。
こんな素敵なお話を描く人のオススメなら、絶対読んでみたいと思って。

暑く感じる日も、寒いような日もある10月。
気まぐれな空。
少女の気持ちみたいだね。

そして11月になったら読みたい本ナンバー1は、もちろんこれ。


クーベルチュール


イケメン兄弟ショコラティエのチョコレート専門店は大人気。
でも、ちょっと暇なのは夏場。

そういえば、今年の夏はひとつもチョコレートを買って食べなかった。
年々食べる量が減ってきているみたい。

晴れてるけど涼しい。
すっかり秋だね。
こんな日は、たまにチョコレート食べたくなる。

今日は、セプテンバーバレンタインという日らしい。
ホワイトデーから半年目。
女性から別れ話を持ち出してもよい日。
そういうのわざわざ決めなくても〜と私は思うけど。
きっかけが欲しい人もいるのだろう。

そしてもうひとつ。
メンズバレンタインデー。
男性が女性にチョコレートではなく下着を贈って愛を伝える日。
うわ〜、いらないと私は思うけど。
そういうの欲しい人もいるのだろう。

あ、もしかして・・・
男性が贈った下着が気に入らなくて喧嘩になってお別れなんて・・・

チョコレートのほうがいいな。
久しぶりに買いに行こうか。

リアル・クローズ


けなげに生きてる女性が好きです。


書きたいことはいろいろあれど、今はぎうぎう。
ほとんどをネットが繋がらない場所で過ごしてて。
WiMAX、使ってみようかな〜。

nekonote

猫に大事なのは毛並み。

海月姫


この漫画の中に、クラゲの水族館が不人気で閉館になってしまう話が入っている。
クラゲ大好きな主人公は、自分の好みは特殊なんだと孤独を感じる。

でもですね。
クラゲに特化することで閉館の危機を乗り越えた水族館があるのです。

kamo

以前、このブログでも紹介したことがある加茂水族館。
子供達が小さいころは海水浴といえば湯野浜で、ついでにアイスクリームを食べに寄ってたものです。
その時は古い建物とスカスカの館内で、寂しい感じがした。
(正直、いつつぶれてもおかしくないと思ってたですよ)

去年リニューアルして、クラゲドリーム館と名前もハイカラになって、行列のできる水族館に変身。
行列嫌いだけど、今回はがんばって行ってきました。

mizukurage

ほわ〜、きれいです〜♪
展示方法が工夫されてて、わくわくドキドキ。
明るく楽しく幻想的な、素敵な水族館になってました。

最初に、『海月姫』ではマスコット的存在のタコクラゲがお出迎え。
真田幸村が大阪夏の陣で使ったアカクラゲ。
夏っぽいユウレイクラゲ。
虹のように輝くシンカイウリクラゲ。
などなど、クラゲ展示としては世界一。
直径5メートルの円形水槽に泳ぐ2千匹のミズクラゲのライトアップは圧巻。

soft

そして、前に来た時はクラゲアイスしかなかったメニューが増えてる。
クラゲソフトクリーム。
まわりにふりかけてあるゼリーみたいなのは、クラゲ。
クラゲは味しないので、食感を楽しむものだね。
クリームとろとろ、クラゲむにゅむにゅ。
おもしろい。

何度も来たいと思える素敵な水族館…なんだけど…
問題は駐車場。
混んでるから停められないことがあるのは仕方ないとして。
運よくいい場所に停められても、というか、いい場所ほど車に被害がある。

umineko

このコたちの生息域だから、白い落し物から逃れられない。
入館料だけでなく、洗車代も行楽費用に入れておきましょ。

花に染む

漫画には、一回読んでストーリーがわかればそれでいいのと、わかってなお何度も読み返すのがある。
これは後者。



最新刊が出て読んでいるうちに、「この場面の元になる話が、確か前の巻に…」とか「ここで言ってるシーンは『駅から5分』の中に…」とか探して、何度も何度も最初から読み返している。
いつも言ってることだけど、くらもちふさこさんのエピソードの組み立ては神業だ。

それにしても、陽大は『はみだしっ子』のグレアムに似ているような気がする。
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