女優、樹木希林さん。
自立した女って彼女の事だと思う。
内田裕也なんて最悪の亭主との離婚を選択しない姿勢は、普通は理解しがたい。大女優で経済力が有りながら、足を引っ張られるだけの亭主に、なぜ、別れないのか?
「籍を入れた責任。」その重さ、覚悟の強さを語っていた。娘さんへの責任感も感じた。夫婦は別れれば他人だけれど、娘さんと内田裕也の血縁は切れない。娘さんを父親の恥から守るためにも、妻の立場で泥をかぶり続ける・・・。
素晴らしいお母さんだと思った。
もちろん、内田裕也の人間性に対する一かけらの愛情も感じた。今はどうあれ、一度は心底愛した人なんだと思う。
妻として、母として、ぶれない堂々とした姿勢。尊敬します。

最近、結婚しない人、すぐ離婚する人が多すぎる。責任を持つこと、覚悟する事、継続する事、多くの義務から逃げている。これは、「生きる」から逃げている事と同じ。成人になろうとしない粗末な人生観だと思う。
結婚する事は幸福になる事とは確かに限らない。ただ、子を持ち、親として社会の中で生きてみないと解らない感覚がある。政治や社会とのコミュニケーションへの考え方が変わる。未来を案じる気持ちや、期待感も変わる。命に対する考え方、生き方も変わる。結婚し、親となり、家庭を創り、子孫に伝承する事。それが人間として健康的な生き方。古いとか新しいとかではない、普遍的な形。
臆病に成らないで欲しい!命あるものとして生まれてきて、人間として男として女として、当たり前の結び付きを避けて人生を終えないで欲しい。
健康な人生が、健康な社会を創り、健康な子孫につながる。人生を終える時、幸せな達成感があるはず。

樹希希林さんが、自分や内田裕也さんの終末に何を語るか何を語らせるか・・・。その時に自分の人生の評価が出来るような事を言ってらした。
私も自分の人生の評価を死ぬ瞬間までとっておきたい。それまで、後悔しないよう一日一日頑張らなければ・・・!な~んて、根性が欲しい!!!