2004年07月

2004年07月21日

網野菊随筆集の帯を森茉莉が

大阪の貸本喫茶ちょうちょぼっこより。
ちょうちょぼっこ日誌の6月18日分。
古本屋で網野菊の『随筆冬の花』(三月書房)
を購入したとあり、以下引用。

なんといってもこの帯には森茉莉のことばが書かれている。
私はこの本の中で楽しい、またどこか哀しい、いい時間を過ごした。
と。

森茉莉が帯を書いた随筆集、いいなあ。
網野菊は森茉莉より3つ上の明治33年生まれ、
『随筆冬の花』は昭和37年発行。ちょうちょぼっこ日誌によると
「彼女の文章は当事者といういうより一歩引いた目線で物事を描写している」
とあって森茉莉と同年代でもあるし、ああああちょうちょぼっこさんに読みに行きたい。

貸本喫茶ちょうちょぼっこは、本好きな4人が本を持ち寄って
お茶を飲みながら本を読めるスペースを作ったのだそうです。
私はまだ見てないのですが、雑誌ku:nelの9月号でも紹介されてます。

※追記 ku:nelには森茉莉の本を置いた書棚の写真も
掲載されていました。

chiwami403 at 20:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月19日

読みたい本の増えたサイト

森茉莉及び関連する言葉で検索していて
よくお見かけしたのが、foujitaさん作成のA Moveable Feast
の日々雑記です。現在ははてなダイアリーの日用帳で更新されてます。

たとえば、森茉莉も文章を寄せている昭和9年8月号の
『演芸画報』を購入していたり →こちら

森茉莉の本を読んでオムレツを作る森茉莉の夢を見た、
という殿山泰司『JAMJAM日記』の文章を紹介していたり。→こちら

戸板康ニのまとめページも作っておられます。すごすぎる。
シ ブ い 本 ● 戸 板 康 二 ダ イ ジ ェ ス ト

歌舞伎と落語と古書と美術の生活を羨ましいと思いつつ、
自分の読書の狭く浅いことを反省したので、あった。
影響されて、獅子文六『飲み食い書く』、殿山泰司の『JAMJAM日記』、
戸板康ニの人物評伝を購入せり。読みたい本他多数。

chiwami403 at 21:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月18日

新解さんとズクニュー

手持ちの新明解国語辞典第四版を見ると
「ズクニュー」はしっかりと掲載されていたので、あった。

ずくにゅう ヅクニフ【ずく入】
太っていてなんとなく好感の持てない、坊主頭の人。


あと、幸田文の随筆のどこかにもズクニューのことが書いて
あったように記憶しているが、文庫本をめくってみたが見当たらず。
「ずくにゅう」と書いていたような。


新解さんの謎

chiwami403 at 09:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月15日

ズクニュー記念館

『コドモノクニ』をデジタル保存している子ども図書館の建物は
「明治39年に帝国図書館として建てられ、昭和4年に増築された」
とあります(開館にあたり新たに改修・増築した部分もあり)。

当時の木の窓枠や、扉の「おすとあく」の金属プレートなど
見ものでございます。「おすとあく」はかなり個人的趣味ですが。

先日、ぱらぱらとめくっていた『ベストオブドッキリチャンネル』で
園遊会でズクニューの黒田清輝に会った話を読み返し(277頁)
すっかり忘れてたから初めて読むような感動を覚えたのでありました。

初代院長・森鴎外のあとを受けて帝国美術院の院長に就任するなど、
パッパ鴎外ともご縁があったズクニュー。

子ども図書館の2軒お隣は、ズクニュー記念、もとい
黒田記念館でございます(木・土曜午後だけ開館・入館無料)。
以前行ったときは、ドッキリチャンネルのことを忘れていたので、
改めてサイトでズクニュー画伯の写真を拝見したら、つい笑いが。

(子ども図書館前にいた猫)
子ども図書館と猫

(黒田記念館入口)
ズクニュー記念館

chiwami403 at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月12日

完全版 ♪杏の葉っぱは〜 By北原白秋

何でも検索してみるもんだなあ。Google様、ありがとう。

葉っぱっぱ

1
杏の葉っぱは杏の香がする。
蜜柑の葉っぱは蜜柑の香がする。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ。

煙草の葉っぱっも葉っぱっぱ。
山椒の葉っぱっも葉っぱっぱ。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ。

2
いばらの葉っぱにゃお針がついてる。
花の無いの葉っぱは花のよに咲いてる。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ。

緑の葉っぱっも葉っぱっぱ。
真紅な葉っぱっも葉っぱっぱ。
 それでも葉っぱは葉っぱっぱ。

北原白秋ですか。
お恥ずかしながら文学部なのに全然知らなかったよ。
最初は「葉っぱ」だったのを後で「葉っぱっぱ」に変えたそうです。
タイトルで検索すると、音楽や楽譜をダウンロードできる所もあった。



YATTA!

chiwami403 at 22:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月11日

ジャックが目白で読んでたコドモノクニ

『記憶の絵』の「目白時代」でジャックが読む絵雑誌の

杏の葉っぱは杏の香がする、それでも葉っぱははっぱっぱ 

とか、よくもまあ覚えてるもんだなあ、と思ってたのですが
5月5日の日本経済新聞文化欄に、鷹見本雄さんによる

絵雑誌の情趣 童心弾ます 
◇祖父が出がけた大正創刊の「コドモノクニ」を研究◇


という記事が掲載されてました。
鷹見本雄さんは、絵雑誌『コドモノクニ』の出版元、
東京社(現・アシェット婦人画報社)の編集責任者だった
鷹見久太郎の孫で、コドモノクニの研究家です。
以下、参考になりそうな点を一部抜書きします。

1922年(大正11年)に創刊された『コドモノクニ』は
鈴木三重吉の『赤い鳥』と並ぶ近代児童雑誌と評されている。
大正に入ると児童雑誌の創刊が相次いだが、『コドモノクニ』は
オフセット五色刷りの大判厚紙の絵雑誌で、当時としては異例に
豪華だった。価格は他誌の倍以上の50銭。発行部数は最盛期で2万部。

『コドモノクニ』に寄稿した詩人、画家、作曲家は六百人にのぼり
岡本帰一、武井武雄、竹久夢二が絵を描き、野口雨情、北原白秋
が詩を作り「あの町この町」「兎のダンス」などの童謡も掲載された。

『コドモノクニ』は国立国会図書館によりデジタル化され、
国際子ども図書館で閲読できるようになった。その一部は
同館のホームページでも公開されている。→絵本ギャラリー コドモノクニ

以上抜書き終わり。

サイトを見た限りでは、「ムッキイはどうして偉い勇士です」
は見つからなかったけど、岡本帰一の絵もあり当時の雰囲気に浸れます。
森茉莉が目白にいた時代(=1923年〜25年)のを図書館で探せば
「缶のミルクがとよ、とよ」も見つかる、かもしれない。

chiwami403 at 14:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月10日

森茉莉同盟に加入

森茉莉浪漫館の姫崎さんがやっていらっしゃる
森茉莉同盟に加入しました。

森茉莉同盟 

バナー貼ってなくて(試みたが出来なかった)すみません。
しかもちゃんとしたサイトじゃなくてblogですが。


chiwami403 at 23:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月08日

明治44年丸善ベエラムの広告

ちなみに、前出の明治44年広告にあるベエラムの値段は下記の通り。

大瓶(一ポンド入り) 金九拾五銭
中瓶(八オンス入り) 金五十銭
小瓶(四オンス入り) 金三拾銭

広告の絵は、『ベストオブドッキリチャンネル』の表紙に
いるような黒猫が2匹横向きに向かい合い、2匹のしっぽが
輪っかになっていてその中にベエラムの瓶があるという
オシャレなものであります(瓶のデザインは私が見たのと同じ)。


chiwami403 at 22:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月07日

歌手のマリーさん手作りのベイラム石けん

Google検索で見つけた、Le mirroir de Marie(マリーの鏡)
というサイトの日記の2004年5月16日分から引用。

今日仕込んだのは、“ベイラム石けん”。
ラム酒に月桂樹やシナモン、オレンジを漬け込んで作る、
クラシックなアフターシェーブの香りを付けた、素敵な一品。
これをミツルさんのヒゲ剃りに、マリーのシャンプーに、また顔
や身体を洗ったりと、惜しみなく使う。


「ミツルさん」はマリーさんのご主人で漫画家さんです。
この後、丸善ベエラムについての疑問が続くのですが
当blogを見ていただくことで解決(?)いたしました。

それはさておき、手作りのベイラム石けん(レシピがおいしそうだ)。
『石けんのレシピ絵本』という本に作り方が出ているとのことで、
確かに目次に「クラシックなひげ剃りのためのベイラム石けん」とある。

養毛剤を髭剃りに使うのか??と疑問でしたが
ベエラムについて書いたときに引用した明治44年広告
「ベーラムは一名をふけ取り香水と〜」の最後、引用しなかった部分に

又、髭剃り後に塗布せば極めて爽快を感ず。

とあって、なるほどと納得した。
サイト管理人のマリーさんは、シャンソン歌手で、
かつては漫画家 しりあがり寿の有限会社「さるやまハゲの助」
の総務担当だったそうで、かっこいいなあ。


石けんのレシピ絵本

chiwami403 at 21:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉 

2004年07月04日

丸善ベエラムの写真

丸善と森茉莉についての文章(4月19日分に転載)
には、丸善ベエラムの写真も掲載されました。

撮ったのは私ですが、丸善株式会社で所蔵している商品なので、

個人の日記サイトであっても、ネット上に掲載するには許可が必要

とのことで、わたくし個人の三文判ハンコ押して
申請書を提出して許可を得てまいりました。

そういうわけで、
私的利用の範囲を超えて、印刷、ダウンロード、
転載、転送等の二次的な利用はしないで下さい。

(と注意を呼びかけるよう丸善さんから言われている)。

個人サイトへの転載は私的利用の範囲を超えるそうなので
 サイトにこの画像を出したい人は丸善に申請書を。

 このblogへのリンクはフリーです。

(丸善株式会社所蔵 禁・無断転載)
丸善ベエラム

chiwami403 at 22:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)森茉莉